逆まる
この日は、のどかが遅くまで図書館に詰めると聞いていた。
女子寮のハルナの部屋を訪れ、DVDをセットするネギが思い詰めているのは、
隠そうとしているらしい事も含めハルナには丸わかりだった。
「綺麗です、ハルナさんの裸」
ネギは、ハルナに背を向けたまま、DVDでテレビに映し出されたものをそのまま表現する。
「おっぱいも大きくて、柔らかくてぽよぽよして、触ると凄く気持ちよくて、
ハルナさんも凄く気持ち良くなってくれるんですよね、こんな風に」
ネギは、ハルナに背を向けたまま、DVDでテレビに映し出されたものをそのまま表現する。
「赤ちゃんみたいでちょっと恥ずかしかったですけど、
ハルナさんのおっぱいちゅうちゅうしてると、すごく、落ち着くって言うか…
ハルナさんも可愛い声出してくれて…
ハルナさん、手でもお口でも僕の事気持ちよくしてくれて、顔に掛かっても笑ってて、
すごくまずいのに飲み干してくれて…
ピンク色で綺麗ですね、そこからトロトロ溢れ出して、ああ言う風にしたらハルナさん、
気持ち良くてドロドロのが奥から溢れ出して来るって、
僕の上から繋がって、おっぱいぷるんぷるん揺れてて、
ハルナさんの中、あったかくてどろどろで、それで絡み付いて、オチ○チンが溶けそうなくらい気持ちよくて、
ハルナさん、ハルナさんの顔、ハルナさんの声、すっごく可愛い、
ハルナさん、ぎゅっと僕の事抱き締めてくれて、僕が出した汚いの、みんな…
ハルナさん、すごく綺麗で、可愛くて、優しくて…」
そこまで言い募って、ネギは一度言葉を切った。
「でも…でもハルナさん、
これ、誰かに見られたらどうなるか、分かりますよねハルナさん?
僕、インターネットだって使えるんですよ」
「似合わないよ」
ようやくハルナが口を開いた。
「ネギ君全然似合ってない。
何?オドオドしちゃって今にも泣き出しそうで、全っ然怖くもなんともないんだけど。
やれば?早乙女ハルナ様のナイスバディハメ撮り映像世界一斉公開ってさぁ、
それやったらネギ君終わりだよ、お子ちゃまだってなんだって、ネットの怖さ知らないでしょ?
私なんかいじめて人生パーにするつもりで言ってる?」
ネギは、背中からの声を聞きながら、これで半分は目的が達せられた事に満足する。
嫌われている、軽蔑されている、これだけでも大成功。
「私にさせたい事あるんでしょ、千雨ちゃんの事で」
ハッとネギが振り返る。
ハルナは、静かにネギを見ていた。
「ネギ君がさ…ネギ君が、無理やりやらせた、自分一人で被りたい、その方が気が楽だって言うんなら、
そう言う事にしとく。鬼畜極悪お子ちゃま先生に脅されたいたいけな女子生徒って事にしとく。
でもさ…これだけは言っとく、私、今更ネギ君から逃げたりしないから、
それに…もう、仲間とか友達とか言えないけど、それでも千雨ちゃん…
…千雨ちゃん、私の大切な友達、大切の仲間、忘れたりなんか出来ないから…
だから…何でも言って、ね」
「ハルナさん…ごめん、なさい…」
ニカッと笑うハルナの前で、ネギは肩を振るわせた。
ハルナが、そんなネギの顔をきゅっと胸に抱く。
「似合わないんだからさ、ネギ君がそんなの、ね。
ネギ君の心、綺麗だから、だから苦しいんだから、もう少し、綺麗なままでいいからさ…」
翌日、図書館島ミニチュア蟠桃前。
ネギとハルナ、和美が一堂に会する。
「…ふーん…」
ハルナに視線を向けられ、和美とネギが目を反らす。
「パル…」
「いいよ、私、他人の事とやかく言える立場じゃないしさ」
「ごめんなさい…」
ネギが小さく呟き、三人は打ち合わせのために個室閲覧室に移動する。
翌日、ネギは、涼風の巨大浴槽で一人壁に体重を預けていた。
「ネーギ君」
「あ…」
振り返ったそこにいたのは、ネギの選んだ二人の共犯者。
「ハルナさん、朝倉さん…」
「我が完璧なる情報管制、あと一時間は誰も来ないよ、ネギ君」
和美がパチンとウインクする。
「あっ、あの…」
「何今更照れてんのよ、ネギ君二股エッチバレバレなっちゃったんだから、
共犯者同士パーッて遊ぼって言ってるの」
ハルナがニッと笑みを浮かべる。
促されるまま、湯を上がったネギは前後を全裸の巨乳美少女コンビに挟まれきょろきょろする。
「だーいじょうぶだって、万一に備えてゴーレムも飛ばしてるし」
「いえ、その、そう言う事じゃなくて…」
ハルナが、バッとネギの腰のタオルを引っぺがす。
「こーゆー事?」
ニカッと笑ったハルナの前でネギがうつむく。
「もーっ、ネギ君いつまでもうじうじしてるからさー、
こうなったらね、のどかも夕映もアスナもみーんな騙し抜くの。それが優しさなの。
それで、こう言う時は二股三股ビクビクしてないで、バカでスケベで悪い子になるの、
決めたんでしょそうするって、それじゃあそうしちゃいなさいよ、じゃないと出来ないよ」
笑って言ったハルナがネギの両肩を押し、腰掛けに座らせた。
「何?ぬるぬるしたの…」
腰掛けに座ったネギが、背中の生温かい感触にぶるりと震える。
「ちゃんとあっためといたよ、人肌にねー♪」
自分の深い谷間にもたっぷりとたらし込み、自分で膨らみを揉みしだいてから
ハルナにローションの瓶を渡した和美が、後ろからネギに抱き付いた。
「はううっ」
「どーお、ネギくん?」
「ぬるぬるして、ぽよぽよして、すごく、あっ…」
「くすくす、押し付けられただけでピクピクしてるー」
ネギの前に回ったハルナが、ネギの真ん前の豊かな谷間にローションを流し込みながらくすくす笑う。
「これは、未経験だったよね」
「はうっ!ハルナさんのおっぱいに僕の…」
「んふふー、ネギくーん、ネギ君背中も感じてるんだよねー」
「そ、それは、朝倉さんのおっぱいが凄く…ううっ…」
狐の笑みを浮かべた和美が、ぎゅっとネギの背中に押し付けながらネギの耳に歯を立てる。
「んふふー、さー、見せてもらおっかなーネギくーん」
和美は押し付ける力を緩めないまま、ぴちゃぴちゃとネギの耳たぶをしゃぶり続ける。
「あっ、やっ、朝倉さん見てるっ、ハルナさんっ」
「ほらー、観念して見せちゃいなさいよーネギ君のエッチかわいー所、私の事脅かした罰なんだからねー」
「ハルナさーん…ううううっ…」
和美の荒い息づかいがネギの背中に弾力を加えて伝わる。
和美は、目を見開いて目の当たりにしていた。
「んふーっ!」
「んんんっ」
そして、貪る様にネギの唇を奪っていた。
「ちょーっ、朝倉抜け駆けーっ!」
ハルナが、顔に垂れるしょっぱいぬるぬるにぺろりと舌を這わせながら叫ぶ。
「ぷはーっ、だーって、すっごい可愛いんだもーん」
「はうううー…」
「ほらほらほらーっ」
放出して柔らかくなっても、挟み込まれたままの男にハルナの攻めは緩まなかった。
「あっ、ああっ…」
「ほらー、ネギ君、私の目の前で段々大きくなってるよネギくーん」
「あ、さくらさん…」
「もーっ、うるうるしちゃわないでよー」
「朝倉発情してるー?」
「もうヌルヌルだってー」
テンションの上がり方が明らかに異常だった。
確かに萌えるシチュエーションではあるのだが、それ以上に、それに徹しようとしていた。
「んじゃー、朝倉オッケー」
「オッケー」
「うぷっ!」
どいたハルナに代わりネギの前に回った和美が、その自慢の深い谷間にネギの顔を押し込んだ。
「んふっ、ほら、カチカチ、私のパフパフいい?」
「はい、柔らかくて、いいです…」
和美は、ゆっくり腰を沈め、既に左手で握って狙いを定めていたネギのものを
太股まで蜜を垂らした自分の女の奥へと沈めていく。
「あっ、いいよ、ネギ君、ネギ君のオチ○チンいっつもいいよっ!」
「はっ、はいっ、朝倉さん、朝倉さんも気持ちいいですっ」
「あっ」
ネギが、ぎゅっと和美を抱き締め、自分の顔を和美の胸に埋める。
「んふふっ、ネギ君、ネギ君私のおっぱい良かった?
クラス№4の私の美乳、バカにしてくれたのにねー」
「んぷっ、ごめんなさいっ、でも好きなんです、こうしてて、いいですか」
「いいよー、ネギ君、いいよーっ、下の方もちゃんとぐりぐりしちゃうからー」
「んんっ、気持ちいい、いいですっ、んっ、んぷっ…」
「おっ、来る?来る来る?おおおおおっ…」
ネギは、がっくり前倒しになった和美の体を繋がって座ったまま支えた。
「へへっ、やっぱ逞しいわネギ君」
和美はパチンと片目を閉じて笑った。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ジュルリ…
「これなーんだ?」
「うわー…」
「そーう、パル画伯デザイン巨大ぽよぽよエアマットーッ、一時間は消えない様になってるからさー」
ハルナが、エアマット(原料ゴーレム分100%)にダバダバとローションを注ぐ。
「きゃっほーっ♪」
「おーっ♪」
「ネギ君も来なよーっ♪」
マットに滑り込んだ二人の巨乳美少女が手招きした。
ネギが躊躇している間に、二人はその豊満な肉体を押し付け合って抱き合い、唇を交わす。
「あんっ」
「朝倉かわいー、これ、ローションじゃないよねー♪あつっ」
「パルだってもー準備オッケー?
ほらーネギ君も一緒にあそぼーよーっ」
「あー、前向きスライディング出来ないってかー」
「ビンビン硬いもん折れちゃうかもねー、くすくすくす」
うつむいたネギが、そーっと二人の間に座る。
「ほーらほらほらっ」
「あううううっ」
弾力一杯に全身ぬるぬるで抱き付いた二人の中でもみくちゃにされ、
悲鳴を上げたネギがマットに押し倒される。
「じゃー次、私の番ねー」
「あうっ!朝倉さんの、あっ」
押し倒されたネギの反り返った急所に、和美が胸から覆い被さる様に挟み込む。
同じく豊かな乳房でも、一番敏感なところで感じる和美の膨らみはハルナよりも硬いかなと思えるが、
それだけにぷるぷるとした弾力に締め付けられながら跳ね返る。
「あうううーーーーー」
「んふふー、ネギくーん、三回目なのにこんなにいっぱいー、ネギ君の胸やお腹に掛かってるー。
ネギ君やっぱ逞しいねー、あんなに鍛えてるんだもんねー」
「あっ、くすぐったい、ごめんなさいハルナさんっ…」
荒い息を吐くネギの胸に点在する欲望の痕跡にぴちゃぴちゃと舌を這わせていたハルナが、
そのまま出所を口に含む。
「私だけおっぱいだけとか言わないよねー、ネギくーん」
ネギの眼差しの先で所々ローションに固まった黒髪が跳ね、
柔らかなハルナの体が上下に踊っているのが見えた時には、
ネギの男の中心から断続的に、ハルナの柔らかな女性に掴まれた感触が全身を突き抜けて走っていた。
「ほらー、もっと力入れてー、ネギくーん」
「ネギ君こっちこっちー」
マットの上に仰向けに並んで横たわる、
ぬるぬる輝くローションの皮膜だけを通した全裸のグラマー美少女二人がくすくす笑いのやまない前で、
ネギはきょろきょろ視線を動かしながら言われるままにローションを塗った手で
柔らかな弾力に溢れた二人の裸体を手づかみし刺激し続ける。
「かーわいいねー、ネギくーん、こーんなハーレム状況オロオロしちゃってー」
「ハート目で奇声上げちゃうネギ君って想像出来るー?」
「言えてるー」
そんな二人が自分の肉体に制圧されよがり泣くを知っているネギの雄の本能が、さすがにカチンと来た。
「ハルナさん」
「ん?」
二人の目の前で、ネギがにこっと笑っていた。
「あんっ、んっ、いいよ、いいネギ君っ」
ネギが、ハルナの二つの膨らみを手づかみにするかしないかの力加減でゆっくり周りからさすり始めた。
強弱を付け、中心に迫る。
「…あっ…」
ネギの右手が太股に伸びていた。太股に伸びた手が段々と女の中心へと伸びていく。
「あっ、ちょっ、ネギ君っ、あ…」
「ハルナさん、僕の指てこうされるの、こうされるのいいんですよね」
「そう、そうよ、そうネギ君、ネギ君の指いいのっ」
「でもハルナさん、こんな風にトロトロのハルナさん、指よりもっと欲しいの、あるんですよね」
「そう、頂戴、ね、ネギ君、ネギ君の頂戴っ」
「ネギ君のなんですか、ハルナさん?」
「あんっ、意地悪っ、悪い子になったねネギ君はうっ…
頂戴…頂戴」
「聞こえません、ハルナさん」
にこっと笑ったネギが指先に込めた微妙な動きに、ハルナの体が反り返った。
「はううっ!頂戴っ、もう、もうじらさないでっ、ネギ君のオチ○チン、
私に頂戴、私の、私のオマ○コに頂戴、って、何定番言わせてんのぉーはひいっ!」
覆い被さったネギにずんと押し込まれ、ハルナの白い顎が喉を見せて反り返る。
「あっ、あっあっ、ああああーーーーー…」
ネギの激しい程の前後の動きと共に、ハルナがガクッと首を折るのを、
和美は半ば恐れながら見ていた。
「朝倉さん」
「ん?私?」
ネギが、ニッと不穏な笑みを見せる。
「あんまり、美味しくないですね、朝倉さん、こんなの呑んでくれてたんですね」
「はううううっ、ごめんね、ネギ君はうっ、洗って、からっ…」
「いいですよ、この辺ですか?ここがいいですか?」
「あんっ、もっと、もっと上、あっ、お願いっ、お願いネギ君私の、
あんっ、私のク○ちゃんぺろぺろしちゃってはうううっ!」
「よく言えました朝倉さん」
「あっあっ、あーーーーーーー…」
「んっ、んんっ、んっ…」
「あっ、来る、来るっ…」
並んでうつぶせにマットに這い、ネギの巧みな指に背中を刺激されながら、
ハルナと和美は予感を禁じ得なかった。
その通り、どこで覚えたのか背中から腰から、ネギに遠回りに刺激され熱せらた二人の体は、
ネギが指で触れた時には既に滴り落ちる程になっていた。
「ああっ」
腰を抱えられたと思った時には、ネギにねじ込まれたのを感じた和美が悲鳴を上げた。
「あんっ、ネギ君っ、私もっ」
「私、私の番っ」
「大丈夫ですよ」
ローションにてらてらと輝き、その奥に潤った果実を覗かせながら
ぷりんと突き出された柔らかな二つの尻を眺めながら、必死に首を後ろによじる二人にネギは笑いかける。
そして、言葉通り、既に何度か放出して余裕が出来たものに驚異的な持続力と攻撃力を持たせ、
次々と相手を変えながら目の前で狂態を演じるのを静かに見下ろしていた。
ふーっとマットの上に腰を下ろしたネギの前に、
二人の美少女がローションに汗にその他の体液にぬらぬらと光る背中から尻から太股から余すところなく晒し、
豊かな乳房をマットに潰しながら並んで横たわっている。
顔を見合わせ、ふっと笑みを浮かべた二人はそっと唇を交わした。
そして、ふーっと息を吐いてネギの方を向いて座り直す。
「ごーかくっ」
ハルナが言った。
「えっ?」
ネギか言う。
「ネギ君私たちのご主人様に合格って事」
和美がパチンとウインクする。
「やるんだったらこんぐらい突っ切ってくれないと、
もうスタートしちゃったんだから、半端な事してたら三人まとめて、みんなまとめてあぼーんだからさ」
ハルナと和美が、ちゅっちゅっとネギの唇を奪う。
「何なりと仰せ付け下さい、ご主人様、我らしもべ、ネギ王子の逞しいチ○ポの虜にございます」
二人揃って座ったまま上半身で給仕礼を取る美少女を前に、ネギは両腕で二人の首を抱く。
「…こうやって見ると、やっぱりおっぱい大きいですね」
「スケベ」
二人揃ってニッと笑った。
「はい、スケベですよ」
ネギがにっこり笑う。
「こーんなエッチでキレイで優しいしもべが二人もいるんですから、
スケベじゃなかったら損じゃないですか。
お願いします、僕の力になって下さい」
「ネギ先生の思し召しのまま、地獄の底まで」
二人が声を揃え、三人全裸のままスクラムで頷いた。
「…わっ…」
「ちょwwwパル最後の詰めぇwwwww」
三人揃ってゴーレムマットの消えた硬いタイルに尻餅を着き、喉を見せて笑い声を上げた。
最終更新:2012年01月28日 15:54