「なぁなぁ、男も乳首って感じるんかな?」
このかの発言に、アスナは飲んでいたコーヒー牛乳を噴き出しそうになった。
「ちょっ・・・。あんた、食事中に何言い出すのよ!」
「んー。昨日のネギ君の深夜の洗濯、きっと夢精やなくてオナニーやで」
「だからぁ!食事中だって!」
昼休みの教室。
ランチタイムの喧騒の中、このかは目を輝かして話を続ける。
「ネギ君、きっとウチらに欲情したんちゃうか。一人でハァハァ言いながらシコシコするなんて、可愛えぇなぁ・・・。言うてくれたらシゴいてあげたのに・・・」
「ちょっと、あんた、声大きい・・・」
「特にアスナはパイパンのオメコまで見せてるしな」
「あ、あんたねぇ!」
「ところでアスナは、オナニーん時、乳首触るタイプ?」
「な、なによ突然!」
激怒するアスナに構わず、このかはウットリした表情で話し続ける。
「いくらネギ君でも、男のアレをシゴく所はグロテスクやもん。ネギ君みたいに可愛い子が、乳首触ってアンアン言ってたらメロメロやわー。だから男って、乳首で感じるのか気になってん」
アスナは飲んでいたコーヒー牛乳のパックをグシャッ、と握りしめ、立ち上がった。
「そんなに気になるなら、直接ネギに聞いて見ればいいじゃない!」
立ち上がると、アスナはズカズカと教室を出て行った。
「キャッ!」
すれ違いざまにアスナとぶつかった宮崎さんが、おびえた顔でこのかに尋ねる。
「アスナさん、一体どうしたんですか?」
このかは、宮崎さんの顔を見上げて言った。
「んー。本屋ちゃんは、オナニーん時、乳首触るタイプ?」
★ ★ ★
「という訳で、チキチキ、ネギ君の乳首をクリクリして反応を調べるぞー!」
「おー!」
「おー!」
放課後。このかは、早乙女ハルナ、綾瀬夕映、そして宮崎のどかの“図書館探検部トリオ”とともに、階段の踊り場にいた。
「うーん。こうして揃うと、なんかウチらロリベーダーズみたいや・・・」
「みたいやー!」
「ちょ、ちょっと・・・止めようよ・・・」
おずおずと言う宮崎さんに向かい、このかは言った。
「本屋ちゃん、ぱんつ見られたしな。ネギにオカズにされとるかも知れないんやで?ネギ君の性生活を把握しとく義務がある」
「あ、あの・・・。オカズって、なんですか?」
「このかー。先生の事をよく知るチャンスだよー」
「で、でも・・・」
オドオドしてる宮崎さんの手をひっぱり、このかたちはネギ君を探して夕暮れの校内をウロウロした。
「あ、あの、先生・・・質問が・・・・」
宮崎さんがネギ君に声をかけ、ひとけのない図書館に連れ込む。
「それっ!」
本棚の陰に隠れていたハルナ、夕映、このかが、一斉にネギ君に抱きついた。
「わわっ、一体なに?」
「ネギ君の乳首をさがせー!」
少女たちは、ネギ君をかかえがげると、ドン、と図書館の長机の上に横たえた。
六本の腕が、サワサワとワイシャツの上から胸板をまさぐる。
「ちょっと・・・やめて・・・きゃはは!はは!くすぐったい!」
ネギ君はくすぐったさに体をよじらせ、ゲラゲラと笑い出した。
「ちょ、ちっと、ダメだよぉ・・・」
宮崎さんが止めに入ろうとした、その時・・・。
「おー?これかな?」
夕映の人差し指が、ワイシャツの布地越しに、かすかなポッチの手ごたえをとらえた。
「はうん!」
ネギ君の体に電撃のような快感が走り、少女たちに押さえ込めらている細い体がビクン、と痙攣した。
「え?なに?なに?」
ネギ君の乳首を指でさすった夕映はもちろん、止めに入ろうとしていた宮崎さん、そして、当のネギ君もが、驚いた。
「そこや!そこがネギ君の乳首や!」
「うわー。男の子も乳首で感じるんだー」
「次ー。私ー。私に触らせて-」
今度は、ハルナが恐る恐る、ネギ君の両乳首をクリクリッ、と引っかいた。
「あぁん!」
自分の口から出た声に、ネギ君は驚いた。
くすぐったいのとは、微妙に違う、せつない感覚・・・。
なんてこった・・・。男も、オッパイで気持ち良くなるんだ!
だが、気を取り直して、必死で言う。
「ちょ・・・ちょっと・・・。早乙女さん、綾瀬さん、イタズラは止めなさい!」
「イタズラ、ちゃうねん。ネギ君を気持ち良くしてあげたいねん」
このかは、図書館の長机に頬杖をつきながら、右手でネギ君の乳首をクリクリした。
「ネギ君、昨日、オナニーしとったんやろ?」
その一言で、ネギ君の顔がカァアア・・・と赤くなった。
「ウソォ!先生、オナニーしてるんですって!」
「キャーッ!」
「え?え?オナニーってなに?」
ハルナと夕映の黄色い声と、宮崎さんの戸惑う声が響く中、このかはネギ君の顔をのぞきこみ、言った。
「自分でしなくても、これからはウチらが気持ちよくしてあげるねん」
どどどど、どうしてオナニーしたのがバレてんだ・・・。
恥ずかしさと戸惑いで混乱したネギ君は、思わず叫んでいた。
「は、初めてだったんですぅ!昨日まで、した事ないんですぅ!もうしません!許してくださいぃ!」
「え?ネギ君、ホントにオナニーしてたん?」
このかの一言に、ネギ君は息を飲んだ。
「やーん!先生、昨日が初オナニーなんだって!」
「男の子って、どうやってオナニーすんのー?三日しないと爆発するってホントー!?」
「ねぇねぇ・・・。だから、オナニーってなに?」
教え子たちのハシャぐ声を聞き、ネギ君はポロポロと泣き出した。
「オナニーくらいで泣く事ないねん・・・。ネギ君はホンマ、可愛いな・・・」
ネギ君の頬を流れる涙をそっ、と舐め取ると、このかは言った。
「そんな可愛いネギ君が、成長して獣みたいにサカッた男になるの、耐えられないねん・・・。はしたなくチンポしごく姿、見たくないねん・・・」
このかは、ネギ君の上体を起こすと、後ろから胸板に両手を這わせながら耳元で囁いた。
「これから、女の子のオナニーをウチらが教えてあげる・・・。ネギ君、これからは毎日、女の子のやり方でやるんやで・・・」
「あぁっ…くぅ…やめ…てぇ…」
夕日の差し込む図書室。
ネギ君は、もう一時間近く、近衛このか、早乙女ハルナ、綾瀬夕映に乳首を嬲られていた。
ワイシャツの前をはだけられ、下着の上から、コリコリと乳首を引っかかれ続けるネギ君を、宮崎のどかがドキドキしながら見つめている。
「オッパイって、後ろからイジられた方が気持ちいいんだよねー。不思議だよねー」
ネギ君を抱っこするようにして、後ろから彼の胸をまさぐっていたハルナが笑った。
「ね、先生。気持ちいい?」
ネギ君は、荒い息をつきながらも、プイ、とソッポを向いた。
「先生のいじわるぅ」
ハルナは、シャツの布地ごと、ポッチのようなネギ君の乳首をつまみ、捻り上げた。
「う、うわぁああ!」
生まれて初めて、他人に乳首を触られたネギ君は、初めての快感と、自分の口から出たあえぎ声に驚いた。
「なんで・・・。なんで・・・」
涙声で、ネギ君は呟いた。
「僕、男なのに・・・。どうしてオッパイで気持ち良くなっちゃうの・・・」
ハルナはネギ君をジラすかのように、乳輪を人差し指でなぞりながら、ネギ君の耳元で囁いた。
「うぅん、先生は女の子よ・・・。オッパイで感じちゃう、オチンチンのついた女の子・・・」
かぁっ、と顔を赤くするネギ君の表情を楽しみながら、ハルナは今度は引っかくように、彼の乳首を嬲った。
「うわぁ、うわぁああ!」
クリクリと休み無く乳首をいじくられ、ネギ君は発狂寸前だった。
初めての刺激に慣れてしまわないように・・・。三人の少女たちは、細かく動きを変えて、ネギ君の乳首を嬲り続けた。
下から弾いたり、親指と人差し指で摘んでクリクリしたり・・・。
勃起しきった乳首を肉の中に埋め込んで、胸肉ごと捻り上げたり。
ネギ君の乳首は、ひっかかれ、摘まれ、押し付けられ、弄ばれた。
「お願い、止めてぇ!僕、おかしくなっちゃう…」
ハルナに乳首をいじられるネギ君を、真正面から見つめていたこのかは、彼の顎を掴み、顔を上向かせながら言った。
「ネギ君はほんま、可愛いな…。乳首いじられて、もうココをビンビンにしとる…」
このかは、ネギ君の股間に掌をあてると、ズボンの上からスリスリと撫でた。
「はうっ!」
「口では嫌や嫌や言うとるけど、もうココは、男の子のイヤらしい汁をドクドクと出したいんちがう?」
わざと卑猥な表現をするこのかの言葉に、ネギ君は真っ赤になった。
「そ、そんな・・・。違う・・・」
「ホントかな~?うりうり~」
すかさずハルナが、ネギ君の両乳首を摘んで引っ張った。
「あぁああん!やめ、やめてぇ!クリクリしないでぇえ!」
女の子のように泣き叫ぶネギ君を見ていた夕映が、ポツンと言った。
「先生のおちんちん、見たい…」
その一言に、ネギ君の顔色がサッと変わる。
「だ、ダメですっ!それだけはダメですっ!」
ハルナに羽交い絞めのような体勢で後ろから抱かれているネギ君だったが、必死で両手を股間にあてがった。
「やーん、本気で恥ずかしがってる。かわいー」
「先生まだ十歳なんだからさー。ちっちゃくても皮かむりでも大丈夫だよー」
「だめ、だめぇ!お、お姉ちゃんにしか見せた事ないのにぃ!」
泣き叫ぶネギ君の手足をハルナが押さえつけ、夕映がカチャカチャとベルトを外し始める。
泣き叫ぶネギ君の手足をハルナが押さえつけ、夕映がカチャカチャとベルトを外し始める。
「ちょ、ちょっと・・・。止めなよ・・・」
ドキドキしながら今までの顛末を見ていた宮崎さんが、止めに入った。
「あれー?のどかー。先生のおちんちん、見たくないのー?」
「み、見たくないわけじゃないけど…」
思わず出てしまった自分の本音に、宮崎さんは顔を真っ赤にした。
「あー。やっぱし、のどかも見たいんだー」
「この子はオクテだからねー。あたしゃ、まだ初潮が来てないんじゃないかと心配したよ」
「で・・・でも・・・。いやがる人を裸にするの、よくないと思います!」
バッ、と自分を守るようにして、両手を広げる宮崎さんを見て、ネギ君は感涙にむせんだ。
あぁ・・・。宮崎さんは、やっぱりイイ人だ・・・。
そんな宮崎さんを前にして。このかは、かぶりを振りながら言った。
「本屋ちゃん、わかってないなー」
「へ?」
キョトン、とする宮崎さんに向かい、このかは言葉を続けた。
「ネギ君、嫌がってるけど・・・。本当は嬉しいんやで!?」
「そ、そんな事、ないです!」
ハルナと夕映に大の字に押さえつけられているネギ君は、顔を上げて必死で言った。
「じゃっじゃ~ん」
「あぁっ、ボクの日記帳!」
「ネギ君も用心悪いな~。こんな大事なもん、机の上に置きっぱなしにしといたら、アカンやないか」
このかは、パラパラと日記をめくり始めた。
「あぁっ!ダメ!読んじゃダメぇっ!」
バタバタと手足を振り回すネギ君を、ハルナと夕映が押さえつける。
「え~と、何々…。『今日、初めての授業があった。教室中、女の子のイイ匂いがした。
しずな先生のオッパイは、フカフカだった』なんや、スケベな事しか書いてないな。
お、本屋ちゃんの事が書いてある。『宮崎さんという子を助けた。体がやわらかくて、思い出したらオチンチンが固くなった』」
ネギ君が、自分を欲情の対象にしていた・・・。
その瞬間、宮崎さんの体がかぁっ、と熱くなり、股間がじゅん、と潤うのを感じた。
このかは、そんな宮崎さんの反応を楽しむように、日記の朗読を続ける。
「『今日は、図書館で宮崎さんのぱんつを見た。女の人のぱんつを、初めて見た・・・』なんや~。聖職者を気取ってるくせに、やるな、ネギ君~」
「うぅっ・・・。うっ、うっ・・・」
もう抵抗する気力も無くし、ネギ君はさめざめと泣き続ける。
「えーっと・・・。続きや。『今日は、ネギ・スプリングフィールド初めてのオナニーをしてしまった』」
「きゃーっ!」
「先生、かわいーっ!初めてのオナペットは誰?」
ハルナと夕映が興奮する中、宮崎さんの胸がズキン、と痛んだ。
先生の、初めてのオナニー・・・。
初めてを・・・。わ、私で・・・してくれてたら・・・。
だが、このかは、そこでパタン、と日記を閉じてしまった。
「今日はここまで。ネギ君の初オナペットは秘密~」
「え~。なんでよー」
「イイ所なのに・・・」
ブーブー文句を言うハルナと夕映の横で・・・。宮崎さんは、自分でもよくわからない焦りを感じていた。
先生、誰でオナニーしたの?
私じゃないの?
「本屋ちゃん、ネギ君の初オナペットになりたかったんちゃうか」
このかに心の中を見透かされ、宮崎さんはドキン、とした。
「そんな事、気にする事ないねん。だって・・・」
このかは、宮崎さんの耳元で、悪魔の誘惑を囁いた。
「ネギ君の初オナペットが誰だろうと・・・。今、ここで、ネギ君の体を、思いのままに出来るんやで・・・」
その言葉に、宮崎さんは目の前で仰向けに押さえつけられているネギ君を見た。
今、ここで勇気を出せば・・・。
先生の体を・・・。私のものに出来る・・・。
顔つきが変わった宮崎さんを見ながら、ハルナは怯えた口調で、このかに囁いた。
「こ、このかぁ・・・。のどかに何させるつもりなの?」
「ウブな坊っちゃんと嬢ちゃんをオトナにさせるんや・・・。コイツは見物やで・・・」
宮崎さんは、ネギ君の顔を見下ろしながら、シュル・・・と制服のタイをほどいた。
「み、宮崎さん・・・」
「先生・・・。私でオナニーしてくれましたか?」
焦点が定まらない目つきで問い掛ける宮崎さんを見て、ネギ君はゾクゾクッ、と寒気を感じた。
「み、宮崎さん・・・。オナニーって言葉の意味、知らなかったんじゃ・・・」
「先生・・・。私じゃなかったんですね?他の女でオナニーしたんですね?」
いつもの気弱さがウソのように・・・。
宮崎さんは言葉を荒げると、スボンの上からネギ君のペニスを鷲掴みにした。
「ひ、ひぃいいっ!」
急所を掴まれたネギ君の悲鳴に、ハルナと夕映も、思わず首をすくめた。
自分でも驚くほど冷静に・・・。宮崎さんは、ネギ君の股間を、やわやわと揉みしだいた。
あったかい・・・。それに・・・。ピクピクしてる・・・。
「初オナニーが誰であろうと・・・。先生の“現実の初めて”は、私がもらいます・・・」
最終更新:2012年02月01日 12:59