01スレ529

529 519 sage 03/05/17 14:47 ID:612b0pjb

麻帆良学園学生寮の廊下を、憂鬱な表情を浮かべたパジャマ姿のネギが歩いている。右手にはビニールバッグ、左手には大きな紙を抱えていた。
その紙にでかでかと書かれている、『只今、ネギ入浴中』の文字。
『今日はクラブで遅くなるからね。いい? きちんとお風呂に入るのよ。』
「うぅっ…やっぱり、やだなぁ…」
放課後の教室で明日菜から手渡された紙を持ちながら、ネギが溜息をつく。
風呂嫌いのネギは、ほぼ毎日のように明日菜に連れられて、麻帆良学園の大浴場でペットの如く洗われていた。
明日菜とゆっくり会話ができて甘えられるためか、最近は進んで明日菜と一緒に入っていたのだが、根本的な風呂嫌いは直っていなかった。
大浴場の入り口まで来て、しばらくネギは悶々と考え込んでいた。
「(どうしよう…入らないとアスナさんに怒られるし…頭濡らしただけじゃ、ばれちゃうだろうなぁ…あ、そうだ!! こんな時こそ、魔法があるじゃないか!!)」
突然、ネギの顔色が明るくなった。
「(よし、すぐに杖を取りに、部屋に戻ろう!!)」
喜び勇んで、ネギが来た道を戻ろうとした瞬間…
「あら、ネギ君、どこ行くつもりなのかなー?」
「さ、佐々木さん!?」
ネギが振り向くと、いつの間にか、目の前に、軽装の室内着を着たまき絵が立っていた。
「だめじゃない、ちゃんとお風呂に入らなきゃ。」
「あ、あのっ、これは、その…し、失礼しますっ!!」
いきなりネギは、まき絵に背を向けると、脱兎の如く駆け出した。
「あっ!! もう、しょうがないなー…えいっ(はぁと)」
まき絵の右手から、勢いよくリボンが投げ出され、瞬時にネギのカラダに巻き付いた。
「わひっ!!」
「さぁ、ネギ君、今日は私が洗ったげるから、おとなしくいらっしゃい(はぁと)」
「わぁん、やっぱり、こうなるんだー!!」
リボンに絡みとられたネギは、まき絵にずるずると引っ張られ、大浴場の入り口へ連れ込まれていった。


大浴場の入り口に、ネギが持っていた『只今、ネギ入浴中』と書かれた紙が貼られている。
広い脱衣所の中には、ネギとまき絵の二人しかいなかった。
「あーれー!!」
時代劇の悪代官が町娘を手篭めにするかのように、まき絵がネギに纏わりついたリボンを振りほどく。情けない声を上げ、目を回したネギが、ぺたりと床の上にへたり込んだ。
「ふにゃあ、ヒドいですよー、佐々木さん…」
「あはは、ごめんねー。でも、ネギ君が悪いんだよー。お風呂入らずに逃げようとするから…」
「わ、わかりましたよ、入ればいいんでしょ…」
ネギは、よろよろしながら、まき絵に横を向ける姿勢で立ち上がった。
ネギが、パジャマのボタンに手をかける。同時に、ネギは横目でまき絵の方をちらりと見た。
それは、最近、ネギが明日菜に対して行っている行為だった。ネギは、ゆっくりと服を脱ぐ振りをして、明日菜が水着に着替えるまでを覗き見していたのだった。
まき絵は、上着の裾に手をかけると、勢いよく上着を脱いで、真上に放り投げた。同時に、ズボンをすばやく下ろして脚を抜く。落ちてきた上着をズボンと一まとめにして、かごの中に投げ込む。
白いレースのブラジャーのフロントホックを外し、肩からすばやく取り外す。ブラジャーを左手に持ちながら、両手でショーツをずらし、右足、左足と脱いでいき、ブラジャーといっしょにかごの中へと放り込む。
この間、約15秒。新体操の演技をするかの如く、流暢な動きの中で、あっという間に、まき絵は一糸纏わぬ裸身を、ネギの前に晒け出した。


「あっ、ネギ君、おっそーい。」
呆然と見ていたネギに、まき絵が声をかける。
「さ、佐々木さんが早すぎるんですよ。それと、あの…水着とか、着ないんですか?」
やや恥ずかしげに、ネギが上目遣いでまき絵を見つめて呟いた。
明日菜よりも一回り小柄で、痩せ型な印象。膨らみかけの小さな乳房にぽっちりと付いた淡いピンクの乳首。見事なまでにくびれた腰周り。明日菜と同様、茂みのない局部。
「何で?」
きょとんとした顔で、まき絵が答える。
「何でって、あれ…そういや何でだろう?」
ネギは、明日菜が以前、ネギにハダカを見られても平気だと言っておきながら、相変わらずお風呂では水着を着ている事に疑問を感じた。
「ほら、何してるの、ネギ君。さっさと服、脱いでよー。」
「あ、はい、佐々木さん…」
ネギは、脱ぎかけだったパジャマを脱いでいく。ブリーフを脱いだ瞬間、ネギは、まき絵が目の前にしゃがみ込んでいるのに気がついた。
「あ…あうっ…佐々木さん…」
「えへへ、かっわいーっ(はぁと)」
慌ててタオルで前を隠すネギだったが、すでに手遅れであった。
「ネギ君、いっくよー。」
「あうぅ、モロに見られちゃったよー…」
タオルで前を隠すこともなく、浴場へと駆けていくまき絵の後を、赤面したネギが追いかけていった。


「ネーギ君、こっちだよーっ。」
「あっ、はーい。」
だだっ広い大浴場の一角にある洗い場で、まき絵が手を振ってネギを呼んでいる。
「(ネッギ君とおっ風呂っ、ネッギ君とおっ風呂っ、ネッギ君とおっ風呂ーっ!!)」
既に、まき絵の心の中は、かなりのウェイトを煩悩が支配していた。
そんなまき絵の前に、ようやくネギが駆けつけてきた。
「まずは、頭を洗ってあげる。さぁっ、座って、座ってっ(はぁと)」
まき絵の口から出る声も、いつもよりテンションが高くなっていた。
「はい。じゃあ、よろしくお願いします。」
まき絵に背を向ける形で、ネギが椅子にちょこんと座る。
「(ネ、ネギ君…かわいすぎるっ!!)」
目を一際輝かせながら、まき絵はシャワーの柄を持ち、ゆるい水量で、ネギの髪の毛をお湯でまんべんなく濡らしていった。
「うーん、そろそろいいかなっ。じゃあ、シャンプーしたげるねっ(はぁと)」
まき絵はシャワーの湯を止め、両手にシャンプーを付けると、ネギの髪の毛に充分馴染ませ、指の腹でごしごしと洗いはじめた。
「わぁ…佐々木さん、アスナさんよりも丁寧ですよ。」
「えへへー、手慣れたもんでしょ。昔は、弟もこうやって洗ったげてたからね。」
「へぇ…弟さんがいるんですか。」
「うん、ネギ君と違って、とっても生意気なんだけどねー。」
ネギの髪の毛が、たくさんの泡に包まれていく。
「(ネギ君と二人っきりで、こんなに近くで、ハダカのおつきあいができるなんてっ!! あぁっ、し、幸せすぎるぅっ!!)」
目を爛々と輝かせ、満面の笑みを浮かべたまき絵は、シャワーでネギの髪を洗い流していった。


「(あぁん、もっとネギ君と触れ合いたいっ、ネギ君を独り占めしたいっ、ネギ君を感じていたいようっ…あっ、そうだっ!!)」
まき絵の頭の中で、何かが閃いた瞬間、理性の壁が音を立てて崩れていった。
「ねぇ…次はカラダを洗ってあげる。ちょっと待っててね、ネギ君(はぁと)」
「はい、佐々木さん。」
やや艶っぽい声でネギに囁くと、まき絵は、ボディシャンプーの容器を取り、自らのカラダに塗りたくっていった。
「さぁ…準備できたよ、ネギ君。そのまま椅子に座っててぇ…」
「はい、どうぞ…うわっ!!」
椅子に座っていたネギの背後から、まき絵がいきなり抱きついてきた。まき絵のかすかな膨らみが、ネギの背中に押し付けられる。
ボディシャンプーの冷たい感触と、生暖かいまき絵の柔肌の感触が入り混じって、ネギのカラダに伝わってくる。
「あ、あのっ、佐々木さん、何するんですか!?」
「えへへぇ、こーするのよ…それっ!!」
言うや否や、まき絵はネギにカラダを押し付けながら、ゆっくりと上下に動き始めた。
「わわっ、くすぐったいですよ、佐々木さん…わひゃっ!!」
「ほーら、きれいきれいしましょーね、ネギ君(はぁと)」
まき絵とネギの触れ合う箇所から、たくさんの泡が噴き出してくる。
「お背中だけじゃなく、もっと色んなとこ、洗ってあげるねー(はぁと)」
「わぁぁっ!!」
ネギは椅子から降ろされ、床に脚を投げ出す格好で座ったまき絵の上に重なるように乗せられた。


まき絵は、2-Aの中では比較的小柄な方であったが、ネギのカラダはすっぽりとその中に収まってしまっていた。
まき絵の両手は、ネギの鎖骨から、胸、腹にかけて這いずり回る。時折、まき絵の指先が、ネギの乳首をかすめていく。その度に、ネギの口から、小さな喘ぎ声が漏れてくる。
ネギの背中に抱きついたまき絵のカラダの動きも、徐々に早さを増していた。
ネギのカラダの中を、これまで経験した事のない快楽が駆け抜けていく。心臓の鼓動が激しさを増し、カラダ全体が紅潮していく。
「はぁっ、はぁっ…佐々木さぁん…ぼく、ぼく、おかしくなっちゃいますぅ…あぅんっ(はぁと)」
「ふふっ…いい声で鳴くじゃない、ネギ君(はぁと)。いいのよ、もっとおかしくなってもぉ…」
まき絵の声に、妖しい色が混ざっていく。まき絵のカラダも、ネギと同様、ほんのりと桜色に染まっていた。
「おやぁ、ネギ君、乳首が固くなってるよぉ…どーしたのかなぁ?」
まき絵が、人差し指と親指で、ネギの両方の乳首をつまみ、コリコリと刺激する。
「あぅ、こ、これは、その…き、気持ち、いいから…」
ネギが、何故か申し訳なさそうに、まき絵に返答する。
「ふふっ…私も、気持ちいいんだよ、ネギ君…いっしょに、気持ちよく、なろーね…」
ネギの背中に押し付けられたまき絵の乳首は、既に勃起していた。押しつぶされたまき絵の乳房が、ネギの背中を動き回る度に、波打つような快楽が、まき絵のカラダに流れ込んでくる。
二人のカラダを、たくさんの泡が包み込んでいく。快楽に後押しされるかのように、まき
絵の脚が、ネギの脚に絡みつき。艶めかしく動き出す。
「(あぁん…カラダの奥が熱い…熱いよう…)」
まき絵の「オンナ」に火がついた。


「(あぁっ…何だか、カラダが蕩けて行くみたいだ…)」
全身を駆け巡るまき絵の愛撫を受けながら、ネギは陶酔しきっていた。
「(知らなかった…カラダを洗うのが、こんなに気持ちいいコトだったなんて…)」
虚ろな目を浴場の天井に向け、快楽の波に溺れながら、ネギはまき絵に素直にカラダを預けていた。
その視界が、不意に、ガクンと降下した。
「わわっ!!」
突然、まき絵が両手でネギの腰を抱えて立ち上がった。支えを失ったネギの上半身が宙ぶらりんになる。
「さ、佐々木さん、危ないですようっ…うあぁっ!!」
まき絵は、ネギの左の臀部に股間を押し付け、一番敏感な部分を擦りつけるように、上下に動き始めた。
「あぁ~ん…はうぅ~ん…いい、いいよう、ネギくぅん…」
まき絵の甘ったるい喘ぎ声が、浴場の壁に反響して、ネギの耳に入ってくる。
「(あぁっ…、な、何か、ヘンな感じがする…)」
臀部から伝わる摩擦感と、まき絵の喘ぎ声が、ネギの「オトコ」を刺激する。
ネギの鼓動が激しさを増し、股間に大量の血液が送り込まれていった。
「えっ!?」
いきなり、股間から突き上げられるような感覚を感じ、ネギが自らの股間を覗き込んだ。
「わぁあああっ!!」
「はうっ!?」
ネギの叫び声で、まき絵が我に返った。
「わ、私、一体何を…きゃっ!!」
自らの股間をネギのお尻に擦りつけている様を見て、まき絵が顔を真っ赤にする。
気がつくと、ネギが、まき絵の方を振り向いて、目に涙を浮かべていた。
「ど、どうしたの、ネギ君?」
「ぼくの…ぼくの、オ…オチンチンが、腫れちゃった…」
「えっ…(はぁと)」
涙声で呟くネギの言葉に、まき絵の顔が妖しく綻んだ。

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最終更新:2012年02月06日 22:53
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