逆まる
図書館島個室閲覧室。
床にズボンと下着をズリ下ろした姿でソファーにふんぞり返るネギの前で、
全裸の美少女が二人ひざまずき、中央にそそり立つネギの幼い男に舌を這わせていた。
二人ともに誇る豊かな膨らみは背中の陰でふるふると震え、
自然に下ろされた髪が流れる白い背中、どっしりとした尻がうごめくのに興奮を覚えながら、
ネギの視線はどこか遠かった。
その時、こんなグラマー美少女二人が素っ裸になってこのハーレムをやってやっても、
こんな時のネギの瞳には一人の少女の小憎たらしい笑顔しか映っていない、
それが分かっていてもそれ責める資格なんて無い、こうやって慰める事しか出来ない、よく分かっていた。
「ネーギくんっ」
どちらともなく、明るい声でネギを自分に振り向かせる。
「あうっ」
「男の子も気持ちいーと乳首立つんだよねー」
「ほーら、ちっちゃいピンクの乳首がつんつんしちゃってるー」
「ちょwwwパル、オヤジィwwwww」
四つの膨らみの中心に埋め込まれ一杯に膨らんだネギの急所を押し潰す柔らかな弾力、
ワイシャツの前が開かれ時折唇が寄せられる乳首、
ネギは、刻一刻ビクビクと伝わるその痺れる様な快感柔らかな感触に、只うっとりとその身を委ねていた。
「キタキタキタ―――――――――」
「ほらー、ネギくーん、ハルナの眼鏡にぴゅっぴゅーっだってー、ツボだねーネギ君」
ぺろりと唇を嘗めながら和美が笑う。
「さー、ネギくーん…」
「あーうー…」
逞しいとはいえまだまだ小柄なネギの両腕を、スタイル抜群の美少女二人が胸に押し付ける様に抱えて
シャワー室へと連行する。
「あーうー…」
前半戦、組んずほぐれつの丸洗いが展開されていたが、
「ネギ君、ネギくぅん」
「ネギ君のっ、ネギ君の頂戴、早く頂戴ぃ」
「ネギ君の、なんですか朝倉さん?(にっこり)」
「朝倉甘いってぇっ、ネギ君ネギ先生御主人様の逞しいオチ○ポを
早乙女ハルナめのオマ○コにぃぃぃぃ」
「ちょっ、ハルナ、ハルナっ、ネギ君、お願いネギ君私、私に頂戴、ネギ君のオチ○チン
私のオマ○コにぃっ!」
「大丈夫ですよ」
ネギがにっこり笑ったのは、壁に手を着いたままの二人には見えなかった。
ぷりんと突き出された豊かな尻に掌が這うだけで、二人の美少女はシャワー室に甲高い声を響かせた。
「はひあぇへー…」
そして、有言実行、その声は一人ずつけたたましい程のものとなり、
二人揃って自慢の豊かな膨らみを押し潰し
ヨダレを垂らしてタイルの上に伸びるまでさ程の時間は掛からなかった。
煙草にしては甘ったるい煙の匂いがきつく漂うマンションの一室に、
また一人若い美女が姿を現した。
しかし、その現れたグラビアアイドルは、珍しくパートナー連れだった。
「なーにぃ、その子?」
「ちょっとー、ショタに目覚めたとかー?」
「実際その通りなんだけどねー、かーいいでしょー、新しいペットでーす」
周りは、さほど馬鹿げた番組とは縁の無いネギでも知っている顔ぶればかり、
確かに、綺麗と言えば綺麗だとネギは思った。
そして、その中でも驕慢そうに腕を組んで笑みを浮かべている一人の若い女、
可愛い事をネギは否定しなかった。そう、愚かな可愛さであると言う事を、
ハルナと和美に感謝していた、二人が少しでもその気持ちを呑み込んでくれなかったら、
彼女はここで肉片になっていたに違いない。そんなのじゃ全然足りない。
「あ、あの、レイ・サウザーです」
おどおどした仕草でぺこりと頭を下げるネギを前に、くすくすと笑みが漏れた。
「ま、テキトーに食べて、呑んで」
「駄目よー、お子ちゃまにお酒呑ませちゃー」
「あんたが言うー」
既に部屋は異様なテンションに包まれ、砕けた格好、中には本当に下着姿の面々の中で、
きょろきょろとうつむくネギをアイドル達はくすくす笑って見ていた。
「ヒョーッ!」
バカドルの一人が奇声と共にブラとショーツだけの姿になりネギに迫る。
「あっ、あう、あうっ」
ズンズンと迫るバカドルを前に、後退したネギが尻餅を着いた。
そのネギのズボンにバカドルがぎゅっと掌を押し付ける。
「ほうこーっくっ、レイ君ビンビンなってまーすっ」
「やっだー、キャハハハー」
「もーっ、スケベーッ」
「レイ君おねーさんとベッドいこっかー」
バカドルが肩ひもを肩脱ぎにして笑った。
「ちょwww」
「いけいけwwwww」
ネギがぷるぷると首を横に振る周囲でドッと爆笑が起こる。
「もーっ、困ってるでしょー、はいこっちはいこっちー」
「飼い主」のグラドルがネギの手を取り、椅子に座らせる。
そして、ハンカチで後ろ手に縛った。
「あっ、何?」
「なんでしょー」
周辺では、アイドルたちがニヤニヤ笑みを浮かべ頷き合っている。
「ほらー、あんたやんなさいよーっ」
お姫様に肩を突かれ、先ほどから部屋の隅っこの方にいた高校生くらいの少女がネギの前に立つ。
「レ、レイ君、見て」
少女は、にっこり笑って服を脱ぎ始めた。
ブラウスを脱ぎ、ブラジャーを外す手は震えていた。
「どーう、けっこーおっきーでしょこいつのパイオツ」
後ろからお姫様が少女の乳房を持ち上げる。
「ああ、そうそう、この子はちょっと外してあげてね」
和美の声がネギの脳裏に蘇る。
「事務所の後輩なんだけどさー、ハッキリ言って巻き込まれちゃったんだよね。
いきなしパーティー連れ込まれて恥ずかしい写真バンバン撮られて、完璧ストレス解消用って感じでさー」
「ほらほらほらー、もっとビッと決めなよーっ」
ヤジがネギの頭を今の現実に呼び戻し、少女は腰を振りながらスカートを、そして、ショーツを下ろし始めた。
「うわー、もじゃもじゃー」
「ちゃんと中まで見せる中までーっ」
ネギの目の前では、少女が右脚を上げて右膝を曲げ、身を震わせながらにっこりと笑っていた。
「キャハハー、やったーっ」
「素っ裸でショタゆーわくってあいっかわらず変態変態変態でございますぅーっキャハハハーッ!」
「さー、レイくーん」
ニカッと笑った「飼い主」とお姫様がネギのズボンを下ろした。
「ほらー、レイ君パンツもっこりー」
「窮屈そー、パンツ下ろしちゃおっかーキャハッ♪」
「やっ、やめてっ」
そう言ってやめる相手ではなかった。
「きゃー、かわいいー」
「ビンビンしちゃってるーっ」
「白っぽくてちょこんってぇ、うわぁー」
「まだまだよー、まだまだよーっ」
ネギの正面でテレビが操作されDVDプレイヤーが作動する。
「あっあっあぁーーーーーーんんん♪」
突如として髪振り乱した裸女を目の当たりにし、ネギは目をばちくりさせる。
「どーう?裏よ裏ー♪ガチ本番オンリー裏DVD滅多に見れないんだからねー。
ほらーっ、しっかり観るしっかりーっ、あんたも二次に負けないでガンガン見せるーっ」
やむ事なき喘ぎ声とそのためだけの行動がひたすら映し出される横で、
全裸の少女もまたそのためだけのポーズをとり続け周囲のアイドルたちがゲラゲラ笑い続ける。
画面の中でもだえ、喘ぎ、剥き出しにされたネギのもの等到底及ばぬ男性そのものを
美味しそうに口に含みそして自分の女と繋がりぐちょぐちょ音を立て欲望を浴び続ける。
「くすくす…」
「キャハハハ…」
その横で、全裸の少女も又、声を上げて剥き出しの女の中心を指でまさぐっていた。
「見て見てー、レイ君のー、先っぽトロトロ溢れて来てるー」
「やっぱちゃんと先っちょ出て来るんだー」
「やっぱお子ちゃまでもこーふんするんだねーっ、どーう?痛い?」
言いながら、お姫様は剥き出しに反り返った幹をパチンと指で弾く。
顔をしかめたネギに、飼い主となったグラドルが何か囁いた。
青い顔で首を振るネギに、グラドルは更に囁く。
手首のハンカチが解かれる。
「きゃー♪」
「やだーっ♪」
アイドルたちは、わざとらしく叫びながらわざとらしく手に当てた指の隙間から
ネギが自分の中心でそそり立っているものを握った手を上下されるのをのぞき見る。
「あっ、あっ…お願い、許して下さい…」
「だーめっ、やめたらお仕置きだからねーっ」
飼い主がニヤニヤ笑いながら言い、ネギは目を閉じてしごき続けた。
「あううっ、見ないでっ、あっ、あーっ…」
「キャー♪ワー♪ヒー♪」
「お子ちゃまなのにぴゅっぴゅーっていっぱい出るんだねー、
ばっちり撮っちゃったからねー、これで完璧奴隷クンでございますーっ♪」
うつむくネギの横でお姫様がケタケタ笑っていた。
「すっごいでしょーっ、かわいー顔してさーっ。
凄いの量だけじゃないのーっ」
「どゆ事?」
ロリ系の少女グラドルが聞き返す。
「試して見る?ベッドの上じゃ、私の方がド・レ・イ、かもねー♪」
飼い主が唇をぺろりと嘗めて言った。
「えー、マジー?」
「犯罪だってそれー♪」
「あ、あの、よろしくお願いします」
「こちらこそ」
リビングに用意されたマットの上で、三つ指を突いたネギにお相手のグラドルは思わずならった。
だが、周囲のくすくす笑いは長くは続かなかった。
「んっ、んんっ!」
ネギがグラドルの唇を奪った。
僅かな抵抗の後、グラドルの頬が紅潮し、とろんとした目で舌を貪る。
唇が離れた途端にすとんと脱力し、既に軽く達している有様に周囲が息を呑む。
その自慢のパーツをしっかり見せびらかすワンピースを手際よく脱がしたネギは、
目の前にそそり立つ自慢の膨らみを後回しに、肩から背中から繊細な指でじっくり責める。
ネギの掌がその膨らみの弾力を堪能し、乳首を吸った時には、グラドルは悲鳴に近い甲高い声を上げていた。
「あっ、あんっ、もうっ、あっ、あひっ…」
長針が一回りするかと言う時間が過ぎ、
ネギの掌は、観客を飽きさせない程に断続的にトーンの違う叫び声うめき声を上げ続けたグラドルの
太股の上にあった。
そして、また、何度目かと言う、蜜に濡れて半ば黒い塊となった所を過ぎ、そろそろとそこに指が這う。
「あんっ、いっ、いいっ、ああっ、いいっ、い…」
ネギは、すぽんと指を引き抜き静かに笑うと、顔を近づけ音を立てて吸い始める。
グラドルは大股開きのまま悲鳴を上げて首を左右に振っていたが、
いつの間にかネギは顔を上げてそれを静かに見下ろしていた。
「お、お、お願い、早く、もう、もうおかしく、あっ、ああっ…」
周囲のアイドルたちが最早言葉もなく息を呑む中、マットのグラドルは
大きく広げマットに滴らせながら切羽詰まった悲鳴を上げていた。
「では」
「はひっ!」
ネギがにっこり笑うと、突き入れられたグラドルがガクンと体を揺らした。
「はっ、はひっ、はひっ、はひいぃぃぃぃっ!!」
泡を吹いてマットの上でガックリ首を折ったグラドルの前で、ネギはふーっと息を吐いて悠々と引き抜く。
その周辺は、水を打った様に静まりかえった後、一拍おいて怒号と罵声が響き渡った。
「次、次私いっ!」
「ちょっ、私だってえっ!」
「レイくーんっ、私のぉ、私のおっぱいいいでしょーっ!」
「ざけんじゃねぇこのイレチチ!!」
「レイ君私のぉ、私のオマ○コぐちゅぐちゅうううっ!!」
「レイ君のオチ○チンいっぱいいっぱい気持ち良くしてあげるからあぁーっ!
経験ほーふなのよおねーさんっ!!」
「ヘルス歴十年でしょオバサンッ!!」
つかみ合いを展開していたアイドルたちは、突如部屋を吹き抜けた風に目を覆った。
「大丈夫ですよ」
いつの間にか、修羅場のただ中にたっていたネギがにっこり笑ってアイドルの一人の手を取った。
ネギが跪いて手の甲にキスをすると、余りに決まった所作に相手はぽっと赤くなる。
だが、ネギの手の指が相手の手の甲でうごめき始めると、アイドルは悩ましい声を上げ始めた。
「えっ、ちょっ、何?手だけで?あっ、手だけで?こんなの、こんなのセックスでもあっ…」
ネギは、左手で相手の右手を取り、指で刺激し続けながら右腕で相手を抱き、背中に右手を這わせる。
「いっ、あっ、手と、手と背中、手と背中こんなに、こんなにいぃぃぃぃぃぃっ!!!…」
ネギの右腕の中で、アイドルの小柄な体がガックリと重くなった。
ネギの「応急処置」に部屋の全員が腰を抜かした後、ネギは「飼い主」となっていたグラドルに近づく。
グラドルは、ワンピースのざっくりと開いた前に向き出しの谷間にネギが顔を埋め、
すりすりと頬を擦り付けながらワンピースの前を開き、かぷっとくわえるのをうっとり眺めていた。
「はっ、はあっ、いいっ、やっ、やめないで、やめたら殺すうっ!」
死屍累々の裸女の群れのただ中で、
マットの上に横たわるお姫様は覆い被さり巧みに動きながら前後するネギを前に悲鳴を上げ続ける。
「ああっ、いいっ、レイ君のオチ○チンすっごくぅ、すっごく最高、すっごくめちゃめちゃ
最高ああいぃっ!」
いつの間にかネギの上に覆い被さり、背中を反らして上下にその身を揺すり
天井を見るネギにぷるぷると揺れる乳房を見せながら繋がる快感を貪っていたお姫様が絶叫と共に
改めてネギの上に覆い被さる。
「ラス・テル、マ・スキル…」
「え?はっ、はひいいっ!」
まだ余裕があったネギはぐったりしたお姫様を繋がったままひっくり返し、
自分の体の下にお姫様を寝かせてずんずんと突き入れ始めた。
「あっ、またまたっ、あっ、すごい、すごいレイ君すごいっ!!」
「…禍々しき…闇の血…暗い光…術式…戒め…タマシイノカギ…」
「はっ、はうううううっ!!!」
最終更新:2012年01月28日 15:55