午後の昼下がり、朝から体調の優れなかったネギは、中等部の保健室に一人座っていた。
土曜日のこともあって、この時間にはほとんど需要が無いらしく、保健の先生は外しているようだ。
「まいったぁ…どこに何の薬があるのやら」
すぐ窓外の校庭では運動部達が元気に汗を流している。
ネギは駆け回る女生徒達をぼんやり眺めながら、魔法学校へ憧憬を馳せていた。
むせ返るような土の薫り、瑞々しい芝生の手触りがこの手に蘇ってくる。
と、突然保健室の引き戸がガラガラと開けられた。
「あれっ?!ネギ先生♥」
「あっ、和泉亜子さん。どうしたんですか?」
「うん、ちょっとスリ剥いちゃってね。先生こそどーしたの?具合でも悪いのかな?」
「あっ…」
亜子は顔をグイと引き寄せ、ネギの額と自分の額とを触れ合わせた。
亜子は目をつぶってネギの体温を感じ取ろうと集中している。
ネギはドギマギしながら、文字通り眼と鼻の先にある亜子の顔にじっと見とれていた。
(うわぁ、亜子さんって、凄く綺麗な顔立ちしてる…。)
女性特有の柔らかな匂いと、校庭から運んできたと思われる土の薫りが鼻をついた。
「あっ、ほっぺたに泥がついてる…。」
ネギは思わず、その土を右手で優しく拭いとってしまった。
「!?」
「へ?」
亜子は突然目を開けると顔を突き合わせたまま、少し驚いた表情でネギを上目遣いでじっと見つめた。
少し顔が赤らんでる。亜子は気恥ずかしそうに微笑みながら立ちあがると、保健室内を物色しはじめた。
「ねっ、熱がありますよ。ちょっと待ってて下さいね。」
「亜子さん、いいんですよ。保健の先生が来るまで待ちますから」
「せんせ、わたし保健委員なんですから任せてくださいっ!」
「あったあった。さぁ先生、そこに横になってください!」
「えうっ?なんで横に?」
「熱にはこれが一番効くんですよ。」
ネギは亜子の右手に握られているもの見て戦慄した。
「だっ、だめですよ座薬なんて!」
「え?どうして?」
「ボク、座薬苦手なんです……。上手く入んないし……。」モジモジと呟くネギ。
亜子はその表情を見て下腹部にキュンとした律動を感じ取った。
続いて少し悪戯をしたいという感情が彼女の理性を犯し始めた。
「しょーがないですねぇ。わたしが挿れてあげますよ!」
「え?!だっ!だめです!!」
「ほーら先生ったら、ズボン脱いでくださーい!」
「ひゃうっ、や、やめてー(わわ…凄い力だ…)」
ネギはあっという間にベッドに組みしかれしまった。
「さぁ、ズボンも脱ぎ脱ぎするんですよ。」
「やめてくださーい!」
あっけなくズボンを剥ぎ取られてしまうネギ。
上はスーツ、下はスッパという恥ずかしい姿で涙を浮かべてベッドですすり泣いている。
「やだせんせ、まるでわたしが意地悪したみたじゃないですかぁ!」
「だって……こんなこと、おねーちゃんにしかされたことないし。」
亜子はもう下腹部の疼きからくる異様な衝動に抗うことが出来なかった。
目の焦点は虚ろなまま、顔を上気させてネギの下半身に視線を注いでいる。
「大丈夫ですよせんせ、わたしをおねーちゃんだと思ってください…。」
亜子はゴクリと唾を呑みこむと、ネギの肛門に座薬を押し当てた。
当のネギは観念したのか、顔を真っ赤にしてきつく目を閉じている。
「いきますよせんせぇ…」
亜子は少し上ずった声でそう言うと、座薬をネギの直腸に挿しこんだ。
「ひゃっ、ひゃぁっ!」
亜子は少し焦らしながら、座薬をグリグリと圧し込んで行く。
「あっ、亜子さん、もう、もういいんじゃないですか?もう入ってますよぅ!」
ネギは甲高い声で切なげに訴えるが、彼女には届いてない様子だ。
「あ、亜子さん?!」
亜子は頬を紅く染めて、少し汗ばんでいる。瞳は虚ろに潤んでいた。
(亜子さん、なんか凄く可愛い……)
同時に直腸の異様な感覚に一瞬とろけそうになった。
「あっ!」
「せんせぇ…せんせぇの可愛いオチンチン、なんか勃って来ましたよぉ♥」
「亜子さん、や、やめて、奥に、奥に入れ過ぎですよぉ…」
亜子は座薬ごとそのまま自らの中指を直腸の奥まで挿しこんでいた。
「せんせ、男の人が気持ちいいとこ知ってます?」
亜子は中指の間接を曲げると、ネギの前立腺をコリコリと撫で始めた。
「あぁぁぁぁ…亜子さん何を……。」
ネギの尿道からトロトロと透明な液体が溢れ始めた。
「すごぉぃ、まだ九歳なのに、こんなに感じちゃうんだぁ。」
亜子の瞳は完全に何かに取りつかれていた。
「せんせぇもうダメ…わたしもおかしくなっちゃいそう…」
亜子は自らの股間に伸ばしていた手をネギの首に回すと、上から覆い被さるようにして
ネギの唇を奪った。その間も肛門に入れた指を休めない。ネギの前立腺はますますしこっていた。
「せんせぇ、ネギせんせぇ、カワイイ、カワイイ、めちゃくちゃにしたいっ!」
亜子は唾液の糸を引いてネギの唇から離れると、体操着越しの柔らかな胸の狭間にネギの顔を押し付けた。
校庭のみずみずしい芝生の香りと、保健室の薬品の刺激臭が渾然一体となってネギの嗅覚を刺激する。
「もふっ、お、おねーちゃん、おねーちゃん!」
「そう、おねーちゃんって呼んで、もっと呼んでいいのよ……。」
母性本能と女の欲望に同時に突き動かされ、亜子はもはや理性を超越したところにいた。
「ネギくんって初めて…なんでしょ?」
「えっ?!」
「わたし、ネギくんのおねーちゃんになって、ネギくんをちゃんと見送ってあげたい。」
「見送る?」
「イかせてあげるね。」
亜子はそっと肛門から指を抜くと近くにあったガーゼで丁寧に汚れをふき取り、
ネギの横に添い寝すると、小さくもピンピンに硬くなったペニスを手で柔らかく包み込んだ。
「ひゃっ!」
「ネギ、おねーちゃんに全部任せてね。凄くいいこと教えてあげるから。」
亜子は優しくネギの首筋に唇で吸付きながら、ペニスの包皮を剥いて手でシコシコと上下動させる。
「あぁぁ、だめです亜子さん、先生と生徒がこんなことしちゃいけないって、おねーちゃんが…」
「ネギ?何言ってるの?今はわたしがおねーちゃんなの。おねーちゃんの言うとおりにしなきゃダメ…」
亜子はトロリとした目つきできつく目を瞑って快感に耐えているネギの横顔を見つめる。
「だめよネギ。ちゃんと見て。」
「な、何をですか?」
「ほら、おねーちゃんがネギのココ、一生懸命こすってるとこ見なきゃダメ…。」
「う、うぇぇん…」
ネギは半泣きになりながらも恐る恐る目を開くと、そこには亜子の白い手で愛しげに
こすられてはしたなくカウパー腺液を垂れ流す亀頭が、こちらに顔をむけてパンパンに腫れていた。
「うわぁっ!!」ネギはビクッと体を震わす。
「うふふ……。びっくりした?ねぇネギ、おねーちゃんのブルマも濡れちゃってるの。」
「…おねーちゃんのブルマ、どんな風になってるの?」
「見たい?」
「うん…。」
恥ずかしげに頷くネギの眼前に、亜子の脱ぎたてのブルマが晒された。
「どう?ネギのせいでシミになっちゃうよ。どうしてくれるの?」
「えっ、そんなこと言われても…。」
「そうだ、こうすれば乾くかも。」
亜子は突然ネギの熱くそそり立ったペニスに、湿ったブルマを巻き付け包み込むと、
そのまま激しくピストン運動を開始した。
「あぁぁぁぁぁぁぁ……。」
「ネギ、ネギ、気持ちイイ?気持ちイイ?」
「あぁっ、あぁっ、何か出そうです…。何か出るっ!!」
ネギは下半身を包み込む蕩けるような甘い感覚に全身を痺れさせながら、
尿道の奥から湧きあがる初めての射精感に腰を突き上げていた。
「ネギ、おねーちゃん嬉しい。こんなにしちゃって……。」
亜子は夢中でブルマ越しのネギのペニスを激しくこすり立てた。
「あぁぁっぁ亜子さん!亜子さん!!あぁぁぁ…。」
「えっ?!」
突然本名で呼ばれた亜子は、驚きと言い知れぬ感覚にビクンと背中を反らせてしまった。
「せんせぇ、せんせぇ、イッて、亜子のブルマでイッてくださぁい。亜子のブルマ、もっと汚してくださいッ!」
「うぁぁぁ、イクッ、あっあっあぁぁ~……。」
ビュルルルルッ!!
ネギの先っぽから青臭い白濁液が凄まじい勢いで吹き上げられた。
その飛沫はネギの胸元に着弾すると、第2波、第3波が下腹部、亜子のブルマと順序に汚していく。
ふぅふぅと涙を零しながら息を整えるネギの傍らで、亜子も目をきつく閉じながらビクンビクンと
体を痙攣させていた。亜子の涙がネギの頬にも伝う。亜子はその涙をペロッと舐め取ると、
まだ小刻みに震えるネギを再び胸元に抱き寄せ、やさしく頭をわしゃわしゃと撫で続けた。
月曜の朝、ネギはドキドキしながらHRのために教室に入ると、少し緊張しながら生徒達を見遣った。
(うぅ…あんなことになって気まずいなぁ……。)
恐る恐る亜子の表情を覗うネギ。彼女はその視線に気付くと、天使のように優しい微笑みをネギに送った。
ネギは甘い感情に胸を満たされると、気を奮い立たせた。
「よし、何か頑張れそうな気がするぞ!」
ネギの強気な表情をキョトンと見つめるアスナ。
「起立!礼!!」
そして今日もネギにとっての試練、ドタバタな一日が幕を開けるのだった。
最終更新:2012年02月01日 13:01