726 v3yaa ◆d4WtKA.Zvs sage 03/09/27 02:29 ID:nAEZE7+O
エヴァは、サウザンド・マスターの要求に憤慨したが、それ以上抵抗できずに、黙りこくってしまった。
「(具体的で、なおかつ詳細って…、そ、そんな事、言えるか…!! あぅうっ!!)」
下半身を駆け巡る快楽に堪えきれず、エヴァの脚が、がくがくと震え出す。
「(だ、だめだ、もう、限界だ…。ええい、もう、どうにでも、なれっ!!)」
もはや、自尊心を保つ余裕すら、今のエヴァには残されていなかった。
「わ、私の…。」
一旦、息をついてから、恐る恐る、エヴァが話し始めた。
「私の…、この恥ずかしい汁を垂らした…、は、はしたないヴァギナに…、貴様の…、たくましいペニスを、奥まで突っ込んで…、ぐ…、ぐちゃぐちゃになるまで、掻き回してくれぇっ!!」
大きく自尊心を傷つけながらも、エヴァは、サウザンド・マスターの要求に応えた。しかし…
「やなこった。」
サウザンド・マスターの返事は、それだけだった。
「なっ…!! き、貴様、騙したのかっ!!」
目に涙を浮かべながら、エヴァがサウザンド・マスターに詰め寄る。
「騙してなんか、いねえぜ。俺は、お前に『説明を要求する』とは言ったが、お前の申し出を引き受けるなんて、一言も言ってなかったぜ。」
「サ、サギだ、嘘つきだ、オニだ、アクマだ、ヒトでなしーっ!!」
「言いたい放題言ってくれるぜ…。だいたい、お前、その妖しげな術を俺にかけて、今の俺と同じ事しようと考えていたんだろうが。」
「(図星っ!!)」
サウザンド・マスターの指摘が、エヴァの心にぐさりと突き刺さる。
「そんなおいたをする、悪い子は、それなりのおしおきを受けてもらわなくっちゃあな。」
サウザンド・マスターは、ゆっくりと立ち上がると、再び、次の街の方へと歩き始めた。
「ま、待て、サウザンド・マスター、こんな私を置いて行くのかっ…!!」
エヴァの膝が、ガクンと落ちる。
「まぁ、こうなったのも、お前の責任だ。せいぜい、呪いを解くか、我慢しまくるか、どちらなりと精進しろや。幸い、ここはほとんど人も通らねえしな。あばよ、ガキンチョ。」
「そ、そんな…、待て、サウザンド・マスター…、貴様の…貴様の、ペニ…、あっ!!」
その瞬間、エヴァの心の中で、何かが弾け飛んだ。
しばらくして、エヴァの顔に、妖しげな笑みが浮かび上がってきた。
「ふ、ふふふ…、こうなったら…。」
エヴァの目は、既に焦点を失っていた。
「来た道を戻って、街中の男どもを片っ端から襲って、精根尽き果てるまで、交わりまくってやるぞぅっ!!」
エヴァの叫び声を聞き、サウザンド・マスターの歩みが止まる。
「そこまで堕ちるか…、つーより、堕ちすぎだろ、おい。」
箍が外れたエヴァは、もはや性欲に忠実な奴隷と化していた。
「ふ、ふはははは、待っていろぉ、盛りのついたオスザル共!! この私のエレガントなナイスバディに、カラダ中の穴という穴に、そして、煮えたぎるこの私の肉壺の奥底に、欲望に満ちた熱いほとばしりを解き放つがいい!! …あいたっ!!」
勢いよく立ち上がり、元来た道を走り出そうとしたエヴァの頭に、サウザンド・マスターの杖の柄が振り下ろされた。
「こら、ガキが、下品な言葉を連発して、でかい声でわめき散らすんじゃねぇ!!」
頭の痛みと、サウザンド・マスターの叱り声に、エヴァが我を取り戻す。
「きっ、貴様が抱いてくれないから、だろっ。だったら、肉奴隷になった方がマシだ…、いたっ!!」
再び、サウザンド・マスターの杖が、エヴァの頭を直撃する。
「あのなぁ。魔法が使えねえお前がそんな事したら、たちまちとっ捕まるって。それに、人様を面倒事に巻き込むのは、俺としちゃあ、一番ポリシーに反する事なんでな。」
「じゃあ、私と…、して、くれるのか?」
「それも、俺のポリシーに反する。だけど、さっき言ったポリシーよりは、優先順位が低いからな。そうだな…、条件をやろう。まずは、自分を慰めて、この俺に見せてみろ。俺がその気になったら、続きをしてやる。どうだ?」
「わ、わかった…、言う通りに、する…。」
エヴァは、サウザンド・マスターの提案を、素直に受け入れた。
最終更新:2012年02月12日 20:44