332 (;´・`)@Bフレ中毒 ◆O/UZZY.mgg sage 03/11/20 03:52 ID:6+orW9Bm
巻の五 (最終話)
「あ、ちょっと待ってください……。」
がさごそ……
「あ、あった。」
ぱくっ
ちゅっ、ちゅ、ちゅう…………
「あん、そんな、いきなり……。」
「楓さん、ちょっと、口開いてもらえませんか……。」
「え……ん、あーん……!!?」
ごく、ごくんっ
何か薬らしき物を口に含んだネギは、続けざまに楓の母乳を口に含み、
口の中の物を口移しで楓に全部飲ませた。
「ちょ、ちょっと、ネギ、何を飲ませた?」
「えーと、その……【万が一の間違い】にいつ直面しても大丈夫なように、
特製の避妊薬を飲ませておきました。こうしておけば、後で何も問題は無い筈です……。」
「…………。」
「え……僕、何か気に障る事を言いましたか……?」
「あ……いや、あれだけ暴走しておきながらそこまで気を回してくれるのが、
ちょっと照れくさく思えてね……。それに、避妊の事なら、忍術の一つで
それに対応する事など造作も無かったのに……かたじけない、ネギ……。」
「いえいえ……。ところで、ここでは何なので……。」
ひょいっ
「え……あひゃあっ!」
「テントを壊してしまうといけないので、外に移ります。」
ネギはそういって、魔法力で補助しつつ両腕と剛直で楓をお姫様抱っこで持ち上げ、
テントの外の近くにある草むらまで、楓のつま先と後ろ髪を少し引き摺りつつ運んでいった。
「ちょ、ちょっとネギ、恥ずかしいよ……!」
「え?今ここにいる人間は僕達二人だけですよ?」
「あ…そうじゃなくって……今まで、里や、任務の時に、男を抱きかかえた事はあったけど…
こうやって、男の人に抱きかかえられた事……幼い時以来、無かったから………………。」
「えへへ。これで、図書館島の最下層の借りが返せましたね♥」
「ま、まだそんな事覚えてたの……バカ♥」
恥ずかしがる楓を降ろし、再び臨戦態勢になるネギ。
「それじゃ、いきますよ……。」
にちゃ……
「くっ……。」
ずぶずぶ……
「はぁぁ……くぅっ!」
(なんて太さなの……もう余裕がないなんて……。こんなの奥まで入ったら……)
ずぼっ!!
こつん……
「んん━━━━━━━━━━━━!!!!!」
びくん、びく、びくんっ!
常識はずれの逸物をいきなり勢いよく挿入された上に、
奥の子宮口を突っつかれた衝撃まで併さって、
本来の意味での修行の甲斐なく昇天してしまった……。
「楓さん、楓さんっ!大丈夫ですか!?」
「大丈夫なわけないでしょ……はぁはぁ……いきなり奥に当たってきたから……。」
「す、すいません……。」
「謝る事は無いよ。すごく良かったから……。
ああ……ネギの逸物の鼓動が…温度が…直接おなかに響き渡ってくる……。」
「僕も……楓さんの中の、熱くて、柔らかくて、きついのが判ります……すごい気持ちいい……。」
「さぁ……私は気にしないで、どんどん突いてきて!あたしのをネギので満たして!!」
「は、はい!」
多少の理性こそあれ、すでに壊れている二人。
任務の為に鍛え上げられた女陰と、女性を犯し殺す為としか思えないような巨根。
問題なく結合できたのを理解した直後から、互いの死力を尽くすかのように貪り始めたのであった……。
きゅううううううん!
「はああんっ!楓さん、それ、いい!もっと、もっと締めてぇぇ!!!」
「そんな……密偵のを捩じ切る為に使った術が効かないだなんて……。」
「ちょっと待ってください!何でまたそんな物騒な事を……やっぱり本当は…。」
「ち、違う、そんな悪意は無い!ただ……ネギが激しすぎるから、
ちょっと休みたくて……冗談でやっただけだから……ごめん、ネギ。気を落とさないで。」
「いいですよ。悪意が無いのは判りましたから……。でも、ちょっと驚いたので、休ませません♪」
「ござぁぁぁ............」
ネギの予想だにしない激しさに消耗し、ここいらでまったり、と思って
冗談で「奥の手」を出して止めようとした楓だったが、逆にネギを悦ばせてしまった挙句に、
楓は息つく暇すら奪われてしまっていた……。
じゅぷっ(こんっ)じゅぶっ(こんっ)じゅぶっ……
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
「はぁはぁ…楓さん……僕、喉が渇いてきました……。」
「おやおや~?はぁはぁ……休ませないといったのは何処の何某だったかなぁ?えいえいっ♪」
「きゃっ、はうっ!誰も休むだなんていってないですよ。そもそも手近な所に……。」
「へ……ま、まさか……?」
ちゅっ、ちゅぱ、ちゅうぅぅ…………
「ひっ、ひいぃぃぃぃぃぃん、だ、駄目!今、吸うのダメェェ!!」
(吸われる、吸われるぅぅ……只でさえ下は火事場みたいになってるのに、
上までそんな事されると……気持ちよすぎて本当に壊れちゃうよぉ……)
きゅん、きゅん!
「はぁぁ……すごい……おっぱい吸われてこんなに感じちゃうんだ……よーし、もっと吸っちゃえ♥」
「い、いやああああああああん!」
(ち、違うのぉ!気持ちよすぎて、また私一人だけイッちゃうのがイヤなのぉ!!)
また一人だけみっともなく昇天するのが恥ずかしくなった楓は、
奥の手を使ってネギに呼びかけるも、逆にそれが今のネギには最高のご馳走になっている事を
見事に失念し、余計に重い快楽のメインディッシュを喰らう羽目になってしまい、
要らぬ所でバカブルー丸出しになってしまっていた。
「しかしさっきから、ダメとかイヤとか言っている割には……顔が凄く嬉しそうにみえますよ……。」
「そ……それは……気持ちよくされるのは、嬉しいんだけど……一人だけでイクのが……面目が無くて……。」
「そんな事気にしなくていいですよ。最初は僕が散々気持ちよくなってましたから。
だから、楓さんも、遠慮しないで、どんどん気持ちよくなってください。あまり技には自信ありませんが……。」
「技なんか無くても、ネギのは、スゴイよ……。その一生懸命さだけでも……。」
「ありがとうございます……。あ、顔といえば、さっきから、楓さん、両目が開いてますね……。」
「えっ、そ、そう……?ふだんから、あまり目は開かない方なんだけど……。」
「普段の糸目な楓さんも、優しげで良いと思いますが……今の両目開いた楓さんは……。」
「今の私は……?」
「凄く綺麗で……そして、えっちな感じです……。」
「やだ、もう……イギリス紳士がそんな事ばかり言っていると、本当に千切っちゃうぞ♪」
「はうっ!」
途中で気づいた顔と態度の乖離の意味が判り、もっともっと良くしようと再び本腰を入れるネギ。
中々言い出せなかった意地をも心配するネギの優しさに再度惹かれ、再び快楽に身を投じる楓。
それぞれの想いが交錯した末の甘く激しい睦み合いも、
楓の迫力のボディ、ネギの魔法力による意外な膂力と逸物の所為で、
端から見れば弩迫力の獣のような交わり合いにしか見えないであろう。
「あああ……楓さぁん……もう、僕、出ちゃいそうです……もっと、もっと締め付けてぇぇ!!」
「そう……もう、私も限界……ネギ、もっと吸って!もっと突いて!!もっとこわしてぇぇ!!」
じゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっ…………
きゅんっ、きゅっ、きゅきゅきゅきゅ………
ちゅぱっ、ちゅぱっ、うじゅうううう…………
「ひゃああああんっ!楓さん、出る、出ちゃいますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「ネギ……あ、わ、私も、もう、ダメ……思いっきり出してぇぇぇぇぇ!!」
どくんっ、どくんっ、どくんっ、どくんっ…………
どびゅるるるるるるるるるるるるるる…………
ネギは楓の子宮内に溢れかえり、そして膣外まで漏れ出すほどの大量の精子を放ち、
楓は、ネギの口では全て受けきれないほどの母乳を、天に向かって綺麗なアーチを描きながら発射して、
同時に昇天し、それでもなお結合を放さずに、
楓はネギを強く抱きしめながら、ネギは楓の乳房に顔を埋めながら強く余韻に浸っていた…………。
外にまで及んだ激しい行為の後、二人はもう一度ドラム缶の五右衛門風呂を沸かしなおし、
まるで親子か恋人同士かのように、向かい合ってじゃれ合いながら行為の汗を流していた……。
「昼間に続いて、さっきまであんなに動いて……大丈夫でござるか?」
「へへ……流石に、今となってはちょっときついです……。」
「そうでござるか……でも、成長していけば問題ないから、気にしなくていいでござるよ。それより……。」
「それより?」
「学園に戻ったら、拙者を、パートナーとして受け入れて欲しいでござる……。」
「ええ。よろこん……」
むにゅん……
今頃になって積もりに積もった疲れがどっと出て、湯船で眠りついてしまったネギ。
しかしその寝顔は、至極安心しきった穏やかな寝顔で、楓の乳房にしがみつきながら安らかな寝息を立てている。
楓は、再び母性溢れる穏やかな顔で見つめながら、ぽつりと今の心中を呟いた……。
「ふふっ……アレだけ散々驚かしておいて、これでござるか。
でも、ここまでの器だったら、今後の苦しい事態も、きっと上手く切り抜けて、一緒に笑い飛ばせそうでござるな……。」
その週明けの月曜日の昼間 学生食堂にて―――
「あー、ネギは職員室に呼ばれてるし、このかは学園長に呼ばれているし……。
なんか久しぶりに一人きりの昼食になっちゃったなー。
最近はネギに付き纏われるのもそんなに嫌じゃなくなってきたし、なんか淋しいな……。
しょうがない、バカレンか図書館部かチアの連中かいいんちょと合流して相席してもらおうか………。」
そう呟きながら、ネギの仮契約従者・神楽坂明日菜は、
注文した昼食を持ちながら、食堂敷地内をぐるぐる彷徨っていた。
「おやおや、席がないでござるか。よければ相席でも構わないでござる。」
「あっ、楓ちゃん!いいの?あの双子は?」
「二人なら、また何かよからぬ悪戯を思いついて先に行ったでござるよ。」
「あ、そう……それじゃあ、失礼するね。」
路頭に迷っていた明日菜を、楓は誘い込んだ。
おにぎりセットとプリンパフェを頼んでいて、後はパフェを半分残している状態。
いろいろと学園生活について等の取り留めない話をしながら、完食し、
立ち上がり様、妖艶かつ、たくらみ深い薄い笑顔で明日菜の耳元で囁いた……。
「あんまりネギ坊主の気持ちに気づかずにボサッとしていると、こちらから掠め取ってしまうでござるよ……ニンニン♥」
「えっ?………………!!」
━━━━━━完━━━━━━
最終更新:2012年02月12日 21:10