24スレ357

357 :ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/07/06(木) 02:58:41 ID:zlwn//cU

【魔法先生ネギま! 恐怖!桃色のアホウドリの恐怖3】

絶頂後で弛緩しきった、満足に力を入れられない身体を弄ばれる。
全裸のままでシャワー室の床に倒れこんだネギに着せられていくのは、レオタード。
まき絵が先に着たそれよりも幾分かサイズの小さい着衣に、詰め込むように足を通していく。
「っ――……ぅ、……っ」
未だ完全に乾ききってはいない身体にこすれる生地の感触。
足先からふくらはぎへ、太腿へ。
今のネギには、それだけでも締め付けられるような愛撫に感じてしまう。

萎えて垂れ下がったペニスが、少しだけ鎌首をもたげる。
その瞬間を見計らったかのように――まき絵はネギを立たせ、壁に背中を預けさせた。
そして――

「よい……しょっと!」
「ひうっ!?」

ぐいっ――!! と、同時に力任せにレオタードを引き上げる。
垂れ下がっていた陰嚢ごとペニスが締め付けられる感覚に、ネギは裏返った悲鳴をあげた。
「あひぃっ――……!」
ぎちぎちと股間を圧迫してその形状をはっきりと映し出す様を見下ろし、羞恥に頬を染めるネギ。
縮こまっていたペニスは、既に半勃ち状態となっていた。
レオタードのごく薄い生地ごしにひくつく亀頭のカタチまでがはっきりと浮き上がって、
その先端には早くもじわりと沁みが出来上がっているほどに。

「はいネギくん、腕も通すよ~?」

しかし、まき絵はそれに頓着せずネギにレオタードを着せていく。
水着とは違い手首のところまで生地があるそれを丁寧に丁寧に、腕を撫で回すようにしながら。
「よっし、出来たー!」

そうして達成感を示すように汗を拭う真似をしつつ、まき絵は一歩引いてネギの全身を視界に納める。
ウィンドーショッピングでもしているかのように値踏みする、邪気のない瞳がそこにあった。
なのに、ネギはその視線だけで身悶えをし始める。

裸のネギに、一枚の着衣が与えられた――はずが、
むしろ何も着ていないときよりも恥ずかしさがが増していた。
「ぁ――……っ……」

身体だけを見ていれば、まだ二次成長の始まっていないネギの体躯は
少女と言っても通じるかもしれないほどに華奢な部類に入る。

――ただ一点。
完全に勃起してレオタードの生地が破れてしまうのではないかと思えるほどに突き上げる、
ペニスの存在を除いては――であったが。

ネギの脳裏に「まき絵から隠さなくては」という考えが浮かび、そしてすぐに霧散する。
股間を覆おうとして動きかけた両手が硬直し、ぶるぶると震えながら身体の脇に戻り、
同時に腰ががくがくと震えながら前へと突き出された。
まるで、早く触れて欲しいと哀願するように。

まき絵が嬉しそうに頷き返し、一緒の格好をしていることを誇るように両手を胸の前で組む。
「えへへ。よく似合ってるよー、ネギくん♪」 
「――っ、そ、そう……ですか……っ……」
相槌を打つネギであったが、まき絵が楽しそうに話せば話すほどに
背筋に妖しい快楽が立ち上っていく。それを必死に耐えることで精一杯であった。

――と。
不意に、ネギの手を引いてまき絵が歩き出す。
「!? っ、ど、どこへ……っ!?」
ちょうどこの第8シャワー室に連れて来られたときのように、有無を言わせずに引かれて歩くネギ。
スキップしそうなほどに楽しそうな後ろ姿でシャワー室の扉を開けるまき絵の姿を認めたとき、
ネギは火照っていた顔から一気に血の気が引いていくのを感じた。

「~~っ、だ、ダメですっ、外はやめてくださいっ……!
 こ、こんな格好してるなんてっ、誰かに見られたらぁっ……!?」

「だいじょうぶだよ、ネギくん可愛いしー。見つかったら新体操部の臨時顧問ってことで!」
「っ……、む、無理がありますって――!!」

女性用のレオタードを着て、股間をガチガチに膨らませた10歳の少年の姿。
どう控えめに見ても「子供だから」で許される範囲を超えている。
脚を竦ませて、何とか立ち止まろうとするネギ。
……しかし、まき絵はそんなネギを苦もなく引きずるようにして外界へと引っ立てていく。
「ほらほらー♪ いっくよー!!」
「あ、あううっ……!」
あっけらかんとした声と共に体育館に通じる戸が開かれ、二人は広い空間へと一歩を踏み出した。


木目調の床に白いライン。両脇にはバスケットボール用のゴールが設置されている。
普段、体育の授業や部活動などでひっきりなしに使用されていて生徒たちの喚声が絶えない
この第二体育館は、今だけはほぼ無人。
不気味に感じられるほどの静寂に包まれていた。

そこに、レオタード姿の少女と少年が入り込む。
片方は楽しげに、元気そうに。
もう片方は落ちつかなげに――きょろきょろと周囲の扉に視線をせわしなげに動かしながら。


ぺた、ぺた……。
裸足の足が床に触れる静かな音さえも、奇妙に大きく響く。
一歩、一歩と足を踏み出すたびに、ネギは心臓の鼓動が跳ね上がるのを感じていた。
鍵が掛けられているということは知っているが、それで安心できるほどに肝が強くはなかった。

剥き出しになった脚が外気に触れて、暑いはずなのに寒気が走る。
身体を動かすたびにレオタードが食い込み、ネギのお尻は半ばほどまで露出されてしまっていた。

――そして、怖いと感じているのに一向に萎える気配のない自身の性器が上下に揺れるたびに
亀頭への衣擦れで悦楽が駆け抜け、ネギは情けなさに身を震わせる。

「ん~……。思ったより、ドキドキしないかなー?」

ネギの思いとはまったく逆の感覚を抱いているらしく、首を傾げてまき絵がそう呟く。
それはそうだろう――とネギは思った。
いつもその格好で新体操の練習をしているのだから、恥ずかしさは少ないだろうと。
逆に、女装させられている自分が酷く惨めに感じて――余計に勃起が固くなってしまうのを感じた。
じわりと手に汗が滲み、それが手を繋いでいるまき絵に伝わってしまいはしないかと心配になる。

「だ、だったら、すぐ、シャワー室に戻りましょう、ね、まき絵さんっ……」
「えー? んー、でもなー……。ネギ君は楽しくない?」
「ぼ、僕はっ……、恥ずかしいだけでっ……」

ふぅ、ふぅっ……と、耳まで赤く染めて熱い吐息を吐くネギのまぶたが、
振り返ったまき絵と視線を合わせていられずにぎゅうっと固く閉じられる。
視界を閉ざすことで、現在の恥辱――そして快楽――を少しでも遠ざけたいという一心で。

「うっそだー、ネギくんのおちんちんぴくぴくしてるよー?」
「っ、こ、これはっ……!」
「楽しんでくれてるみたいで良かった――♪」

「うっ、……ち、違ぅ……んですっ……っ」
眉根を寄せてかぶりを振るネギに対し、まき絵は目ざとくネギの情欲の証を指摘する。
「先っぽのほう、濡れちゃってるしー」
「ひっ――! あ、さ、触らないで下さいっ……!」

後ろ向きに歩きながら手を伸ばし、器用にネギの亀頭をさすり上げるまき絵。
今まで引いていた手を離すと、指先でレオタードを突き上げる怒張をつまみ上げて再び歩き出す。
「ひっ、引っ張ったらぁっ、っ――」
レオタード越しにとはいえ、敏感なカリ首の部分を刺激されて悲鳴をあげるネギ。
「食い込んで、き、キツいんですっ……うぁぁっ!!」

膝が笑い、その場にへたり込みそうになる――その都度、
まき絵が巧みに強弱をつけてカリ首を二指で絞めつけてネギを強制的に歩かせる。
ネギはペニスの先に痛みと快楽を同時に感じながら、壊れた操り人形のような足取りを見せた。

「いっちにー、いっちにー♪ じょうずだよネギ君!」
「ふぁっ、ぁ、ぁぁっ! ひゃあっ!?」
歯止めを失ったように溢れ、勃起の突き上げた頂点から染み出て雫になるほどに濡れるレオタード。
一歩踏み出すたびにぶぴゅ、ぶぴゅっと断続的に恥液を噴き上げる亀頭。
言葉にならない嬌声をあげ続けながらも必死に歩き続けるネギの、
ぐじゅぐじゅに濡れたペニスの先からまき絵はふっ、と指先を離した。

「――っ、わぁぁっ!?」

ただ一つの支えを突然失い、ネギはバランスを崩してしまう。
ぐらりと傾ぐ身体。倒れこみそうになる瞬間、その脇腹を両手で掴み留めるまき絵。
「……?」
息を荒げながら訝しげに覗き込んでくる瞳。
不安そうな色を払拭するべく、まき絵は天真爛漫に微笑んでみせた。

「あのね」
彼女らしい笑顔を見せられると共に、
掴んだ脇腹のレオタードの生地が引き絞られるような感触が走った。
ただでさえ食い込みのキツい股がみが、引き攣るように陰嚢を締め付ける。
笑顔とは不釣合いな不安を、ネギは覚えた。
「――ぁ、あのっ」

「頑張ったネギくんにー……、ごほーびっ!!」

そしてその「嫌な」予感はあまりにも正しく。

まき絵の両手はネギのレオタードを持ち上げ、凄まじい勢いで食い込ませる。
爪先が一瞬床から離れてしまうほどに持ち上げられた身体の一点、
股間に激しく食い込む生地に、ネギは電撃を流されたように仰け反らされた。
「っ――! ぁっ、っぐうっっ!!」

体内から押し出された空気に咳き込んでしまうほどの衝撃。
睾丸を強く圧迫されて、失神しそうな痛みが走る。
しかし同時に、つい先ほど散々ほじくりかえされた肛門を激しく擦られる感覚に甦る被虐心。
調教された尻穴がにわかに開き――、擦り上げる愛撫を貪欲に受け入れようとする。
「あうっ、ぅぅぅっ!?」
独りでに反応する身体に、ネギは理性との狭間で苦悶した。……のだったが。

「ぁ――――、だ、やめっ……、ま、また、ぁぁっ、お、お尻が……ぁぁぁぁっ!!」

ぞくぞくぞくぅっ――!!
先端を刺激され続けたペニスで昂ぶりきった快楽の振り子が、
尻穴を擦る紐状になった生地による蹂躙で振り切れる。
排泄孔から発した性の愉悦が全身に波及し、僅かな思考も弾け飛ばした。
「あ、ぁぁっ、やぁっ……!」

床を離れかけた爪先がぶるぶると震えて、レオタードの中に吐き出される白濁液。
ゲル状のそれは大半が着衣の中に収まって、自身の身体で押し潰されて広がっていく。
肉茎をつたい、会陰部にまで流れ落ちた精液が
食い込んだレオタードの隙間からぼたぼたと垂れ落ちて床に白い液だまりを作る様に、
ネギはお洩らしをしてしまったように錯覚して涙ぐむ。
「うぁっ、ダメ、ぇっ、洩れないでぇ、っ――……」

普段は大人びた様相を見せる子供先生が、退行したかのように泣きじゃくる。
「う、ぁ――……っ、ぅぅっ……」
立ち上る青臭いニオイに喉を鳴らしながら、まき絵はその痴態を間近に眺め続けた。


「新体操ってねー、やってると結構食い込んじゃうんだ。
 恥ずかしいけど……実は結構キモチよかったりして……。皆にはナイショだよ?」

やがて泣きつかれたのか目を閉じて寝入ったネギの耳元に口を近づけるまき絵。
ネギが会話を聞けるような状態ではないことを自覚しつつ、
その身体を抱き止めながら独り言のように呟きを続けた。

「調子に乗っちゃってごめんねー、ネギ君……。代わりにテスト、頑張るからっ!」

起きているときに言ってやれば、どれほど感謝されたであろう言葉を口にしつつ、
……まき絵が腕の中のネギに新たな劣情を催してしまったりもするのだが、それはそれとして。


少しやる気になったまき絵のテストの合計結果であるが――、
一朝一夕のやる気では、推して知るべしという感じであった。

……ただ。勉強が少しは効いたのか、バカレンジャーの中では一番になったそうではある。


おわり

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最終更新:2012年01月31日 15:30
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