「黄金の虹」は、血は繋がっていないが、一つの家族として集まった7人の兄妹のストーリーを描くドラマだ。ユイ、チョン・イル、チャ・イェリョン、イ・ジェユン、キム・サンジュン、チョ・ミンギ、ト・ジウォンなどが出演し、2日の午後9時55分から韓国で放送が始まる。
「
黄金の虹 DVD」のストーリーがどう展開されるかは、十分予想できるものだ。べクウォンは黄金グループで働くことになり、その後出生の秘密を知ってヨンへと復讐を計画し、自分の居場所を見つけるだろう。それだけ、ストーリーは在り来りなものであり、特別ではない。
チョン・イルが演じるソ・ドヨンは、子供の頃に再婚した父ソ・ジンギ(チョ・ミンギ)のため、新しい家族でよそ者扱いされ、わざと適当に生きる姿を見せて来た人物。後に検事になるが、それさえもいつも適当だ。チョン・イルは「どこか間の抜けた、ホダン(しっかりしているように見えるが、実は抜けている人)な雰囲気もあるが、心の傷を抱えている人物」とし、「後にペクウォン(ユイ)に出会い、苦しみを癒しながら逞しい男に成長していく」と説明した。わざと明るいふりをしてとぼける点で「太陽を抱く月」の陽明君(ヤンミョングン)を思い出すと言うと、彼は頷いた。
「台本を読んでキャラクターを分析しながら『太陽を抱く月』の陽明君と似ている部分が多いと確かに思いました。でも、陽明君は時代劇で王子だったため(感情を)抑え、表現できない部分が多く、『黄金の虹』は現代劇で、キャラクター自体が持っている魅力や雰囲気がかなり違います。陽明君とはまた違うと思います。また、ドヨンは検事ではありますが、これまでの検事とは違うキャラクターにしようと思っています。一風変わった姿の検事になるのではないかと思います。長編ドラマであるだけに、様々な面を持つ人物を表現したいです」
最終更新:2015年04月01日 11:56