05スレ157

157 :早乙女ハルナ・オーヴァーヒート ◆lQS9gmV2XM :04/01/18 00:27 ID:vUAoB3nn

「そして前置きもなく、ネギ先生、本日の搾精当番はこのパルこと早乙女ハルナがお相手をいたしますので、覚悟してくださいね」
 まるで呪われた村を舞台にした推理小説によく出てくる、古来の伝説を盲信する婆さんのような笑みを浮かべる早乙女ハルナは、眼鏡をキラリと光らせながらどこか邪悪なオーラを纏いつつネギに近づいていった。
「は、はい、よろしくお願いしますハルナさん――――って言いますかその、二つぐらい質問してよろしいでしょうか?」
「三つでもかまいませんよ」
 ネギを見て、ハルナはにっこりと微笑んだ。
「まず最初に、どうして僕はこんな風に縛られて拘束されているのでしょうか? これではまるで、僕が何か罪を犯して拘束されているみたいですよ?」
 ネギは椅子に座らされていて、上からロープでぐるぐる巻きにされている。ぐるぐる巻きごっこなど勿論していない。その厳重に巻かれたロープからは、ネギを絶対に逃がさないとする絶対的な意志があからさまに感じられた。
「それは愚問というものですねネギ先生。先生の罪とはあまりに可愛いことに他なりません。先生はその事実にお気付きではないというのですかっ! ショタで天才で先生で紳士だなんて、そんなに数多くの属性を持ちながら、ああ、なんてもったいないっ!」
「は、はあ……すいません」
 意味不明なことを真面目な顔で謳うハルナを見ながら、ネギは背筋に寒いものを感じつつとりあえず肯いた。
「えと、もう一つの質問です。彼女たちは、一体………?」

「気にしないで下さい。モブのようなものですから」
「え……ボブ?」
 ハルナの背後には女子の集団がワンセット、ネギをまるでアイドルでも見るような視線で眺めているのだった。
 集団は全体的に呼吸が激しく、目はぎらぎら輝いている。興奮しているためか、それとも集団が過密すぎて酸欠なのか、顔もかなり赤いように思われる。
 一言で表現すると、怖い。
 集団はネギの心の奥底までも見透かすような澄んだ瞳を持っているのだが、どうやら余計なフィルターが設置されているらしい。
そのフィルターを通して観察されるネギは、果たして彼女たちの中でどれくらい歪んでいるのか。
 とにかく、虫眼鏡が日光を集めるが如く彼女たちの意識はネギに集中し、よくでもない像を成しているのだと、かなりの高確率で考えられる。
 それともギャグではなく本気で、ネギのハートを焦がすつもりなのかもしれない。
(こ、この人たちは……悪魔に操られているのかもしれない!)
 集団に気圧され、そんなことをネギは考えてしまう。
「じゃあみんな、やっちゃえ―――!」
 ハルナの一声で少女たちが背景から溶け出して、ネギに向けて殺到してきた。
「う、うわあああああっ、や、止めてぇ―――」
 少女たちの無数の手がネギの肉体に纏わりついてきた。ネギのおへそや首、髪の毛や頬、お尻や太もも、陰部以外をマッサージされるように撫ぜまわされる。
 敵に密集し殺害する蜜蜂の群れのように、少女たちはネギを隙間なく包み込んだ。その中からネギの苦しそうな声が聞こえてくる。
「あ、悪魔よ、去れぇ!…………………あ、ああっ、悪魔払いの呪文が効かない! あっ、う、あっ、あうぅ………お姉ちゃん、助けてぇ………!」
 自分の周囲で渦巻く「はあはあ」という無数の荒い息を感じながら、ネギは夢も叶わぬまま無念の死を覚悟した。

「ピィィィィィ――――! はいそこまで」
 ハルナが審判のように笛を吹くと、集団はさっとネギから離れて、背景に戻っていった。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」
 気持ちを落ち付かせたネギは、驚くべき現象に遭遇した。
「そ、そんな、服が全部脱がされてる!? 椅子に縛られたままどうやって!」
 なんと、ネギは椅子に縛られたまま、全ての衣服を剥ぎ取られてしまっていたのだ。その場にいるのは最早教師ではなく、全裸で椅子に縛り付けられた一人の幼い少年だった。
「ど、どうやってこんな……、まさか、ハルナさんは武装解除が使えるのですか!?」
「全ては彼女たちの、少年への無限の愛が為せる技です」
 なんとも言い難い不気味な返答に、ネギは言葉に詰まった。
「では先生、搾精を始めましょう」
 そしてハルナがついに動いた。ハルナはスカートを脱いでブラウスのボタンを全て外していき、そして大きなブラをゆっくりと取り除いた。
 唖然となるネギの目の前でハルナは半裸になっていく。柔らかな大きい胸を露出し、淡いピンクのパンツを見せ、その上から前が全開のブラウスを纏うという異様な格好になって近づいてくる。
「ハルナさん、な、何をするんですかっ!?」
 ハルナは目を細めてネギの顔を見続けながら、そのままゆっくりと裸のネギに覆い被さっていった。
 そしてネギの上に座り、ネギが縛られている背もたれに腕を回し、そのまま身体をぴたりと密着させた。ハルナの息が、ネギの前髪を微かに揺らす。
「うぅ……は、ハルナさん―――」
 一つの椅子に、全裸の少年と、半裸の少女が向かい合って座るという、奇妙な光景が部屋の中央に完成した。
 ネギはハルナから漂ってくる甘い香りを吸い込みながら、自分にかかってくる少女の重さを感じ、顔を赤くしながら苦しげにうめいた。

「どうしたんですか先生?」
 見下ろしてくるハルナの、眼鏡の奥の意地悪な瞳が、ネギの顔を映し込む。
 ハルナは、少し左を向いているネギの小さなペニスに股間を降ろし、その豊かな胸をネギの身体に押し付け、自身の温かさで裸のネギを包み込んでいた。
「ハルナさん、ち、ちゃんとその、こんなことをしていないで、搾精当番を―――」
「あら先生、この可愛いおちんちんを勃たせる方法に、特にルールはなかったと記憶していますよ? 試験管に入れて提出する精液には制限がいくつかありますが……」
 とても残念そうにハルナはそう言うと、ネギの上から降りてそのまましゃがみこんだ。そして愛用のペンに馴染んだ利き手で、ネギのペニスをぎゅっと掴む。
 温かいネギのペニスの体温が、ハルナの手の平に伝わってきた。
「ひゃう!?」
「あれぇ、ネギ先生、もう先走り汁出まくってるじゃないですか」
 ハルナの手の平で、ネギのペニスは堂々とその存在感を誇示していた。
 ペニスは十分過ぎるほど勃起して亀頭は張り詰めており、溢れ出した透明な先走り汁が、ハルナの細い指をねちゃねちゃと汚している。
「もしかして、服を脱がされる時に、誰かにおちんちん触られましたか? ん? でも、私が座る前に見た時は普通だったし」
 ハルナが自分の下着を確認すると、淡いピンクの布地にねっとりと、ネギの先走り汁らしき染みができていた。
「―――もしかして先生ったら、直接触られてもないのに、私が抱きついただけで、こんな調子なのですか?」
「………そ、それは」
「だったら、風呂場とかでみんなの玩具にされている時とかも、嫌がりながら湯船に先走り汁を撒き散らしていたわけですね?」
「え、う!? そ、そんなことは、だ、断じてありません!」
 ネギは顔を真っ赤にして、首をぶるぶると横に振る。その様子を見れば、動揺しているのは明かである。

「ふふふ、怪しいですねぇ」
「ほ、本当に違うんで…うあああっ! あっ、うっ、う、あぁ! は、ハルナさ…待って、あ、あっ!」
 ハルナはネギの先走り汁をローションの代わりにして、そのまま亀頭に広げた。左手でペニスの根元を掴み、そのてらてらと光る亀頭を右の手の平に収める。
 そして、そのまま亀頭で手の平に字を書いているように、濡れた亀頭の表面を満遍なく捏ねまわし始める。
「あっ、ああぁっ、ちょっと、い、痛、うっ、う、うぅ、もっと、や、優しく、ふうっ……!」
 ハルナの手の平と、ネギの亀頭の間から、泡だった粘液が音と共に溢れてくる。
 その摩擦が生み出す痛みとむず痒い快感に、ネギのペニスはどんどん膨れ上がり、その大きさを増していく。
 ネギの精神の動揺を現しているように、縛り付けられた椅子がガタガタと揺れた。
「ごめんなさいネギ先生ぇ、でも女の子の全員が全員、優しくしてくれるとは限りませんよ」
 ハルナが亀頭をゆっくりと解放すると、手の平からはネバネバと先走り汁が糸を引いていた。
 文句の付けようがない程に勃起したペニスを聳えさせながら、ネギは責めから解放された安堵の表情を見せる。しかしペニスは再び、ハルナに捕まってしまった。
「ネギ先生、英国紳士を称するからには、乱れないで下さいね」
「うっ、あっ、あああっ、うっふうぅ―――」
 ハルナはネギのそそり立つペニスを掴むと、今度は力強くしごき始めた。
 ハルナの手が激しく上下に動く度に、張りつめたペニスの先端から先走り汁が流れ落ちる。
 まさにペニスから精を搾り取るような強烈な責めに、ネギは悶えて情けない声を上げた。


「は、ハルナさん、僕、もう、出ちゃいますぅ―――」
「まだまだ早いですよ」
 ハルナはしごくのを止めると、人指し指の指紋を亀頭にプリントするように押し付けた。そして、まるで磨くように、集中的に、その部分だけをごしごし擦る。
「ふぐぅ、あ゛ぁ! あ゛、あっ!」
 ペニス全体に広がっていた快感の波が、一気に亀頭の一ヶ所に集中し、ネギは痙攣するようにびくびく震えて暴れた。
 しかし縛られた縄が肌に食い込むだけで、責めから逃れることは叶わない。
 するとハルナは、今度は手をペニスから離して、ペニスが少し小さくなるまで待ち始めた。縛られてネギは自分でしごけず、ペニスは少しずつ縮み始める。
 そしてまた、ハルナはねちねちと責めを再開した。
「うっ、ふぅ、うあ゛……あ゛ぁ、ああっ!」
 ハルナはネギをイかさないように、責めと休憩を繰り返していた。
 ペニスに精液が満ち満ちて発射寸前になる度に責めが中断し、そのまま鎮まってしまう。
 ネギの中で、1まで進んで止まるカウントダウンが何回も繰り返されていた。
 時間がどれくらい経過したのかも分からなくなるほど、射精できない心地良い苦しみが、ネギの精神を蝕んでいった。



「あっ、はっ……ふあああぁ―――ま、また、イけないぃ……ふあ、ああぁ・・……ん」
「ふふっふ―――ネギ先生ったら取り乱しちゃって情けない。それそれ」
 悶絶するネギを無視して、ハルナはネギのペニスを弄び続けた。元の倍以上に大きくなったペニスが苦しそうに震えるのを見て笑いながら、カウパー塗れの手を動かしていく。
「ふあ、あ! うあぁ……は、ハルナさん、もう、もう出させてくださいっ!」
「んー、仕方ないですね。それぇぇ―――」
 ハルナの手が、ネギのペニスを連続でしごき始めた。今度は途中で止まったりはしない、ネギを絶頂へ導いていく動きだった。
「あ、ああ―――――っ!」
 ネギのペニスから白い精液が、凄まじい圧力で噴き出した。それはハルナにもべちゃべちゃと降り注ぎ、その顔を白く汚してしまう。
 ハルナの眼鏡や黒い髪、頬や鼻、唇から牡の欲望が滴り落ちた。
「うわあ、すごいですね」
 ハルナは冷静に試験管にネギの精を集め、眼鏡についた白い粘液を専用の布で拭い、唇周辺の精液をぺろりと舐めながら微笑んだ。そして頭を下げる。
「ありがとうございました! ネギ先生!」

 それに続くように、背後の少女の集団も頭を下げる。
「ありがとうございました!」
「え、え?」
 訳が分からないネギのロープを、ハルナが優しく解いていく。
「実は今度描く漫画で、小さいお姫様が椅子に縛られて、ちょっとエッチな拷問を受けるシーンがあるんですよ」
 照れくさそうに、ハルナは頭を掻いた。
「それで、搾精当番がタイミングよく当たったので、ネギ先生にモデルになってもらったんです。ちなみに彼女たちは漫研のメンバーです」
 「どうも~」と声を揃えて、集団が照れたように頭を掻いた。
「……………あのー、三つ目の質問、いいんですよね?」
「どうぞ?」
 ネギはもう、どう言っていいのか分からなかったが、とりあえず気になった質問をしてみる。
「どうして僕が、お姫様の代わりになるのでしょうか……? だって、僕、男の子だし……」
「えぇ……それは、その―――」
 ハルナは困った顔をして、少し考え込んで言った
「自覚してないなら、多分、分かってはもらえないかと―――すいません」
 「うんうん」と、背後の集団も、ハルナの発言を肯定するように首を縦に振る。
「そんなぁ……僕、訳が分からないです」
「知らなくていい事も、この世には存在しているのです」
 ハルナはどこか適当にそう言った。
 そして満面の笑みでネギの顔を見て、深く頭を下げて上げ、最後に一言。


「お付き合い下さいありがとうございました。パルの次回作にご期待ください―――」



【搾精当番】早乙女ハルナ・オーヴァーヒート  了

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最終更新:2012年02月12日 21:37
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