■オープニングフェイズ1:鬼神覚醒
シーンプレイヤー:弓月守人 登場難度:不可
アーシェッタ:ちぃっ、話をややこしくするためだけに守人にくっついていようと思ったのに。
守人:「登場難度:不可」が残念らしい。
GM:文化祭の数日前。 守人も教師っぽく忙しい。 その忙しい守人の手を掴んで、ブリギットがノース校の廊下を歩いている。
暁:同志、既にその担当者は用意済みのようですぞ(笑)
アーシェッタ:うむ(笑)
守人:「えーと……一体どこに行くんだっけ?」
GM/ブリギット:「いやー、ちょうど良かったわ。 万色学園の人で実験しようと思ってたトコなのよ」と歩いていく先に、真っ黒なカーテンで囲われた教室がひとつ。
アーシェッタ:恋占いと推測。
守人:「すまん、帰っていい?」……実験と言われたら帰りたくもなる(笑)
GM:「ダメ」と言って、ブリギットは守人をその教室の中に押し込む。 まあ、予想通り中には赤いクロスが敷かれたテーブルと、水晶球がその上に。
守人:「あー、何かの儀式でもするのかね」
GM/ブリギット:「ウチのクラスはテキトーに恋占いでもやろうと思ってるんだけどね、ブルースフィアの人間相手にうまくいくか解からないのよ」とテーブルの奥側に座る。
守人:「テキトーならうまくいかなくても良いんじゃないかね……」
GM/ブリギット:「これは『遠見の水晶球』ってマジックアイテムで、イメージした物が浮かび上がるの」とテーブルの上の水晶球を指す。
「これの前で『あなたの好きな人をイメージして下さい。 恋が叶うなら相手の姿が浮かび上がりますよ』とか言えば、相手の姿が出てくるって寸法よ」
守人:「なるほど……どんな原理かわからないが、本物なら凄そうだね」
夢:……モン○ターコレクシ○ンにそんなカードあったなぁ。
アーシェッタ:この世界なら普通にあってもおかしかないが……。
守人:そういった魔法も普通にあるんだな。 何か戦闘系しか思いつかなかった(笑)
GM:ちゃんと<ノック>とか<ロケーション>とかあるじゃないか!(笑)
「流石に、相手が異世界にいたときは効果あるかわからないでしょ? だから一度、試しておこうと思って」
守人:「なるほど……しかし、私の思い人が異世界に居なかったらどうするんだ?」
GM/ブリギット:「素直にとらなくていいのよ。 本当は心に浮かんだ物の姿を映し出すアイテムなんだから」
守人:「あぁ、なるほど。 そう言う事なら問題無いな」
GM/ブリギット:「じゃあ、私の手を握って、見たい相手の姿……そうね、思い描きやすいように家族のことでもイメージしてくれるかしら」
と、手のひらを上 にしてテーブルに両手を置く。
守人:んじゃ、言われたとおりにするか。
GM:ブリギットが何か呪文を呟くと、透明だった水晶の中にもやが出てくる。
さらに集中すると、もやの中に、守人の家の台所で何か作ってるらしい、セーラー服にエプロンの女の子、その後姿が映りだす。
守人:「む……」
GM:女の子……蛍が振り向いて、テーブルに置いてあった弁当箱に玉子焼きを詰める。 どうやら、登校前に弁当を作ってるようだ。
守人:「……」
GM/ブリギット:「……どう、成功してるの? この子、誰?」 集中を途切れさせないよう守人の手を握ったまま、尋ねる。
守人:「あぁ、成功してるな。 ……義妹だ」
GM:水晶玉の中の蛍は、守人がミッドガルドに来る直前と変わらず元気なようだ。 ふと、蛍と目が合ったような気がした。
アーシェッタ:きゅぴーん。
暁:「見ているなッ!?」
守人:DI○様か。
暁:うむ、つい(笑)
守人:「……元気そうだな。 良かった」
GM:「そう。 会話までは出来ないのが残念だけど……」ブリギットがそう言った瞬間。 水晶玉の方から地獄の底から響くような重くて冷たい声が聞こえた。
『へえ……何を……してるのかなー? 義兄さん……? そんな可愛い娘と手を握って』
守人:「まったくだ……ってうぉぁっ!?」(一同爆笑)
GM:ブリギットの体がビクッと震えた。 守人も、何が起こってるのかは頭では分からないが、体が……この感覚を覚えていて震え上がる。
暁:いいなあ、蛍(笑)
GM:『にーいーさーん? 聞こえてますよねー?……義兄さんって、すぐそーやって女の子に優しくするから、私妬いちゃうなー』
と言いながら、水晶玉の中の蛍の姿がどんどん大きくなる。 声は明るい調子だが、目がちっとも笑ってない。
夢:妹様こえぇぇ……。
守人:「おぉぉぉおお落ち着くんだ蛍、と言うかこれ話通じてるのかっ!?」
GM/ブリギット:「そ、そんな機能ないし、相手からはこちらが見えないはずよっ!?」
守人:「やばい……この目は……以前、暴走した時とかなんか色々あってぶち切れた時の目だっ!」
GM/ブリギット:「何なの!? この娘って何者なのっ!?」
守人:「義妹だ、ちなみに何と言うか……鬼の血とか混じっててすごくつよい」(※蛍はガープス登場時、鬼の一族の血を引いている設定だった)
GM/蛍:『やっぱり義兄さんは、私が見てないと駄目なんですね』気が付くと、水晶球いっぱいに……蛍の目が守人をじっと見つめていた。
バ○オハ○ード1のパッケージ並に。
守人:「怖っ!怖いぞ蛍! と言うかこれ一方的にしか通じてないんじゃないのかっ!?」
GM/蛍:『待っててね義兄さん……すぐ、そっちに行くから……』その言葉と共に、水晶球が沸騰してテーブルの上に溶けていく。
夢:ガラスが溶けるのって何度でしたっけ……?(汗)
守人:「うぉぁっ! 溶けたぞ、つか不味いぞコレは……!!」
アーシェッタ:そのころアーシェッタには……『たったいま、大規模な時空振を確認しました』という報告が。
GM:ブリギットは恐怖のあまり、それを涙目で見ながら、守人の手をガッチリ掴んだままガタガタ震えるしかできなかった……。
というところでシーンエンドだ(笑)
守人:うぃー(笑)
GM:あ、クエスト渡してないな。 「クエスト:何があっても生き残る」を渡してシーンエンド。
守人:文化祭にもらうクエストじゃねぇっ!?(一同爆笑)
GM:他にいいクエストを考え付かなかったんだ。
アーシェッタ:わざとだ、絶対わざとだ(笑)
夢:頑張って下さいー(笑)
暁:まあ……ガープスの頃より戦闘の相性マシになってますし……(笑)
■オープニングフェイズ2:“青の”シェルリィ
シーンプレイヤー:アーシェッタ=キュノゥ 登場難度:10
GM:文化祭が近づき、購買部も品物の搬入が増えて忙しい……んだが、アーシェッタはノース校の喫茶室に居る。
ブラウズ:「いやー、平和ですの(ばりぼり)」
GM:「まあ、見た限りではの」と、テーブルの反対側に座ってメロンソーダを飲んでるのは、導師“青の”シェルリィ本人だ。
アーシェッタ:通信じゃなくて本人かー。
守人:自ら来てるのか。
GM:うむ、椅子が高いので足をブラブラさせながらソーダ飲んでる姿は、他の人間から見たらただの子供だがシェルリィ本人だ。
アーシェッタ:「で、導師、本日はどのようなご用件で」
GM/シェルリィ:「……ここ数日の間、断続的に奈落の発現が観測されておる」
ブラウズ:「ほほう?(がしゃがしゃ)」
GM/シェルリィ:「この学園が、奈落発現の中心と思われる超ド級デンジャラス反応じゃ」
アーシェッタ:「奈落……規模は?」
GM/シェルリィ:「うむ、小規模じゃがこれほどの頻度で発現が続くのは尋常ではない」
暁:……って、えーと? 「蛍が来るかも」「ものすごい奈落が出そう」……ふしぎふしぎ。
アーシェッタ:つうか、鬼の血なんぞ本来奈落ばりばりじゃ(笑)
守人:うーむ、困ったな(笑)
アーシェッタ:「原因を調査せよ、と?」
GM/シェルリィ:「ただでさえ、この学園には事件が多いからの」
アーシェッタ:「まったくですね」
GM/シェルリィ:「アーシェッタ、お前はしばらく、わしと同行して奈落の調査を手伝うのじゃ。
あ、否定は許されんからの。 イエス・オア・ダーイじゃ」
アーシェッタ:「導師も同行されるのですか……これはおおごとですね」「心強いことですの(がしゃーんがしゃーん)」
GM:ソーダを飲み干し、さくらんぼをくわえて立ち上がるシェルリィ。 「さっそく調査を始めるぞ……これ以上、奈落の干渉を見過ごせん」
アーシェッタ:「わかりました。 あと念のためにひとつ確認しておきますが」
GM/シェルリィ:「なんじゃ?」
アーシェッタ:「経費は組織持ちで」 と脇につまれた大量のフルーツパフェの空き皿を見つつ。
GM/シェルリィ:「多っ!?」
夢:……これが元で、エクスカリバーはブルースフィア進出を逃したのですよ
(※ブルースフィアを舞台にした「アルシャードガイア」にはライバル組織のアイギスしか載ってない)
GM:そんな背景を捏造すなーっ!(笑) ……ではまあ、ここらで「クエスト:学園を護る」を渡してシーンエンドにしよう。
■オープニングフェイズ3:客人来る
シーンプレイヤー:暁一号 登場難度:10
一方その頃、暁はキューボールに頼まれて、飛空挺で届けられた品物の搬入を手伝っていた。
暁:「……なんだこりゃ、紙オムツ? こんなもんまで仕入れてんのかよ」
GM:「すまんな、アーシェッタが用事で外してるもんだから」
と、飛空挺のハッチから品物を降ろしつつキューボールが話しかける……学園に紙オムツって需要あるんだろうか。
アーシェッタ:学生結婚、学生結婚。
夢:子持ちの先生が居るとか。
暁:いや、マッコイじーさんが仕入れてやろーかと言ってたんを思い出してな(笑)
GM:エ○ア88かよ。 「文化祭にはアチコチから客が来るらしいからな。 色々と品物も増えるんだ」ということにしておこうか(笑)
守人:色々使い道があるかもしれんですよ。 ギャ○リーフェイ○も使ってた(笑)
GM:そうすると、ハッチの奥から赤い絨毯ロールがころころー、とキューボールと暁の脇を通り過ぎていく。
暁:「……おい、オッサン。 梱包甘いんじゃねえか?」
GM:そして、さらに奥から帝国兵が大量に出てくる。
暁:「むっ!」柄に手をかける。
GM:帝国兵は暁たちを無視して、敷かれた赤い絨毯の左右に等間隔で整列していく。
アーシェッタ:……帝国兵?
GM:帝国兵。 256人くらい(超適当)
夢:多っ!?
GM:そして、飛空挺の一番奥から、ゴスロリっぽい衣装の女性がすっと姿を現す。 「ふう、やっと狭い飛空挺から出られましたわね……」
守人:256人も一緒に居たからじゃねぇか……?(笑)
暁:「……なーんかまた妙なのが出たなあ」
GM:その女性は、固まったままの暁とキューボールを見て、二人の前で足を止める。「……あら? あらあらあら?」と暁の周りをぐるぐるぐるぐる。
暁:「……」
GM:「これはなかなかに珍しい鎧ですわ! ……おいくらですの?」と横のキューボールに。
暁:「俺は商品じゃねえっ! 貴様一体なにもんだ、この小娘!?」
GM:「きゃあっ!」と女性が後ずさると、それに応じて帝国兵が暁を取り囲む。
「無礼者! このお方をどなたと心得る!」「先のふくしょ……じゃなく、エ ヴェンジェリン・グーテリアン様だぞ!」
暁:「俺の知ったことか!」 素早く柄を掴み直し、びしりと顔につきつけよう。 ただし、刀じゃなくて箒。柄(つか)じゃなくて柄(え)な(笑)
GM:エヴァンジェリンさんはすぐに平静を取り戻す。「ごめんなさい、動かないから誰かが着ているとは思わなくて……それで、おいくらですの?」
アーシェッタ:……これはまあ、相手悪くないよな。 普通着ていると思うよ、うん。
守人:……まぁ、普通はそうですな。
暁:「だから売り物じゃねえってのに。 今ンとこ身売りする気はねえし、俺ぁ今忙しい」(ひょいひょいと、どっかいけという仕草)
アーシェッタ:あれだ。 ここはひょいっと頭部をはずすとか。
GM:兵士が「貴様、無礼な!」と叩くと抜けるとか。
暁:いいなそれ(笑)
GM:じゃあ後ろにいた兵士が「無礼だぞ、頭を下げろ!」と暁の頭をグッと押し倒す。
守人:すぽーん、と(笑)
暁:ごとん。 ……というか、背が高い兵士だな(笑)
GM:「「「…………」」」気まずい沈黙。
暁:「ちっ。 保健のアマ、ここんとこ手を抜いてんじゃねえか?」ひょい、ぎりぎり……がちん。
GM:「キャー!?」「ひ、人殺し!」「あわてるな、犯人はこの中に居る!」
暁:「……なんだ、なんの騒ぎだッ!?」
アーシェッタ:誰か出てきて「こいつゴーレムみたいなもんだから」と説明してやれ。 というかキューボール説明しろ(苦笑)
GM:うむ、話が進まないからキューボールが説明する。 「かくかくしかじか」と(笑)
暁:「あー、そうか。 最近誰もおどろかねえから忘れてた……俺ぁ人間じゃあねえよ」
GM:エヴァンジェリンたちは「そ、そうだったんですの」「よかった、危うく俺達の中から殺人犯が出るかと思ったぜ」「全く人騒がせな」と安堵する。
で「ワタクシはお忍びで文化祭とやらを見に来ましたの……ところで、ガイドはどこで雇えばいいんですの?」と暁に尋ねる。
アーシェッタ:忍んでんぇ忍んでねぇ。
GM:本人的には忍んでるんだ。
夢:流石は貴族。
守人:恐ろしいお嬢様だ。
暁:「あー? そのへんでヒマそうな学生とっ捕まえてバイト料払ってやんな。 とりあえず荷下ろしの邪魔だ、さっさと校舎でも寮でも行ってくれ」
GM:「……いえ、ガイドならここに居ますよ」とキューボールが暁の肩をぽんぽん叩く。
暁:「待ちやがれコラッ!?」
GM/キューボール:「(小声で)まあ、聞け。 エヴァンジェリン・グーデリアンといえば帝国では有名なトラブルメーカーだ。
並みの人間じゃあ太刀打ちできん」
暁:「(小声で)だがよ……正直俺ぁ偉そうな奴と相性よくねえぞ?」
アーシェタ:……256名の帝国兵って、小都市であれば占領できるよな。
GM/キューボール:「いや、相手は珍しい物が三度のメシより好きなお嬢様だ。
お前が案内すると言って、あんまりトラブルが起きそうに無いところへ連れて行ってくれ」
暁:「そんな場所、あったか?」
GM/キューボール:「万色学園じゃなくノース校の方を回れば大丈夫だろう、多分」
暁:「どーなっても知らねえぞ俺ぁ……しゃーねえ、ついてきな嬢ちゃん。 あと、その飾り人形どもは邪魔だ。 せいぜい5人くらいまで減らしやがれ」
GM:「よろしくお願いしますわ。 では、皆さんここからは自由行動でー!」「おー!」と掛け声と共に鎧を脱ぎ捨て私服姿に変わる兵士達。
守人:文化祭楽しむ気満々だっ!?
夢:……流石だな帝国兵。
ケイ:だめだめだぁ。
暁:「……まあいいか、あいつらんとこなら何かあっても手は借りられる……といいんだが」
GM:「さ、さっそく異世界の学び舎がどんな所か案内してくださいませ」
と、期待にキラキラ輝く瞳で見つめるエヴァンジェリン……という形でシーンエンド。
暁:ういー。
GM:「クエスト:エヴァンジェリンに何事もなく帰ってもらう」をわたしとく。
暁:あいよ……あ!? しまった、箱車に乗せればよかった!(笑)
GM:エヴァンジェリンなら、元ネタ知らないから乗れと言われれば喜んで乗りそうだよなあ……。
暁:ブルースフィアでも高校生なら知らんだろうしな。 迂闊にも「疲れた」とか言ったら速攻で乗せよう(笑)
■オープニングフェイズ4:約束……?
シーンプレイヤー:朽葉ケイ 登場難度:10
話は時をさかのぼる事、数日前。
朝月姫をクラスにとけ込ませようとする委員長の策略により、彼女が文化祭実行委員になった。
GM:で、姫一人にあれこれさせるのは不安だと、ケイが一緒に仕事を手伝ってるわけだ。
ケイ:うぬうぬ。
GM:「姫様ー、火気の使用許可とれたー?」「朝月姫ー、食器足りないから追加お願いー」「ケイ君ー、メイド服の寸法取るからこっちきてー」と大忙し。
ケイ:なにか不穏当な発言が。 「というか僕はメイド服なんて着ませんてば!」
GM:ちなみにケイ達のクラスがやるのはメイド喫茶。
ケイ:「姫、大丈夫ですか?後は僕がやっておくので休んでいてください」ふよふよ。
GM:「いえ、私が選ばれたのですから、これくらいは……」とまあ、火気の使用許可証を職員室で貰った帰り道。
「それよりも、あ、あの……ケイ様」と、歩きながらおずおずと朝月姫が話しかける。
ケイ:「なんですか姫」
GM/朝月姫:「もしよろしければ……文化祭が始まったら、祭りを一緒にまわっていただけませんか。 その、こういう事は初めてなものですから」
ケイ:「えっとあとは衛生状態のチェックの申請と……いいですね」割と上の空。
GM/朝月姫:「よかった……。 私、同年代の子といっしょに祭りを回るのが夢だったんです」と手を合わせて喜ぶ。
ケイ:「暁さんに頼んで材料もいいの廻してもらわないと……あと衣装の材料は足りたかな……そうですね~」ノイマンの血が騒いでるらしい(笑)
夢:……ケイ、頑張れ。 超頑張れ(苦笑)
GM:……まあ、朝月姫じゃロクに仕事できてないだろうけどさ(苦笑)
ケイ:割と酷い人だ(笑)
GM/朝月姫:「それならますます委員の仕事を頑張りませんとね。 早く終われば、それだけケイ様と一緒に祭りを見て回れますもの」
ケイ:「当日の配置もう一度確認しておいた方がいいな……そうですね~」
GM:でまあ、他になければ「クエスト:朝月姫と文化祭を見て回る」を渡してシーンエンドなんだが(笑)
ケイ:うぬ。 では最後に、朝月姫に本当に聞いていたか不審がられるとか。
GM:そうするか。 「……ケイ様。 聞いてますの?」
ケイ:「(慌てた様子で)えっ……あ……と、はいはい一緒に回るんですよね?」
GM/朝月姫:「酷い、ちゃんと聞いておられませんでしたのね、いとムカつきますわーっ」と泣きダッシュしてシーンエンド(笑)
暁:待て、なんか混じってるぞ(笑)
ケイ:いとむかつくのか。 「ひめ~、まってください~」
GM:まあ、後でフォローできる場面作るから(笑)
■オープニングフェイズ5:異世界からの来訪者
シーンプレイヤー:楡川夢 登場難度:不可
GM:文化祭の当日早朝。 夢は寮室でスヤスヤ眠っていた……ちなみに一人部屋。
夢:「うぅぅぅん……」
GM:だから夢以外には誰もいないはずなんだが……突如、ガンガンガン!と金属音が部屋に響く。
暁:若い力が真っ赤にもえーてー
GM:ゲッ○ーロボっ!?
夢:「ん!? な、何っ!?」とがばりと跳ね起きます。
GM:「朝~、朝じゃぞ~」
夢:「あ、貴女はっ!?」
GM:見れば蒼月の人間体……をちみっこくしたバージョンがお玉で鍋を叩いてる。
守人:ちっこいバージョンか。
夢:「と、と、十夜の所の魔剣の蒼月さんっ!?」と指さしてどどどっと後退して、どすん、ごん「痛っ!?」とベッドから落ちる(笑)
GM/蒼月:「おはよう、夢殿。 今日は快晴じゃぞー」とカーテンを開けて日をとりこむ。
夢:「いたたたた……ゆ、夢じゃないみたいだねぇ……」と頭を手で抑える。
GM/蒼月:「どうした、夢殿、変な格好をして。 新手のヨーガか何かか?」
夢:「ヨガじゃないですってば……それで何で蒼月さんがここに居るんですか? まさか十夜までこっちに来た、とか?」と冷や汗を垂らしつつ。
GM/蒼月:「うむ、それがな……聞いてくれ、夢殿~」と、おいおい泣き崩れる。
夢:「一体何が……まさか十夜が清白さんに内緒で浮気をしたとかっ!?」
GM/蒼月:「主殿が酷いのだ。
嫌がる妾を押し倒して……押し倒して、大切にしていたMSXとソフトをまとめて粗大ごみに出してしまったのじゃ~」と号泣。
夢:「……は?」
アーシェッタ:蒼月が壊れていくっ!?(笑)
夢:「いや、押し倒したってのは聞き捨てなりませんけど、後の言葉がよく聞き取れなかったんですが?」
GM/蒼月:「せっかくヤ○オクでスー○ーレ○ドックをゲットして、MSXコレクションが完成に近づきつつあったというのに~」とマジ泣き。
ケイ:マニアックな。
夢:「……それを買うお金は何処から?」
GM/蒼月:「一姫殿から『ちょっと午後ティー買って来て』と言われるたびに100円ずつ溜め込んでおった」
守人:そんなに安いもんなのか。
ケイ:多分、回数が多かったとか。
守人:流石は一姫と言う事ですか……(笑)
GM/蒼月:「そんな訳で、家出してきた。 主殿が反省するまで厄介にならせてもらう。 具体的には次のダブルクロス本編が始まるまで」
と風呂敷から湯呑みとか生活用品を広げ始める(一同爆笑)
夢:「それは十夜が悪いかなぁ……って、えぇぇぇっ!?」
アーシェッタ:ちょっと待てー!?(笑)
暁:わははは(笑)
ケイ:いつだろう……。
夢:「そのメタ発言は忘れますけど、いきなりそう言われても困りますよぅ!?」
GM/蒼月:「だってのう……Z市に居ると<天性のひらめき><生き字引>のコンボであっと言う間に見つけられてしまうのじゃ」
夢:えーと……私は二人部屋を一人で使ってるって訳じゃないですよね?
GM:クエスターは優遇措置を受けてるから、そこそこ広い部屋を使わせてもらってると思ってください。
夢:なるほど。
守人:と言うか、どうやってミッドガルドに来たのか突っ込まんのか(笑)
アーシェッタ:……たしかに蒼月は「次元を斬り裂き別次元への門を開くことができる」という設定があるけど。
夢:ですので突っ込んでなかったんですが。
守人:その能力って周知のモノだったのか……。
夢:「だからってここにピンポイントで来れるなんて……」
GM:「うむ、単独でやるとレベルが下がってちっこくなるのが難点なのじゃ。 この状態で刀形態になるとこうじゃ」
次の瞬間、姿が消えて、いつもより刀身が短くなって小太刀サイズになった妖刀“蒼月”の姿となる。
夢:「おぉー……」ちょっと握って振ってみよう(笑)
GM:重くて振れない。
アーシェッタ:振れないのかよっ(笑)
守人:夢は「Dロイス:秘密兵器」が無いからか(笑)
夢:「わわ……やっぱり十夜じゃないと無理か」
蒼月:「まあ、タダで泊めろとは言わん。 炊事洗濯くらいはやらせてもらう」と、人の姿に戻って。
夢:「……わかりました」と溜め息をひとつ。 「校長先生にはアタシからお願いしてみます」後は寮長とか、他色々?
GM/蒼月:「世話になる。 既に朝餉は用意できておるから、ちょっと待っておれ」
と、台所からお盆を持ってくる。 盆の上にはご飯と味噌汁、それに大根の漬物だけ。
ケイ:渋いなぁ。
夢:「ありがとうございます」と手を合わせて。 おかずは自分で作ろうとか思う。
暁:地味に旨いよーな気がする。
GM:ゴミ箱にレトルトパックの袋とかちらりと見えてたらダイナシだろうか。
夢:物凄くダイナシ感漂っちゃいますよぅ(笑)
守人:と言うかレトルトまで持ってきたのか(笑)
GM:でまあ、「クエスト:文化祭を無事に終わらせる」を渡してシーンエンドにしようか(笑)
夢:うぃ(笑)
GM:……これで次回のダブルクロスで、蒼月が使用禁止になったらどうしよう(笑)
夢:……頑張って下さい。
ケイ:所有者が夢に。
守人:使えても小さかったり。
暁:十夜が「むしろ小さい方が!」とか言い出したらどうしよう(笑)
アーシェッタ:「小さくなった」ってそっちの方かよっ!(笑)
最終更新:2013年03月09日 22:02