韓国ドラマ「オーロラ姫」同性愛は罪ですか?

「おバカちゃん注意報」が3話も「オーロラ姫」より高い視聴率を記録し、確実な上昇を見せた。“マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)”が人気を呼んでいる最近のトレンドとしては意外な“屈辱”とも言える。

12日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で11日に放送されたSBS毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)「おバカちゃん注意報」第17話の視聴率は、10%(全国基準)となった。これは前日に放送された第16話の9.4%に比べ、0.6%上昇した数字だ。さらに、先月20日に放送された第1話の7.0%よりはかなり上昇したと言える。

18日に韓国で放送された「オーロラ姫 DVD」第22話では、パク・サゴン(キム・ジョンド)の同性の恋人であるナターシャ(RUN)がサゴンの家族にいじめられるシーンが描かれた。

ナターシャはサゴンの家で暮らしながら家政婦のように働いている状態だ。ナターシャは家族のためにあらゆる家事をこなすも、いじめられるだけだった。サゴンの母親であるワン・ヨオク(イム・イェジン)はナターシャがカルグクス(韓国風手打ち風うどん)を作ると「サゴンがいない時は適当に作るのね」と食事への不満を漏らした。

ナターシャに不親切なのはサゴンの妹であるパク・ジヨン(チョン・ジュヨン)も同じだった。ジヨンはナターシャが兄のために作った弁当をこっそり食べるも、ナターシャが皿洗いをすることを当然だと思った。サゴンの家族はナターシャを酷使してもいい存在としか思っていなかった。

さらに疑問なのは、彼の恋人であるサゴンですら彼に冷たいということだ。ナターシャは漢方病院の仕事を終え、帰ってきたサゴンの足をマッサージしながら「妹があまりにも冷たい」と愚痴をこぼした。しかし、サゴンは慰めず「裏でこそこそ人の悪口を言うなら、家から出て行け」と大きな声を出した。
最終更新:2015年03月18日 17:23