943 :z-xp03 :sage :2007/06/21(木) 19:39:37 ID:5k/rQz41(6)
アーニャがはるばる日本までやって来た、その上わざわざ自分達が合宿しに来た海まで。
すぐに連れ戻すようなことは言っていたが食事に誘われてお泊り決定。
初めての日本食や露天風呂に感動しながらネギとの再開を心の奥でとても嬉しく思っていた。
その上とある人物と小動物(ハルナとカモ)の陰謀でその日の夜を二人で一緒に過ごすことになった。
「はぁ~、日本もいいものね、ネギ。」
「でしょ?よかった、アーニャにも気に入ってもらえて。」
浴衣姿で窓の外の夜景を見ながら向かいあい、お茶を飲みながら話す二人。
先ほどまでいいんちょうやまき絵が騒いでいたが、そこら辺は明日菜と刹那、木乃香が上手くなだめてくれた。
静かな部屋で互いの修行のことを話しながら笑う二人。
先ほどは口げんかに発展してしまったが、今はそんなことは無く、楽しそうに会話する。
「へぇ~、その学園祭っていうの楽しそうね。」
「まぁ・・ちょっと訳があって大変なことの方が多かったけどね・・。」
「ふ~ん、でもよかった。修行順調そうで・・。」
「アーニャこそ、元気そうでよかった。」
ネギのその言葉と笑顔に風呂上りとか関係なく思わず頬を染めるアーニャ。
「べ、別にネギのこと心配してたわけじゃないんだからね!」
そう言い放ってそっぽを向くアーニャ。
その様子を見てネギも心の中で変わらないなぁと思った。
そんなこんなで時間は過ぎ、二人は床に着くことにした。
「オヤスミ・・ネギ・・。」
「うん、おやすみ・・。」
それからしばらくしてネギは背中をアーニャに向けて眠ったフリをする。
一方でアーニャはどこか落ち着かないように時々もぞもぞと動きながら寝返りをうってネギの背中を見る。
やがてアーニャはそっとネギの布団の中に入り始め、その手がネギの浴衣に触れる――寸前で逆にネギに捕まって組み敷かれた。
「ひゃうっ!」
「何か用?アーニャ・・。」
「何かってその・・わかるでしょ・・。」
目を泳がせて小声で答えるアーニャにネギもくすりと笑う。
「ごめんごめん、そうだよね・・もう半年以上も会ってないんだもんね。」
「その間大変だったんだからね・・バレないように一人でするのも・・。」
「僕も・・・だから今、二人きりになれて嬉しいよ。」
そう、この二人はいいんちょう達が心配する以前にとっくに関係を持っていたのだ。
魔法学校では二人が付き合っていることはみんな承知であったが、二人の関係の深さまでは知らなかった。
「最後にしたのは・・僕が日本に行く前日か・・。」
「うん・・だからさ・・早く・・・。」
「そうだね・・明日菜さん達も寝ちゃっただろうし・・カモ君もいないから・・・でも念のために・・。」
ネギは部屋に防音と人払いの魔法を掛ける。
これで気にすることがなくなった二人は待ち焦がれたようにしっかりと抱き合って唇を重ねた。
「んっ・・ぷぅ・・はっ・・ネギィ・・。」
「アーニャ・・はぅ・・うぅん・・。」
久しぶりに二人で行為に及べるとあって、互いに最初から激しく舌を絡ませ合う。
ネギが被っていた布団を蹴り飛ばすとアーニャの浴衣が着乱れている。
しかも互いに体を摺り寄せているのでそれはさらに乱れていく。
唇を離すとネギはアーニャのその姿に欲情が増す。
「ネギ?どうし・・・ひゃうっ!?」
アーニャが聞く前にネギは浴衣の胸元を広げて唇を落としていくつか痕をつけていく。
「ちょっ・・これ・・バレたら・・。」
「いいよ・・バレたって・・・。」
ネギは構わずアーニャの胸元に紅い痕をつける。
その傍らで手ははだけた浴衣から見える胸の突起を親指で押さえるようにして転がす。
「ひゃあぁ・・あぅ・・んっ・・はぁ・・。」
久しぶりにネギと出来ると思っているせいか、アーニャはいつもより敏感に反応する。
布団のシーツを握り締めて甘美の声を上げる。
ネギも久々に聞くその声に酔いながら胸の突起を舐め始める。
「ひゃうんっ、あっ・・はっ・・やぅ・・ぅん・・。」
「はぁ・・はっ・・。」
じっくり楽しむように突起を舐め回し、吸い付くネギ。
アーニャもそれによって得られる感覚に身を震わせながら喘ぐ。
「アーニャ・・敏感・・・。」
「だ、だってぇ・・ネギと久しぶりに・・うぅん・・するんだもん・・ひゃうっ・・。」
感覚神経がネギの愛撫に過敏に反応してアーニャは快楽以外の何も感じられない。
ネギもまた本能に任せるように胸にしゃぶり付き、赤ん坊のように夢中で胸を吸っている。
しかしネギはそれだけでなく、片手を太ももに沿って這わせながら肢体へと近づけていく。
アーニャはそれさえも以前以上に反応して身悶える。
「ひゃうぅん、やはっ、う・・ん・・あひっ!?」
ネギの手がアーニャの肢体に到達する。
その手はしっとりと湿る下着の上から性器を弄ってその湿り気を広げていく。
「やぁ・・んひっ・・はぁ・・あっ・・ひぅん・・。」
「はぁ・・うん・・。」
ネギは胸から離れて体を起こすと浴衣をはだけさせたまま、下着をゆっくりと脱がせていく。
脱がせた後、体を屈めてアーニャの性器を直視するネギ。
そこはネギの愛撫で既に十分過ぎるほど愛液を垂らし、シーツと浴衣を濡れさせていた。
「はぁ・・アーニャ・・。」
「ネギィ・・ひゅあっ!?」
しばし沈黙したかと思うとネギは指で性器を擦るように触って愛液を塗りつける。
十分に塗りつけるとその指を久々の感触を確かめるようにアーニャの中へと入れていく。
第二間接辺りまでゆっくり入れると同じくゆっくりと引き抜いて、抜けそうになると今度は勢い良く入れていく。
「ひぅ・・んっ・・はぁ!・・ひぅぅん・・。」
「うわっ・・アーニャのここ・・もうぐちゃぐちゃだよ・・。」
「やはっ!っぅぅ・・ひぃ!はっ・・ホント・・?」
「うん・・ほら・・・。」
ネギが指を引き抜いてアーニャの愛液に塗れた手を見せる。
アーニャはただぼぅっとそれを見ているがネギはその間にアーニャの性器へと顔を近づける。
「あっ、ちょっ・・ひやぁぁ!」
自分が快楽に酔っている間に手を進めるネギを静止するよりも早く、ネギはアーニャの性器に舌を這わせていた。
「あぁっ・・はっ!やぁ・・んん・・・・はっ・・あぁ!」
「んむ・・はっ・・んぐ・・ぷぁ・・はむ・・。」
愛液に酔うかのように夢中で啜り、舐め回し、舌を中にねじ込んで内部で動かすなど考えるより先に本能で行動するネギ。
アーニャもまた、考えるという機能は既に麻痺し、体だけでネギの愛撫を感じ取って声を上げる。
「やぁ!ネギ・・そんなに・・吸わな、ひぅぅん・・ふぁ、あひぃ!」
「ジュル・・ぷは・・アーニャ・・・僕のも・・・。」
ネギは顔を中心に体を180度回す。
意識がもうろうとしているアーニャの目の前には浴衣越しでもわかるほどそそり立つネギのモノ。
アーニャはまるで猫のように素早くネギの浴衣をはだけさせて下着をずらすとそこから出てきたネギのモノを躊躇なく口に含む。
「はぅ・・。」
「ん~・・むぅ・・はっ・・はぁ・・。」
口の中でネギのモノの先端を舌である程度舐めると口から出して全体に舌を這わすアーニャ。
69の体勢でしっかりと唾液を全体に塗りつけるように舐め回すアーニャと指と舌で性器を弄り回すネギ。
二人の浴衣は既に皺だらけになって随分はだけて帯はほどけかけているが、それをまったく気にせず行為に夢中になる。
「ぬぶ・・・むぅん・・ぷぁ・・ネギ・・・。」
「ふぁ・・何・・アーニャ・・。」
「もう・・我慢出来ない・・・ネギの・・コレ・・・入れて・・・。」
「僕も・・早くアーニャの中に・・入りたい・・・。」
二人は69の体勢を崩すと先ほど同様、ネギがアーニャに覆いかぶさる状態になる。
二人の鼓動が大きく、速く響く。
ネギはアーニャの脚を広げ、体を入れると自分のモノをアーニャの性器に擦り付けて愛液を纏わせる。
「やっ・・・早くぅ・・・。」
「うん・・・いくよ・・・。」
十分に塗りつけるとネギは先端を性器にあてがう。
そして先端が入りかけると、そのまま一気に奥まで貫いた。
「「―――――!!」」
ネギのモノが根元まで入ったまま、仰け反った状態で声を出せずにしばらくの間、久々の挿入の感覚を味わう二人。
やがてそれが落ち着くと、二人は無言で唇を重ねる。
「んっ・・アーニャ・・動くよ・・・。」
「うん・・・きて・・・ひゃあぅっ!!」
唇を離すとネギはこれまで溜まっていた物を吐き出すように最初から激しく腰を振り始める。
アーニャはそれを不快と思わず、むしろ快楽として受け取り、喘ぎ声を上げる。
「はぁぁん、ふあぁ、ひぅん、やはっ、ちょっ、ネギ・・激し・・過ぎ、ひうぅぅん!!」
「はぅ・・・あっ・・だって・・・アーニャのここ・・すごくきつくて・・気持ち良いんだ・・もん・・。」
卑猥な水音を響かせながら体を打ち付けあう二人。
アーニャの浴衣の帯は既にほどけ、浴衣はただ袖を通しているだけである。
ネギは帯は解けていないものの、浴衣は皺だらけでアーニャの愛液が浴衣に飛び散っていた。
「はあぁ、凄いっ、ネギの・・あぁん、気持ちいいのぉ!」
「はぁ・・・はぁ・・アーニャ、アーニャァ!!」
互いにしっかりと抱き合って舌を絡ませあいながら交わるネギとアーニャ。
ネギが深く突く度にアーニャの爪がネギの背中に食い込んでいく。
しかしネギはそんな痛みを感じず、アーニャだけを見つめて行為を続ける。
「むっ・・はぁ・・ネギ・・もっと、もっとぉ!」
「アーニャも・・もっと・・・締めて・・・。」
互いの願望を叶えるようにネギはアーニャの中をかき回し、アーニャも下半身に力を入れてネギのモノを締めつける。
そして互いに限界は近づく。
「ふあぁっ、ネギッ、もっ・・イキ・・・そ・・ひぅん!」
「はぁ・・むぅ・・・ぷはっ・・・僕も・・・アーニャの中に・・出して・・いい?」
「いいよぉ!ネギの・・全部頂戴!」
アーニャのその言葉を聞いてネギはラストスパートをかける。
「はうぅ・・もっ・・出るっ・・・くああっ!!」
「ひっ・・・あはあぁぁぁぁぁぁ!!」
ネギが自分の精を放出すると共にアーニャも絶頂に達し、体が小さく痙攣する。
またネギも射精が続く限り根元までアーニャの中に入り、全ての精を流し込んだ。
「はぁ・・はぁ・・・アーニャ・・・大好きだよ・・。」
「私も・・ネギのこと・・・愛してる。」
二人とも陶酔した目で互いを見つめあい、もう一度唇を重ねた。
その後、二人は汗を流そうと部屋の風呂に向かったが・・・。
「ひぅ・・はぁ・・やぁ・・くぅん!」
「はぁ・・はっ・・あぁ・・。」
風呂場では再び行為をしている二人がいた。
「はぁ・・っうぅん・・これじゃ・・余計汗・・かいちゃうね・・。」
「はぁ・・だって・・・アーニャの裸見てたら・・またしたく・・なっちゃったんだもん・・。」
「まぁ・・半年以上も・・あはぁ!・・してなかったんだから・・・当然よね・・。」
浴槽に上半身を乗せてネギに後ろから突かれるアーニャ。
もしネギがもう一度しようと言っていなかったら洗うフリしてでももう一度したかったので特に文句はない。
「アーニャ・・半年分・・・このまましちゃおう・・。」
「・・・うん・・たくさんして・・・ネギ・・・。」
この後二人は風呂場で二回交わった後、布団に戻っても行為を続けた。
結局二人の行為は深夜まで続き、半年分どころか1年分はやったんじゃないかとも思える程だった。
しかし二人の寝顔は幸せそうで、翌朝明日菜が部屋の前に起こしに来るまで握った手を離すこともなかった。
終わり
最終更新:2012年01月31日 13:37