2009年9月14日、Yahoo!JAPANスタッフブログにて、YSTのアルゴリズム更新が
伝えられてからもうじき1ヶ月が経とうとしている。
今回のアルゴリズ更新がどのような影響を生んだのだろうか。

筆者はmixi内のSEOコミュニティに参加している。
その中では、アルゴリズム変更にて被害にあった人たちがいかに対応したら
良いかというトピックがいくつか立ち上がった。
管理しているサイトの順位がうまく上がった者もいたようだが、多くの
ユーザーは順位を落としたようだ。
コミュニティ内についたコメントから現状と今後を推察してみた。

順位が大きく下落したユーザーが、コミュニティ内のユーザーに助言を
求めているシーンが目立つが、これといって対策らしい具体案は一向に
UPされていない。
今回のアルゴリズム変更の基準がいまひとつ見えてこないからだ。

  • Bingへの移行に伴うテスト
  • 被リンクの効果が薄れた
  • 内部施策重視になった
  • Yahoo知恵袋ばかりが上に上がった

上のようなコメントが多かった気がする。
SEO業者も似通った指針を出している様子。

しかし、本当にそうなのだろうか?
Yahoo知恵袋に関しては私も異論はない。
だが、被リンクの効果が薄れたと内部施策重視になったは必ずしもそうでは
ない気がする。
私の管理しているサイト群を比較していっても、あまりに統一性が無さ過ぎる。
被リンクをはずし、内部施策を多く導入したユーザーもいたと思うが、それで
順位が戻ったかといえばそうではない様子。

その結果何が起きているかというと、Yahoo対策を諦めてコンテンツの充実と
ユーザビリティーの追求に時間をかけようという動きが活発になった。
なぜならば、私も同じ考えだが、今方向性が良く見えてこないYahooに合わせて
サイトをいじったところで、いつかはBingになってしまうであろうという点と、
Yahoo知恵袋ばかりが上位にいる現状のままではまずいため、インデクス更新で
ある程度戻したり調整を行ってくるであろうという点から考えて、時間を無駄
にせず、今はサイトの充実を図る方が重要だという考え方がコミュニティ内
のコメントに見てとれるからである。

皆様のサイトは如何でしょうか。
SEO業者のエンジニアも大変なのではないだろうか。

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最終更新:2009年10月08日 15:19