636 :ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:01:51 ID:ooVzZNsU
【ONLY CLIMAX まき絵―リボン緊縛編―】
ぎちぎち、ぎちぎち。
長くしなやかな生地で出来た新体操用のリボンが、操者自身に巻きついて行動を阻害する。
それを自在に――手足のようにさえ扱えるはずの少女・佐々木まき絵は、苦しそうに息を吐いた。
「ハァ、ハァ……っ……!」
全身が、彼女のイメージカラーでもある桃色のリボンに負けないほどに紅潮し始めていた。
縛り付けられて地面に転がされた少女の姿は、普通の人間から見ればかなり奇異な姿で。
新体操部に所属するまき絵の身体は非常に柔らかい。
柔軟性を余すところなく外界に示そうと躍起になっているかのように片脚が持ち上げられ、
縦に開いた脚がI字を描くように、その膝は頬に押し付けられていた。
逃れようとばたつくたびに頬がひしゃげ、悲痛な眼差しと裏腹に滑稽な表情を作り出す。
その状態のままで両手は後ろ手にされ、雁字搦めに緊縛されて転がされてしまっているのである。
当然のように広げられる股間で、むしろ性器を突き出すようにされているまき絵。
薄いピンク色のショーツに包まれた秘所は、まき絵の荒い吐息に呼応するようにひくついていた。
汗ばむ全身。
その中でも特に熱をもった、ぷっくりと小山のようになった股間に近づく子供の顔と手。
「――ん、んっ! ダメぇ、ネギ君っ、こんなのっ……!」
身体を揺すりながら哀願する生徒にも一顧だにせず、
子供先生――ネギは、I字に開かれた脚の中央で息づくまき絵の股間の盛り上がりに――、
大きく口を開き、唇の内側に歯を隠して。間違ってもソコに傷をつけないようにしつつ、
しかし最大限の衝撃を与えるように、舌を出来る限り固く尖らせて、かぶりついた。
「ひっ! ふぁっ、んううっっ~~!!」
途端、脚の指先をびくびくと震わせながら跳ね回るまき絵の身体。
ぐじゅり、とショーツの内側から熟した果実を握りつぶしたような破裂音がした。
ネギの口内にびちゃびちゃと飛び散る、凄まじい量の愛液。
一瞬で下着の色が完全に濃いピンクに染まりきってしまうほどにそれを分泌してしまったのは、
心のどこかでは今の状況を待ち望んでいたからかもしれなかった。
「まき絵さん……、これ、邪魔ですよ……ね――……」
口元からワイシャツの襟までもをまき絵の愛液でべとべとに濡らしながら、
股間から銀色の糸を引きつつ顔を上げて、縛られたまき絵を見て薄く笑うネギ。
次の瞬間、指先に渦巻いた風の一矢が刃となってまき絵のショーツの股布の部分を断ち切る。
――ぺろり。
濡れて秘所に貼り付き、食い込んでその内側をわずかに透けさせていた下着が、
いとも簡単に剥がれ落ちた。
露わになったのは、発情した中学三年生の性器。
勃起した陰核に、開いて震える陰唇と――てらてらと卑猥な肉のピンク色に光る膣口、
そしてまき絵の身体の中で唯一ピンク色から少し遠い、くすんだ色の皺の集まりである肛門まで。
重力に従って、皮が剥けるように垂れ下がっていくショーツ。
隠されていた場所がどんどんと暴かれていく。
何が起こったのか、まき絵は一瞬理解できなかった。
外気に晒された自分のおまんこがすうすうと涼しいのを感じてようやく、
性器を露出されていることを知る。
「え、――っ、えええっ!? や、あぁぁぁっ!!」
悲鳴とともに、無意識にそこを隠そうとしてか膣口と肛門が同時にきゅっ、と絞まった。
眼前でぱくぱくと動くその両穴に、ネギは目を奪われる。
――もっと、弄り倒してやりたいという欲望が湧きあがった。
手元には、練習しようとしてまき絵が持ってきたのであろう新体操用の棍棒(クラブ)が二本。
そのぼっこりとした形状を見て、思わず唾を飲み込んだ。
彼女の股間に空いているひくひくとした穴にコレを突っ込んだら、――どんなに素敵だろう、と。
想像するだけで身震いを走らせるネギ。
強く柄を握り締め、棍棒の先を濡れそぼる秘所の入り口にあてがう。
にちゅ……、と粘質の音をたてるまき絵の下半身の唇。
招き入れるように吸い付くそちらとは逆に、まき絵の表情は恐怖に染まった。
「ダメ、ねっ、ネギ君! 私、は、初めてなのっ、っ――!!」
青ざめた顔色のまま、棍棒をねじ込もうとしてくるネギに思いとどまらせようと悲鳴を上げる。
「イヤッ、こ、こんなのっ! ひぃっ、痛っ……! あぐぅっ……!」
しかし、ネギは棍棒を沈める事を止めようとはしない。
「お願いっ、せ、せめてっ、優し――――、ッッ!!」
ずぶっ、ずぶぶうううぅぅぅっ!!
まき絵の言葉を聞くそぶりすらも見せずに、乾いた棍棒の先は完全に膣内へと埋め込まれて行った。
「ッッ!! ヒッ、~~ッッ!!」
引き攣った声。吸い込んだ空気で窒息してしまいそうな感覚。
大声を上げることさえままならない、引き裂かれるような痛みが身体の中心を苛む。
まき絵の頬を幾筋もの涙が伝い、開かれた太腿には純潔を散らされた証が一筋赤く流れた。
「あ、ぁぁぁぁぁ……!!」
絶望を示すように、口を大きく広げてただ喉から搾り出される声。
気を失ってしまいたいほどの痛みが身体を支配し、まき絵の脚が目に見えて痙攣を繰り返す。
身体の中心が、酷く熱を持ってそこが傷口だと訴えていた。
一本を突き挿されただけで息も絶え絶えになったまき絵の姿を見下ろしながら、
ネギはもう一本の棍棒の先に舌を這わせていた。
(こっちは……無理矢理じゃ、入らないよね。きっと……)
開いていたところと、収縮はするが窄まったところではあまりに違うと判断するネギ。
(だったら……!)
「ラス・テル マ・スキル マギステル――……」
小声で呟かれる魔法始動キー。
発動したのは先の下着を切り裂いたときと似た、風の魔法。
形のない風はぴっちりと閉じた肉の皺の隙間にも容易に入り込み、内側からそこをこじ開ける。
「――ひぎっ!?」
破瓜の痛みに呻き声をあげて悶絶していたまき絵であったが、
それに加えて尻の穴まで強制的に開かれようとするから堪らない。
「あ……ッ、が……やっ、何、何これぇっ!? お尻、ひ、広が……ッッ!!」
みち、みちっ……!!
「あ゙がぁ、っ、っ……!!」
閉じた巾着袋を両手で広げるように、窄まりの皺をこじ開けられて広げられていくまき絵の肛門。
必死に肛門に力を入れて窄まりに戻そうとするまき絵であったが、まるで歯が立たない。
「お尻、っ、あが……ッ! ひら、い、て……っっ!」
みちみちと音を立てて開き続け、皺が伸びきるほどに拡張されていく。
腸壁を完全に曝け出す格好になってしまうころには、
まき絵はただ息を吐いて少しでも痛みを和らげようとする以外にすることが無くなってしまっていた。
そうして湯気の立ちそうな体内を晒すまき絵に対し、ネギは棍棒を掲げて笑う。
「痛くないように、すぐに挿れちゃいますから……!」
棍棒の太さよりに見合うほどに広げられた尻穴に、棍棒が深く突きこまれる。
それと同時に、まき絵の肛門を拡張していた魔法の風の効果が途切れて――収縮を始めた。
挿入された棍棒にまとわりつくまき絵の直腸。
そしてネギは、両手を使って膣と肛門に突き挿さった棍棒の柄をぐりぐりとかき回す。
ぐじゅっ、ずぶずぶっ、ぐぢゅっ――!!
ぐぷっ、ぐぶぶっ! ずぶぶっ、ずぶ、ずぶっっ!!
「あぎヒッ、っ、熱いっ、お尻、ッ!! 痛ッ、あひ、ヒィィッ――!!」
尻に挿入された棍棒のことで俄かに痛みを忘れかけていた膣内の棍棒までも一緒に動かされ、
再び、しかも倍加した焼け付くような痛みに苛まされるまき絵。
I字に縛り付けられた身体はバラバラになってしまいそうにがくがくと震え、
爪先は助けを求めて中空に突き伸ばされた。
「痛い痛い痛い……ッッ!! うあああァァッ! 嫌ァァァっ!!」
灼熱感が股間から全身に波及する。
身勝手極まる――しかも、自分愛用の道具を使われての陵辱に、まき絵の精神が限界に達した。
ついに、号泣と言っても良いほどに恥も外聞も無く喚きだしてしまったのである。
「嫌っ、うあっ、ッ……! もう嫌、イヤ、っっ……!!」
まき絵は滂沱の涙を流し、鼻水を啜り上げ、許しを乞うでもなくがむしゃらに嘆き続けた。
――その顔を、手を止めたネギがそおっと覗き込む。
「――――痛い、ん……ですか……?」
覗き込んだネギの表情が、まき絵の涙で滲んだ視界に映る。
目をぱちくりとさせて、恐る恐るといった具合に見えた。
やっと開放してくれると感じたまき絵は、慌てて首を縦に振る。
まき絵のその反応を見たネギが、ゆっくりと口を開く。
「じゃあ、慣れるまで続けましょう♪」
その顔に後ろめたさは微塵も見て取れず。いつもの教師としての顔と変わったところも見えず。
それが逆に、まき絵の恐怖を加速度的に煽っていく。
棍棒の白色に赤い鮮血が流れ落ちたが――、混ざって桃色にはならなかった。
おわり
最終更新:2012年01月31日 16:08