ユージーン

【作品名】ユージーン
【ジャンル】SF小説
【名前】ユージーン
【属性】遺伝子操作された人間
【年齢】生まれていないし、生まれない。備考参照。
【長所】天才。涅槃へいたる道を見つけた。涅槃とは死ではなく、全く存在したことがないということ。それでありながらユージーンは現実に干渉(改変?)する手段を持っている。
作中ではテレビ画面を一時的に掌握し、8歳頃の少年の姿で現れて両親と会話した。
【短所】実在しなくても多くのことを成し遂げられるので、自分が実在する理由が見つからない。よって自分を生まれない様に現実に干渉した。
具体的には両親の口座を空にして、自分が生まれる予定のプロジェクトから資金提供者の手を引かせ、機器を壊し研究所に火災を起こした。
【備考】遺伝子操作をする場合、コンピュータによって、どのように操作すれば生まれてくる子がどのような変化をするか、という予測が立てられる。
この予測の技術が極限まで進めば、未来のコンピュータはいずれ生まれてくる子どもの全てを完璧にシミュレートできるようになる可能性がある。
ユージーンはこの「まだ存在しておらず将来作られる可能性のある超コンピュータ」のシミュレーション上の存在である。
ちなみにこの「まだ存在しておらず将来作られる可能性のある超コンピュータ」を作る可能性があるのはユージーンである。
つまりこのコンピュータも恐らく実際には作られない。


vol.6

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最終更新:2018年03月09日 16:38