9/1~3まで、東京ビッグサイトにて「ダイエット&ビューティーフェア
2009」が開催された。
「ダイエット&ビューティーフェア」とは、美容に関する商品を展示
販売する展覧会である。

今回の「ダイエット&ビューティーフェア」は、多くの参加企業が
声を揃えて「去年よりも来場者が少ない」と話していた。
たしかに一般消費者の姿がかなり少なかったと思う。

美容関係の展覧会では、新商品のマーケティングという位置付けよりも、
新商品の発表兼販売が主な出展理由になる。
実演販売や試飲/試食により、3日間で出展コストに見合う売上を上げる
という点が、ITなどの展示会とは異なる部分だろう。

健康食品系、美容機器系、美容飲料、美容系ポータルサイト、化粧品
などが出展されていた。
販売数は軒並み去年よりも低下しているようだ。
女性が美容関係の消費を抑えているということは、世間がまだまだ
不景気だという証拠だろう。

しかし、それでも全く消費者がいないというわけではない。
現金やカードで次から次に購入していくユーザーもいたのである。
帰るころには大きな袋をいくつも抱えていた。

東京ビッグサイト内では、違うブースにて「ジュエリーフェア」も
開催されていた。
「ダイエット&ビューティー」とは客層のファッションも異なっており、
とても煌びやかなご婦人が多数来場していた。
隣で開催されていた「セキュリティーフェア」とは、あまりに異なる
客層だけにとても異質な空気を感じる展覧会だった。

「ダイエット&ビューティーフェア」の話に戻るが、私の方も商談が
うまく進み出展社との契約を取ることができた。
美容機器系の販売をされているお客様を見学に行ったはずが、会場を
歩いてみると、懐かしい人たちや、美容業界だっけという人たちにも
遭遇し、様々なビジネス展開の話もできた。

個人的には満足度の高い展覧会だったが、出展社サイドとしては
予想を大きく下回る売上となってしまったのではないだろうか。
「ダイエット&ビューティーフェア2009」までに消費が戻ることを
願う限りである。

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最終更新:2009年09月04日 11:24