デミウルゴス(通称、彼の者)

【作品名】Nepheshel
【ジャンル】フリーゲーム(ダンジョン探索型RPG) (備考10)
【名前】デミウルゴス(通称、彼の者)
【属性】ラスボス 創造主
【年齢】宇宙を創ったという事から137億歳より年上(備考1)
【長所】万能であり、森羅万象、ありとあらゆる物事を創造することができる。ただし、「時間」や「空間」といった概念には一部例外があると考えられる(備考6,7)。
      半永久的に死なない。
      人間を創った。
      威厳に満ちた話し方をする。
      後光の差した人型のシルエットというシンプルイズザベストを体現したかのようなデザイン。
      スク水を創りたい(備考9)。
【短所】全能ではなく、不完全な創造しか行なえない。つまり、被造物は必ず何らかの欠点を持ち合わせており、いずれは必ず滅ぶ、或いは死ぬ運命にある。
      半永久的に死ねない。死ぬには、「死」の概念を持った被造物たちの手によって直接殺されるしかない(備考8)。
      自らが何者なのか分からない。そのため、自らを正しく映し出す鏡が必要であると考え、自らを模した人間を創った(備考2)。
      人間の、醜く救い難い様をまざまざと見せつけられ、絶望に満ちた考え方をしている(備考3)。
      深い絶望の果てに、何もかもを身勝手に滅ぼそうとする困ったちゃん(備考4)。その上、自らを阻む者が自らを超える力を持っているのであれば、自らを殺させて次代のデミウルゴスの座を身勝手に譲ってくる、隙を生じぬ二段構えの困ったちゃん(備考5)。
      輪郭のぼやけた真っ黒な人型という没個性を体現したかのようなデザイン。
      スク水を(ry

【備考1】
「そうだ―この閉じた世界を創ったのは私だ。私は様々なもの創造した。宇宙を創り、星を創り、世界を創った。」
― 最終決戦前 彼の者の台詞より ―
【備考2】
"彼の者は己が何者であるかを知らなかった"
"彼の者は人を創った"
"人は彼の者によく似ていた"
"人は彼の者の鏡であった"
― 漆黒の迷宮 壁に記された文の一節より ―
【備考3】
"彼の者は人を通じて己を見た"
"人が絶望する時、彼の者も絶望した"
― 漆黒の迷宮 壁に記された文の一節より ―
「しかし、汝らを創ったとき、私の作ったものは互いに殺し合い、壊れていった。創造とは無意味な繰り返しだったのか?」
― 最終決戦前 彼の者の台詞より ―
【備考4】
"彼の者の終焉、それは世界の崩壊"
― 漆黒の迷宮 壁に記された文の一節より ―
「私の絶望とともに、この世界はもうすぐ虚無へと帰る。」
― 最終決戦前 彼の者の台詞より ―
【備考5】
「だが、その前に―汝らが、その「意味」を知っていたなら、運命は変わるかも知れぬ。」
― 最終決戦前 彼の者の台詞より ―
「リトよ・・・かつて、女神を愛したが故に、変わっていく己に耐えられなかった汝が・・・己の運命を憎悪した汝が―私を超えるというのか?」
― 最終決戦時、形態・彼の者の撃破直後 デミウルゴスの台詞より ―
【備考6】
本作において、時間停止の状態異常だけは他とは別格の扱いであり、どんな敵にも通用する。これはデミウルゴスに対してでも同じであり、且つ彼は多彩な技を持ちながら時間に関する技を一切使ってこない。この事から、「時間」の概念は彼の創造の及ばぬものである可能性が高いと云える。
【備考7】
本作では、「ゲート」と呼ばれるどこでもドア的オーパーツがダンジョンや町、施設などにそびえ立っており、これらは全て「ゲート空間」と呼ばれる異空間を介して繋がっている。このゲート空間の中では、通常どこでも制約されるはずの「二体以上の魔神の同時使役」が制約されておらず、この事から、一部の「空間」の概念は彼の創造から外れた、彼の創造の及ばぬものである可能性が高いと云える。
【備考8】
デミウルゴスと対峙したとき、初期装備のダガーで特定のボスを半数以上斃していると、ダガーが対創造主の属性を持った究極の武器の一つ、「ブレードオブデス」に姿を変える。これは文字通り、被造物に与えられた死を創造主に返すべく生まれた「死の刃」であり、死を持たぬ彼に対してのみ破格の力を発揮する。
【備考9】
RPGツクール2kのエディタで内部データを閲覧してみると・・・
【備考10】
雑誌への収録やサウンドトラックの販売といった商業展開をしているのでエントリー可能である。
(TECH Win 2003年9月号、ベストフリーゲーム300+α in DVD 等)

vol.4

最終更新:2017年09月05日 17:19