■エンディングフェイズ1:騎士の務め
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:カークとルシャのみ自動登場。 他PCは難易度8

あの後、ゲイルは自力で軍艦から脱出を果たし、今は医務室に寝ているらしい。
それを聞いたカークが見舞いに行くと、クラリスに叱られているゲイルの姿があった。

カーク「お見舞いに来ましたー……って?」
GM/クラリス:「一命を取り留めたからいいようなものの、重傷人には変わりないんですからね。 大人しくしていてください」
カーク:「えーと、お邪魔でしたか?」
GM:「よう、カーク。 見舞いの酒は持ってきてくれたかー」
   あちこち包帯グルグル巻きにされているが、ゲイルは元気そうだ。
カーク:一応、左手にはワインボトルが。
GM:ちゃんと持ってきてるのか。 クラリスが「怪我人にそんなもの持ってこないように」と取り上げる(笑)
カーク:「あ、すいません(汗)」大人しくクラリスに渡す。
ルシャ:「そうですぅ、大人しくしてないとだめなですぅ」
イヴ:「(じー)」←出待ち
ウィル:# 2D6(3,2) + 4 = 9
ウィル:こそこそと、最後のへんにちょろっとだけ出る予定の出待ち。
GM/ゲイル:「それにしても、先刻は悪かったな。 俺の想いを背負わせるような真似しちまって」
カーク:「いえ、そんな事ないです。 むしろ、僕の方が学ばせて貰った感じなんで」と頭を下げる。
GM/ゲイル:「許してくれるか、感謝する。 今後は控えるよ」
ちびイヴ:「(ぽんぽん)」←ベッドによじのぼって肩を叩く
イヴ:# 2D6(3,2) + 4 = 9
イヴ:「……こら、邪魔をしない」ひょい、と、ちびイヴをつまみあげる。
カーク:「イヴ……何時の間に?(汗)」
イヴ:「いえ、精の付く食料をいくつか持ってきただけですので」といって脇に下がる。
ルシャ:「ゲイルさん、あの」
カーク:「そうだった。 教えてくれるって言いましたよね?」
ちびイヴ:「(わっせわっせ)」
GM/ゲイル:「では先に、カークの父、マーカスの事からお話しましょう。 ルシャ様、少しお待ちいただけますか」
ルシャ:「うん……」
GM/ゲイル:「カーク。 君の父マーカス・シュタゥクが王国の研究者だと言うのは、戦闘の前に話したよな?」
カーク:「はい。 ゲイルさんの悪友だった……と」
GM:「マーカスはあれでも、古代技術の研究者だった。 まあ、そういうふうには見えなかっただろうがな」とけらけら笑いだす。
イヴ:「いえ。 私を再構築・起動しただけでも、賞賛に値する技術と知識の持ち主だったかと」
カーク:「毎日ガラクタばっかりいじってましたから。
     けど、イヴを修理していた時の眼は……なんていうかいつもの親父らしくなかったです。
     多分、親父はあんな眼をしながらザインを作っていたんでしょうね」
イウ:「いえ、もっとあぶなくてハァハァした目つきでしたが」(一同笑)
GM/ゲイル:「奴はその知識を買われて、王国の伝承や遺跡について研究していたんだ」
カーク:「伝承や遺跡……ですか?」
    普段見ていた親父からは想像できない分野だな、と思う。
GM/ゲイル:「王国には、古代技術の塊であるミーティア遺跡があった。
        確か、お前の母もそこを探索していたクエスターの1人だったと思う」
カーク:「親父と……母さんも、その遺跡に関わっていた、と。
     親父は遺跡で何を調べていたんですか?」
イヴ:あ、そうか。 私もその遺跡で拾われたのかな。
GM:いや、イヴはジョシュア島に流れ着いたのを拾われてる。
   第1話ハンドアウト参照。
イヴ:あれ、そうでしたか。 なるほどメモメモ。
GM/ゲイル:「王女に託された指輪も、その遺跡に関係があったため奴が預かっていたはずだが……。
        すまん。
        俺は直接関わる立場に無かったから、それ以上の詳しい事は知らないんだ」
カーク:「そうですか……」
GM/ゲイル:「ただ、マーカスは『大いなる力は、人には過ぎた物だ』とか良く言っていたな。
        遺跡を研究していくうちに、そう思うにいたる何かがあったんだろう」
カーク:「『大いなる力は、人には過ぎた物だ』……」
    ふと、ザインの事が頭をかすめる。
    「(……そんな事、ないよな)」
イヴ:「まったくそのとおりですね」
ウィル:親父さん話はそろそろ終わりかな?
GM:もうちっとだけ続くんじゃ。
   「こんな言い方は卑怯だと思うが……俺もマーカスも、そしてお前の母親も、王国を護る為に戦ってきた。
    カーク、王女様を頼む。
    お前の親父さん達が護ろうとしたものだ、お前が護ってやってくれ」
   とゲイルが頭を下げる。 だいたいカークの親父話はコレで終わり。
カーク:「わかりました、けど……僕はルシャちゃんが王女だから護るんじゃないです」
   心の中で思う。 あの時、僕の手を握ってくれた、支えてくれたから……と。
ルシャ:「……」
カーク:「僕にとって、ルシャちゃんはルシャちゃんだから……だから護ります」と少ししどろもどろになりつつ。
ウィル:物陰でシリアスな表情くずしてから登場。
    「ゲイル!元気にくたばってるかー? って、なんでこんなにいるんだ」
カーク:「うわっ、ウィルさん!?」
GM/ゲイル:「お前は、シリアスなところに……なんでそんなにタイミング悪く来れるんだ」
イヴ:「雰囲気読みましょう」「(こくこく)」
ルシャ:無言でうつむいてます。
ウィル:「ったく。 仮にも大怪我してるんだから、お前こそ長話でくだを巻いてるんじゃねえよ……ああ、クラリスさん」
GM/クラリス:「なんでしょう? どこか傷が痛みますか?」
ウィル:「カーレイの旦那がなんかうろうろしてたが、もしかしたら探してるんじゃないか?」嘘八百。
カーレイ:なにっ!?
GM/クラリス:「な、なんでしょうか……すみません、少し席を外しますねっ」と、いそいそ退場(笑)
ウィル:「よし、行ったな。 ゲイル、差し入れだ。
     見つかっても俺からだと口を割るんじゃねえぞ?」
GM:酒かい(笑)
ウィル:おう(笑)
GM:「へっへっへ、気が利くじゃねえか。 だがまあ、もう少し話さないといけない事があるんだ、後で頂戴する」
   とゲイルは嬉しそうに酒瓶をベッドの下に隠します(笑)
ルシャ:ガシッとゲイルの酒瓶を掴む。 「だめですぅ」
カーク流:「流石に、駄目ですね。 それだと僕もとばっちり喰らうんで」(笑)
GM/ゲイル:「お、王女様。 その前に私の話をお聞きください」と一旦シーンを切る。


■エンディングフェイズ2:頼もしき仲間
シーンプレイヤー:ルシャ 登場難度:不可

GM:ゲイルが「悪いが、彼女と2人だけで話がしたいんで席を外してくれないか」
   とカーク達を医務室から追い出した直後から再開です。
ウィル:では、差し入れその2を花瓶の陰に設置しつつ退場だ(笑)
GM:……?
ウィル:酒の予備だ、予備(笑)
イヴ:ではちびイヴをベッドの下に設置しつつ退場だ。
   ちびイヴは寝ているので単なる背景。
GM:完全に2人だけであることを確認すると、ゲイルは神妙な顔になって口を開く。
   「驚かないで聞いてください。 貴女は幼い頃の……王国に居た頃の記憶をお持ちでないらしい。
    ですから、これから貴女の事を語ります」
ルシャ:「……」
GM:「まず、貴女はウェストリ王国の王位継承権を持った王女です」

ウェストリ廃王国と呼ばれる、過去に王国があった場所がある。
古代文明の技術で栄えていた国だったが、帝国に攻め滅ぼされた。
王位継承権のあるダーモット王子は領主連合に亡命を図り、一応、現在も無事なのだが……。
周りから見ると「何やっているんだこのおっさんは」と言われるくらいの人物である。
憎めない部分もあるし、邪魔にならないうちは放っておけ、と言う程度の扱いを領主連合からは受けている。
それゆえ、帝国軍も暗殺などを考ずに長生きできている訳だが。

GM/ゲイル:「貴女がお持ちであるその鷲獅子の指輪は、そのウェストリ王国に伝わる遺品。 王位継承権の証となるものです。
        マーカスが貴女に託したという事は、貴女が王位を継承する存在……正真正銘の王女である、と認めたという事です」
ルシャ:「ボクは……」
GM:「貴女は第一継承権を持つ王妃の娘――つまり、継承権の優先順位はダーモット王子より上にあります。
    王都陥落の際に貴女は生死不明になっておられましたが、まさかこういう形で再びお目にかかれるとは……」
   とゲイルは涙を流す。
ルシャ:小声で「ボクはそんなんじゃないもん……」と小声でつぶやいて、次回に繋ぎましょう。
GM:特に質問等がないならちょっと別の展開にしよう。 シーンはまだ切らない。
ルシャ:ぬ。
GM:「そういえば……部下が先刻、こういうものを拾ったのですが」と、ゲイルがベッドの下からトランクを出します。
ルシャ:……金塊?
GM:うん(笑)
ウィル:手紙つきかっ!?(笑)
GM:手紙の内容も察しが付くと思うが「ルシャ、プリムローズを抜けて故郷に帰れbyアイゼン・アンブル」みたいな事が書いてある(笑)
カーク:お約束な……(汗)
GM/ゲイル:「このアイゼンという男、何者ですか?」
ルシャ:「……ボクの兄です」
GM:その言葉に、ゲイルが妙だな、という顔をする。
    「何をおっしゃいます、貴女に兄などおりません。 王女以外に、エドワード王には子はおられませんでした」
ルシャ:「え……」
GM/ゲイル:「……そういえば、貴女の乳母であった女性に、貴女より年上の男児がいたはず。
        もしかしたら乳母と共に生活している内に、兄妹と錯覚したのかもしれません」
ルシャ:「でも……」
GM/ゲイル:「貴女の育ての親に当たる女性も、王国亡き後、貴女の素性を隠すため、実の兄妹と偽って育てたのではないかと」
ルシャ:「……」
GM:ゲイルは意気消沈するルシャの顔を見て
   「……話があまりにも唐突なため、受け入れがたい所もあるでしょう。
    ただ、事実を踏まえ、よくお考えになって結論をお出しください」
   といったん話を打ち切ります。
ルシャ:「ボクは……どうしたらいいの?」
GM/ゲイル:「私からは何も申し上げることはできません。 私が貴女に伝えられる事はこれが全てでございます」
ルシャ:では最後に「ボクは……」とつぶやいて暗転、シーンエンドで。
GM:ちなみに金塊5000G分はルシャ宛てなので好きに使ってください(笑)
ルシャ:お約束なんで「船のみんなでわけてください」と言いましょう。
GM:ではホワイトスネイクの修理費等にあてたことにします。 あと夕飯がちょっと豪勢に(笑)
ウィル:ちょっとかよ!(笑)
カーレイ:結構破損してたんだな……(笑)
GM:5000Gだしなぁ。 船員多いし……デザートにプリンが付く程度?
カーレイ:ほんとにちょっとだ!?


■エンディングフェイズ3:明日
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:12

無事に(?)補給物資の輸送も終わり、任務も一段落ついた。
付近には不審な船もおらず、カーレイは久しぶりに自室でのんびりとした一時を過ごしていた。

カーレイ:「ふぅ。 何時にもましてハードな任務な気がする」紅茶でものんびりすすろう。
GM:カーレイが休んでいると軽くノックの音がした。
   クラリスの声で「カーレイさん、よろしいでしょうか?」と続く。
カーレイ:「ああ、クラリスさんですか。 どうぞ」
GM/クラリス:「えーと……す、すいません。 ちょっとドアを開けてもらえますかっ?(汗)」
カーレイ:「あ、はいはい」と言ってドア開けよう。
GM:ドアを開けると、クラリスの両手は、焼きたてのクッキーが乗った大皿でふさがっている。
ルシャ:……。
GM:ちなみに、持ってるクラリスの顔がギリギリ見えるかどうかの量だと思って下さい(笑)
カーレイ:……。
ウィル:さすが責任者、結構豪勢だぞ(笑)
GM/クラリス:「あ、あのっ、これはこの前のお礼です。
         決して他意はなくて、あ、その、ちょっと焼きすぎたから持ってきただけですよ?
         ……あれ、カーレイさんって甘い物は大丈夫でしたっけ?」
カーレイ:「これは、その……ええ、甘いものは大丈夫ですが」
     ちょっと焼きすぎって量じゃないな……と思う(笑)
GM:クラリスは「よかった」と満面の笑みを浮かべながら皿をドン、とテーブルの上に置き「お茶にしましょう?」と。
ウィル:テーブルがみしりと。
GM:床もミシミシと悲鳴を(笑)
カーレイ:……多分、修理がちと手抜きだったんだ……そう思おう。
     「ああ、ちょうど紅茶を飲んでまして。 注ぎますよ」
GM/クラリス:「あ、ありがとうございます」
カーレイ:ともかく、カップに紅茶注いで渡そう。
GM:クラリスさんはカップを手に取ると、「う~ん、いいお味。 カーレイさんってお茶を淹れるのがお上手なんですね」と上機嫌。
カーレイ:「いえ、そんな事も無いですよ。 クラリスさんのクッキーのほうも美味しいですね」ポリポリと食べる……味は普通?
GM:……おいしいかまずいかはプレイヤー次第(笑)
カーレイ:では、美味しいことにしよう。 量が量だし(笑)
ルシャ:ダイスダイス。
GM:【幸運】あたりで判定か。 当たりを引くかハズレを引くか(笑)
ウィル:立った!立ったよ! 「上陸するまでクッキー攻め」フラグが!(笑)
カーレイ:# 2D6 (5,3) + 4 = 12
GM:登場難度ぴったりだし、まあ当たりを引いた事に。
カーレイ:とりあえずは当たりを引いたようだ……いや、つうか全部食うなら今当たり引いても意味ねぇっ!?(一同爆笑)
GM/クラリス:「私を助けてくれたのは、その、嬉しかったですけど……自分の体も大切にしてくださいね?
         だってカーレイさん、あなたが思っているほどあなた1人の体じゃないんですよ」
ルシャ:じつはクラリスのお腹に……(笑)
GM:それはない(笑)
カーレイ:「ええ、確かに……この船の責任者を任されてますし、あまり無茶もできませんか。
      しかし、クラリスさんも無茶はいけませんよ。 医者としての責任もあるでしょうけど、もう少し自分を大切にされないと」
GM/クラリス:「そうですね、少し反省してます」
カーレイ:「何かあったら……皆さん悲しみますし」
ルシャ:そのあとに小声で「勿論、私も」と。
カーレイ:言わない言わない(笑)
GM/クラリス:「でも、やっぱり私は傷ついた人たちを放ってなんておけないんです。 もう性分なんでしょうね」と立ち上がり。
        「それじゃ、クッキーは置いていきますね。 あとこれも」と薬をテーブルに置く。
カーレイ:「なるほど……あ、ありがとうございます」
GM:で、扉から出る際に「本当に、ありがとうございました」と深々おじぎをして、部屋を出て行く。
カーレイ:では扉まで見送るか。
GM:でまあ、適当に決め台詞風な事を言ってシーンエンドにしてください(笑)
カーレイ:じゃあ扉が閉まる直前に「ま、悲しむのは皆だけじゃなく、私もですが……」とぼそり。
GM:あ、言った(一同爆笑)
ウィル:言ったー!(笑)
カーレイ:ああ、言ったとも! まぁこう……どうすりゃ良いんかなぁと思ってましてな。
ルシャ:いやまぁ、ここはお約束で(笑)
GM:ではシーンエンド……あ、ちなみに置いていったのは傷薬ではなく胃薬なので(訳:残さず食べてくださいね☆)
カーレイ:結局ハズレも食うわけか!


■シーン4:戦友、再び
シーンプレイヤー:ウィル・ケアリー 登場難度:10

無事に補給物資の受け渡しも終わり。
被害も出たけど死者は奇跡的にゼロで済んだ。
ウィルはカーレイに頼まれて、補給物資リスト等の書類を持ってゲイルのところに来ていた。

ウィル:こんこん、とドアをノック。 「おいゲイル、起きてるか?」
GM/ゲイル:「おう、起きてるぜ」ちなみにクラリスが別のところにいるので今、医務室にはゲイルだけです。
ウィル:「書類だ、受け取れ……くくっ。 それ、やっぱり『受け取り』とか書くのか?」
GM/ゲイル:「驚くなよ? ちゃんと認印を押すんだぜ」と笑い、懐から携帯印鑑を出して判を押す。
       「しかし、今回はお互い大変だったな」
ウィル:「全くだ。 さて」と表情を引き締める。
GM:?
ウィル:「お前、あの2人にあんまり背負わせるんじゃねえぞ。 まだ子供じゃないか」
GM:そのままシリアスで来たか。
ウィル:うむ。 他のPCがいない時はシビアで行きますよー。
GM:ではこちらもシリアスに、渋い顔で返す。
   「マーカスも、あの世で後悔してるかもな……まさか、自分の息子に宿命を受け継がせる事になろうとは」
ウィル:「実は、な。 昼の話も外で聞いていたんだ」
GM/ゲイル:「あのタイミングで来たし、そんな気はしていた。
        しかし、この戦乱を鎮めるために、あと少し彼らには茨の道を歩んでもらう。
        本来なら俺たちが取らねばならない責任だが……」
ウィル:「俺やお前はいい。 今更、帝国臣民にもなれん。
     だが、あいつらは他の道を進むこともできるだろう。
     お前には悪いが、あいつらと俺達の行く道が違った時、俺はあいつらを止められん……むしろ、巻き込みたくないと思ってる」

2人の間に、しばしの沈黙が流れた。

ウィル:「……すまんな、この10年で少し愚痴っぽくなったようだ」
GM/ゲイル:「そうだな、歳を食うとどうも暗い話ばかりしちまう」とベッドの下に忍ばせていた酒瓶を取り出す。
ウィル:「まったくだ」とグラスを2つ、懐から取り出す。
イヴ:# 2D6(6,6) + 4 = 16
ちびイヴ:「(がっし)」←瓶に抱きついている
GM:「彼らには茨の道を歩んでもらう……が、俺たちでその棘を少しでも多く取り除けばいい。
    その道の先に、いつかは花も咲くだろう」
   ゲイルが酒瓶の蓋を開けて、グラスに注いでいきます。
ウィル:空いた手でちびイヴの注意をそらしつつ。 「……ま、今はそう言うしかない、か」
ちびイヴ:「(ぱふ ぱふ)」←ウィルに構われている
GM:「おいちび、酒は薬っていうじゃねえか。 こんな時に飲まないでどうするんだ」
   グラスを傾けてぐいっと飲み……かけて、ブッと吹き出します。
ちびイヴ:「(けふんけふん、ふらふら~)」
ウィル:「いかんな、あいつらと関わってからどうもいかん……(ぐび)ブフゥ!」
GM/ゲイル:「な、何だこりゃ! にがっ!&まずっ!?」

転がった酒瓶には、ラベルにディフォルメされたクラリスの似顔絵と『怪我人がお酒飲んじゃダメですよ♪』という文字が。

カーク:イソジンに摩り替わってるとか(笑)
カーレイ:イソジンはまずいだろ(笑)
ウィル:青汁だろうか、と思った(笑)
GM:「もう一杯!」とか言うのか(笑)
ちびイヴ:「(やれやれ)」←肩をすくめる
ウィル:「くっくっくっく……男2人で暗くなってたのがばかばかしくなるな」
GM:ゲイルも「まったくだぜ」と笑い、シーンエンドに。
イヴ:……あ、本体で出損ねた。
GM:登場判定は成功してるから、いちおう経験点チェックには入れとくよ。


■エンディングフェイズ5:ハートフル・メカニック
シーンプレイヤー:イヴ=サーヴァ 登場難度:8

GM:死者は出なかったものの、もともと非戦闘員の方が多い船なのでホワイトスネイクには結構な怪我人が出てる。
イヴ:「というか、単なる商船でしたら、沈没していてもおかしくはないですけどね(独り言)」
GM:すぐに沈めるのはカイラスの美学に反したのでしょう。 どんな美学かは永遠の謎だが。
   で、手が空いてたイヴはクラリスとソフィーにと共に、夕食作りの手伝いに駆り出されてます。
イヴ:「(しゅたたたたたっ)次」とものすごいスピードで材料を斬っている。
GM/ソフィー:「キャベツを切っている手が見えないっ!?」(笑)
ちびイヴ:「(わっせわっせ)」←運んでいる
イヴ:「(しゅたたたたたたっ)……終了!」と斬り終えた材料の山をざざーっと調理にかける。
GM:イヴは元気でいるカークを思い出して、とりあえず安堵しています。
   あの戦乱の中で無事に生き残ることができたわけですし。
イヴ:「おぼっちゃまなら当然です」とか思っているかな……「さて、今夜は何を作りましょうか」(笑)
GM:切ってから考えるのかよ!?(笑)
イヴ:うむ。 そこらへん大雑把というかずれている。 いつもなんで料理が美味しくできているのか謎だ。
GM:まったくだ。
カーク:アルフの料理プログラムとか? 量が半端じゃなく多そうですけど。
イヴ:煮込みの監視はちびにまかせて、一息つこう。
GM:では、ソフィーがイヴに話しかけてくる。 「えーと、イヴさんとカークさんは、ずっと島で暮してたんですよね?」
イヴ:「ええ、何年になりますか。 旦那様に修理されて以来、特に長期間離れていたことはございません」
GM/ソフィー:「もし……もし、カークさんと離れる時がきたら、イヴさんはどうするんですか?」
イヴ:「質問が不明瞭ですね。
    私がおぼっちゃまから離れることが適切と判断したならば、離れることもあるでしょうが。 今回も離れましたし」
GM/ソフィー:「そ、それはほら、例えば……カークさんが誰かとけけ結婚したら、ずっと一緒にも居られないでしょう?」
イヴ:「何故ですか?」
GM/ソフィー:「う……」としどろもどろ。
イヴ:「ご心配なく」くすり、と微笑みを浮かべ。

   「私はヴァルキリー、戦闘兵器です。 人間ではありません。
    愛や、恋といった、そんな人間の女性が持つような感情は持ちません。
    しかし。 愛ではなくとも、恋ではなくとも、カーク様を決して見捨てたりはしません。
    そのためには、何が相手であろうともけして負けない……そんな力、そんな想いを、私はひとつだけ持ちます」

GM/ソフィー:「……それは、家族愛ではないんですか?」
イヴ:「それをなんと呼ぼうと貴方の自由ではありますが。
    たぶん、ヴァルキリーではない貴女には、理解しがたい感情なのだと思いますよ」
GM:じゃあ、そこに「2人とも、口じゃなく手を動かさないとみなさんのご飯ができませんよー」とクラリスの声が飛んで、シーンエンドにしますかね。
イヴ:「さて、仕上げ仕上げ」……ということで、いつか使おうと思っていた台詞ストックを使用できた。
GM:もちろんクラリスの両手はクッキーの大皿でふさがっている。
カーレイ:私のシーンの前かっ!?
GM:いや、彼女はクッキーしか作れない(笑)
カーレイ:しかもはずれつきか(笑)
GM:厳密には「クッキー以外の料理に挑戦すると大惨事が発生する」とか。



ブライト・ナイト第2回「大海の決戦」END












GM:……待てよ。 ホワイトスネイクのあの爆発(※ミドルフェイズ1)は、実はクラリスが新料理にチャレンジした結果というのはどうだろうか。
イヴ:いろいろとだいなしー!?

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最終更新:2013年09月27日 10:08