31スレ002

リボンなナイト10 第五話


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「あ、あの、メイさん…」
「うふふっ、もう何回目ですか?
それなのにこんなに一杯出るんですね。それに、すっごく可愛かったですよ今のネギ先生」
「え、あの、あううっ…」

ごくんと喉を鳴らし、下から見上げて無邪気なぐらいににっこり笑う愛衣に、
荒い息を吐いて、
自分の唇の端から溢れた紳士らしからぬ一筋の滴にも気付かぬネギはただただ恐縮するばかり。
てろんと柔らかく垂れ下がった所を又愛衣の口で一呑みにされ、ネギはうめき声を堪えるので精一杯だ。

「ふふっ、ネギ先生、私の口の中でネギ先生の可愛いおち○ちんが段々大きくなってまーす。
ん、んむっ、んふふっ」

ネギの呻き声を聞きながらちゅぷちゅぷと口を動かしていた愛衣だったが、
その内、唇からぶるんとこぼれ出たものは勢いよく天を突いていた。
愛衣はその幹の真ん中を捕まえて、手首の上下を始める。

「ああっ、メ、メイさんっ」
「やっぱりこうするのも気持ちいいんですねネギ先生。
このやり方だったら、ネギ先生」

既に愛衣の唾液でぬらぬらと濡れ光っている所に愛衣の柔らかな掌でそうされて、
今までの回数と気合いで辛うじて堪えていたネギだったが、
そう言いながら上目遣いにふふっと微笑まれて、ネギの顔はかああっと熱くなる。

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愛衣に促されるまま、
ネギは床に仰向けに横たわった愛衣の上に覆い被さる様な形になっていた。

「あんなに力強い拳を打つのに、綺麗な手」

そんなネギの手を取った愛衣はうっとりと褒め称える。

「私の恥ずかしい所も、気持ち良くして下さい」
「は、はい」


そう言われても、とちょっとだけ思ったネギだったが、
その後の愛衣のナビは的確だった。

「見えてますか?」
「はい、あの、綺麗なピンク色で、ぬるぬるして…」
「それは、私の体が女性として興奮しているから、男性を迎え入れる肉体的な準備なんです」
「この、小さな…」
「あ、あんっ」
「愛衣さん?」
「うふふっ、目敏いですねネギ先生。
そこが、一番気持ちいい所。気持ちよくって敏感過ぎるからやたらと触ると痛いんです。
でも、ネギ先生の指は気持ちいい」
「ホント、最初のクリ責めで今の声って、末恐ろしいって言うかなんて言うか…」

ブラックサンタの胸元とミニスカに手を突っ込んだまま
ほへーっと床に座り込んでいた萌がそう言ってはあっと嘆息した。

「だから、最初は周り…あ、あっ、そう、そうですあんっ」

太股からもう少し内側の、
艶やかに黒々とした様はネギから見てすっかりお姉さんだが
さらりと綺麗にまとまった毛並みの辺りをその指で繊細に解きほぐし、段々と内側に迫っていく。
スタートは導いてもそこから早く着実にツボを押さえるのがネギの十八番だと聞いた事はあっても、
この場面で身をもって味わうとは、愛衣は噂に聞いていた天才少年の底力をに改めて畏怖すら覚えた。

「はああんっ!!」

そして、既に十分、ぷっくりと膨らみ熱を帯びた一点に指を伸ばしたタイミングも
愛衣の心身が膨らんだジャストタイミングで強すぎず弱すぎず、
愛衣の背中がバタンと跳ねて白い喉から激しい声が漏れる。

「ネ、ギ、先生?」
「は、はいっ」

解かれて柔らかく伸びた髪の毛を無造作に垂らし、
持ち前の器用さと集中力を傾けていたネギも、
愛衣の漏らす声がネギの中の雄としての何かを刺激している事は気付かずにはいられない。



「もう、ああっ、お願い、ネギ先生、ネギ先生の、ここ、私のここにっ」
「え、えっと…」

愛衣の切羽詰まった叫びに、ネギは少しおろおろとする。
それを見た愛衣は、更に直接的なお願い、指導に突っ走る。
その示唆、表現たるや、ちょっと冷静になれば座布団で窒息死に十分なものだった。

「あ、あんっ!」
「んんっ!!」

裂く様な痛みが突き抜けたその瞬間、愛衣はぎゅーっとネギを抱き締めていた。
ずりゅっと熱く柔らかくとろける様な感触の中を突き抜けたネギにとって、
それは十分にトドメとして機能する。
後は只、ぎゅーっと抱き合った腕の力を緩め、
共に荒い息を吐いて互いの汗みずくの温もりを確かめ合うばかりだった。

「血?メイさん?」

ようやっと、柔らかくなった自身の一部を愛衣の中から抜きとり、
そこでようやく愛衣の白い太股に残る痕跡を見てネギが尋ねた。

「女性の中には、初めてだと引っ掛かる所があるんです。
ちょっと、いや、結構痛かったりするんですけどね」

にっこり笑う愛衣に、ネギの方が辛そうな顔をする。
そんなネギを愛衣の左腕が絡め取って緩く抱き、
愛衣の右手は、ネギの後ろ髪を優しく撫でていた。
優しく微笑む愛衣の仕草を、ネギも又、まどろむ様に受け容れる。
目と目が合い、どちらともなく軽く唇を合わせる。
どちらともなくゆるゆると身を起こして、ネギはぺたんと座り込んだ。

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最終更新:2012年01月28日 15:13
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