GM:もうちょっとやれそうかな。2シーンくらいを目処に、導入ステージを
GM:というわけで、セッション本編を開始してしまいます
カタリナ:わーわー(ぱちぱちぱち
グレゴール:ういー
グラウ:わーいわーい
◆導入ステージ
○シーン1 王都に迫る危機 レオン
シーンタロット:ルナ正
GM:まずは描写を
レオン:うぃ
GM:フェルゲンに篭もって幾月。何度目かになるブレダ側の攻撃を退けた時、ヒルダ王女がキミの前に現れた。
GM:キミは知っている。彼女が何人もの兵の傷を手当てし、少ない食料を他の者に回していることを。
GM:――そして、籠城がもう長くはないことを。
GM:というわけで、シーンを開始します
レオン:ぬぅ……了解
GM:出撃から戻ったレオンに、ヒルダが声をかけてきます
GM:ヒルダ「レオン様。お怪我はありませんか?」
レオン:「これは…ヒルダ様。大丈夫です、某の特技は無駄に頑健な所くらいですからな。」
レオン:ヒルダの様子はどうだろう…やっぱ疲れてるけど無理してる感じなのか
GM:少し貴方の様子を眺め、全て返り血と見て取り…その言葉が嘘ではないことをヒルダは悟ります
GM:そうですね、数ヶ月に渡り続いた籠城の中兵を鼓舞し続け、決して元気とは言えません
GM:ヒルダ「……実は、レオン様にお願いがあってまいりました。クローエマルク離宮のお兄様に、この書状を渡していただけますか?」
GM:そう言うと、ヒルダは一通の書状を差し出します
レオン:「アンセル様にですか……某で良いのですか?」
レオン:レオンとしては他に信頼できる騎士とか居るんじゃないかとか思ったりしてる
GM:ヒルダ「この包囲網の中、レオン様以外に突破をはかれる方もいないでしょう」
GM:ヒルダ「…無理を承知でお願いしています。わたくしの事を、お恨みになっても結構ですから」
GM:この時期のヒルダには信頼できる部下というものが存在しないのです。王宮騎士団は防衛で手一杯ですしね
レオン:「……わかりました。その手紙、某の命に代えてもアンセル様にお届けします。」
レオン:「ですから、そのような悲しいお顔をしないで下され。」
GM:ヒルダ「ありがとうございます!それと、これをお兄様に…」
GM:と、貴方の手をきゅっと握り、髪を一房預けてきます。
レオン:ぬ、ヒルダの髪?
GM:その通りです。
GM:目の前を流れるヒルダの金髪を切り取った一房ですね
レオン:「…………わかりました。これもお届けします、そして…必ずや再び戻ってまいりましょう。」
GM:ヒルダは、何も言わずに微笑みます
GM:ヒルダ「こちらへ。ついてきて下さい」
GM:と言うと、ヒルダは歩き出します。
レオン:「はっ。」
GM:それにレオンが続き、シーンエンド。
GM:ルナ正を鎖として配布します。
レオン:了解
グラウ:あ、OPは舞台裏ないっけ?
GM:ありますよ。舞台裏判定を行いたい場合は許可します
グラウ:物忌みしたい。
GM:OKです。処理をどうぞ
グラウ:アングルス逆を正に。
グレゴール:もしかして、ベルガーもそこらへんにいるんかなあ。いてもエキストラだけどさ(笑
GM:ああ、そうですね。そういう立ち位置かと(笑)<ベルガー
GM:なんかあれだ、逃げる場面で混ざってそうだ
グラウ:ベルガー「うわー、もうだめだー」
グレゴール:籠城戦、結構下っ端は悲惨だからなー。これで兵隊辞めたとかありそうだ。
GM:まぁ、劣勢の上に長く続きますしなぁ
○シーン2 恩義のために グラウ
シーンタロット:ウェントス正
GM:描写を
GM:それは過去の出来事。キミは馬車に轢かれ瀕死の重傷を負った。
GM:もう自分は長くないだろう、そう思って目を閉じた。
グラウ:で、思うんですよ。
GM:しかし次に気が付くと、ベッドの上に寝ていた自分がいた。…ええと、猫用というか、とりあえずふかふかの寝床
GM:まぁ、何か考えたいなら言っておいてくれ(笑)
グラウ:「私が馬車にはねられて死ぬとは……美しくない」と(ぉぃ
GM:了解(ぉ
GM:「気が付いたようだね」
GM:そう声を掛けてきた青年があのアンセル王子だと知ったのは、それから少し後のことだった。
GM:以上で描写を終了、シーンを開始します。
グラウ:まあ、子猫だから体できてないし、ロクに動けず視線でアンセルさんを追う程度。
GM:では、小さな君の身体を撫でながら
GM:アンセル「傷の方は心配しなくていいそうだよ。しばらく安静にして、養生するといい」
GM:と言うと、少し首を傾げ
GM:アンセル「難しい言い方をしてしまったね。おやすみ、ってことさ」
グラウ:どうやら、この人間に助けられたらしいとおぼろげに理解して、夢の中に。
GM:アンセル「ツァイトラー男爵の馬車に轢かれたんだね。彼はキミのような相手には気も止めまい」
グラウ:そうなのか。
GM:でっちあげた。
グラウ:そこまでせんでもいいのに(笑
GM:通りすがりなので、別にシナリオには出ません(笑)
グラウ:そこまでせんでもいいのにっ(笑
GM:では、夢うつつの中で、どこか心地よいアンセル王子の声を聞きます
GM:アンセル「余計なことは考えず、安静にしていること……医者が言うにはそれが身体には一番だそうだ。退屈だろうけどね」
GM:アンセル「だから…そうだな、元気になった時には…」
GM:そういったことがあって、キミは一命を取り留めた…という話になる。
グラウ:「この人間、私に惚れたな。 ……雄とは言え、異種族の者まで虜にするとは、美しいとは罪なものだ」とでも思ってます(ぉぃ
グラウ:これで回想終わりかな。
GM:アンセルは病気の静養中ですから、上の台詞は彼自身の心中を反映していると思ってください(笑)
GM:そうですね。
GM:そして今。キミはアンセルがフェルゲンを救うために動いたという噂を聞く。
グラウ:酒場で、エサもらってるところで耳に入ったかな。
GM:猫だな…(笑)
グラウ:飼い猫のようにふてぶてしく一角を占拠してるんですよ。
グラウ:野良だけど。
GM:「おいおい、あの病気の王子に何が出来るってんだ?」「いや、それが実は聡明にして勇敢…」
GM:「しかし何にしろ、ブレダが相手じゃ死ぬだけさ」と誰かがぽつりと言い、酒場は沈黙に包まれる
GM:「やれやれ、エステルランドももうおしまいかな」とヒマそうにキミに肉をやっていた親父も呟いた。その顔には諦念がある
グラウ:「ふむ、あの時の人間のことらしい。 ……あいつも、どうせならそれなりの死に場所で死ぬのが望みだろう」と、食事の途中で歩き出し、入り口へ
グラウ:で、入り口から出る瞬間に≪変化≫して、灰色の髪をなびかせた美女が酒場から出てくるんですよ。
GM:親父や客が呆然とした感じで、お互いの顔を見合わせて…その間に、キミは立ち去った。
GM:アンセル王子の元へ向かうために。
GM:というわけで、シーンエンド。ウェントス正を配布
グラウ:らじゃー。
○シーン3 決着付かず PC:グレゴール
シーンタロット:エルス正
GM:過去の回想、トグリルとの一騎打ち…そうですね、追撃の果てのシーンです。
GM:描写を。
GM:風吹く草原。目の前には、鋭い視線を向けてくるトグリルが、弓に矢をつがえている。
GM:トグリル「今日こそは決着を着ける……。行くぞ!」
GM:というわけで、シーンを開始しましょう。
グレゴール:「それはこちらの台詞です、トグリル!」
GM:ではトグリルがその強弓を引き絞り、神速の矢を放つ
グレゴール:ふむ、実際にやるのかな。んー。
GM:ああ、こちらで描写しましょう。
GM:トグリルの矢があなたの肩に深く突き立ちます。しかしそれに構わず振り抜いた一刀が、トグリルの胸板を大きく割りました。
GM:あなたの傷は深く、利き腕に力が入らない状態です。剣を振るう事はできません
GM:トグリル「ぐっ!この傷では、互いに戦いを続けることはできぬか…!」
グレゴール:「……情けないものですね。こちらは私一人まで追い込まれた挙げ句に、ここまでしか届かないとは!」
GM:しかし、相手も反撃するほどの余力は残していないようです。
GM:トグリル「次こそ……、次こそ決着をつける。グレゴール、それまで腕を磨いて待つがいい」
GM:そう言うと、トグリルは身を翻しました
GM:一言くらい呟いて、君は気を失い…って感じかな。
グレゴール:「……すまない、皆。 今日こそは、奴を、と」
グレゴール:台詞の途中で、倒れます
GM:OK、そこまでが回想の内容です
GM:そして時は現在。あなたはトグリルがブレダ王国に仕えたという噂と、ブレダ軍がフェルゲンを包囲したという話を聞きました。
GM:トグリルはガイリング二世にとっても重要な切り札です。この機会に、必ず投入されるでしょう
グレゴール:「……やれやれ、大舞台にも程があるんじゃないですか。トグリル。」
GM:と、既に武装と旅装を整えて馬上で呟いている感じかな。
グレゴール:ですなあ。
グレゴール:「ま、貴方を追うのもこれでそろそろ終わりにしたいものですね。 いや」
グレゴール:「最後に、するんだ。今度こそ。」
GM:では、そのまま疾駆の姿勢に。フェルゲンは遠くないが、おそらく余り時は無いと見て。
GM:というところでシーンエンドとしましょう。
グレゴール:うーい
GM:エルス正をどうぞ。
グレゴール:なんか意外とやりやすいな
GM:こっちはちょっと戸惑った(笑)
グレゴール:だろーねえ。
グレゴール:因縁で慕情振らなかったら、濃い中年の予定だったし
○シーン4 病をおして PC:カタリナ
シーンタロット:ステラ逆
GM:まずは描写。
カタリナ:うぃ。
GM:クローエマルク離宮を訪れたあなたの耳に、従者の叫び声が聞こえてくる。
GM:あ、アンセルの従者ね
GM:「アンセル様、フェルゲンへ向かわれてはなりませぬ!死ぬおつもりですか!」
GM:というわけで、早速シーンを開始します。
GM:一人の従者が、アンセル王子を止めているところに出くわしました。アンセルは甲冑姿であり、馬もまた旅装が整えられています。
カタリナ:ふむ。
カタリナ:「アンセル様!?」慌ててぱたぱたと駆け寄る。
GM:従者「おお、カタリナ様。どうかアンセル様をお止めくださいませ」
GM:従者「アンセル様は、包囲されたフェルゲンに向かおうとおっしゃっておられるのです!そのような、無茶…」
カタリナ:「さっきフェルゲンへと聞きましたけど……フェルゲンは今……」と顔を曇らせる
GM:アンセル「すまない。祖国の危機が迫っているというのに、ただ寝ているわけにはいかない。通してくれ」
GM:と言うと、アンセルは∵紋章∵を使用します。NPCを従えるコロナの奇跡です。
GM:これによって、従者はアンセルを止めることも、また同行しようとすることも出来なくなります。
カタリナ:「けど、アンセル様お一人では……」
GM:彼が右手をかざすと、従者は引き下がる。その面持ちに沈痛なものを浮かべたままですが、身動きも取れません
GM:アンセルは、そう言われて微笑む。
カタリナ:「アンセル様お一人が行っても、今のフェルゲンは!」ちょいと、いやかなり涙目。
GM:アンセル「妹が耐えているのだ。兄がただ寝ているわけにも行かないだろう?」
GM:アンセル「だから、私は行かねばならないのだよ」
カタリナ:「……どうしても行かれるのですね、なら」
カタリナ:「わ、わたくしも行きますの」
GM:アンセルは微笑むと、無理をしていないか聞いてくるよ(笑)
カタリナ:「あ、アンセル様お一人だとお身体も心配ですし、わたくしはアンセル様の話し相手ですの。まだ伝えて居ないお話が沢山有りますの」無理をしてるというか、超一杯一杯ですが
カタリナ:「だから、お一人だけみすみす死なせる訳には行きませんのッ!!」
GM:アンセル「供をしてくれるのは嬉しいが、私の命がもつ保証はない。君の申し出を無駄にしてしまうかもしれないよ?」
カタリナ:「そ、そうさせない為にわたくしも行きますの!」
GM:アンセル「では、頼りにさせてもらうよ。こふっ……しかし、甲冑というのは意外と重いのだね」
GM:少しだけ、アンセルは咳き込みました
GM:しかし白馬の手綱を取り直し、堂々とした馬術で馬を進めます。
カタリナ:「アンセル様……」
GM:そして君を安心させるように微笑みかけながら、続くように促してきます。
カタリナ:ちょっと哀しそうな表情をした後、急いで自分の馬を取りに行く。
GM:来たばかりだから近くにあるだろう(笑) というわけで、シーンエンドに。
カタリナ:パニくってるんです(ぉぃ
カタリナ:らじゃー。
GM:その前に【束縛】の処理を。そしてステラ逆を配布。
カタリナ:持っていたマーテルを裏にして……とDP1点回復(がさり
○シーン5 泥髪王の命令 マスターシーン
シーンタロット:ディアボルス逆
GM:場面はフェルゲン包囲中のガイリング二世の本陣、PCの登場は不可です。
GM:自陣にて包囲した王都フェルゲンを睥睨するのは、覇王ガイリング二世。
GM:大軍に囲まれた王都は、よく持ちこたえたとはいえもはや風前の灯火と言ってよかった。
GM:その覇王の元に伝令が現れる。
GM:「申し上げます、アンセル王子が療養先の離宮を出立したとのことです」
GM:その報告に、泥髪王の眉がわずかに動いた。
――
GM:ガイリング「アンセル王子は死病に冒されているとはいえ、才気煥発と聞く。戦場で確かめたくもあるが、手を打たぬわけにもいかんな」
GM:ガイリング「伝令、トグリルに伝えよ。アンセル王子のフェルゲン入城を阻止せよと」
GM:伝令は一つ返事をすると、すぐさま駆け出す。かの精強なる弓兵、トグリルの元へ。
――
GM:というところで、シーンエンド。
GM:導入ステージを終了します。
錆:ガイリングさんはかっこいいなあ
GM:今日はここまでにしておきましょう。ですがその前に
グレゴール:ほい?
カタリナ:ぬ?
GM:後ほど改めて確認しますが、展開ステージ以降でのレギュレーションを確認しておきます
グラウ:うい
レオン:うぃ
GM:アンセルのHPは37点、現在値が-11点になると死亡します。
GM:病魔のため、判定が必要な場合は全て失敗します。
GM:また、アンセル王子は刻まれし者です。アダマスの∵絶対防御∵とステラの∵活性化∵をPCが望むタイミングで正位置で使用します。
グラウ:ほう
レオン:ふむ
カタリナ:ほぬ……。
GM:特に戦闘場面における運用については、また全員が揃った時にします。
カタリナ:らじゃ。
グレゴール:ふむ、要約すると
GM:奇跡はカタリナが管理しといてくれ、こっちでも無論やるが(笑)
カタリナ:了解しました。
グレゴール:「死なすな、死んだらこまる」と理解した(ぉぃ
グラウ:その時は誰かがカゲムシャになるんだ(こら
GM:まぁ、相応以上のペナルティは覚悟しておいてください。
レオン:ですな……そしてデータがあるっつー事は普通に戦闘に巻き込まれる可能性が高いっつー事か
カタリナ:他人にも使わせる事が出来る∵絶対防御∵が有るなら……早めにレオンと合流すべきか。
カタリナ:護衛シナリオって事ですの。
グラウ:そうなんでしょうねえ
GM:というわけでお疲れ様でした。引き続きこのchをお楽しみください(ぉ
最終更新:2014年11月30日 11:51