亜子は少し視線を下に向けていたが、やがて無表情にメイド服を脱ぎ始めた。
外したくても外せない首輪一つ残し、薄暗い倉庫にまだ女になりきらない、抜ける様に白い裸体が浮かび上がる。
そんな、生まれたままの姿の亜子が箱の一つに腰掛け、斜め下を向きながら大きく脚を開く。
「亜子の…ぼしょぼしょ…」
「聞こえねーぞ、おらぁ」
「ぼしょぼしょ…亜子の…亜子のオマ○コ見て下さい。亜子の、やらしいオマ○コいっぱい見て下さい。
亜子、トサカ様の前でやらしいオマ○コでやらしいオナ○ーするの、見て下さい」
一度ひっと目を閉じた亜子は、逆V字の指で心を殺しながら恥ずかしい所を痛いぐらいに広げ、
声を絞り出しながら指を動かし始めた。
左手でまだ初々しい胸の膨らみを優しく掴みながら、右手で、広げて見せていた部分の周辺をなぞり始める。
「どーしたどーしたぁ?ええ?いっつも奴の事考えてくちゅくちゅハァハァやってたんだろー」
嘲笑混じりの罵声を聞きながら、亜子は乳房を揉み始め、秘部をうろついていた右手の指で
一番敏感な粒を摘み弄び始めた。
「…あっ…」
「ヒヒヒ、カマトトぶってんじゃねーぞヤリマ○よー」
「は、はい、亜子、亜子ヤリマ○です、あん、あんっ…」
右手の中指を、もう何度も汚された所にずぶずぶと沈めながら、亜子は可愛らしい声を立て始めた。
「あっ、あっあっ、ああぁ…」
亜子の左手が初々しい膨らみをぎゅっと掴み、かくんと下を向いた。
「一人で盛って浸ってんじゃねーぞ、エロメイド」
「は、はい、ごめんなさい」
亜子は箱を降り、まだくりんと固い白い尻を見せながら土下座した。
「畏れ多くも御主人様トサカ様のぶっといのでガンガンぶち込まれる嫌らしい妄想をしながら
人前でオナ○ーしてオマ○コぐちょぐちょでイッちゃう淫乱メイドの亜子をどうかお許し下さいませ」
「おらぁ」
トサカがつかつかと歩み寄り、ほこりっぽい床に額を擦り付ける亜子の髪の毛を掴み上げる。
「てめぇがエロエロ淫乱だからこんなんなっちまったじゃねーか、どーすんだ、あ?」
「し、失礼致します、トサカ様…」
亜子が、カチャカチャとトサカのズボンと下着を下ろし、弾けだしたものを口に含んだ。
「ヒッヒ、随分上手んなったじゃねーか。
そうだよ、ええっ、愛しのナギさんが死刑になるかはてめぇ次第なんだからよー。
もっとも、まんまとガキにからかわれた空前絶後の大間抜けバカ女だけどなーひゃっひゃっ。
おらぁ、歯立てんじゃねーぞっ!」
「んっ、んんっ、んんんっ!」
ぐぷぐぷと強烈なイマラチオに、息が詰まった亜子は目を見張らせながら喉の奥に嫌な味を覚える。
「ふーっ…」
「んっ、んんっ…
トサカ様の、トサカ様の濃いぃ美味しいミルク一杯飲ませていただき有り難うございました」
ごくんと喉を鳴らした亜子が、唇の端から一筋垂らして平伏する。
ぐりっぐりっとトサカの靴が亜子の背中を踏みつけ、亜子は懸命に涙をこらえる。
「どうしたー?んー?」
「…れて…ださい…」
「何?」
「亜子に、亜子にトサカ様の、トサカ様の逞しいオチ○ポ、入れて、下さい」
「ふんっ」
げしっと肩を蹴られた亜子が、古びたマットの上に大きく脚を開きごろんと転がる。
「おーおー、ホカホカのぬるぬる淫乱マ○コ丸出しにして誘ってんのかよ淫乱メイドの公衆便所がよー。
薄汚ねぇヤリマ○に俺様のビッグマグナムぶち込んでやっからよー」
「は、はい、有り難うございます。亜子の淫乱マ○コお使い頂き有り難うござい、ますぅ…」
亜子に覆い被さったトサカが、一息で若者らしく反り返った硬いもので貫いた。
「んっ、んんっ…」
「おらっ、どうだおらっ!?」
「ああっ、はいっ、気持ちいい、気持ちいいですっ」
「んー、あのニヤケたクソ野郎とどっちがいいんだー、あー?」
「は、はい、ナギさんのフニャチ○なんかより、
トサカ様のビンビンに逞しい方がずっとずっと気持ちええですっ!」
十回以上繰り返され、堪えきれない涙声が又そそる。
だが、亜子がふっと投げやりな目で横を向く時、何かいらっと来る。
「おらっ、おらあっ!」
トサカが喚きながら引き抜き、狭い倉庫で仰向けになりながら遠くを見る亜子の顔に
生温かい飛沫が降りかかる。
「ひへへへ、自分のだけどきったねぇー、きったねぇヤリマ○公衆便所にはお似合いだぜー」
「…かわいそうな人…げふっ!」
トサカの蹴りが亜子の横っ腹にまともに入った。
「何だてめぇっ!おらっ!このグズノロマメイドがよおっ!
てめぇなんかあいついなきゃその腐れマ○コぐらいしか使えねーだろーが、ああっ!!」
「…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
亜子は土下座して白い背中に痣を増やしながらぶつぶつと繰り返す。
だが、それが自分の痛みのためではないのが分かる事で、ますますトサカの苛立ちが募って来る。
「ふんっ、そんなにあいつがいいかよ」
トサカが独り言の様に言った。
「だけどなー、今のおまえはこのトサカ様の性欲処理奴隷なんだからなー」
「はい、亜子は、トサカ様の性欲処理奴隷です」
「おらっ、てめぇが淫乱だから俺様のビッグマグナムがこんなベトベトだろーが、
とっとと始末しろやこの淫乱グズメイド」
「は、はい、ごめんなさい、亜子、トサカ様の淫乱グズメイドです」
言いながら、亜子は自分の口で自分を凌辱したものを清め始める。
「おーおー、随分上手になったなー、グズの癖にチ○ポ使いの才能はあんのかー?
俺様の逞しいチ○ポ大好きだからなー、この淫乱バカメイドはよー」
「ふ、ふぁい、亜子、トサカ様の逞しいチ○ポで亜子の腐れマ○コズコバコされるの大好きれふ…」
「てめぇの舌使いがエロエロだからビンビンいっちまったぞおらっ、
ならケツ出せやケツぅ」
亜子が、四つん這いになってトサカに尻を向ける。その意味する所は、今でも亜子の心に突き刺さる。
「おらっ!」
だが、まずはその前に、まだトロトロと溢れている所にトサカが突入した。
「おらっ、おらっ、てめぇみたいなキズモノのクソブスにやってやってんだぞぉ、
こんなキモ女に俺様のチ○ポおっ立ってるだけでも感謝しろよおらっ!」
「はい、亜子、淫乱バケモノキズモノメイドの亜子に、ビンビンの、チ○ポ、
ぶち込んでくれて、有り難う、ございます、ご主人様…」
「おらあっ!悲劇浸ってる暇あったら腰振れ腰いっ!
てめぇみたいなバケモノのクソブスなんてやらせてなんぼなんだよおっ!」
「は、はい、亜子役立たず亜子グズ亜子ノロマ亜子キズモノ亜子バケモノ亜子エロエロ亜子淫乱…
亜子はトサカ様の専用精液便所ですこんな亜子をトサカ様のチ○ポでお使いいただきありがとうございます…」
押し込まれたものが消え、支えを失った様にうつぶせにマットに沈む亜子は、
ちらっと物憂げに後ろを向く。誰もいない。
「…いつか…赤ちゃん出来るんかな…うちの事なんて…かわいそうな人…そろそろ、時間…」
出すものは出しても、何か苛々しながらトサカは歩いていた。
“…かわいそうな人…”
「ったくよぉ…
そーだよ、あんなクソブス只の便所だよ只のお得なヤリマ○だよ、
ははーっ、そうだ、今は人手も多いし今度小遣い稼ぎでもさせっかなーっ、
はははーっ、ははっ、はっ…」
ポケットに突っ込んでいたリモコンがすーっと持ち上がる。
…ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
“…今、振り返ったら、死ぬ…”
振り返るまでもなく、
ぬいぐるみ、イケメン、犬、黒髪巨人マーメイドがボキッと拳を鳴らし炎を上げている時点で、
この先の運命は十分決定していた。
<自称応援団長早乙女ハルナの訓辞>
「と、まあ、こーゆー事にならないよーに、
お尋ね者であると言う自覚の下、力の限りおーえんしましょー」
イラスト漫画版応援のしおりを手にハルナが言った。
「はーい♪」
「てか、てめぇが一番危ないんだよ。
今の今まで行方不明でんなモン描いてたのかよ」
「まーまーちうちゃん♪」
「ごめーん、遅うなって」
「あ、亜子」
「ごめんごめん、出がけにちょっと手間取ってもうた」
「さ、全員揃った所で決勝戦いくよーっ」
「おーっ♪」
「女の子の尻触るなんて百年早いんだよっ!」
「ひぃーっ、ごめんよかーちゃぁーん!!!」
「あ、お星様」
ちゃんちゃん
-了-
・おまけ
「まずいですね、報せを聞いて急ぎ立ち戻りましたが…」
「このままでは…裁判で勝訴する術があるか、それとも、奪還の手筈が必要でござるか…」
「それにしても、どこでバレたんだろ…」
「探りを入れたか、どこかから密告が入ったらしいでござるな…」
「だーっ、いきなし降り出すんじゃねーっ!
だっ!?」
上着を掲げながら走っていたトサカが転倒した。
「気を付けろ、っ…」
「ごめんなさい…」
メイド服の亜子が、ぼーっと雨の街を去ろうとした。
「おいっ、何やってんだてめぇ?」
「さあ…何してるんやろ…」
ぽつりと言って亜子が歩き出す。
「おいおい、てめぇそんなに暇じゃねーだろ」
そのまま、亜子はトサカに倉庫に引っ張り込まれた。
「風邪なんか引いてられる身分じゃねーだろ奴隷がよぉ」
「そやね…うち奴隷なんやね…」
「当たり前だクソガキ」
「うち奴隷なんやうちが奴隷になってアキラにもネギ先生にもみんなに迷惑かけてるんや
ネギ先生もうち助けようとして目立ったから捕まったんやこれから死刑やぶつぶつぶつ…」
「うぜぇんだよっ!」
トサカに掴み倒され、亜子はその場に転倒した。服装を直す気は全くない。
「おいおいっ、本物のパーになっちまったか、あ?」
トサカが僅かに恐怖を覚えながら、口元に笑みを浮かべて亜子を抱き寄せる。
「ひへへ、パーのメイドなんて使えねーからなぁ、他に役立たないんならやっちまおーかー?」
「…ええよ…別に…」
亜子がぼそっと言った。
「…ええよ、別に…あんたん言う通り、うち只の役立たずや。
いるだけで迷惑かけるだけなんや、どうしたってどうなったってええよ別に…」
「そんなに奴が良かったのかよ、あんないもしなかったガキがよぉ。
うぜぇんだよっ!誰が、てめぇみたいな小便臭いブスロリとヤルほど変態入ってねーんだよっ」
「…そう…」
窓の外に気付き、トサカは立ち上がり思い切りブリキのバケツを蹴る。
亜子は初めてビクッと反応した。
「亜子っ!」
そこにメイド姿のアキラが駆け込んで来る。
「このガキ、バカなんだからちゃんと繋いどけ。放し飼いにしてんじゃねぇっ!
てめぇらいくら借金残ってると思ってんだっ!?ったくよぉ」
トサカは、一方的に喚いて雨の街に立ち去る。
「亜子、大丈夫?心配したよ亜子…」
「…ごめん…」
「ごめん…ごめんごめん亜子…私が、私がもっと早く…」
亜子に抱き付き、涙を流すアキラを前に、亜子の心にようやく何かが戻って来た。
「ったくよぉ…」
中途半端ですが、-了-
最終更新:2012年01月28日 16:17