427 ◆O/UZZY.mgg sage 03/05/01 23:50 ID:DBv7DNE4
最終話
「「んっ……ん、んん…………。」」
誰も居ない(?)図書館島で結ばれたのどかとネギ。思いを告げた後、どちらからとも無くキスをかわし、
そして今、互いに床に横たわり強く抱き合いながら唇を貪りあっている…。
「ん……み、宮崎さん……。」
「……これからは、学校以外では、名前で呼んで下さいー……。」
「は、はい。では、僕の事も、学校以外では「先生」と呼ばないでください…。」
「は、はい…………あっ、ネギせ…ネギくん……苦しそう…………。」
「ん……僕は何にも……あ!」
のどかの体の感触と口内に夢中になっていたせいか、ネギの股間は彼女のおなかの上で激しく自己主張しはじめていた。
それに気づき、ネギは慌てふためき、顔を赤くした。
「あ、ああ……ご、ごめんなさい――…っ!!」
「誤らなくてもいいです……私が……楽にさせてあげますー…。」
「あ、あ……ひゃああん!のどかさん……そんなぁっ!」
のどか、ネギを背中に向け、耳に息を吹きかけたり、耳や首筋を舐めながら、
ネギの身に纏わり付いている衣服を総て脱がせて裸にし、再び向かい合わせて、見とれている…。
「ネギくんの肌……女の子みたいに、綺麗……んっ、ん……。」
「あひゃ、んんっ……ひいいっ!くあっ……。」
ネギの肌の感触を味わうように、唇、首筋、胸板、わき、乳首、鳩尾、へそ、下腹、と順番にゆっくりと
確信犯的に舐め下ろしていった。そして、いよいよネギの分身へと到達しようとした時、のどかは息を呑んだ。
(うそ……まだ9歳なのに、こんなに……大きいなんて……これが……私に……入るですか…?
でも……女の子みたいに……こんなにびちょびちょに……ごめんなさい、すぐに楽にはしてあげられませーん!)
故郷では割礼がある所為なのか、アングロの血なのか、とても9歳児とは思えない茫洋たる大きさのネギのペニスを見て
一旦は怯むのどかだが、一連の愛撫でとめどなく溢れる先走りに濡れる姿をみて、安堵したと同時に悪戯心に火が付いてしまったようだ。
そして……
「えう……あう……ああああんっ!の、のどかさん……ひぐううっ!」
「くすくす……ネギくん……偶に木乃香さんの言うとおり、女の子みたいです…この状態だと特に…こんなに濡れて……。」
のどかは左手と自分の口でネギの乳首を愛撫しながら、右手の指でネギの肛門を弄んでいた。
特に右手の指は的確に前立腺を捉えており、それによってネギのペニスは先走りをあたかも射精のように迸らせている…。
先ほどの上半身の愛撫と、今のペニス以外の弱い部分への集中攻撃で、ネギの頭は霞と雷が同時に立ち込めた様になっていた。
「ネギくん……。」
「……ぁ……ぁぃ……。」
「お、男の子のココも、女の子の大事な所も…性別が決まるまでは…同じ部品だって事、知ってますか……?」
「……ぇ……ぃゃ……。」
「だから、女の子も、蹴られたりすると凄く痛いし……逆に、男の子も、指でなぞられると、凄く…イイと聞きます…ほら……。」
「!!!!!!うわああああんっっ!」
先程まで肛門を弄んでいた右手を、今度は、自分のオナニーの時のように、ネギの睾丸の上で躍らせるのどか。
揉みしだいたり、引っ張ったり、或いは自分の大陰唇を弄る要領で、周りや、繋ぎ目を指で優しくなぞったり。
それにより、ネギは、無いはずの女陰をかき回されているような錯覚に陥り、ますます前後不覚になった。
それにしても、初めてなのにどうしてココまでの技を使いこなせるのだろうか?
(ハルナさん…驚かしてしまってすいませんです…こうして覚えないと、ネギくん…悦ばせられないですから……。)
どうやら、ハルナが驚愕し、夕映が思いを汲み取ってニヤリとした「あの本」から知識を吸収していたらしい。
性感帯やその弄り方、或いはその時に使うと良いツボ、辺りだろうか。ここでも、「本屋」のあだ名が伊達で無い事を示しているようである。
互いに初めてである事でも十分昂るであろう。しかし、そこまでする辺りが、ネギの気づいたのどかなりの「優しさ」故なのであろう………。
「あああああ!の、のどかさん……出る、出ちゃうっっ!!!!!!」
「出ますか?出ちゃいますか!……私の口に……遠慮なく出して下さい!!」
かぷ
びゅるるるるるるるるるる…………
「ああっ!くはあああああっっっ!のどかさああんんっ!」
「うぶっ!……ん、んっ…………んんんんん!」
いつ爆発してもおかしくない状況に置かれていたために、のどかの口の感触でついにネギのペニスは起爆した。
シャンパンファイトのように迸る精液を、のどかは総て喉に流し込んだ。
しかし、その行動と精液の匂いに酔ったのか、のどかは精液を飲み込みながら軽く昇天してしまっていた…………。
「はぁ…はぁ…のどかさん……。」
「ん……んん……あんなに大量に出せるなんて……すごいです……。ネギくん、気持ちよかったですか?」
「……は、はい……。」
「よかった……。それじゃ、今度は、私を……同じように、して下さい…。」
そう言って、自分の着衣を脱ぎだすのどか。先ほどの興奮から、瑞々しい肌はほんのり桜色に染まっている。
超中学生級が揃った2-A連中の平均からすれば幼いとしかいえないものの、将来の発展を有望視できる
要所の肉付きの良さをもった体は、本来の年齢を考えれば十分魅力的に映るであろう。
「すいません……これだけは……アスナさんや木乃香さん達には敵いません……。」
「のどかさんはのどかさんで良いじゃないですか……。皆が良すぎるんです。
僕みたいに小さな手には…これくらいが丁度いいくらいですよ…結構きもちいい…。」
「あ、ありがとですー…あ、ああん!」
(ネギくんが…私にしがみついて、一生懸命吸い付いてる…かわいい……あっ。)
のどかの上に覆いかぶさり、自分にされた事をトレースするように愛撫を行うネギ。
意識が飛び飛びの状態での記憶を辿っているのと、やはり経験が無い事からか、ぎこちなさを隠せない。
しかし、ぎこちないながらも一生懸命な愛撫と、それを必死に執り行うネギの姿を見る事で、
のどかは十二分に自分のオナニー以上の快楽の波を享受する事が出来たのである…。
「はぁ……ネギくん上手です……次は、ここを……。」
「のどかさんのここ……何もしていないのに、凄い事に……。」
「い、言わないで下さい~……さっき、ネギくん逝かせたときに、一緒に……。」
「……これで、お互いの恥ずかしい所、見られたので、おあいこですね。えいっ…。」
「ひいいいっ!そ、そう、もっと、深く………!」
(のどかさんのここ……凄く熱い……いいにおい……美味しい……目が回りそうだ…。)
じゅぶっじゅぶっじゅぶっ
「あ……ああああああああああ!」
ぷしゃああああああああああっ!
「うわあっ!」
自分の舌に反応するのどかの膣に夢中になったネギは、潮吹きという意外なしっぺ返しを喰らった。
それだけネギの執拗な責めに感じていたのだろう。
「ご、ごめんなさい~~!!!!」
「いいんです。僕も、のどかさんの口に流し込んだので、これでまたおあいこです。
それに、僕の下手な責めに感じてくれたので、嬉しく思えてくるのです…………。」
「くすくす……あ、ありがとうですー。あ、ネギくん、また、おちんちんが苦しそうに…。」
「え、あっ……!」
「それじゃあ、今度は、私の……ここで……思いっきり爆発させてください……。」
そう言った後、のどかは、ネコのように四つんばいになり、自分のをネギに向けて体勢を整えた。
「本当に…………僕ので、いいんですか……?」
「はい……後悔はしません……!」
「……わかりました。僕も、覚悟を決めます!では……んっ。」
「あ……そう、そこです……そう、ゆっくりと…………………………ひぎいいいいいっ!!」
「!」
ついに一つになったのどかとネギ。しかし、のどかのサイズに対してあまりにもネギのが巨大だった為、
一瞬にして処女膜が引き裂け、おびただしい出血が二人の太ももを伝って流れ落ちていった…………。
「のどかさん!のどかさん!」
「わ、私は平気です……!」
「そんな事言っても……凄く痛そうな顔しているじゃないですか!」
「いいんです!私に構わず……奥まで貫いて下さ――い!!!!!!」
(とは言われても……こんなに苦しそうにしているのに、自分だけ良くなるなんて出来ない!もうどうなってもいい!)
「ふんっ!」
「え……あれ?痛みが全然無い……ネギくん……一体何を……ああっ!」
「いや、言うとおりに貫いただけです……ただ、きつかったから思わず掛け声が……!」
バレるのを覚悟の上で、ネギは無呪文で治癒魔法を施した。後先を全く考えていない。まだ子供である。
本来なら、ネギにとって治癒魔法は不得意分野であったが、痛がるのどかを見たくない一心から見事に成功させてしまったのである。
そして、取り敢えずは何とか誤魔化そうと掛け声に紛らせて抽送を始めた……。
「ああ……凄い……おなかが熱い……おなかの中でネギくんが暴れてるです――――!」
「のどかさんの中も凄いです……ぬるぬるで、柔らかくて、締め付けが強くて…………。」
痛みが消えて、快楽のみがのどかに襲い掛かり、どんどん狂わせていく。
それに呼応して狂おしく蠢く膣がまた、ネギのペニスと理性を溶かしていく。
もう既に、互いを貪り喰らうことしか眼中になくなっていた……。
ちゅぱ、ちゅぱ……
「やあああん!」
「のどかさんの乳首、痛そうなくらいに固くなってますよ……。」
激しく腰を打ちつけながら、ネギはのどかの乳首に吸いついた。
くりっ、くりっ……
「はうんっ!」
「それじゃ……お返しです……。」
膣を貫かれながらも、意趣返しと言わんばかりに、のどかはネギの両乳首を指で転がした。
「は、はあっ……のどかさん……僕、もう…………!」
「ネギくん、私もです……このまま、中に…………!」
じゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっ……
「うわあああああっ、出る、出ちゃうぅっっっっ!!!!!!!!!」
「あ―――――――――――――――っ!ネギくん、ネギくうぅぅん!」
お互いを強く抱きしめながら、二人は同時に絶頂を迎えた……。
精液と愛液が、出口を求めるように勢い良く結合部の隙間から溢れ出し、それによって二人は離れた。
それでも、余韻を味わうかのように、二人は抱きしめあいながら、恍惚の表情で息を整えていた……。
「ネギくん……。まだ、私に隠し事、ありますよね……。」
「へ?」
「さっき、私が、破瓜を迎えて…つまり、初めてをあげた時に酷く痛がっていた時、一体何をしたのですか?
中々入らなくて、掛け声を出したって、言ってましたが……タイミングがずれていたので、不自然だったので…。」
「え!?あの…それは…その……。」
「何があっても、もう驚きません!真実が欲しいです!隠し事の所為で、また離れ離れになるのは、嫌です……。」
「……判りました。もう何も隠しません。実は僕は――――――」
ネギは、今まで隠し通していた素性を洗いざらいのどかに打ち明けた。
自分が、駆け出しの魔法使いである事。
魔法学校を卒業し、正式な魔法使いになる為の修行としてこの学校に来たという事。
今までの能力の高さは、みんな魔法の力によるものである事。
その事は、他の誰にも本来はばれてはいけない事。
バレた事が知れたら、資格剥奪、あるいはそれに更に存在を消されてしまう事。
そして、着任初日に、既にアスナにはバレてしまっている事……。
本来なら、この場で記憶を消してしまったほうが、誰の御咎めを受けず、そして今後の修行の為になる。
しかし、それでは本当にのどかを救った事にはならず、何より、本当に好きになった子の中の思い出が消える事が、
かえって自分のためにならないと考え、この事を誰にも口外してはいけないという約束をした上で、静かに語った……。
「…………。」
「ごめんなさい……今まで、ずっと騙してしまって……。」
「………………しいです……。」
「へ?」
「……うらやましいです……。そんな、素晴らしい力を、持っているなんて…。」
「ええええ?なななな、何で、驚かないんですか!?」
「確かに……魔法がこの世の中に存在するということには驚きましたです……。
クラスの中にも、常識が通用しそうもない凄い子が一杯居てもう慣れたかと思いましたが。」
「じゃあ……僕が魔法使いだっていうことは……。」
「その事ですが……私にとっては……ネギせんせい……ネギくんは…既に
『その存在自体が魔法のようなもの』ですから……だから、驚かないことにしたのですー♪
ネギくん……だから、この事は、二人だけの秘密にしておきますから、落ち込まないで下さい…。」
がばっ!
「ひゃっ!?」
「ありがとうございます!……のどかさん!」
「もう……いいんですからー。」
ネギの中では、正直、のどかを少しみくびっていた節があった。急ごしらえの嘘では騙せなかったこと。
そして、我慢強さだけでなく、度量も持ち合わせていた事。その事に気づいた上で、心からのどかに感謝をし、再び彼女を強く抱きしめた…。
「お互いに、それぞれの立場では未熟者同士…
今後とも、お互いに、助け合い、注意しあい…そして愛し合い、夢に向かって互いを高めていきましょう。」
「はい~。改めて……これからもよろしくお願いします……。」
身から出た錆から、本当の意味で再び強く結ばれた二人。
そして、互いの愛情と決意を表すかのように三度目のキスを行った……。
「あー、この時間だともう寮の門も入り口も閉まっちゃってますー……。」
あの後、穏やかな時を共有した二人。気が付けば、中学生としては非常に遅い時刻になっていた。
退路を失ったと思い、おろおろするのどか。そこに……。
「なら、空から入りますか?」
「えっ!?」
「のどかさんにもバレてしまったので、今回だけ、サービスしちゃいます。えいっ!」
その場で杖の封印をとき、飛行体制に入ったネギ。少し前よりに跨り、のどかを招く。
「うわー……本当に、空飛べるんですね……。あ、後ろ…いいですか?」
「はい。もしかしたら振り落とされるかもしれないので、しっかり掴まって下さい。それじゃ…うんっ!」
ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………………
(!何だこれ……いつもと同じ感覚で動かしているはずなのに、えらく強い力が……)
「のどかさん!」
「え、は、はい……。」
「今の僕だと本当に振り落としそうなので……よっと、これで、落ちないと思います。」
「そ、そんな事しなくても……あ、ありがとうです…。」
どういうわけだか強大化した魔法力によって落ちないよう、ネギは自分のネクタイを
腰にしがみついているのどかの手首に巻き付け、しっかりと固定し、浮上した。
「うわー……本当に飛んじゃってますー!!」
「何なら、もうちょっと高く行ってみますか?」
「うわー!あれが私たちの街……凄く綺麗……。」
「行き詰った時なんかに、偶にこの高さまで飛んではこの眺めを見ているのですが…気に入りましたか?
「は、はい…。あ、あの……。」
「どうしましたか?」
「もう少しだけ……この景色、一緒に見ていたいです……。」
「わかりました。体が冷えない程度なら、構いません。」
「ありがとうです……。」
互いの妄信・偶然から、深部まで触れ合って結ばれた恋人たちは、密着したまま暫しの空中散歩を楽しみ、互いの家へ帰っていった……。
翌日・学園長室
学園を取り仕切る好々爺・近衛近右衛門 と、ネギの日本での保護者・源しずな は、緑茶をすすりながら密談をしていた。
「まさか、ねぎ君とあの子が結ばれる事になろうとは……まさに瓢箪から駒じゃ。」
「学園長……また「力」で覗き見してたのですか?何もそこまで目くじらを立てなくても。」
「いや、目くじらなんぞ立てていないぞ。逆に寧ろ、このようなケースではどうなるか見てみたくてな。
結果としては、アレ以降、ねぎ君から感じ取れる力が、信じられないほど強くなっておることだし…。」
「なるほど…「唯一人を救えなくて、どうして皆を救う事が出来るか」の、実例を見てみたいと…いやらしいですわ、学園長。」
「いやいや、その例でいやらしいというのは、わしの知人がのたまった「強くなりたくば喰ら……」
言い終わる前に、総理大臣の許しがないと振り回せないごっつい顔つきハンマーで、
近右衛門はしずなに激しく突っ込まれた。そして二次元になりながらもこう結論付けた。
「まぁ、とりあえず、暖かい目で見守っていく事にしようかの……。」
「わかりました。」
~完~
最終更新:2012年02月06日 22:11