どの位のレベルになれば、「英語が話せます」と言ってもいいですか?
ひとつ、実際あったことをお話ししましょう。
ある日本人が現地の1人のアメリカ人に、自分が日本から来たことを告げると、彼は満面の笑みで、
「Oh!日本から来たんだね!実は僕は日本語が話せるんだ。」
と非常に得意な様子です。日本人は長期滞在中でちょうど日本語が恋しくなって来たところ、それならばぜひしゃべってくれとの促しに、アメリカ人の彼は自信たっぷりに、ひとこと、こう言ったそうです。
「オハヨウゴザイマス。」
誇らしげな彼を見て、「ちょっと待ってよ、それは”話せる”ではなくて単に日本語をひとこと”知っている“だけでは・・・」とつっこむ事も忘れ、それどころか反対に思わず感心してしまったそうです。
そうか、例え一言でも他国の言語を知っているということは、堂々と自分の誇りにしていいことなのだ、と。
英語学習者は時に、流暢に話せるようになっていないのに「英語が話せる」と言ってはならないような感覚に陥ってしまいがちです。いいえ、そうではありません。
あいさつができて自己紹介が出来る、何かに対する気持ちを現すことが出来る、今日会った出来事を伝える事が出来る。充分です!「私は英語が話せます」と言ってください。
実のところ、英語の専門家や語学のプロであっても、常に彼らの心の中は「自分にはまだまだ学ぶ事が山ほどあるなぁ」と思って努力しているもの。それは常に進んで行きたいという積極的な考えと行動です。あらゆる分野の学びにも言える事ですが、語学の習得も果て無き探求なのかもしれません。
だからこそ、時に大胆な程、自分の英語力に自信をもつ姿勢が大切なのでしょう。
最終更新:2010年08月07日 19:03