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ま行~わ行 - (2012/06/05 (火) 19:07:04) の最新版との変更点

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**用語集 ネオガイガーで設定上/本編中で頻出する新出単語集。 実は採用未定だったり書き込む項目がなく伏せられている情報も詰め込まれているので、各メニューよりこっちのほうが詳細。ストーリー系のネタバレ満載。 随時更新。追加だけじゃなく加筆も随時。 たまに読み返すとびっくりするほど増えてるかもよ。 ***ま行 &bold(){・マフツ(まふつ)} 再建ベイタワー基地バリアリーフ機動要塞エリアⅠ。 旧三段飛行甲板空母エリア。正式名称「先鋒急襲飛行空母」。 機動部隊所属の飛行要塞で、整備部が管轄している。 ガリフォンや新世代ガオーマシン、各種ツールを格納していて、備えたミラーカタパルト及び通常カタパルトで射出する。 積載量はあまり多くないがウルテクエンジンにより非常に高速で移動することができ、その速度は海上のヤサカニに劣らない。 ミラー粒子砲も搭載していて、単独での攻撃力も格段に上がっている。 これらの特性から戦闘時にはまず現場に切り込んで主力ロボを投入し、あとから追いついたヤサカニと空中連結して物資を受け取り射出したり、勇者ロボの援護射撃に当たったりする。 名前の由来は三種の神器・八咫鏡の別名の真経津鏡。 &bold(){・ミズハ(みずは)} ディビジョンⅥ。無限連結輸槽艦。 ツクヨミ等のディビジョン艦と同時期に着想されたが、木星開発計画の遅延により建造が遅れていた。 反対派の筆頭だった大河総裁がGGG急進派と共に地球を追放され、木星開発計画が一気に推し進められた際に建造されたディビジョンフリートで、ザ・パワーの運搬を主目的としたエネルギー輸送及びパイプライン建設艦。 プロジェクトZにて覇界王との戦いで大破したとされるが、覇界王事件そのものがGGGトップクラスの機密事項となっているので詳細は知られていない。 →覇界王 ちなみにオービットベースへの接続時は閉鎖されていたフツヌシの接続部を解放して使っていた。現在その接続部はウズメが専用に利用している。 &bold(){・冥竜(めいりゅう)} シャッセール所属の闇竜の後継機。女性型。 聖竜とシンメトリカルドッキングをして、仙竜神となる。 ビークル形態ではコンベアー車(仮)。 &bold(){・メタルボーグ(めたるぼーぐ)} 正確にはメタルサイボーグ。 青の星の鰐淵シュウに代表されるバイオネット製メタルサイボーグと似ている。 蒼の星で機界昇華の初襲撃が失敗したことにより、偶然人類の手元に残ったゾンダーメタルを元に作られた、人造ゾンダリアン。 ゾンダーメタルを解析して得られた情報、バイオネットのあらゆるサイボーグ技術、また当時バイオネットの手にあったジュピターXの生み出す膨大なエネルギーなどのあらゆる力を注ぎ込んでようやく作り上げられた。 当初は凱が試作機一号となる予定だったが、身代わりにシュウが名乗り出ることで彼が一号機となってのちのサンプルとなる。 メタルボーグは金属の体を自由に変形させることができる能力とともに、マイナス思念をエネルギーに変換するメカニズムを持っていて、負の感情が増大するほどに強くなるが、作られた当初は金属技術の限界などからその体はごく不完全なもので、機界昇華に対抗することも結局できなかった。 のちにメタルボーグ本人たちが機界昇華によってゾンダー胞子を植え付けられた際、マイナス思念を自力で昇華する能力を持っていたためにゾンダー化せず、逆にほぼ完全なゾンダリアンに近い存在となるに至った。マイナス思念さえ豊富にあれば、食事などを必要とせず、半永久的な寿命を持つ。 蒼の星が機界となって以後は、生き残りの者が寄り集まって生活してきたが、人型を保っているのは一部の優秀な者(肉体的に頑健で、特にマイナス思念に溢れた者)で、あとはメタルロボ形態での変形程度しかできず、理性や自我もほぼ失っている。 なお、その根源は紫の星によっているが、成り立ちは蒼の星の技術であるため、Gエネルギーとの対消滅関係からは外れている。紫と蒼の力が複雑に絡み合った彼らに、今のところ反物質と呼べるものは存在しない。 このため、彼らはゾンダーにはできなかった「GストーンやJジュエルの勇者を吸収出来る」という青の星にとって最悪の特性を持ち合わせており、この特性が本来なら強化ゾンダリアンに過ぎないメタルボーグを超原種級、超遊星主級の脅威たらしめている。 勇者ロボの他、ルネやソルダートJなど体に金属が使われているサイボーグが危険であるのは言うまでもなく、Gストーンさえも無限情報サーキットという一種の機械であるので、一見生身の人間に見えて全身がその機械物質と融合した細胞で構成されている凱も、触れれば無事では済まないと推測される。 とはいえ、Gストーンが彼らの重要な構成要素の反物質であったことは事実なので、下等なものほどその吸収に時間がかかる。 &bold(){・メタルボーグ・ルネ(めたるぼーぐるね)} パルペクチアの側近の女。設定上は略して「メタルネ」とも。 メタルボーグではあるが、その成り立ちは他の者とはやや異なり、メタルボーグとなる以前はバイオネット製のバイオボーグだった。 青の星のルネ・カーディフ・獅子王の異世界同位体。 凱がパルペクチアとしてバイオネットと関係するにあたって血縁関係にあることを知って以来、唯一の肉親として蒼の星の生き残りの中でも特別な関係を築いてきた。 全身に重火器が仕込まれていて、それらを自在に取り出して操ることができるが、バイオボーグ時代からの欠陥があり排熱機構が極度に低スペックで、彼女の生み出す莫大な熱エネルギーを外に逃すことが出来ない。そして本人が感じる熱による苦痛がそのままマイナス思念となって出力を上げるという悪循環(戦闘においては最高の良循環)を生み出す。 地上で最も熱に強い金属をボディに使用していて、脳や内臓系を生み出されたエネルギーの余剰分で防熱しても、理論上は3500度近くまで体温を上昇させることが出来る。 このため戦闘現場は灼熱地獄となり、その気温は勇者ロボの装甲が融解したり、Gリキッドが沸騰・蒸発してしまう温度に達する場合すらある。 第一形態でいる普段も普通にしていては排熱不良から生命の危険があるほどなので、あえて逆にコートを着込むことで、暑さによる不快感を大量のエネルギーに変換して余剰を生み出しては体内を防熱・冷却して生活せざるを得ない。このため、とてつもないストレスを常時抱えてはいるが燃費が悪く、平時の戦闘力が非常に高いというわけではない。 パルペクチアの側近として特別な扱いを受けていることを妬むものもいないではない。 第二形態では体中が重火器の殺戮マシーンに姿を変える。 第三形態では熱さで立っていることができず、4足歩行の翼を持つスフィンクスのような兵器クリーチャーに変身する。その顔はどこかガオガイガーに似ている。 &bold(){・メタルロボ(めたるろぼ)} 正式名称はメタルサイボーグ・ロボ。 メタルボーグが変形する巨大ロボで、ゾンダーでいうゾンダーロボに当たる。メタルボーグの形態の段階としては第三形態とも。 メタルボーグ本体が周辺の機械製品から相性の良いものを選択的に取り込み、融合して巨大ロボの形を成す。自在に変形する。 しかし下等なメタルボーグでは既にメタルロボ形態から人型に戻れなくなっているものも少なくなく、このため登場時からメタルロボ形態をとっているものも多い。 ちなみにゾンダリアンの場合は機械と融合して巨大メカ形態をとってもゾンダーロボとは定義できなかったが、メタル四天王の場合は適応力の差こそあれ同じメタルボーグなので、巨大メカ形態はそのまますなわちメタルロボ形態である。 &bold(){・メタルロボ形態(めたるろぼけいたい)} →第三形態 →メタルロボ &bold(){・猛竜神(もうりゅうじん)} 爆竜と凍竜のシンメトリカルドッキングで出来る合体勇者ロボ。 &bold(){・木星(もくせい)} 太陽系の惑星の一つで、ガオガイガーの世界では重要な意味合いを持つ。 ザ・パワーの眠る場所であり、凱の両親が精神生命体となって生き続ける場所でもある。 蒼の星では凱はパイロットとしてテストフライトは済ませたが、母親を宇宙に迎えに行くことは出来ないまま機界昇華による滅亡を迎えた。 機界昇華から10年の時を生きながらえたメタルボーグたちはいよいよ精神の限界を感じ、首領・パルペクチアとなった凱の最期の望みに従い、最後の力を振り絞って全員で宇宙船の形を成して木星へと飛んだ。 この時凱は10年間貯めに貯めた余剰エネルギーで主動力炉を務めた。 彼らはそこでザ・パワーの奇跡と出会い、時空を越えて青の星に不時着することとなる。 なおちなみに、青と蒼の宇宙が並行世界として分裂するに至ったのは、2003年の「EI-01が飛来したか/しないか」が分岐点なので、1995年以前にジュピターXが採取された時点では青と蒼の宇宙はひとつで、木星も共通のものだった。 このため、メタルボーグ製造において利用されたジュピターXは青の星と共通のザ・パワーの片鱗であり、メタルボーグたちはその力を有していたため、時空を超えるザ・パワーの奇跡を引き起こしたと推測される。 ***や行 &bold(){・八木沼範行(やぎぬまのりゆき)} 再建ベイタワー基地のGGG地上部隊長官。 FINAL時と同じく行動は常にスローペースで、色々な承認に時間がかかる。 なお、元ネタは監督のツイッターでの発言から。プロジェクトZ時に八木沼長官がファイナルフュージョンを承認、あやめがプログラムドライブを担当し、山じいが決まり文句を言っていたとのこと。 &bold(){・ヤサカニ(やさかに)} 再建ベイタワー基地バリアリーフ機動要塞エリアⅡ。 旧強襲揚陸補給船エリア。正式名称「大気圏内用高速移動母艦」。 ロシアGGGの協力を得て作られた。コミック版FINALに登場。健在。 旧機体に代わり、その積載量を活かして機動部隊のツールや各種物資を運搬する。 勇者ロボの個室であるメタルロッカールームを備える。また、ガオファイガープロジェクトにおいて新型ガオーマシンを発着させていたカタパルト部をミラーカタパルトに整備してあるので、色々の欠陥を抱えた爆裂射出カタパルトは搭載の必要がなくなった。しかし船全体の形状上、カタパルト部が短く空母としての射出効率はマフツに及ばない。 積載量は旧機体に比べても大幅に増えたが、海上を低空高速飛行する機体なので内陸地には向かない。フトダマに次ぐ重量を持つが、ウルテクエンジンによりこちらも飛行可能。しかし形状が高高度の飛行に向かないので速度は落ちる。 マフツに並ぶ第2の空母でもあるが、このため普段は運搬役に徹する。マフツと連結することで内部で素早く積荷を移動することができる。 GGGの技術なら荒れる海面もものともしないし(現に原作でカリブ海を飛んでいたし)、多分海底基地として潜っていられるはず。多分。 なお普段は使用されないが、非常用にレプトントラベラーを積んでおり、緊急事態が発生した場合は、可能な限りのメカ及び物資を積んで、ウズメと共に大気圏を突破しメタルロッカーごとオービットベースへ退避する。この際にウズメはタジカラより脱出した多次元頭脳部・トヨタマを回収する任を負う。 巨大で重く平坦な船体に大気圏突破の力を与えるためだけに付けられたレプトントラベラーでの無理な飛行はヤサカニ船体に壊滅的な被害を与えることになるが、これによりベイタワー基地が再び壊滅するような事態でも必要物を可能な限り生還させることが可能になる。 &bold(){・山じい(やまじい)} 再建ベイタワー基地の研究部オペレーター。 ネオガイゴーのファイナルフュージョン時に「シミュレーション通りやってつかぁさい!」と決まり文句を入れる。 アカマツ工業からプロジェクトZ時に移籍してきた。 なお、元ネタは監督のツイッターでの発言から。プロジェクトZ時に八木沼長官がファイナルフュージョンを承認、あやめがプログラムドライブを担当し、山じいが決まり文句を言っていたとのこと。 &bold(){・UCナンバー(ゆーしーなんばー)} メタルロボのGGGによる呼称。 Unknown Cyborgの略だが、&bold(){ぶっちゃけまだ暫定なので誰かいいの考えてください。} ***ら行 &bold(){・ライナーガオーⅣ(らいなーがおーふぉー)} 新世代ガオーマシンの一つで、ライナーガオーⅡのチューンアップ機。 ガイフォーとファイナルフュージョンしてネオガイゴーの肩部と上腕部を構成する。 緑色のボディが特徴で、姿は新幹線はやぶさ型。 &bold(){・嵐竜(らんりゅう)} 雷龍の後継機。男性型。 旋龍とシンメトリカルドッキングをして、極竜神となる。 また、凍竜との特殊合体で驚龍神となる。 ビークル形態ではブルドーザー(仮)。 &bold(){・陸空海域整備巨艦(りくくうかいいきせいびきょかん)} →フトダマ &bold(){・リンカージェル電池(りんかーじぇるでんち)} ニューロノイドの主動力であるリンカージェルを詰めた小型タンク。ガリフォン等に数個内蔵されている。 ガリフォンの主動力はリンカージェルでなくGSライドだが、シナプス弾撃能力を使用するにあたって必要な微生物への遺伝子操作能力が、リンカージェル以外に代替出来なかった。 このため、リンカージェルを小型タンクとして内蔵することにより、シナプス弾撃一回分の遺伝子操作能力を得る。使用するたびにリンカージェルを透析する必要があるがその装置までは組み込めなかったため、基地にて取り外して外部で透析を行う。 このためガイフォーやネオガイゴーのシナプス弾撃が使用が制限される。 なお、使用の際に必要なデュアルインパルスだが、GとJのエネルギーの共鳴がその性質に似ていることがプロジェクトZ時から判明しており、護と戒道はデュアルカインドではなかったがこれを利用して凱号を動かしていた。 戒道転属後はJアークから結晶体を分割採取されたJジュエルの細片を簡易のジュエルジェネレーターと共にコックピットに組み込むことで、擬似的に共鳴インパルスを発信させてリンカージェルを活性化させている。→擬似デュアルインパルス &bold(){・ルネ・カーディフ・獅子王(るねかーでぃふししおう)} シャッセール所属のサイボーグ。27歳。 日々バイオネットと戦いGGGと共同戦線を張る重火器のスペシャリスト。 外宇宙哨戒部隊のJとは、特に正式な結婚や交際などをしているわけではないが、戦友が高じてごく自然に夫婦然としている。 ***わ行 &bold(){・鰐淵シュウ(わにぶちしゅう)} 凱の高校時代のライバル。 プライドが高く、凱を超えたい一心で自らバイオネットに加担し、メタルサイボーグとなって凱に挑んだ結果、ガオファイガーを制御しきれずに四散して死亡した。 ちなみに蒼の星の異世界同位体は生存していて、今はメタル四天王の一人として君臨している。→ポルトー 蒼の星では高校卒業後、凱を追って宇宙開発公団に入り、凱に次ぐ優秀な新人として期待されたが、凱がメタルボーグの素体として提供されそうになっていることを知り身代わりに名乗り出る。 メタルボーグの試作品として不完全な改造手術を受けたが、マイナス思念をエネルギーに変換するメカニズムが当初から一応の完成を見たことが幸いし、機界昇華が完了した後も生存している。
**用語集 ネオガイガーで設定上/本編中で頻出する新出単語集。 実は採用未定だったり書き込む項目がなく伏せられている情報も詰め込まれているので、各メニューよりこっちのほうが詳細。ストーリー系のネタバレ満載。 随時更新。追加だけじゃなく加筆も随時。 たまに読み返すとびっくりするほど増えてるかもよ。 ***ま行 &bold(){・マフツ(まふつ)} 再建ベイタワー基地バリアリーフ機動要塞エリアⅠ。 旧三段飛行甲板空母エリア。正式名称「先鋒急襲飛行空母」。 機動部隊所属の飛行要塞で、整備部が管轄している。 ガリフォンや新世代ガオーマシン、各種ツールを格納していて、備えたミラーカタパルト及び通常カタパルトで射出する。 積載量はあまり多くないがウルテクエンジンにより非常に高速で移動することができ、その速度は海上のヤサカニに劣らない。 ミラー粒子砲も搭載していて、単独での攻撃力も格段に上がっている。 これらの特性から戦闘時にはまず現場に切り込んで主力ロボを投入し、あとから追いついたヤサカニと空中連結して物資を受け取り射出したり、勇者ロボの援護射撃に当たったりする。 名前の由来は三種の神器・八咫鏡の別名の真経津鏡。 &bold(){・ミズハ(みずは)} ディビジョンⅥ。無限連結輸槽艦。 ツクヨミ等のディビジョン艦と同時期に着想されたが、木星開発計画の遅延により建造が遅れていた。 反対派の筆頭だった大河総裁がGGG急進派と共に地球を追放され、木星開発計画が一気に推し進められた際に建造されたディビジョンフリートで、ザ・パワーの運搬を主目的としたエネルギー輸送及びパイプライン建設艦。 プロジェクトZにて覇界王との戦いで大破したとされるが、覇界王事件そのものがGGGトップクラスの機密事項となっているので詳細は知られていない。 →覇界王 ちなみにオービットベースへの接続時は閉鎖されていたフツヌシの接続部を解放して使っていた。現在その接続部はウズメが専用に利用している。 &bold(){・冥竜(めいりゅう)} シャッセール所属の闇竜の後継機。女性型。 聖竜とシンメトリカルドッキングをして、仙竜神となる。 ビークル形態ではコンベアー車(仮)。 &bold(){・メタルサイボーグ(めたるさいぼーぐ)} 鰐淵シュウに代表されるバイオネット製のサイボーグ。 ゾンダーメタルを入手・解析したバイオネットにより、擬似ゾンダリアンとして作り出されたが、機界昇華の終結によりゾンダーメタルがほどなくして消滅したこともあり、基本的には失敗作で終わった。 原作ではシュウ以外に登場しないが、シュウの場合は体の首から下がワイヤーを束ねたような形に改造され、それを操ることによって体を変形させたり変幻自在の戦法を使いこなした。 一方、蒼の星では、機界昇華の脅威に対抗するため、ゾンダリアンの初襲撃が失敗したことにより偶然人類の手元に残ったゾンダーメタルを元に、こちらも人造ゾンダリアンが作られた。 ゾンダーメタルを解析して得られた情報、バイオネットのあらゆるサイボーグ技術、また当時バイオネットの手にあったジュピターXの生み出す膨大なエネルギーなどのあらゆる力を注ぎ込んでようやく作り上げられた。 当初は凱が試作機一号となる予定だったが、身代わりにシュウが名乗り出ることで彼が一号機となってのちのサンプルとなる。 蒼の星のメタルサイボーグも、ゾンダーメタルが製造中サンプルとしての役割を果たし続けた分やや高性能ながら、基本的には青のそれと同じである。 金属の体を自由に変形させることができる能力とともに、マイナス思念をエネルギーに変換するメカニズムを持っていて、負の感情が増大するほどに強くなるが、作られた当初は金属技術の限界などからその体はごく不完全なもので、機界昇華に対抗することも結局できなかった。 のちにメタルサイボーグ本人たちが機界昇華によってゾンダー胞子を植え付けられた際、マイナス思念を自力で昇華する能力を持っていたためにゾンダー化せず、逆にほぼ完全なゾンダリアンに近い存在となるに至った。マイナス思念さえ豊富にあれば、食事などを必要とせず、半永久的な寿命を持つ。 こうして彼らは機界変種(=ゾリューダ)という呼称が似つかわしい存在に進化した。 蒼の星が機界となって以後は、生き残りの者が寄り集まって生活してきたが、人型を保っているのは一部の優秀な者(肉体的に頑健で、特にマイナス思念に溢れた者)で、あとはゾリューダロボ形態での変形程度しかできず、理性や自我もほぼ失っている。 なお、その根源は紫の星によっているが、成り立ちは蒼の星の技術であるため、Gエネルギーとの対消滅関係からは外れている。紫と蒼の力が複雑に絡み合った彼らに、今のところ反物質と呼べるものは存在しない。 このため、彼らはゾンダーにはできなかった「GストーンやJジュエルの勇者を吸収出来る」という青の星にとって最悪の特性を持ち合わせており、この特性が本来なら強化ゾンダリアンに過ぎないゾリューダを超原種級、超遊星主級の脅威たらしめている。 勇者ロボの他、ルネやソルダートJなど体に金属が使われているサイボーグが危険であるのはもとより、Gストーンさえも無限情報サーキットという一種の機械であるので、一見生身の人間に見えて全身がその機械物質と融合した細胞で構成されている凱も、触れれば無事では済まないと思われる。 とはいえ、Gストーンが彼らの重要な構成要素の反物質であったことは事実なので、下等なものほどその吸収に時間がかかる。 また、彼らがマイナス思念から変換したエネルギーは素粒子Zαの流れからなり、それを人間の体内に注入することで、配下のセミ・ゾリューダを作り出すことも出来る。 →素粒子Zα →セミ・ゾリューダ ちなみに、通信機器がデフォルトで内蔵されており、位が上のものは下のものを指揮出来る。これは指揮される側の意識を無視することができ、また遠隔でも可能であり、パルペクチアがその指揮権を統括している。 &bold(){・猛竜神(もうりゅうじん)} 爆竜と凍竜のシンメトリカルドッキングで出来る合体勇者ロボ。 &bold(){・木星(もくせい)} 太陽系の惑星の一つで、ガオガイガーの世界では重要な意味合いを持つ。 ザ・パワーの眠る場所であり、凱の両親が精神生命体となって生き続ける場所でもある。 蒼の星では凱はパイロットとしてテストフライトは済ませたが、母親を宇宙に迎えに行くことは出来ないまま機界昇華による滅亡を迎えた。 機界昇華から10年の時を生きながらえたゾリューダたちはいよいよ精神の限界を感じ、首領・パルペクチアとなった凱の最期の望みに従い、最後の力を振り絞って全員で宇宙船の形を成して木星へと飛んだ。 この時凱は10年間貯めに貯めた余剰エネルギーで主動力炉を務めた。 彼らはそこでザ・パワーの奇跡と出会い、時空を越えて青の星に不時着することとなる。 なおちなみに、青と蒼の宇宙が並行世界として分裂するに至ったのは、2003年の「EI-01が飛来したか/しないか」が分岐点なので、1995年以前にジュピターXが採取された時点では青と蒼の宇宙はひとつで、木星も共通のものだった。 このため、メタルサイボーグ製造において利用されたジュピターXは青の星と共通のザ・パワーの片鱗であり、ゾリューダたちはその力を有していたため、時空を超えるザ・パワーの奇跡を引き起こしたと推測される。 ***や行 &bold(){・八木沼範行(やぎぬまのりゆき)} 再建ベイタワー基地のGGG地上部隊長官。 FINAL時と同じく行動は常にスローペースで、色々な承認に時間がかかる。 なお、元ネタは監督のツイッターでの発言から。プロジェクトZ時に八木沼長官がファイナルフュージョンを承認、あやめがプログラムドライブを担当し、山じいが決まり文句を言っていたとのこと。 &bold(){・ヤサカニ(やさかに)} 再建ベイタワー基地バリアリーフ機動要塞エリアⅡ。 旧強襲揚陸補給船エリア。正式名称「大気圏内用高速移動母艦」。 ロシアGGGの協力を得て作られた。コミック版FINALに登場。健在。 旧機体に代わり、その積載量を活かして機動部隊のツールや各種物資を運搬する。 勇者ロボの個室であるメタルロッカールームを備える。また、ガオファイガープロジェクトにおいて新型ガオーマシンを発着させていたカタパルト部をミラーカタパルトに整備してあるので、色々の欠陥を抱えた爆裂射出カタパルトは搭載の必要がなくなった。しかし船全体の形状上、カタパルト部が短く空母としての射出効率はマフツに及ばない。 積載量は旧機体に比べても大幅に増えたが、海上を低空高速飛行する機体なので内陸地には向かない。フトダマに次ぐ重量を持つが、ウルテクエンジンによりこちらも飛行可能。しかし形状が高高度の飛行に向かないので速度は落ちる。 マフツに並ぶ第2の空母でもあるが、このため普段は運搬役に徹する。マフツと連結することで内部で素早く積荷を移動することができる。 GGGの技術なら荒れる海面もものともしないし(現に原作でカリブ海を飛んでいたし)、多分海底基地として潜っていられるはず。多分。 なお普段は使用されないが、非常用にレプトントラベラーを積んでおり、緊急事態が発生した場合は、可能な限りのメカ及び物資を積んで、ウズメと共に大気圏を突破しメタルロッカーごとオービットベースへ退避する。この際にウズメはタジカラより脱出した多次元頭脳部・トヨタマを回収する任を負う。 巨大で重く平坦な船体に大気圏突破の力を与えるためだけに付けられたレプトントラベラーでの無理な飛行はヤサカニ船体に壊滅的な被害を与えることになるが、これによりベイタワー基地が再び壊滅するような事態でも必要物を可能な限り生還させることが可能になる。 &bold(){・山じい(やまじい)} 再建ベイタワー基地の研究部オペレーター。 ネオガイゴーのファイナルフュージョン時に「シミュレーション通りやってつかぁさい!」と決まり文句を入れる。 アカマツ工業からプロジェクトZ時に移籍してきた。 なお、元ネタは監督のツイッターでの発言から。プロジェクトZ時に八木沼長官がファイナルフュージョンを承認、あやめがプログラムドライブを担当し、山じいが決まり文句を言っていたとのこと。 ***ら行 &bold(){・ライナーガオーⅢ(らいなーがおーすりー)} 新世代ガオーマシンの一つで、ライナーガオーⅡのチューンアップ機。 ガイフォーとファイナルフュージョンしてネオガイゴーの肩部と上腕部を構成する。 緑色のボディが特徴で、姿は新幹線はやぶさ型。 &bold(){・嵐竜(らんりゅう)} 雷龍の後継機。男性型。 旋龍とシンメトリカルドッキングをして、極竜神となる。 また、凍竜との特殊合体で驚龍神となる。 ビークル形態ではリフト車(仮)。 &bold(){・陸空海域整備巨艦(りくくうかいいきせいびきょかん)} →フトダマ &bold(){・リンカージェル電池(りんかーじぇるでんち)} ニューロノイドの主動力であるリンカージェルを詰めた小型タンク。ガリフォン等に数個内蔵されている。 ガリフォンの主動力はリンカージェルでなくGSライドだが、シナプス弾撃能力を使用するにあたって必要な微生物への遺伝子操作能力が、リンカージェル以外に代替出来なかった。 このため、リンカージェルを小型タンクとして内蔵することにより、シナプス弾撃一回分の遺伝子操作能力を得る。使用するたびにリンカージェルを透析する必要があるがその装置までは組み込めなかったため、基地にて取り外して外部で透析を行う。 このためガイフォーやネオガイゴーのシナプス弾撃が使用が制限される。 なお、使用の際に必要なデュアルインパルスだが、GとJのエネルギーの共鳴がその性質に似ていることがプロジェクトZ時から判明しており、護と戒道はデュアルカインドではなかったがこれを利用して凱号を動かしていた。 戒道転属後はJアークから結晶体を分割採取されたJジュエルの細片を簡易のジュエルジェネレーターと共にコックピットに組み込むことで、擬似的に共鳴インパルスを発信させてリンカージェルを活性化させている。→擬似デュアルインパルス &bold(){・ルネ・カーディフ・獅子王(るねかーでぃふししおう)} シャッセール所属のサイボーグ。27歳。 日々バイオネットと戦いGGGと共同戦線を張る重火器のスペシャリスト。 外宇宙哨戒部隊のJとは、特に正式な結婚や交際などをしているわけではないが、戦友が高じてごく自然に夫婦然としている。 ***わ行 &bold(){・鰐淵シュウ(わにぶちしゅう)} 凱の高校時代のライバル。 プライドが高く、凱を超えたい一心で自らバイオネットに加担し、メタルサイボーグとなって凱に挑んだ結果、ガオファイガーを制御しきれずに四散して死亡した。 ちなみに蒼の星の異世界同位体は生存していて、今は四天王の一人として君臨している。→ポルトー 蒼の星では高校卒業後、凱を追って宇宙開発公団に入り、凱に次ぐ優秀な新人として期待されたが、凱がメタルサイボーグの素体として提供されそうになっていることを知り身代わりに名乗り出る。 メタルサイボーグの試作品として不完全な改造手術を受けたが、マイナス思念をエネルギーに変換するメカニズムが当初から一応の完成を見たことが幸いし、機界昇華が完了した後もゾリューダとして生存している。

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