魔法学院近くの店で給仕の女の子を救った謎の剣士。
・白銀の髪に、白い肌。
両腰には拳を覆い隠すような護拳の長剣を一振りずつ提げ、何処かの異郷の騎士を思わせるような精悍な装束を身にまとい、レール状の溝のようなものが刻まれた輪を数本並べて取り付けた脚甲を履き。
無表情な面持ちのなかでただ一点、怒りを感じさせずにはいられないその瞳は、夜の闇をも貫くほどに、薔薇よりも鮮やかで紅玉よりも澄み渡り、炎よりも強く輝く真紅。
・大きな柄飾りをつけた長剣を左右の腰にこう、二本挿しにしていて。金属の覆いみたいなのをつけた、かわった形のごついブーツを履いてた
『我の名はレイジ、或る乙女に魂を捧げた幻夢の騎士だ』
【判定結果】
(15以下)
※「レイジ」という個人ではまったく聞き覚えがなく、およそ近隣に該当するような「騎士」はいない筈だ。
もちろん「幻夢の騎士」という称号なり二つ名なり、を持つ個人も存在しないと思われる。
(6ゾロ分で公開)
※かつて西方において、或る非合法組織(=『組織』か否かは不明)の切り札的な存在として、「レイジ」と名乗る暗殺者が居たという不確かな噂話が存在する。だが、その詳細は明らかになっていない。