登場人物
=====那波 千鶴=====
この部屋のボス。この話のメイン。そもそも女子中学生に見えない。
老け顔から千鶴ねぇとか呼ばれている。おっぱいが大きい。そもそも、原作でも禄にしゃべらないので社長は好き勝手に書くことにしている。
おっとりした笑顔を崩さない。普段は優しいお姉さんの顔をかぶっているが、ドSなので、意地悪して、その反応を楽しむ嗜好がある。
雪広 あやかに少年をいたぶって性的興奮を覚えされるとか碌なことをしない。
=====村上 夏美=====
クラスの中でも成長が遅いというか、多分、この娘は平均値。
濃いクラスメートに囲まれ、演劇部なのに目立てないのを苦悩しつつも、小太郎くんのお姉ちゃん役を進んでやっている。
最近では、異世界で奴隷やっている。元気に奴隷メイドウエイトレスとか実にマニアックな役を割り振られている。
=====雪広 あやか=====
通称いいんちょ
登場時からショタ属性を併せ持つスーパーお嬢様。威厳とか気品とか余り併せ持っていない庶民派。
でもボディはゴージャス。ネギ先生と仲が良い小太郎くんには余り良い感情を抱いていなかったが、最近は責めると可愛い反応する小太郎君を愛おしく感じているような気がする。
=====村上 小太郎=====
この話の駄犬。
いじられると直ぐおっきする。犬らしく我慢がきかない。
第1話
麻帆良学園中等部女子寮屋上。
那波 千鶴は洗濯物を干していた。波乱ばかりの学園祭も終了し、午後の陽気を利用してポカポカと日差しが心地良い。
4人分の洗濯物を干しながら千鶴は大きくため息をついた。
実は女子寮は3人部屋なのだが、諸事情で男の子をルームメイトに加えている。対外的にはやはり同室の村上夏美の弟ということになっているが、実は赤の他人だった。
小太郎くんは、少し世間ずれしたところもあるが女の人に成れていないのか、ちょっと触っただけでドギマギするとこなんか可愛くて仕方が無い。
言葉遣いは乱暴だが、女性に対しては紳士的に振舞わなきゃいけないとか一々可愛い。
そんな小太郎くんが、最近、性に目覚めてしまったようだ。
「うわぁぁぁぁ」
隣にいた夏美が持っていた下着をあわてて落としました。
「どうしたの夏美ちゃん?」
「ちづねぇ…」
フリル付水色下着を指で摘まみながら夏美が泣きそうな顔をしています。
「うわぁベトベトするよぉ」
千鶴、夏美の下着は最近、白いドロドロした精液で汚されているのです。
この女子寮に男性は二人しかいません。担任であるネギ先生と小太郎くんだけです。
「まただよぉ」
弱々しく夏美はがっくりとしています。
「年頃の男の子ですからねぇ。仕方ないかもしれないわねぇ」
「えーちづねぇでもぉ」
「だって、私達の下着をこっそり盗って、隠れて小さいおちんちんをこしゅこしゅって、一生懸命こするのよ
とっても可愛いじゃない」
夏美はネギ先生と小太郎くんが一生懸命こすっているところを想像して慌ててかき消した。
「そ、そ、それは、だって!」
物凄い罪悪を夏美は感じた。それは絶対悪いことな気がするのにドキドキが止まらなかった。
「お待たせしまた。もう、洗濯物干すのならワタクシも呼んでくださらない。お二人に任せきりにしちゃって悪いわ」
穢れを知らない雪広 あやかお嬢様がサンダルをパタパタさせて駆けつけてきた。
(あらあやか、私の可愛いあやか。この穢れの知らないあやかに、少年のドロドロとした欲望の塊を見せ付けたらどうなってしまうのかしら!
千鶴ダメよ。あやかは白く気高くいてもらわないと、でもパニックになるあやかもきっと可愛いに違いないわ!)
千鶴が駄目な嗜好を展開している一瞬の隙をついて、
「いいんちょ コレ」
夏美があっさり、自分の下着(精液てんこもり)をあやかに見せた。
「…………………」
「あやかダメよ。怒っちゃ」
「いいんちょ?」
「…………………」
「あやか、これは仕方ないの。男の子の生理現象なの、だから頭ごなしで怒っちゃだめよ」
「…………………あ、あああ、あ」
数秒間の停止後。
「姉の下着になんてことを!!」
「あやか良く聞いて、年頃の男の子がお姉ちゃんの下着を使うのは世間では良くあることなの」
「ち、ちづねぇ!?」
「夏美ちゃんは少し黙っていて」
「本当なのですか千鶴さん!」
「ええ、年頃の男の子には良くあることなの。こっそり姉の下着をね」
「そ、そうなの? ネギ先生も? こっそりやるのかしら!」
「ええ、遠く離れたおねぇちゃんの事を思って、神楽坂さんや近衛さんのを使っているかも知れないわ」
「ふ、不潔」
よろめくあやか。
「ダメよ、年上の女性として少年の暴走する性を肝要に受け止めるのは淑女の嗜みよあやか」
「ああ、わたしどうしたら…こういう時どうしたらいいの。3-Aクラス委員長としてどうすれば」
「そうね、我慢を教えて上げるの」
「我慢?」
「そう、そうね。自分から「射精させてくださいって」お願いできるように躾けてあげればこういうことはしなくなると思うの」
「ええ!」
「だって、こういう事は女性にとても迷惑をかけているって誰かが教えないといけないの!」
千鶴はあやかをまっすぐ見つめる。
「そ、そうね!」
あやかは素直だった。
「で、でも、自分から言わせるなんて…」
「夏美ちゃんの下着をこんなにして…きっと心に深い傷を負ってしまったわ。同じくらい恥ずかしい罰を与えないと反省しないと思うのよ」
「やりすぎじゃないかしら?」
「馬鹿あやか! 厳しくしないと意味無いの。人前でお願いさせるなんてきっと恥ずかしくて死にそうになるわ!
それぐらい夏美ちゃんが傷ついたって思い知らせれば二度としないと思うの」
「でも」
「男の子の罰はね。恥ずかしくて惨めじゃないと意味が無いの。叩いたりしても大人しくなっても反省はしないわ」
「わかったわ。これは大切なことだものね」
あやかはとても素直だった。
「いやあの、私、そんなに…」
夏美が何か言いかけようとした。
「待って村上さん!そんなに気丈に振舞って! 優しいお姉ちゃんね。心中お察しするわ…」
「そうよ夏美ちゃん。庇うなんて、なんて優しいの!」
ちづねぇ…絶対面白がっている…。
あやかがきびすを返して部屋に戻る。後ろには、これ以上に無いくらい楽しそうな千鶴。
夏美はとりあえず洗濯物を干すことにした。
最終更新:2012年01月28日 16:09