実際に存在するリアル農園を、ネットで運用できるというサービスが
スタートする。
農園の仕組みは、レンタルという契約になり、月3980円で1区画7.5
平方メートルを所有できる。
レンタル農園を運営している京都のベンチャー企業マイファーム社と、
NECビッグローブが提携することでネットで農園が運用できるように
なったのである。
ユーザーは、NECビッグローブが運営する「BIGLOBEファーム」で
自分が所有する農園を管理することができる。
作物の様子はネットワークカメラで自宅から確認でき、水やりや
雑草の処理、害虫駆除も代行して行ってもらえる。
週末の空いた時間を利用して現地で種まきや栽培も可能で、専門の
インストラクターから指導・アドバイスが受けられるという充実の
サービスとなっている。
バーチャル農園SNS「iplant」と連携ができ、農園所有者同士による
情報交換や農園日記として活用可能だ。
SNSによるユーザー間のコミュニケーションの活性化が狙い。
農園運営を担当するレンタル農園マイファーム社の西辻社長は
現在27歳。
若い力とネットとリアルの融合で、日本の農園・農家の活性化へと
つなげていく。
リアル産業の代名詞とも言える農業が、ネットとの融合でどこまで
活性化されるのか、来年2月のサービス開始が楽しみである。
最終更新:2009年11月09日 13:38