※この『SECTION-7《終焉の従者》』はまだ完結していない作品です。

茅茹?の作品。The castle of the skyに投稿中。

キャッチコピーは「エヴァSSでありながら、エヴァではない」


☆ストーリー

セカンド・インパクトにより全てを失った人類は、互いに協力する事なく醜い争いを始めた。

最終戦争勃発かと思われたが、アメリカ合衆国の提唱によりNATOを中心とした各国は自国の軍隊を国連に委ねる。

これにより国家間の争いは避けられたが、国連は民主主義の崩壊を懸念する国や、自由を求めるゲリラ組織との泥沼の戦闘に巻き込まれる。

その一方で、使徒と呼ばれる正体不明の生命体との戦いも始まっていて・・・。


☆特徴

  • キャッチコピー通り、本編再構成の形を取ながらエヴァの設定を殆ど流用せず(または大幅に変更して使用)、ほぼオリジナルな話となっている。物語の主要な部分をオリジナルキャラクターが占めている事も、その原因の一つ。

 具体的な例では

  使徒は、使徒因子と呼ばれる素から発生する。この使徒因子の段階ではATフィールドを展開出来ず、人間の意のままに操る事も出来る。

  奇跡の復興を遂げず、世界は荒れたままである。その為に使徒との戦闘より、ゲリラとの戦いにネルフは頭を悩ませている。

  ネルフは各国の監査機関も兼ねているため、日本政府との関係は原作以上に微妙で不安定なものとなっている。原作以上に、ネルフ内部の軋轢もある。

  上記の理由でネルフは巨大な情報組織を抱えている。その他、強攻偵察隊(FRT)と呼ばれる特殊部隊とSECTION-7(特殊作戦科)という対ゲリラ戦専門部隊も抱えている。

  エヴァは原作通りチルドレンに操縦されるが、LCLはなく、代わりに緩衝溶液で満たされている。そのため、酸素タンクとマスクを着用しなければならない。また、プラグスーツではなく、防水性の耐Gスーツに変更されている。

  • 作者のこの作品にかける意気込みは半端ではなく、自らPR文を書き、同サイトに投稿している。

  • 軍事専門用語を多用する傾向にあり、読者に知識がないと読みにくい箇所がある。

  • 描写は、正確でリアルである。特に、戦闘描写は彼の十八番であるようだ。

  • 主人公(白瀬初雪)が沈着冷静であるためか、心理描写に起伏というものが見られず、坦々としている。

  • 彼の作品に共通する事であるが、読者を選ぶ。そのため、彼の作品が好きであるか、否かで評価は変わってくる。


☆登場人物(オリジナルのみ)

白瀬初雪 三尉:SECTION-7所属。性格は沈着冷静で、仲間からはアイスマンと呼ばれることもある。本作品の主人公で、狙撃に長けている。ただ、眼鏡を着用しなければならない程に目が悪い為、正式な狙撃要員にはなれない。

新倉 仁 准尉:SECTION-7所属。特選を卒業したての新米。配属時に、三浦智美の意見で主人公のバディになる。

三浦智美 一尉:SECTION-7所属の小隊長。公安三課出身。

陣内修造 二尉:SECTION-7所属の班長。

瀬戸 隆 三尉:SECTION-7所属。強攻偵察隊出身。


☆重要単語集

組織

  • SECTION-7(特殊作戦科):ネルフ隷下、7番目の組織。ここに所属する人間は公式記録から抹消されるため、幽霊と呼ばれる。ネルフ内部では公の秘密のようだが、実態を知っている者は極少数である。元は情報局の精鋭を集めた即席の対ゲリラ組織であったが、非公式に常設組織となった。ネルフ屈指の猛者であり、対ゲリラ戦闘以外でも活躍している。

  • 情報局:元は各国の監査機関であったが、予算削減の統廃合でネルフに組み込まれた。SECTION-7はここから生まれた為、現在でも連携体制をとっている。公安一課から三課まであり、それぞれ役割が分担されている。

 公安一課:外部組織に対抗する情報戦担当部署。主にゲリラを相手にしている。

 公安二課:吸収した監査機関に由来する。日本政府に対する諜報活動を、表と裏から行っている。

 公安三課:ネルフを内偵している。一部の職員を除いて、誰が三課所属であるかはわからない。把握しているのは、三課課長や情報局長など、限られた人間のみ。その仕事柄、主人公に嫌われている描写がある。

  • 強攻偵察隊(FRT):作戦行動部の特殊部隊。SECTION-7に優秀な人材が流出した為、作戦行動部内の人材育成も兼ねている。武力を用いた作戦行動では、SECTION-7と連携する描写もある。

  • 作戦行動部:対使徒、対ゲリラ戦闘を行う組織。対使徒戦闘に関しては、国連軍からの全面サポートを要請する権限がある。

  • NERV特選大学校(特大、特選、特選大学校):10~16歳までに能力を見出された人間が通う、エリート養成機関。

  • 白い9月:セカンド・インパクト後に出現した地下組織の一つ。その規模は侮る事は出来ず、国連や戦自を悩ませている。圧倒的な情報収集能力持つため、ネルフにとっても危険な存在である。本編中では、数度にわたってネルフに攻撃を仕掛けているような描写がある。


その他

  • AAW:対使徒用に開発された兵器の総称。エヴァもこれに含まれる。F型、N型、NR型が存在する。

 F型:エヴァの使用するレールガンなどがこれに含まれる。ATフィールドを突破できないため、役立たずと呼ばれている。

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最終更新:2007年03月25日 17:07