■ミドルフェイズ1:カイラス、出撃す
マスターシーン
帝国銀十字軍の将校にあてがわれた執務室。 そこに2人の軍人が居た。
カイラス「“灼熱の”アインともあろう男が、こうまで手こずるとはな」
アイン「フッ……言うなよ、カイラス」
“灼熱の”アインは、封筒から数枚の写真を取り出し、もう1人の将校に手渡した。
カイラス「……これが、例の新型か」
写真にはアームドギアと、ホワイトスネイクが写し出されている。
アイン「この船は、G=M社の工作船だ。 うまく偽装されているがかなりの戦闘力だ。
“白いヤツ”ともども落とせれば金剛十字章ものさ」
カイラス「ふ、この件は私に任せてくれ。 兄上の手前もあるのでな」
アイン「なに、構わんよ。 私は謹慎中の身だ」
カイラス「……ところで、先刻から気になっているのだがそのウサギの面はなんだ?」
アイン「“白いヤツ”との戦闘中にマスクを割られてしまったのでな……手強い相手だった」
カイラス「そ、そうか。 では、出撃するとしよう。 ……平和を我が手に(フリーデン・イン・デア・ハント)」
アイン「……見せてもらおうか、キミの力を」執務室に1人残されたアインは、そう呟いた。
カーク:仮面の人と……ガルマか!?
ヤバイ、相手は裏切られて特攻してくるに違いありません!!(笑)
ルシャ:なんでウサギ……。
カーレイ:面ならなんでも良いのかっ!?
GM:いや、あの日、ジョシュア島は祭だったろう?
カーク:……い、何時の間に買ってたんだ(笑)
ウィル:祭を堪能してやがったんかー!(爆笑)
カーレイ:と言うか帝国軍がもろ祭の邪魔してたじゃないか……(笑)
カーク:きっと部屋には金魚が飼育されてるー!(笑)
GM:ミドルフェイズで、アインだけゲパルト・ギアに乗ってないのも歩いてたからだ(笑)
カーク:この兄ありにして、あの妹ありなのか?ありなのか?(笑)
■ミドルフェイズ2:計算された奇襲
シーンプレイヤー:ルシャ・アンブル 登場難度:全員登場
ホワイトスネイクはゲイルとの合流地点へ向け、夜の海を移動中だ。
GM:各PCは部屋で寝てるなり、食堂で船員とポーカーしてるなり自由行動中です。
カーレイ:うーむ、夜の甲板に出てタバコ吸ってるか。
カーク:引き続きザインの調整中かな。 無事だった新武装の調整とか。
GM:新武装なんてとってた?
カーク:ほら、<AGウェポンパック>の。
AGシールドガトリングにしちゃいましたが……ハンマーの方が良い気がしてきました(笑)
GM:なんともないぜ!……はともかく、そこはカークの好きにしなさい(笑)
イヴ:私は艦首に立って夜の海を観察中。
ウィル:余裕の有る時は……のんびりとパンツァーの調整でもしとくか。
ルシャ:私はカークを見学してることに。
GM:ではまあ。 そんな中、突然に爆音と震動が船体に響く。 「帝国の襲撃だーっ!」
カーク:「な、今のは……ウィルさんっ!?」と格納庫に居るだろうから声をかける。
ウィル:「先に行くぞ。 急げよ」ぶおーん、と甲板に飛び出す。
カーレイ:「ちっ、早速お出ましか」タバコを捨ててキャノンを構えるか。
イヴ:(すちゃ ずばーん ずばーん)とレールガンを海に向かって手当たり次第に射撃。
GM:そのとき、シャードの意思が、再度ルシャに語りかけてくる。
「巫女よ、移動せよ。 危険なり」
ルシャ:「はぅ……」
カーク:「わかりましたっ! ルシャちゃん、こっちに!」と手を差し出す。
ルシャ:カークの手をとります。「カークちゃんもはやくザインに!」
カーク:「よし、つかまってて。 ザイン、行くぞっ!」
GM:甲板では、船員達が突然の襲撃に慌ててる。
「さっきまで姿もなかったのに何故!」「回避だ! 回避!」「どこから飛んできたか解らねえのにどうやって!!」
ウィル:「さて、お客はどっちだ?」
イヴ:船影は見えますか?
GM:警戒していたイヴにも、外で一服してたカーレイにも、先刻から何も見えない。
カーク:「船影が見えない、けど……(どぉん)ぐぅっ!?」
ウィル:あ、しまった。
向こうが確信持ってなかったらおもっきし正体バラしとるな……まあいいか。
イヴ:「……? 砲撃の出所は?」
GM:夜間なのを差し引いても、見えない距離から攻撃を受けるのは流石におかしい、とイヴは思う。
カーレイ:「新兵器か……?」
カーク:「何処から攻撃してきてるんだ? イヴ、わかる?」と、ちなみにコックピット2人乗り状態(笑)
イヴ:飛び上がって多少遠くを見える位置まであがりますが、それでも見えませんか。
GM:見えない……いや、飛んでるなら、遠くから近づいてくる帝国軍艦の灯りが見える。
イヴ:「確認しました。 かなり遠くから軍艦が接近中です」
ウィル:「……ふ、む」
イヴ:「超長距離からの砲撃か、隠蔽技術か。
いずれにせよ現状でまっとうに対処することは難しいと判断します」
カーク:「くそぅ」
ルシャ:「どこからきてるかわかんないですの?」
カーク:「わかる……けど、遠すぎる!」
イヴ:ルシャ、ここは神の声を聞くべきでは?
ルシャ:じゃあ、いきなりトランス状態になります。
「この砲撃は……」<フリッグの予知>。 この砲撃の正体は?
GM:シャードが語りかける。 「GMは一言も『砲撃』と言ってない」
カーク:メタ発言ー!?
イヴ:「……爆弾?」
ルシャ:とりあえずその問いで1個になります?
GM:うん。 『少なくとも軍艦からの砲撃ではない』と解った事にしてください。
ウィル:コレでエンジンの整備不良だったら笑うが(笑)
ルシャ:「これは、砲撃ではありません」
カーク:「……砲撃じゃない?」
GM:「足の速いヤツでゲイルに救援を頼もう! ボートを下ろせ!」
「あんたらからも何人かボートの護衛に回ってくれ!」
と船員が小型艇を下ろしてる。
で、この船に今乗ってる中で、責任者であるカーレイ以外のPC。
ボートに乗ってゲイルを呼びに行くか、ホワイトスネイクに残るか選択。
カーレイ:「二手にわかれたほうが良さそうですな。 無論、全員ボートに乗っても構いませんよ」
GM:ああ、先に言うがボートはアームドギアやパンツァーを乗せられる程、大きくはない。
ウィル:「ボートには俺が乗ろう。 カーク、こっちは頼むぞ」
カーク:「わかりました、持たせられるかどうかわかりませんけど……やってみます!」
ウィル:「ああ、そうそう。 カーク、ちょっと耳を貸せ」
カーク:「は、はい?」
ウィル:「ハンスの大将はヤバくなったら見捨てていいが、ソフィーの嬢ちゃんは頼んだぜ」
カーク:「えぇっ、良いんですか……?(汗)」
ウィル:「ああ見えて大将はお前さんよりもよっぽど場数を踏んでるさ。 そういうことだ」
カーク:「わ、わかりました」
GM:ウィル、アンタは本当にプリムローズの人間か(笑)
あとハンスさんは今、この船には乗ってない。
ウィル:まあ、ほら。 わしソフィーに「庇護」でコネ取ってるしそのへんのロールプレイで(笑)
カーレイ:とりあえず、私は非戦闘員の誘導でもしてましょうか。
GM:で、まとめるのでボートに乗るPCは宣言してください。
イヴ:カークと一緒。
ウィル:ボートに乗るー。
カーク「ルシャちゃんは逃げて。 僕はこの船を……君が帰って来る場所を護るよ」
GM:と言う事は、ウィルとルシャがボート、カークとカーレイにイヴが残るのか。
ルシャ:「でも……」
カーク:「大丈夫。 諦めない、死ぬつもりもない!」
GM:そこでルシャのシャードが輝く。 「カークも乗らないとルシャのヒロイン的立場が……」(笑)
イヴ:「……」
ルシャ:「……」
カーク:「……何、今の声?(汗)」
ルシャ:「えと、古き神のお導きですの」(笑)
イヴ:えーと、乗った方がいいんですね? 了解、では。
カーク:良いんでしょうか?(笑)
イヴ:どすっ。
ウィル:「ぐあっ?!」
イヴ:私の冷静的確な手刀がカークの後頭部を……ってそっちじゃねー!?(笑)
ウィル:あ、違うのか、こっちをしばき倒して交代かと思ったのに(笑)
カーク:「な、なんか面白い神さ……うわっ」
イヴ:とさ、と崩れ落ちるカークを抱えて、ウィルに預けます。
カーク:「むきゅー(ぐったり)」
イヴ:「おぼっちゃまをお願いします」
ルシャ:「わかったですぅ」
ウィル:「ふ、む」
カーレイ:「さて、ではお願いしましたよ」
GM:その時、カーレイの目前を砲弾がかすめ、ボートと船の間に大きな水飛沫を作り上げた。
水飛沫が消えた頃には、ボートは夜の闇の中に消えていた……というところでシーンエンド。
イヴ:「戦艦の一隻や二隻くらい沈めてすぐに合流いたします。 ご無事で」
ルシャ:「イヴちゃんも気をつけて」
ウィル:むう、イヴと交代しようかと思ったら流された(苦笑)
イヴ:いやー。 この場合は、私がカークを託す役としてはウィルしか。
ルシャ:「貴女に古き神の加護のあらんことを……」
ウィル:というか、乗り物乗りばかりボートに固まっとるっ(爆笑)
■ミドルフェイズ3:帝国軍迫る
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:8(前シーンでボートに搭乗したPCは不可)
軍艦は、砲撃の後に発光信号を出し、ホワイトスネイクに臨検を求めてきた。
これは「断ればいつでも撃沈できる」との意思表示でもあった。
GM:責任者であるカーレイは、操舵室で船長・クラリスと共に返答をどうするか話し合ってます。
カーレイ:「あれだけ攻撃をしかけてきて、臨検も何も無いでしょうに」
GM/クラリス:「警告もなしに砲撃してくるなんて、なんて強引なっ!」
GM/船長:「さすがに撃ち合いじゃあ、とても軍艦には適いませんな。
それに最初の爆発で機関がやられて、全速航行は無理ときた」
カーク:アームドギアとパンツァーはどうなるんだろうな。 見つかったらヤバイような。
GM:格納庫にそのままだな、今のところ。
パンツァーは元々が帝国製だし、見つかってもまだごまかし効きそうなイメージだな。
イヴ:アームドギアは海に沈めましょう。 呼べば戻って来るんですから。
カーレイ:「さて、アームドギアは見られると不味いですね。 こっそり海に投棄できませんかね?」
カーク:気密がどうのこうの……大丈夫なのかな。
シャードバリアーとかうろんな力で(笑)
GM:船長はしばし黙考したあと、「積荷運搬用のクレーンを使えば。 すぐにかかれば間に合うでしょう」と告げる。
カーレイ:「ではすぐに投棄を。 仮に臨検を断っても、一緒に沈められるだけですからね」
……でも本当に大丈夫なんだろうか、捨てて(笑)
GM:多分、カークが呼び出す頃にはシートにワカメとか付いてる(笑)
カーレイ:G=M社が責任をもって掃除しよう、私は何もせんが(笑)
カーク:コックピットハッチは閉めてるから大丈夫だと思いたい。 多分シートはずぶ濡れになるだろうが。
ルシャ:アームドギアの膝の後ろにフジツボが(笑)
ちびイヴ:「(おーえす おーえす)」
GM:ま、それはともかく。 「解りました。 他にやる事はありますかな?」と船長が聞きます。
カーレイ:うむ、実は私も雲隠れしたいんだ。 賞金首だし(笑)
GM:乗船中のG=M社員で一番偉いのがカーレイなんだ。 賞金首になるとは思わなかったしな!(笑)
カーレイ:「とりあえず武器は備え付けのだけ適当に渡しちゃって、残りは隠しときましょうか」
GM/船長:「自営用として申請している物だけですから、そちらはとやかく言われないでしょう。
補給物資に武器弾薬がなかったのは幸いでしたな」
カーレイ:「食料ですからごまかしが効きますね」
イヴ:「……私は隠れていた方がいいでしょうか。 こう、自分自身が兵器のようなものですから」
GM:護衛と言いはれば……って出るなら登場判定してくれ(笑)
カーレイ:ヴァルキリーって見た目でパっとわかるんですっけ?
GM:<イメージプロジェクター>の効果で見た目ではばれない。 触ると質感でばれる。
カーレイ:触ると、か……あー誰か触るかもしれんなぁ(笑)
イヴ:触るだけですめばいいんですが。
カーレイ:まぁ、その時は暴れて構いませんよ(笑)
ルシャ:アームドギアと一緒に海に沈める(笑)
GM/船長:「では、他になければ投降します。 長い間待たせると痺れを切らすかもしれんませんしな」
カーレイ:「そうして下さい」
GM:発光信号で投降の返事を出すと、すぐに軍艦が近づいてきた……というところでシーンエンド。
カーレイ:うぃ。
■ミドルフェイズ4:水中の影
シーンプレイヤー:ルシャ・アンブル 登場難度:ボートに乗ったPCは全員登場
カーク達はボートの上で、ホワイトスネイクへと帝国の軍艦が近づいて行くのを目にしていた。
早くゲイルのところに行かなくては……。
カーク:「う、ここは……はっ、ホワイトスネイクはっ!?(がばり)」
GM/ソフィー:「あら、目が覚めましたかカークさん」
ルシャ:カークを膝枕してます。 「あ、カークちゃん気がついたですぅ」
カーク:「……何処なんでしょうか(汗)」
ウィル:「起きたか、カーク。 いいからもう少し寝ていろ」
ちびイヴ:「(こくこく)」
カーク:「(ずきり)あいたたた……何で僕もボートに乗ってるんですか?」って、居るーっ!?(汗)
GM:ちびイヴはイヴの登場シーン数にはカウントしませんからね(※)(笑)
(※旧アルシャードは登場シーン数/3が経験点として取得できた)
イヴ:単なる演出ですから(笑)
ルシャ:「イヴちゃんがカークちゃんを気絶させたですぅ」
カーク:「イヴが……?」
ウィル:「そうだな……(にやりと笑って)お前さんに、少しばかり背後への注意力が足りないせい、だな」
カーク:「う(汗)」
GM/ソフィー:「それに多分、こちらの方が安全だと判断したんでしょう」とカークの汗を拭く。
ルシャ:「イヴちゃんとカーレイさんが艦に残って……」
カーク:「あっちは、大丈夫なのかな」
GM:その時、船員の1人が海中を指差して叫んだ。 「なんだありゃ?」
カーク:「なっ!?」
GM:船員が指した先には、海中に4~5mほどの影が見える。
ウィル:「やれやれ、さて一体何かな?」
カーク:「海蛇……いや、違う、これはっ!」ルシャとソフィーを後ろに庇いつつ剣を抜きます。
GM/ソフィー:「……伝説の『海のぬし』っ!?」
ルシャ:「……はぅ」
ウィル:「しまった、コイツ俺の法螺話をまだ覚えてたかっ」
GM:だんだんとソレは水中から上がってきて……ボートを押し上げるほどの波を作り上げ、あおりをくらったボートは転覆する。
カーク:「『海のぬし』は昔話の……って、うわぁぁぁぁっ!?」
ルシャ:どぱぁぁぁぁん。
ウィル:「ちぃ! 皆、無事か?!」
GM:全員がボートから海に落ちます。 ――さて、カーク君。
カーク:「僕は大丈夫です、それよりルシャちゃんとソフィーちゃんが!」
GM:カークの右手側にはソフィーが。 左手側にはルシャが海面上に必死に顔を出しつつも溺れている。
ルシャ:「はぁう~」
GM/ソフィー:「あっぷあっぷ」
カーク:やっぱりそれですか(汗)
GM:うん。 お約束としてやっておきたかった(笑)
カーレイ:なんかスパイダーマンの1シーンを思い出すな。
GM:そしてカ-クは島育ち。 海に慣れ親しんでいる為、他のメンバーよりもきっと泳ぎレベルは高い。
カーク:1人ぐらいなら……抱えて泳げるでしょうねぇ(汗)
ウィル:時にGM。
GM:?
ウィル:わしのプレートメイル、しろへび号に置いてきていいかね(笑)
GM:いいでしょう(笑)
カーク:重大な問題ですね(笑)
ウィル;不許可だと3択になるぞ(一同笑)
ルシャ:「あぷっ……そふぃーちゃんを……たすけて……アプっ」
GM/ソフィー:「わたしは~だいじょうぶですから~……ごぽっ」
カーク:あー、と。 ダイスの神様にお願いします!
ルシャ:えー。
ウィル:両方。
GM:6が出たら両方助けようとするんだな(笑)
カーク:「く、くそぉっ!!」……≪ヘルモード≫行くか。
GM:いや、無理に加護を使うな(笑)
ルシャ:ヘルモードで1人だけ逃げるとか(笑)
GM:それかよっ!(笑)
カーク:なんかここが使い時と言われた気がしましたがっ(笑)
GM:いや、加護を無理矢理減らそうとしてるわけではないので、使わんでいい。
第一、≪ヘルモード≫は移動が出来るだけで助けられる加護じゃないだろう(笑)
カーク:1人救助してから2人目に移動するんですよっ。
ウィル:ここは、こっちが目の前でソフィーをかっさらうしかないのか!(笑)
イヴ:……あ。 ホワイトスネイク号ごと≪ヘルモード≫すればよかったのではと思ったり思わなかったり。
GM:カークがホワイトスネイクを運転していたわけではないから、それは無理だ。(※)
(※乗り物の運転中に≪ヘルモード≫を使用した場合、同乗者全員が移動対象になる。
しかしカークには大型船舶は運転できないというGM判断)
カーク:まぁ、とりあえず奇数がルシャ、偶数がソフィーで。 6で両方だっ(笑)
ウィル:あ、カークが迷ってる間にちびイヴを頭に乗せる。
ちびイヴ:「(すちゃ)」←ありがとうの敬礼
カーク:# 1D6(4) = 4
カーレイ:ルシャがヒロインの座をどんどん奪われていくな……。
GM:まったくだ。
カーク:……やっぱルシャかな。 「ウィルさん。 ソフィーちゃんを、お願いしますっ」
ウィル:「フォローは年上の役目、だな」 ちびイヴが乗ってるので台無しだが(笑)
GM/ソフィー「あっぷあっぷ……。 ちっ」
カーレイ:ちっ、てなんだー!?(笑)
ルシャ:PL的にはソフィーいってほしいな、その方がやりやすい(笑)
カーク:……PC的には?
ルシャ:複雑なとこで(笑)
カーク:あー、もぅ。 わかりました。 発言と行動取り消しっ。
GM:いや、いいや(笑)
カーク:タイムアップ!?(汗)
GM:悩んでいる所へ更にどばーっ、と高波が襲い掛かる。 それをもろに受けたカークは海の只中へ――でシーンを切る(笑)
ルシャ:それか(笑)
GM:ちなみに、誰も巨大な影の正体を確かめることはできなかったことを付け加えておこう。
ウィル:「今日の教訓は、“時は金なり”……がばべらごぼ」
カーク:「な、ぁっ!?」
ルシャ:「カークちゃ……」
カーク:「ル、シャ……ちゃ……がぼがぼ」
GM:あ、最後に名前だしてヒロインフラグを残したな。
カーク:まぁ、とりあえずね。
ウィル:イカン、シャードさんが笑い取ってからウィルがシリアスできんようになってきた(笑)
GM:シャードのせいにせんでいただきたいっ!(笑)
イヴ:えー。
ルシャ;まぁギャクキャラですしー(笑)
カーレイ:それにしても、なんかソフィーがどんどん黒くなるな(笑)
GM:この直後に溺れたカークを助けに行くくらい、いい子ですよソフィー。
カーク:泳げるんじゃないかーっ!?(笑)
GM:……あ。
■ミドルフェイズ5:気高き乙女
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:8(ボートに乗ったPCは登場不可)
謎の爆発により、多くの負傷者が出た。 クラリスは負傷者の手当てに走っている。
GM:で、ホワイトスネイクに軍艦が横づけされ、そこから帝国兵が乗り込んできます。
カーレイ:「……あの爆発の謎を解かない限り逃げ切れそうに無いか」
GM:「この船の責任者は……誰だ?」と偉そうに操舵室に入ってくる兵士。
カーレイ:「私ですが」
GM/帝国兵:「まず、負傷者も含め、全員を上甲板に上げてもらおう」
カーレイ:「負傷者も含めですか? それなりに重傷の者も居るのですが」
GM/帝国兵:「ある重要な犯罪者を捜している。
負傷者のフリをしているかも知れんので全員、面通しをしなくてはならんのでなぁ……?」
カーク:目の前に居るぞー(笑)
GM:態度から「抵抗するなら勝手にやらせて貰うまで」みたいのを感じてください。
カーレイ:「……ま、仕方ないですね。 従いますので手荒な真似はしないで頂きたい」
GM:ほどなく負傷者を含めた全員が甲板に上げられる。
当然ながら負傷者の介護をしているクラリスも上がってきて「なんでこんなことをするんですか!」と帝国兵に怒っています。
カーレイ:……クラリスを抑えよう。
GM/クラリス:「カーレイさん! あんな人たちに好き勝手やらせていいんですか!?」
ウィル:……。
イヴ:(帝国兵になって)「カーレイ?」「おい、どっかで聞いたことないか?」
GM:こらこら(笑)
ウィル:今日初めてギャグに走らないかもしれないNPCが! がんばれクラリスさん(笑)
GM:待て、ハンスはギャグに走らなかったぞ!(笑)
ルシャ;そういう問題なんだろか。
カーク:……証拠はOPログに(笑)
カーレイ:「クラリスさん、少し落ち着いて。 彼らが暴れるとこれ以上負傷者の人に負担が……」
とりあえず嫌な予感はするがクラリスを静めよう。 無理かもしれんが(笑)
GM:で、帝国兵が船員達に尋問を始めるが……予想通り、暴力的なものになるのにさほど時間はかからなかった。
カーレイ:早いな。
GM:帝国兵の足が怪我人の方に向くと、カーレイの制止を振り切ってクラリスが飛び出す。
「負傷者には手を出さないで!」
カーレイ:私もそっちに行くか。
イヴ:帝国兵達を観察しますが……偉そうな奴とか、強そうな奴とかいますか?
GM:隠れているイヴからはそーゆーのは見えない。 詳しく調べるなら登場判定してから。
イヴ:むー、しばらくは隠れています。
GM:クラリスは負傷者を庇うように、帝国兵の前に立ちはだかる。
カーレイ:クラリスの前に出られない?
GM:OK。
カーレイ:じゃあ、間に入ろう。
「あー、尋問や面通しだけですよね? 何故わざわざ負傷者に蹴り入れようとするんですか」
GM/帝国兵:「これが我々の調べ方だ。 それとも……調べられると困る事でもあるのかな?」と剣に手をかける。
カーレイ:「帝国軍の方々は、もう少し節度を持った調べ方をされると思ったんですがね?」
GM:で、緊張が走る中、拍手の音が響く。
カーレイ:む、お偉いさん登場だろうか。
GM:見ると、軍艦の甲板に「気障」と言う言葉を体現したかのような派手な衣装の男が。
カーレイ:……この間の仮面軍人の友人に間違いない。
GM:男は拍手を止めて、前髪をかき上げる。
「勇敢なお嬢さんだ。 しかも美しい」カーレイは目に入ってないらしい。
カーレイ:そんなんだろうとは思いました!(笑)
ルシャ;やっぱガ○マー。
ウィル;……帝国軍っていったい(笑)
GM/カイラス:「あなたの勇気に免じて、負傷者には手出ししないと約束する……それと、貴女をわが艦にご招待しよう。
強く美しい女性は嫌いじゃない」
で、クラリスは一瞬躊躇するが「わかったわ。 行きます」と。
カーク:……人質ですな。
カーレイ:「……クラリスさん」
GM:カーレイにだけ聞こえるくらいの声で「私は大丈夫。 だってあなたが助けてくれるんでしょう?」と言い残し、離れていく。
カーレイ:どうしようもないな。 無言で見送るか。
GM:カイラスは部下に「では、後の手はずはよろしく頼む」と残して軍艦の中に戻る。
その後「さあ、お前ら移動だ!」と、カーレイとクルーは船底の倉庫に押し込められる……でシーンエンド。
カーレイ:了解。
GM:……いかんな、脳内でクラリスも変なキャラになっちまった。
カーレイ:いまんとこ至極まっとうに見えるんですが(笑)
カーク:何が起こったんだろう……(笑)
GM:クラリスが怪我人スキーに見えてきた。
ウィル:ソンドラ・アランソン少尉かっ!(笑)
カーク:……まにあっくな。
カーレイ:ああ、なるほど……。
ルシャ:ソンドラさんって、また渋いところを。
ウィル:昨夜、バトルテック関連のサイト巡ったからねえ。
■ミドルフェイズ6:指輪の秘密
シーンプレイヤー:ルシャ・アンブル 登場難度:ボートに乗ったPCは全員登場
高波に飲み込まれたルシャ達が目を覚ましたのは、ベッドの上だった。
どうやら、どこかの船室のようだ。
ルシャ:「ここは……」
GM:室内にはいくつかベッドがあり、そこにはカークとウィル他、共にボートに乗り込んだ船員達が寝ている。
カーク:「うぅぅ……」
ちびイヴ:「(ぺたぺた)」
カーク:「イヴ、流石にその量は食べれないよ……むにゃむにゃ」 寝ぼけ中。
GM:緊張感ねえなぁ(笑)
ルシャ:「カークちゃん」がばっと跳ね起きる。
カーク:「うぅ……ん?」
ウィル:「うおおー」寝たまま泳ぐようなあやしい動きをしています(笑)
カーク:「ルシャちゃん!? ソフィーさんっ!?」がばり。
ルシャ:一応、先に名前を呼んだな(笑)
カーク:一応(笑)
ちびイヴ:「(どさっ)」←ベッドから転げ落ちる音
ルシャ:「ボク達……生きてる?」
カーク:無言で頬をつねる。 「生きてる、みたいだね」
GM:そこに、「おう、目が覚めたか。 お前らもよくよく悪運の強いヤツだな」とゴツイ男が部屋に入ってきます。
ウィル:「……がふー、がふー(古式泳法のようなあやしい動きをしている)」(笑)
GM:「……ウィルの奴、相変わらず寝相が悪いみたいだな」と苦笑する。
カーク:「……ウィルさんの知り合いなんですか?」
ルシャ:私はゲイルを知ってたっけ?
GM:作戦会議のとき、名前は聞いて……て寝てたなルシャ(笑)
カーク:……寝てましたね。
ルシャ:「えっと貴方は……」
ウィル:「…………(どんがらがしゃーん)」ベットの端から落下。
GM:まあいいや。 ゴツイ男がぐるりと部屋を見回して、そしてルシャに目が止まる。
「お、王妃様?……いや、違う……まさか、姫様では!?」
ルシャ:「……ボクそんなんじゃないですぅ」……覚えないよね?
GM:姫様と呼ばれる覚えはないな。 「そうか……? いや、しかし似ている」と向こうも狼狽してます。
カーク:あ、そうそう。 ゲイルとわしの関係はどーなんでしょ。
GM:んー、戦友、くらいか。 上下関係は無いと思ってください。
ウィル:ふむ……まあ、向こうが年上だけどこの10年の間に段々遠慮がなくなったくらいだと思っておこう。
「うおっ、ここはどこだっ!? 皆無事か!」
カーク:「ウィルさん、大丈夫みたいですよ、というか……」状況についていけず困惑中。
ルシャ:「あの……ここは?」
GM:「ここは海賊船の中さ。 おれは頭(かしら)のゲイルだ」と答える。
でまあ、しつこくルシャのシャードの声が響きます(笑) 『巫女よ、指輪を見せるのだ……』
ルシャ:……そうするとどうなるの? と聞き返そうかと思ったのは秘密だ。
GM:『……こ、今週のラッキーアイテム?』と言い返します(笑)
ルシャ:愉快なシャードだなぁ。 「あの……」と指輪をとりだそう。
GM:ゲイルはソレを見ると「これは……鷲獅子の指輪!? 間違いないッ! 姫、良くぞご無事で……!」
と片膝をつき、ルシャに騎士の礼を尽くす。
周りの船員達は「姫……?」「確かゲイルって元々どこかの騎士だったって」「すると、そこの国の姫様?」と騒ぎ出す。
ルシャ:「え、ボクそんなんじゃ……」
ウィル:「あー……久し振りだな、ゲイル。
盛り上がってるところ悪いんだが、その指輪は嬢ちゃんに託されただけだと思うぜ」
GM/ゲイル:「それなら尚更だ。
その指輪を持っていた男、俺が知っている人物ならウェストリ王家の関係者のはずだ」
カーク:「僕の親父が……ルシャちゃんに託したモノですけど……」
ちびイヴ:「(じー)」
ウィル:「っと、順序が逆だが、まず仲間ともども助けられたようだな、ありがとうよ」
GM:ゲイルはカークの方に向いて、「親父……? 少年、君の父親はマーカスと言う名前で合っているか?」と。
カーク:「あ、ありがとうございましたっ! カーク=シュタゥクと言います……って、何で親父の名前をっ!?」
ルシャ:「……ルシャ・アンブルですぅ」
ウィル:「ふむン、ちょうどいい。 情報の交換と行こうか」
GM/ゲイル:「俺とマーカスはウェストリに居た頃の友人だ。 そして、王家の指輪を持って落ち延びた仲間でもある」
カーク:「王家の指輪って……ルシャちゃんのソレが?」
GM/ゲイル:「うむ。 今は戦闘の準備中で詳しく話す時間は無いが」
ウィル:「ところで、仲間に水とか、俺に酒とかがあると口の滑りが良くなるんだが。 少し貰えんだろうか」
GM:ベッドの横に置いてある水差しを指差します。
ウィル:「……これこれこーいうわけで、この面子で漂流していた。 戦闘準備中の相手は何者だ?」
GM/ゲイル:「ソフィーの嬢ちゃんからホワイトスネイクが帝国軍艦に襲われてると聞いた。 今、そこに急行してる」
ウィル:「なるほど」 あ、ついでに『海のぬし』の話もしておく。
カーク:「少なくとも、海蛇の類じゃなかったと思います」
というか、ジョシュア島近くの『海のぬし』はイヴが料理しちゃったんだよなぁ……とも。
ルシャ:そういやソフィーもいるの?
GM:ソフィーはベッドには寝てません。 操舵室でホワイトスネイクのいる海域まで案内しています。
カーク達を担いでここまで泳ぎきったと思っても構わん(笑)
ルシャ:「(ちっ)」(笑)
カーク:……2人とも黒くなって来たな(笑)
カーレイ:もてもてだな。
GM/ゲイル:「奇襲を仕掛ける気でな、お前らが休めるくらいの時間はある」
で、態度を変えて「……姫様も、今はゆっくり休まれてください」とルシャに一礼。
ちびイヴ:「(べとー)」←つまらなくなったのでウィルの頭に貼り付いているらしい。
GM:ということで、他に聞くことがなければシーンエンドで。
ウィル:んー……みんな無事だし、状況もわかってる。 わしはOK。
ルシャ:毛布の隅をつかんでうつむいています。
カーク:OKです。 「……ルシャちゃん」
ウィル:あ、ルシャに聞きたいこともあるが、ゲイルが退室してからでいいか。
GM:では、ゲイルは退室するので聞きたいならどぞ。
ウィル:「ま、アイツはまっとうな騎士だったんで、ちょっと熱くなってるようだが……気にするな。
その指輪に心当たりがあるとしても、話したくなったら話してくれればいい」
ルシャ:というか、私には覚えがあるのかな?
GM:ルシャの記憶は、兄――アイゼンや、両親と一緒に暮してたものしかない。 王国とか指輪なんて記憶にない。
ウィル:「なんにせよ……今はもう少し休め、まだ顔色が悪いぞ?」と、ルシャの頭をわしわしと。
ルシャ:「……うん」
カーク:どう声をかければ良いのか迷っている。
ウィル:「じゃあ、俺も操舵室を覗いてくる。 カーク、お前も休んでおくといい」と部屋を出てシーン退場。
カーク:「……はい」で、気まずい沈黙が場を支配する、と。
ウィル:あ、退室時に、ちびイヴは廊下の扉傍に置いておくぞ(笑)
ちびイヴ:「(べたー)」
GM:見張り?(笑)
イヴ:今は本体とのリンクがきれていますのでたいした活動はしません……しませんよ?(笑)
ウィル:いや、この状況から連れ去ると後でイヴに怨まれそうだしな(笑)
ルシャ:「えっと、ボク……」
カーク:「……例えルシャちゃんがお姫様でもさ、僕にとってルシャちゃんはルシャちゃんだから」
ルシャ:びっくりしたような顔でカークを見ます。 「カークちゃん」
カーク:「だから、えーと、その、何て言えば良いんだろう……僕は、君を護る。 護って見せる」
ルシャ:ではちょっと涙を浮かべながらカークに抱きつきます。 「ありがとう、カークちゃん!」
カーク:「うわわわわわっ!? う、うん……」ゆでだこもーどに。 そろそろ、シーンEDにしません?(笑)
GM:……なあ。
ルシャ:?
GM:ここには「ボートに乗ってた船員が全員」居るんだが。
カーク&ルシャ:………。
ルシャ:私は気にしません(笑)
GM:じゃあシーンエンド。
イヴ:……いったい私が見ていないところで何があったんだろう。
出会ってから1週間くらいしかたってないはずなんだが。
カーク:何にもないですよ、きっと。 多分。
カーレイ:鬼の居ぬ間にと言うヤツだろうか(笑)
ウィル:しかし! 「ちびイヴは見ていた!」 後でデータリンクしてからが楽しみだ(笑)
ルシャ:さぁここでウィルが戻ってくると。
カーク:まぁ、マーカスの遺言云々はあれど……強引だったかと後悔する自分。反省。
ルシャ:いいじゃないか(にやにや)
カーク:背筋が極めてきつい状態になりましたよ、えぇ。 慣れない事はやるもんじゃないー(笑)
ウィル:ふむー。 スイッチ入ってると案外そーでもないんだが。
カーク:はむはむ……。
ルシャ:甘えを捨てろ(笑)
イヴ:……あー、ロンさん。
GM:?
イヴ:「カークを助ける」と「マーカスへの恩返し」は達成したと見なしてもいーのかな?
GM:「カークを助ける」はまあ、帝国軍の臨検から逃がしたと考えればOKでないかな。
イヴ:了解ー。
GM:恩返しの方はそれこそ本人次第だが、命を救ってもらった分を返せたと判断するなら。
イヴ:あと、ふと気が付いたらちびイヴをどちらのパーティにも存在させちゃってたので。 増やしました。
カーク:(キャラシートを見て)……9体になってるっ!?
■ミドルフェイズ7:囚われの身
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:ホワイトスネイクに残ったPC全員
カーレイとホワイトスネイクのクルーは、みな船底に押し込められた。
ホワイトスネイクに残った帝国兵はどうにかなるとして、軍艦に連れて行かれたクラリスの身が心配だ……。
イヴ:(ごそごそごそ)天井の板がはずれて、にゅっと顔を出します。 「……どうしますか?」
カーレイ:「さて、どうやってここを抜け出して、クラリスを取り戻しますかね」
GM:ちなみにホワイトスネイク内に居る帝国兵は30人ほどですが、武器・防具の類はすべて取り上げられてます。
ポーション等のアイテムはそのまま。
イヴ:「……私1人ならなんとでもなりますが。 人質がいる上に相手がそこそこ多いです」
カーレイ:「ここを抜け出せたとして、問題はあの謎の攻撃。 これもどうにかしませんと」
GM:縛られてる船員たちが「カーレイさん、なんとか、クラリスちゃんを助け出してくれ!」
「俺たちはどうなってもいいんだ!」と期待のまなざしで告げる。
カーレイ:期待されてるのか……意外だな(笑)
GM:いや、この中で下級モンスターはともかく、軍人と戦える実力があるのはカーレイとイヴくらいなんだ。
カーレイ:あーそか。
ルシャ:イヴはクラリスごとふっとばしそうだし。
GM:まあ、ここらでカーレイの衛星通信機に連絡が入ります。
カーレイ:「……もしもし、部長ですか?」
GM:通信機からは『いや、海賊のゲイルだ。 ちょっとボートの救命道具から通信機を拝借させてもらってるぜ』
と、ノイズ交じりの声が。
カーレイ:「ああ、ゲイルさんですか。 こちらは船倉に押し込められてる所です」
GM/ゲイル:『もうすぐそちらの海域に着く。 話はソフィーの嬢ちゃんやウィルに聞いた。 戦艦の方は任せてくれ』
カーレイ:「ああ、その戦艦なんですが……人質をとられてしまいました」
GM:もう通信は切れてます(笑)
カーレイ:早いよ!(笑)
ウィル:まあ、傍受されるのを警戒したんでしょう(笑)
イヴ:「タイミングを見計らって、内側から陽動、破壊、殲滅ですか」
カーレイ:「……はぁ(溜め息) それしかなさそうですね」
GM:では。 せっかくなのでカーレイにエージェントっぽく行動してもらいますか。
イヴ:「そもそも貴方、密偵なのでは」……ああ、言われた。
カーレイ:「密偵と言っても最近はお使い程度ですからね……」
GM:カーレイの【反射】と帝国兵の【知覚】で対決して、勝利したら上手く装備品を取り返せたことにしましょう。
失敗すると素手で帝国兵と戦ってもらいますので。
カーレイ:ぬぅ、責任重大だな。
GM:イヴは<W.A.R.S.>があるから好きに取り出せます。(笑)
取得装備は本人しか使えないのでカーレイには渡せないが。
イヴ:「私は」しゅいん、とレールガンを出す。 「いくらでも装備が隠せますので」
カーレイ:【反射】っつーとボーナスは+4か。
GM:ゾルダートも【知覚】は+4だ。
カーレイ:……不味いのう。
GM/帝国兵:# 2D6 (3,4) + 4 = 11
カーレイ:# 2D6 (3,1) + 4 = 8
カーレイ:はい負けたー。
GM:「誰だっ!?」「脱走者が出たぞー!」と言うわけで戦闘開始です(笑)
カーク:……頑張れー、超頑張れー。
ウィル:すにーきんぐみっしょん失敗か(笑)
■第1ラウンド
距離:<ゾルダートA>~10m~<カーレイ・イヴ・ゾルダートB>~10m~<ゾルダートC>
行動順位:カーレイ(14)→イヴ(7)→ゾルダート(なし)
イヴ:……私は出たほうがいい?
GM:ホワイトスネイクに残ったPC全員登場なんで自動で出てますが。 出たくないなら隠れてていいですよ(笑)
カーレイ:まぁどちらでも。
イヴ:カーレイが危険だと思います(笑)
カーレイ:すいません、イヴも出てきてください(笑) とりあえず私から行動しまっせ。
GM:うい。
カーレイ:Bにパンチ。
カーレイ:# 2D6 (5,2) + 10 = 17
GM/帝国兵B:# 2D6 (6,5) + 4 = 15
GM:惜しい。
カーレイ:あぶねっ。
カーク:うわー(汗)
GM:ダメージを。
カーレイ:# 1D6 (3) + 4 = 7
GM:ダメージ種別が殴だからまだ大丈夫。
カーレイ:うーむ、こりゃどうしようもないな。
イヴ:A・B・Cそれぞれの装備は?
GM:全員、NPC用の帝国軍装備。
イヴ:共通か。 では「(ぶぅぅぅん)」とエンジェルウィングを出しつつ、レールキャノンを生成しCへ砲撃。
イヴ:# 2D6(3,3) + 11 = 17
GM/帝国兵C:# 2D6 (3,3) + 4 = 10
GM:基本値で負けてるからなぁ(笑)
イヴ:# 1D6(5) + 17 = 22
GM:はい、Cトループ全滅ー。
イヴ:「(ちゅぃーん……ずどばぁぁぁぁん)」無表情のままAトループの方をむきつつ、そちらの手番どうぞー。
GM:ではゾルダートAが全力移動でイヴ・カーレイのところにエンゲージして終わり。 Bがカーレイに攻撃。
GM/帝国兵B:# 2D6 (5,6) + 5 = 16
GM:よし、クリティカル!
カーク:高いっ、さっきから高いっ。
カーレイ:……。
カーレイ:# 2D6 (2,6) + 8 = 16
カーレイ:当たり。
GM:では鬼のように<猛攻>(笑)
イヴ:早速ブレイクかもしれんな。
GM/帝国兵B:# 3D6 (4,6,6) + 4 = 20
GM:20の斬ダメージ。
カーレイ:とりあえず<活劇!>。
カーレイ:# 1D6 (3) + 0 = 3
カーレイ:残り7点。
GM:でクリンナップ。 カーレイの[目眩]が即座に回復かな。
カーレイ:うぃ。
■第2ラウンド
距離:<カーレイ・イヴ・ゾルダートA・B>
行動順位:カーレイ(14)→イヴ(7)→ゾルダート(なし)
GM:行動順位変わらないのでカーレイから。
カーレイ:死にそうだが、Bを殴るか……。
カーレイ:# 2D6 (2,2) + 10 = 14
GM/帝国兵B:# 2D6 (4,1) + 4 = 9
カーレイ:できれば止め指したいので<猛攻>。
カーレイ:# 2D6 (4,6) + 4 = 14
GM:うん、カーレイのCQCでBトループ全滅。
イヴ:ではAトループにむかって「……(すちゃ)」
イヴ:# 2D6(4,2) + 11 = 17
GM/帝国兵A:# 2D6 (1,2) + 4 = 7
GM:ファンブル寸前……。
イヴ:# 1D6(5) + 17 = 22
GM:はい、全滅ー。
イヴ:「(ちゅどーん)……安心しなさい。 峰打ちです」
カーレイ:「どうやって」
イヴ:「こう、弾頭の反対側をぶつけるようにして」
カーレイ:「……いや、それ死にますから絶対」
GM:では、カーレイが装備品を取り戻した所でシーンエンドにしましょう(笑)
イヴ:まぁ、加護持ちキザ男がいなければ負けることはない。
■ミドルフェイズ8:両親
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:8(ボートに搭乗したPCのみ)
通信によると、ホワイトスネイクは帝国に拿捕されてしまったらしい。
カーク:頭を覚ますため、甲板に出てます。
GM:で、海を見ながら色々と思案していると、後ろから声をかけられる。
ウィル:ちびイヴが「ミマシタヨ」と。
イヴ:ちびイヴはしゃべらないー!?
カーク:「(無視して)イヴやカーレイさんは大丈夫かな……」
GM:「よう、少年。 ラブコメしてるかい? いいなあ、おじちゃんもそういうふうになってみたいよ」
とにやにや笑いながらゲイルが近づいてくる。
カーク:「ゲイルさん……でしたっけ?(汗)」と振り向いて。
ウィル:ゲイルまでおもしれえ奴になっている(笑)
GM/ゲイル:「んー、顔は……そうだな、母親似みたいだな。 よかったな、あの親父さんに似なくて。 がっはっは」
とばしばし肩を叩く。
カーク:「親父と……母さんを知ってるんですか?」母親の名前はエレンとでもしておくか。
ウィル:ん、登場判定は【幸運】でしたっけか?
GM:そうです。
ウィル:# 2D6(1,4) + 4 = 9
GM:ギリギリだな(笑)
ウィル:では、適当な物陰に登場。 カークと話そうと来たところで、立ち聞き~。
GM/ゲイル:「マーカスとは古い友人……になるのかね? ま、お前さんの歳の頃には2人で色々と悪さをしたものさ」
カーク:「そうですか……」
ちびイヴ:「(じー)」←ウィルの頭の上
カーク:「親父は……」
GM/ゲイル:カークの言葉を止める。 「聞いたよ。 まあ、あいつも好き勝手やってああなったんだ。 悔いはないだろう」
少しだけ悲しそうな目になります。
カーク:「……そうだと、良いんですが。 親父と母さんの事について、もう少し聞いて良いですか?」
GM/ゲイル:「もうすぐホワイトスネイクに合流する。 この戦いが済んだら、酒でも飲みながら話せるだろう」
イヴ:きゃー死に台詞来たわー。
カーレイ:死ぬ死ぬその台詞。
ルシャ:それは禁句だぁ~。
カーク:やばいなぁ……。
GM/ゲイル:「すまんな。 俺も、少し整理する時間が欲しいんだ」
カーク:「わかりました……」
ウィル:「……どうした。 しばらく会ってないうちに随分と弱気になっちまったんじゃないか?」と出よう。
GM/ゲイル:「バカ、これは慎重さと言うんだ。 お前はちっとも変わってないな」とウィルの方に向く。
カーク:「ウィルさん?」
ウィル:「なあに、外の空気を吸いに出たら話が聞こえてな」
で、カークに小声で「覚悟しとけよ、コイツは呑むと話が長いぞ?」と忠告(笑)
カーク:「……わかりました」とげんなりした顔で。 酒は一口でダウンする。
GM/ゲイル:「おいおい、年少者に変な事を吹き込むなよ。 俺がちょっとやそっとの酒で酔う訳なかろう。
ちょっと記憶が飛ぶだけだ」
カーク:「それって、ヤバイんじゃ(汗)」
ちびイヴ:「(んしょんしょ)」←つぶれたカークに毛布をかける
カーク:「あーと、僕はまだ潰れてないからね?(苦笑)」
ちびイヴ:「(きゅい?)」
ウィル:「さて、ゲイル。 手下がお前さんを探してたぜ。そろそろなんじゃないのか?」
GM/ゲイル:「んー、そろそろ時間か。 お前らも戦えるなら協力してくれ」
ちびイヴ:「(しゅたっ)」←敬礼
ウィル:「……勿論だ。 カーク、お前さんも出るか?」
カーク:「出ます。 僕はアイツと共に闘う、そう決めたんですから」
GM:「少年、姫様をよろしく頼むぞ。 それと、なるべく死ぬな。
女を泣かせるのはいけない事だからな――じゃあな」
と言って、ゲイルは立ち去る。
カーク:「ゲイルさんこそ、ご無事でっ!」
ウィル:「やれやれ。 近いうちに生身での心得を仕込んでやろうと思ってたが、いきなりになっちまうとはな」
イヴ:……ウィル、それ死に台詞。
GM:今日は死に台詞大会か。
ウィル:「ま、足元がしっかりしている所に着いたらザインを呼べ。 信じてさえいればアイツらは俺達に応えてくれる、忘れるな」
カーク:「……わかりました」
ウィル:更に死に台詞を重ねるわし。
ルシャ:私も出て行って、死に台詞を言いたくなるじゃないか。
カーク;死神になんぞなりたくなーい(汗)
ウィル:幕間で『乗ることができない環境』うんぬんは本気でやるつもりだったんで、つい言ってしまった(笑)
GM:しばらくすると、後の方で「野郎ども、順番は逆になったがまずはホワイトスネイクを助けるぞ! みんな、力を貸せよ!」
「「おーっ!」」と言う叫び声が聞こえ。
そして、船は少しずつ速度を上げ、ホワイトスネイクを救うべく動き出す……と、他に言う事なければシーンエンド。
カーク:うぃー。
ウィル:あいよー。
■ミドルフェイズ9:信じる力
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:全員登場
GM:虚を突かれた帝国兵から、ホワイトスネイクを取り戻すのは容易な事だった(一同爆笑)
ウィル:おいっ!(笑)
カーレイ:早っ!?(笑)
イヴ:いやぁ……占拠していた兵隊はカーレイに殲滅されてますし。
カーレイ:大半はイヴの仕事だけどなぁ。
GM:絶妙なタイミングでゲイルの海賊船が、カイラスの軍艦に向かっていく。
しかし、軍艦にはまだクラリスが捕らわれている!
その事実を知らない海賊船は「これが海賊の流儀だ! 砲門開けろ! ガンガン撃ちまくれーッ!」と、軍艦に向けて次々と砲弾を撃ち出していく。
ウィル:「さて……半分は済んだ、後はアレを沈めるだけか」
カーク:剣を握り締め、「大丈夫、きっと何とかなるよ」ルシャへ微笑む。
ルシャ:「うん……」カークの腕につかまろう。
カーレイ:「不味いですね。 なんとかしてクラリスを助けないと」 こっちから通信は開けんの?
GM:操舵室の通信機を使えば大丈夫。 PC全員に聞こえると言う事で、普通に会話できていいですからね。
カーレイ:じゃあそれを使おう。 「あー、もしもし。 聞こえますかー」
GM/ゲイル:『おう、さっきの兄ちゃんか! 俺が来たからには安心していいぞ!』
ウィル:「カーレイの旦那、無事だったか」
カーレイ:「とりあえず砲撃を中止して下さい。 中に人質が居ます」
カーク:「な、なんだって!?」
ウィル:「やれやれ、いつもながらキツイな。 俺達が斬り込めるところまで寄せられるか、ゲイル?」
イヴ:「……」「(こしょこしょ)」「(ふむふむ)」
GM/ゲイル:『人質だと? 誰だ?』人質といっても千差万別、それによって撃ち続けるかの優先度が変わる。
カーレイ:なるほど……。
「G=M社の社員で……我々にとって重要な人物です」ウソは言ってない。
GM:しばしの沈黙の後、通信機からこう返って来る。 『……女か?』
イヴ:G=M社のVIPならば……ってそっちか。
カーレイ:「女性です」 まぁ、ホワイトスネイクの船員には重要でしょう(笑)
GM:「総員、撃ち方止め、止め~~~ッ!」
「船長、どうしたんですか!?」
「待てっつってんだろ!……どうやら向こうには捕虜がいるらしい」
カーレイ:思ったより効果的だったようだ。
GM:「捕虜? 捕虜1人の代わりに軍艦一隻沈められるんですよ!?」
「バカ野郎! それがどうやら可愛い女らしいんだ!」
「「了解! 総員待機ッ!」」
カーク:うわぁぁぁぁ(汗)
GM:と言うわけで砲撃がぴたっとやみました(笑)
ウィル:「……ゲイル。 しばらく会わない内に何があった」(笑)
GM/ゲイル:「……海賊ってのは女ッ気がなくて寂しいンだよ。 てめえも一回なってみろ」(笑)
カーク:「海賊は女性に飢えている、って本当だったんですね」(笑)
ルシャ:「カークちゃんも飢えてるの?」
イヴ:「……おぼっちゃま、のちほどお話があります」
カーク:「飢えてませんっ!(汗)」
カーレイ:「……誠に感謝します。 人質奪還の為に少人数で乗り込もうと思うのですが」
ウィル:「それしか無い、か。 旦那、ヴァルキリーの娘さんに頼んでこっちに来れないか?」
カーレイ:「確かにそちらに合流したほうが早そうだ」
GM:移動は自由にしていいですよ。 帝国軍艦への移動は不可ですが。
カーレイ:では合流。
GM:で、砲撃でボロボロになった軍艦の上甲板に、カイラスが姿を現す……縛り上げられたクラリスを連れて。
ルシャ:「クラリスちゃん!!」
カーレイ:「……これはまたわかりやすい」
GM:カイラスは彼女に拳銃を突きつける。
「おろかな真似を……この勇敢で美しいお嬢さんの命、よほど惜しくないと見えます」
カーク:「(小声で)………ウィルさん。 シャードの力を使えば、あそこまで行くならほんの数秒だと思います」
イヴ:「撃ったら、撃ちます」すちゃ、とレールガンを向ける。
カーレイ「いやいや、そうやって評価しつつ盾にしてるの見ると、流石帝国軍クオリティとか思わされますよ」
GM:「私の事は構いません、戦ってください……!」
「お嬢さんはこう言っているが、あなた方の覚悟はどうですか?」
カーク:「何とかして、あの士官に隙さえ出来れば……あの人を奪還出来るんじゃないかと」
イヴ:首ナイフ問題か。
ルシャ:「卑怯者ですぅ」
ウィル:「アンタこそ、覚悟は有るのか?指揮官殿。 撃った瞬間アンタがたはエーギルの御許に旅立ってもらうことになるが」
GM/カイラス:「ふっ、あなた方は手をこまねいたまま美しく死んでいくのです。
せいぜい美しく語り継がれるでしょう、はっはっは」
と勝利に酔いしれた笑い。
イヴ:「……(首を傾げて)撃ちますか? おぼっちゃま」
GM:いや、一旦シーンを切ります(笑)
■ミドルフェイズ10:駆け抜ける風
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:全員登場
カーレイ:拳銃だけピンポイントで打ち抜けんかなぁ……無理ぽいな。
GM:まあ、その辺は演出でやりますが、先にシーン説明を。
カーレイ:あい。
GM:海賊とホワイトスネイク側の動きはみんな止まっている。 大将であるカイラスはご満悦の様子。
クラリスは「何をしているの、私に構わずやってください!」と訴え続けていて、皆、その姿を見るのが辛い。
カーク:「まだ……待って。 相手が油断している以上、必ず機会は来る」
GM:カイラスは「彼らは貴女を守るため、手を出せずに死んでいくでしょう。 貴女はそれだけの価値がある」
と自分の世界に入ってます。
カーレイ:ふむ。
GM:でまあ、拳銃を撃って弾くなら必中の一撃が必要。 具体的にはダイスで6ゾロを出せと。
カーレイ:≪ヘイムダル≫使えば確実か……打ち消されたらあれだが(笑)
ルシャ:<ライトニードル>は届くかな?
GM:んー、<ライトニードル>は届かない距離という事にしてください。 そして見せ場で打ち消すほどGMは野暮じゃない(笑)
ルシャ:まぁカーレイの見せ場だし。
カーク:ですな。
イヴ:……≪フレイヤ≫でもいいですが。
正直、私が撃つとピンポイントというよりは人質に隠れていないところがすべて吹っ飛びますが。
カーレイ;流石に武器が武器ですからな……。
GM:そのうち兵の1人がカイラスに近づき「少佐、準備は整いました」と言う。
カイラスは「わかった。 ではもう必要ないな」とクラリスの側頭部に銃口を当てます。
ウィル:「……手詰まり、か。 カーク、ギリギリまでアームドギアは呼ぶな。ああいうバカは驚かせると危険だ」
イヴ:あー、≪フレイヤ≫をカーレイに使ってもいいですね。
GM:それもアリ。
イヴ:では≪フレイヤ≫をカーレイへ。 「……空間補正、位置データを送信します(pipipi)」
カーレイ:「……させるかっ!」と≪フレイヤ≫を受けてスパっと抜き撃ちします。
GM:カーレイのキャノンの一撃が、カイラスの拳銃だけを弾き飛ばす! 「……ッ!?」
ウィル:「……今だ!」≪ヘルモード≫で移動は可能?
GM:OKですよ。 遅れてずきゅーん、と銃声が響く。 「……っ!? 私、生きてるの?」
ウィル:うし、タイミングを合わせてクラリスのエンゲージへ。 「形勢逆転、かな? 帝国士官殿」
GM:カイラスは「何っ!? バ、バカな……総員、戦闘準備っ!」と、船の中に逃げて行く。
イヴ:うわー、即[ブレイク]して主砲ぶっぱなしてー。
ウィル:ちぃ、すぐクラリスを撃つかと思ったのに(笑)
カーレイ:私はクラリスに駆け寄る。
GM/クラリス:「カーレイさん……やっぱり助けてくれましたね」と安堵の表情です。
カーレイ:「安心するには少し早いですよ。 これからゴミ掃除しないと行けませんからね」
ルシャ:「カーレイちゃんすごいですぅ」
カーク:「まさか、拳銃だけ弾き落すなんて……」
カーレイ:「とりあえず、クラリスさんはどこか安全な所へ避難して下さい」
GM:「おいしい所を盗りやがって……野郎共、これで縛るものは何もねえ。 反撃はこれからだ!」
「「おーっ!」」とゲイルの激に呼応して、海賊たちが帝国軍艦に乗り込んでいく。
イヴ:「サーチ……反応、感あり。 来ます」
GM:船のあちこちから、帝国兵が飛び出してくる……と言うところでシーンきりますか。
■ミドルフェイズ11:突撃!
シーンプレイヤー:ウィル・ケアリー 登場難度:10
ウィル:さあ、なんというか、いかにも死にそうな行動連打してしまいましたよ?(笑)
GM:まだまだ、これから(笑) ズズン!と言う轟音と共に、海賊船の衝角がカイラスの軍艦に突き刺さる。
あちらこちらで白兵戦が始まってる。
そんな中、ゲイルとウィルは帝国兵に囲まれ、背中合わせになりながら、会話しつつ戦ってます。
狭い船上で戦斧を振り回して敵を打ち払うゲイル、長剣と盾で巧みに攻撃を捌き隙を見せないウィル……。
カーク:かきーんかきかきーん。
GM/ゲイル:「こういうのも久しぶりだな、ウィル! この戦いに勝ったら酒でも酌み交わそうぜ、はっはっは!」
ウィル:「やれやれ、腕はなまっちゃいねえようだ、な!」
カーク:帝国兵が「ぐへぇっ!?(どすぅっ)」ウィルの刃に吹っ飛ばされる。
GM:「……ウィル、ルシャ様を頼む。 後で、彼女の生い立ちから全て伝えねばなるまい」
と言いつつ、ゲイルが組み合っていた帝国兵を蹴りで海に叩き落す。
カーク:(また帝国兵になって)「ひぇぇぇ~~~(どぱぁん)」
ウィル:カンテラを食料倉庫に投げ込みつつ。 「本人は心当たりが無いらしいぞ? どういうことなんだ?」
カーク:(さらに帝国兵になって)「うわちゃちゃちゃちゃちゃ」
GM:(……演出してくれると楽だなあ)
「王女は乳母の家に預けられたまま、ウェストリ崩壊の日を迎えたのだ……。
それが、あの方が今日まで生きてこられた結果につながったのだろう」
ウィル:「何か、顔以外に証になる情報は無いのか? 王女が生き延びていて欲しいとは思う、だが……」
ルシャ:ゲイルの視線の先に登場したいが判定してよい?
GM:どぞ。
ルシャ:# 2D6(1,1) + 4 = 6
カーク:ルシャが登場するなら登場したいかな……ルシャを護るように、って(汗)
ルシャ:ピンゾロかよ!
カーク:ここで兎の足ですよっ!
GM:兎の足を使えば振りなおせるが、持ってるかね。
ルシャ:持ってる。 使っちゃえ。
ルシャ;# 2D6(6,4) + 4 = 14
ルシャ:……極端だなぁ。 ではゲイルの視線の先で、帝国兵をケインでぽこぽこ殴ってます。
カーク:じゃあ、僕もかな。 ルシャを護るような立ち位置で。
カーク:# 2D6(1,1) = 2
GM:……(カークを見るその目は優しかった)
カーク:う、兎の足ー!
カーク:# 2D6(3,6) + 6 = 15
ウィル:「彼女は、俺の弟子みたいなものの友達なんでな。 重荷を背負わせたいとも思えないんだ」
GM/ゲイル:「マーカスは王家の指輪にまつわる伝説の研究者だ。 それゆえ王家には俺よりも深く関わっている。
奴が指輪を託したのなら間違いはないはずだ」
カーレイ:私はクラリスを避難させてるだろうから、このシーンには出ない。
ウィル:「ちっ、正気か連中! 舷側砲を向けやがった!一旦引くぞ!」
GM/ゲイル:「心配するな!1発や2発で潰れるほど俺の船は柔じゃねえ!」
イヴ:えーと。
イヴ:# 2D6(5,3) + 4 = 12
イヴ:(ちゅどばこーん)
ウィル:「バカ野郎!狙われてるのは俺達だ!……む、光が」
イヴ:「……舷側砲はたったいま潰しました」上空でレールガン構えてます。
ルシャ:「こっちにくるなぁですぅ~」ぽこぽこ。
カーク:「ルシャちゃんっ!」帝国兵を剣で殴りつける。
GM:でもまあ、何体倒してもわらわらと帝国兵が出てきます。
イヴ:「(ちゅどーん)おぼっちゃま、ルシャさんをガードしてあげてください。 まだザインは呼ばないように」
カーク:「わかってるっ! ルシャちゃん、離れないでね」
ルシャ:「うん!」
GM/ゲイル:「ウィルッ! 雑魚は俺たちに任せろ! お前たちはあの銀十字の小僧を任せた!」
ウィル:「任されてやろう……死ぬんじゃねえぞ?」
GM:「そうだな。 これを早く片づけて、酒でも飲みながらいろいろ語ろう――よし、今だ、行け!」
ゲイルが敵中に飛び込み、活路を開く。
ルシャ:……うわぁ。
カーク:……死ぬぞ、この人。
ウィル:「やれやれ、命が幾ら有っても足りんな……いつものことか」と突撃。
GM:駆けるウィルの背中から「俺の首は軽くねえぞ! 死にたいヤツからかかってきやがれ!」
と言うゲイルの声が聞こえたところでシーンエンドに(笑)
カーク:「ルシャちゃん、僕たちも行こう!」ルシャの手をとって同じく走る。
ルシャ:「うん、カークちゃん!」
イヴ:ちゅどーんちゅどーん。
ウィル:ういー。 なんか更に死に台詞を足してしまったかな?(笑)
GM:きっとウェストリ王国時代は「死に台詞のゲイル」の二つ名を(笑)
カーレイ:やな異名だ(笑)
ウィル:いや、俺俺(笑)
GM:じゃあ間を取って死に台詞コンビ(笑)
ルシャ:あの数々の死に台詞……やつこそが……伝説の……。
カーレイ:あ、そういやHP回復してないな。
GM:シーン登場してないからHPを1D6回復できます。
カーレイ:うーむ、しかしこの状況で回復できちゃって良いんですかね?
GM:クラリスはホワイトメイジですので。
カーレイ:おぉ。 それは確かに回復できるな……。
カーク:いちゃいちゃして傷を癒したのですな(笑)
GM:人がまじめに戦闘してるスキにラブコメしてたのか!(笑)
カーレイ:ラブコメしてないYO!
カーク:ぇー。
カーレイ:……ともかく振ってしまおう。
カーレイ:# 1D6 (4) + 0 = 4
カーク:4……極めて普通だ。
■ミドルフェイズ12:銃弾
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:全員登場
GM:カーク達は帝国兵を薙ぎ払いつつ、カイラスを追い詰める事に成功した。
カーク:「でぇぇぇぇいっ!」目の前の敵を剣で殴り飛ばす!
イヴ:「(ちゅどーん)……これであらかた敵艦の砲は沈黙しました」
GM/カイラス:「くっ、使えない奴らだ!」じりじり後退するが、後ろには壁しかない。
カーク:「人質を取るなんて卑怯な真似をするアンタが、言える台詞じゃないなっ!」
ちびイヴ:「(ぉー)」「(ぉー)」
ウィル:「ハーハハハハァー」(青野笑い)
GM:ていうか誰!?(笑)
ウィル:……失敬、やりなおす(笑)
GM/カイラス:「ふ……だが、本当にこの私を追いつめたと思ったか、それで?」
カーク:「何だって……あの謎の攻撃の事か?」
ルシャ:「おとなしく反省するですぅ」
ウィル:「やれやれ、旦那に銃を撃ち飛ばされて逃げ込んだ奴の台詞とは思えない勇ましさだな。 帝国の指揮官殿?」
イヴ:「気をつけて下さい。私の演算処理回路がさまざまな要素を計算してまだ何かあると告げています。 ぶっちゃけカンですが」
GM:「ふっ……ふはははは……はははははは。 君たちはこれだからなっていない、せいぜい醜く死んでいくがいい」
カイラスが右手を上げる。
そうすると、側面の壁だと思っていた所が開いて、そこに銃を構えた帝国兵が。
カーク達に向けて大量の銃弾が飛んでくる!
カーク:「くっ!?」何とかルシャを庇おうとするけど……。
イヴ:ルシャをかばったカークをかばいます。 生半可な銃弾なら平然とはじきます故。
カーレイ:避けれます?
ルシャ:だめなら<マジックシールド>はりましょう。
ウィル:ん、ルール的には合わないがここで<パンツァーⅠ>呼べます?
GM:いや、そこで「危ない!」という声と共にウィル達の前に影が。
全員、銃弾を無傷で回避することができました。
ルシャ:「!」
カーレイ:……。
ウィル:「……バカ野郎」
GM:血まみれのゲイルがそこに立っている。
「ぐふっ……だ、大丈夫か?」
イヴ:……。
GM:ゲイルは明らかに致命傷だ。 出血量がシャレになってない。
カーク:「ゲイルさん! 何でっ!?」
GM/ゲイル:「俺にも昔……お前くらいの息子がいた。 あの時は守ってやれなかった。
国が滅んだ時、俺はあいつを守ってやる事が……」
血を吐きながら言います。
ルシャ:「はぅ~はやく癒しを……」
カーク:≪イドゥン≫しかないですな。 「ゲ、ゲイルさん……」
GM:ここで使わなくても支障は無いですが。 というかホワイトスネイクにはホワイトメイジがもう1人居ますので。
カーレイ:クラリスがホワイトメイジだそうですよ。
ウィル:「まあ、ちょうどいい。 お前は、そこの特等席で俺達がコイツをぶちのめすのを見物しながら休んでろ」
GM:「くっ……お前たちはここを死守しろ!」と、銃を撃った兵に命令を下し、カイラスは船尾の方へ走ります。
ルシャ:うぬ、とりあえず、形だけでも。 「古き神エイルよ、この者の傷を癒したまえ」
GM:ゲイルの表情が少し楽になる。 流石にすぐ動けるほどにはならないけど、死にはしない。
イヴ:「……薙ぎ、払います(ちゅいぃーん ずばばばばばばば)」
ルシャ:キッとカイラスの後姿を睨みつける。 「ゆるさないですぅ」
GM:では、全員に「クエスト:帝国を退ける」を渡してシーンエンド。
ウィル:むー、物資はまだ届いてないか。 一時的にまたキャンペーンクエスト破棄。
カーク:「アインを越える」……を破棄かな。
カーレイ:「クラリスを助ける」……は達成とみなしてよいんですかね?
GM:うい。
ルシャ:「ゲイルに会う」だったかな。
最終更新:2013年09月27日 09:55