30スレ133

魔法世界メガロメセンブリアにたどり着いたネギま部の一向は、
偶発的戦闘に突入し、魔法世界へばらばらに強制転移させられてしまった。

村上夏美が意識を取り戻した時は、砂漠のど真中。
わけがわからないまま、イギリスの草原から夢見たいな大都市に来たと思ったら、
いきなり戦闘がはじまって気がつけば一面の砂漠だった。
数時間くらい彷徨い歩くと、クラスメイトの大河内アキラ、和泉亜子と再会できた。
だが、亜子は青紫色の顔でアキラに背負われていた。
三人はどうにか街道を見つけて街にたどり着いたところからお話が始まる。

見るからに怪しいローブの男だった。
「そちらのお嬢さんは、流行の熱病に冒されているようだね。早く医者に見せた方がいいよ」
怪しい男は笑顔で三人に近づいてそう言った。
「私たち、お金とかまったくないし、コレからどうしていいか…」
泣きそうな顔で夏美は男に答えた。
アキラは警戒して険しい顔で男を睨んでいた。
夏美は旅行中に友達と逸れてしまって、外国だから何処に連絡していいかもわからない。
と、事情を話すと、男は言葉巧みに3人を街の一区画に案内した。
「そういう旅行者にお金を貸してくれるところがある」
3人がこの世界の文字が読めたら、この区画に入った瞬間逃げ出しただろう。


【ヘカテス奴隷市場】


過酷な辺境の地では、法が整備されておらず、自己を守ることが出来なければ奪われ殺される
無法の地である。様々な種族が住む魔法世界に置いて弱小種族は食い物にされるだけだった。
そこで、考えられたのが奴隷市場である。弱い種族や力の無い者が、自分自身を商品として
より強い者に買って貰い庇護対象になることだ。
3人は読めない文字で書かれた奴隷契約書もサインをした。
男は裏口から逃げるように出て行った。手には大金が入った袋を持っていた。

3人がサインすると、屈強な筋肉質の男達が入ってきた手には鎖や枷を持ってた。
悲鳴を上げるが誰も助けようとしない。全裸に剥かれ首輪だけの姿にされる。
丸裸にされると、それぞれ縄や枷で厳しく拘束され、悲鳴が上がらないように轡を噛まされた。
まず先頭にアキラを立たせ後ろ手に枷を嵌める。首輪の背筋に50センチしかない鎖をつけると
後の夏美の首輪につなぐ、その後に亜子と数珠繋ぎにてしまう。
鎖が短いので三人はお互いの体温が感じるくらい密接した。
反対に床の冷たさがしびれる様だった。

お金を借りる為にサインしたのに、なんでこんな目に合わなければならないかと、
怒りがにじみ出たが、屈強な男達に囲まれては成すすべが無かった。
最後尾の亜子に枷を嵌めると、リーダー格の男がアキラの首輪に鎖を掛けると、
歩くように促すかなように乱暴に鎖を引いた。

これではまるで奴隷のようだと、アキラは思った。





というぐらいハードな奴隷シーンを期待したけどなかったですね…。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年01月28日 13:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。