140 :(;´・`) ◆FOU/niiiV6 :04/03/29 04:07 ID:UUGFLxi0
第二話
「へい、何でやしょう?兄貴が嫌がることでなければなんなりと。」
「大丈夫よ。少なくともネギ自身には何もしやしないから……。」
「で、何をすればいいんスか?」
「 こ う す る の よ っ ! ! 」
「ウボアー!!」
明日菜はそう言ってカモを逃げ惑う鰻を掴むようにおもむろに握り締めると、
濡れそぼっている自らの秘部に頭から胴体まで一気に挿入し、一旦その部分をめくっていたぱんつを元に戻し、
より深く穿きこんで蓋をし、さらに内股を強く閉めて厳重にカモが逃げ出さないようにした。
内股をきつく閉めながら、明日菜はパジャマの前を開き、タカミチの写真を表が見えるように咥えながら、
最近成長著しい程よく膨らんでいる胸を軽く揉みだした。
「くぁwsでrftgyふじこ!!」
「あっ……ああんっ、これ……いいわ、はうんっ!カモ、もっと暴れなさい♥」
普段めったにお目にかかれない、穢れを知らない10代半ばの少女の陰部とはいえ、
息苦しいことには変わりは無く、何とか脱出を試みようとして必死に足掻いてみるカモ。
しかし、丁度良い太さ(?)の体のひねりや振動、四肢の激しい動きは、
その肉の落とし穴の持ち主である明日菜にとっては、雑誌や与太話でたまに聞く「おもちゃ」と同然の
快楽を与えるギミックでしかなかったのであった。
「んふっ……んん……あん…………?」
口に咥えたタカミチの写真をオカズに、『カモ・バイブ』で下半身を、両手と指で上半身を
快楽に委ねる明日菜であった。が……。
(あれれれれ?何でだろ……下のほうにカモが入るぐらいに良い感じになったのに……。
胸とか、脇とか、弱いところ触っても全然イケそうに無い……なんか空虚な感じ…………。)
「はぁ……。」
『カモ・バイブ』を挿入しているにも関わらず反応しないのを何とかするため一呼吸置こうと、
明日菜はため息をついて、内股は継続して閉めつつリラックスした体勢を取った。
(おかしいなー。あんだけ感じて、カモもすんなり入ったのに…。
幾らさっきネギの事考えて感じちゃったといっても……いいんちょや本屋ちゃんじゃないんだから、
ネギをオカズにするだなんて……だってあいつまだ子供……でも……子供だけど……だけど……。)
「ふあああっ!?」
不意にネギを意識した瞬間、明日菜の体に電撃が走る。
先刻から深淵にカモを封じ込めているため、衝撃の度合いは入れる前の比ではない。
体温が上昇し、顔を含めて体中が紅潮し、かつ、反応が俊敏になる……。
(やだ……またネギの事考えたら……
ああ……体が熱い……何かが触れるたびにこそばゆい……
そんな……年端も行かない子供でこうなるなんて、これじゃ私……変態じゃない!!でも……でも……)
さわ、さわ、さわ、さわ……むにゅ、むにゅ、ぎゅうっ!
「はぁん、あ、あん、はあぁっ!」
くいっ、くり、くり、くり……くいっ、ぎゅ~~っ、ぽよん!
「ひいっ、ぎっ、い、い、ひあああんっ!」
乳房を撫でたり、強弱をつけて揉みしだいたり、乳首を転がしたり、つまんでひねったり、引っ張ったり。
その一連の胸への緩急ある愛撫と、『カモ・バイブ』の無駄な足掻きで、明日菜は凄い勢いで高みに達しようとしている。
いつの間にか、声を抑えるのにも役立っていた、口に咥えたタカミチの写真は寝床に落っこちている……。
(ネギ…ネギ…そんなに、泣かないで…責任、感じちゃうじゃない……。
嬉しい顔で、何かを報告するのも、だめ……変に、高揚しちゃうから……。
目標に向かって、嫌な困難を乗り越える姿…ちょっとカッコイイよ……
でも、どこかに行ってしまいそうで、切なくなる……。
日本での修行終わったらどこに行くの……故郷?それとも、お父さん探すの?
それとも……好きな人とどこかで……好きな人?
そういえば、好きな人の事、全然知らない……ねぇ、誰?
お姉ちゃん、ていう答えは無しよ……アンタの事知っていて、私じゃ勝負にならないし、それ以前に近親だし。
それじゃ、一番触れ合っている時間が長い、クラスの中ではどうかな……
このか?ガサツな私と違って、家事全般できるし、そこそこ頭もいいし、気も回る……。
いいんちょ?アレは暴走するととても危険だけど、根は悪くない。ドジも多いけど、
何でもござれで財力もある。それに、過去の事情や勘違いこそアレ、アンタを弟のように可愛がっている……。
本屋ちゃん?普段は凄く臆病なのに、アンタの事となると、危険顧みずに飛び込んでくる。
それでいて、頭の回転は緊急のときでも良く回るし、アンタへの想いは、私や、先の2人よりも、深くて強い……。
それに比べたら、私は……ガサツで、馬鹿力で、何かにつけて口うるさくて、
最初のうちはそれこそ追い出そうともしていた。そして、アンタの事、何となく判ってきて、何か力になろうとしても、
何だか気合ばかりが空回り……。凄い有用な仮契約の力まで貰っているのに、あまり役に立っていない気がする。
ふっ……所詮は、アンタのお姉ちゃんの面影だけで、繋がっているだけ……。それだけでも……本当は嬉しい。
でも……もし、その時が来て、離れ離れになったら……切れちゃうの?
唯一の、それでも、他のみんなより強い繋がりが……イヤ!それだけはイヤ!
知りたい!未だ知らないアンタをもっと知りたい!それまでは切れちゃイヤだ!
行かないで……故郷にも……遠い何処かにも……このか…いいんちょ…本屋ちゃん…他の仲間の許もダメ……
アンタの為なら私ももっと頑張る!だから……何処にも行かないで……お願い……ダメ……絶対に……ああ、ああ……)
「ああああっ、ネギ、ネギ、ネギぃ━━━━━━━━━━━━!!!!!」
ぷしゅうううううううううう!
びくん、びくん、びくん、びくん、びく……
普段、素直に言えないネギへの気持ちと、ライバル(?)への嫉妬を嬌声に変えて、
それと共に内から湧き上がる強烈な快楽を伴って、背中を反らして硬直させながら、
激しい潮と、生体バイブと化したカモを打ち出しつつ昇天し、そのままぐったりと床に落ちた……。
「ふぅ~、やっとこさ出られたぜ......いくら若い娘の中とはいえ、俺っちが妖精とはいえ、
あの中に長時間は結構きついぜ..........しかも、何故か急激に体砕けるぐらい締め付けてくるし..........。」
「……ネギ……勝手に先行って消えちゃ赦さないからね……あ、カモ……ゴメン、さっきは……。」
「いいって事ですぜ姐さん。姐さんのお役に立てたし、姐さんという若い娘の中を味わえたし。
それに比べりゃ窒息死寸前だの圧死寸前だのはどうって事無い事でさぁ..........ときに姐さん、イク寸前とさっきのうわ言で兄貴の名前を」
「皆まで言うな。もうちょっとデリカシーというものを考えなさい、このエロガモ!……ま、そういう事よ……ふっ♥」
「あれ?いつものように俺っちをスパーンとは..........?」
「今はそういう気分じゃないの…悪い意味じゃないけどね……。」
「..........??(なんか調子狂うな..........ま、姐さんが素直になったと思える形跡が見えたから、良しとしますか..........。)」
普段なら、景気良くお仕置きされるシチュエーションにも関わらず、明日菜は薄く微笑んで見逃すだけという結果に、
調子を狂わされて釈然としないながらも、信頼する主人の従者の進歩を確認して、カモは何とか納得しようとしていた。
「……ふあぁあ……あ…すなさん……どうしたんですか…いきなり僕の名を呼んで。」
明日菜の叫びを呼んだものと思って目を覚ましたネギ。ソファからゆっくりと身を起こし、明日菜のベッドへと歩き出した。
それに気づいた明日菜は、パジャマを整えて、はっきりした普段とは違う、穏やかだけど少し気だるい、陰のある笑みで招く。
「ねぇ、ネギ……最近、一人で寝る事多くなったけど、寂しくならない?たまには、前みたいに一緒に、寝ようか……おいで。」
最終更新:2012年03月03日 23:54