「逆まる」
(本ルート再開・前スレ>>359から続く)
「ちっうちゃーん♪」
スポットライトと男どもの歓声の中、カラオケボックスで飛び跳ねながら熱唱する今日のちう様は、
腿丸出し臍丸出しセーラー服姿で、うなじから頭の上にぐるりと縛った黄色いリボンを揺らしていた。
くめりと回った千雨が、ドンと右足で壁を蹴り、両脚90度体勢でぐいっと首を横に向けて
室内の男どもを見据える。
「ただの豚には興味はありません、
下僕と奴隷とドMがいたら私の前に跪きなさい。以上!」
「ちうさまーっ!」
「一生付いていきまーっすっ!」
明らかに丸出しの腿もその奥も丸見えの位置で男共は平伏していた。
「オッケーッ、きょうもちうは元気だぴょーん♪
えーいっ!」
画面の中でウインクした千雨が、
白いセーラーをジョンベラの下で結ばれた赤いリボンのあたりまでぺろりとまくり上げた。
「キタキタキタキタキタキタキタキタ美乳キタ――――――――――――――ッ!!」
「ちうちゃんかわいーっ!」
「ぷるぷるおっぱい触りてえぇーっ!」
「えいっ!」
ぴょんと男たちの中に跳んだ千雨が、叫んだ男の両手を取って掴ませる。
「オオオオオオオ生乳あぁあぁあーーーーーーーーーー」
「衛生へーいっ!」
「はいっ!」
「衛生へぃぃーーーーーっ!!」
バッと超絶ミニスカートを上下した千雨の前に絶叫が轟く。
「べっ、別に見せたい訳じゃないんっ、だからっ、ねえんっ、あっ、あんんんっ…」
カラオケステージに座り、大きく脚を広げた千雨が切れ切れに言いながら中心をまさぐる。
左手で形のいい乳房を揉む。
まくり上げられたセーラー服の下が全裸である事を十分に目の当たりにしながら、
男たちが喘ぎ熱い蜜の溢れる千雨を食い入る様に見入っている。
「あっ、ああんっ、あっ…分かってる?べっ、別に
ちうのぐちゅぐちゅオマ○コがあんたたちのチ○ポを欲しがっちゃって
入れて入れてズンズン入れてとか言ったりしてる訳じゃないんだからねっ!
あっ、ああっあっ、入れて…ギンギンの早く入れなさいっ!!
んんっ、んっ…ぷはっ!濃いじゃないのっ、んんっ、んっ…
べっ、別にっ、こんなオチ○チン早く起っきさせてちうのヌルヌルオマ○コにズンズンいっちゃってとか
狙ってるわけじゃないしー…」
「おいおい、なんで途中からギャル語になってんだよー」
マンションのたまり場で、オフ会の隠しカメラ録画を見ていたチンピラの一人が突っ込みを入れる。
「しゃーねーだろ、ほらー、ちうちゃんお目々とろーんってイキまくりなんだからさー、
ツンツンツンツンなんてやってらんねーっつーの」
画面の中、吐き気がする程淫らな自分、
ほとんど全裸を見せながら、あくまでセーラー服をまくり上げられているだけと言う一線を死守し
ボックスの床に這って後ろからも前からもねじ込まれ貫かれて揺れ動いている。
茶番を続けながら、両手でしごいて噴射させたものが髪に、リボンに顔にぬるりと流れる。
喉を鳴らして飲み干した先から垂れそうなものをくわえ込み、新たに準備させる。
ぷりんとした尻を抱えられ、腰を振って繋がりを擦り付け、
何もかも忘れたかの様に女として恐るべきリスクを刻一刻体の中に刻み込んでいる。
剥き出しにされた白い肌に汗を浮かべ、甘ったるいアニメ声で卑猥な言葉を並べる口は、
いつしか男そのものに塞がれ、その隙間から漏れるのは牝の喘ぎだけ。
自分、それは全部自分、
ソファーに座り、遠くの景色を眺めるかの様に、自分の姿を静かに瞳に映し続ける。
左から抱き寄せられ、
座りながら左から抱き寄せられ、乳房を掴まれる。
今ここでは主の気まぐれにより人として布一枚まとう事すら許されていない。
歳の割りには豊かな胸の膨らみも、臍の下の黒くかげった所も、
ここ何年かで恥ずかしくも誇らしく恥ずかしくも嬉しく思えたものは、
その喜びを共にすべく待つべき人も待つ事なく誇りも全て略奪され晒しものになり笑いものになっている。
それが、長谷川千雨、ちう、今の自分。
最終更新:2012年01月28日 15:42