11~12日にかけて、ソーシャルメディアのTwitterが、
XSS(クロスサイトスクリプティング)によるウイルス
感染を仕掛けられました。
初回の攻撃に関しては、すぐにTwitterが対処しましたが、
また新たなウイルスの亜種が出現しています。
このワームの亜種は、「mikeyy」というワードを含んだ
つぶやきを介して拡大します。
感染したユーザーのプロフィールを参照すると、
自分のアカウントも不正改ざんされ、また更なる不正な
つぶやきを投稿してしまうという仕組みです。
このウイルスも問題ですが、今回の大きな問題はこの
ワームの亜種を作成したとアピールする少年を、
ある企業が採用したことです。
採用した会社は、「exqSoft Solutions」という
ソフトウェア会社です。
少年はどうやら自分の売名行為のために、このウイルス
攻撃を仕掛けたようです。
今回の採用行為は、インターネット上における無責任な
行動を助長する行為だとして、各社セキュリティ企業は
警告を促しています。
最終更新:2009年05月18日 11:58