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初心者から中級者への道① written by MAGE
初心者と中級者の違いで分かりやすいのが、語彙力
語彙力として武器になるのはいわゆるワードセンス
これを評価する読み手は意外に多い
二字熟語、四字熟語、カタカナ語、固有名詞などを適度に盛り込むことであるが、センスの部分なので、たくさん
バトルを見てセンスを磨いていくしかない
そのうえで、語彙力を簡単に強化するために、ツールアシストを使用するライマーもいる
例
スマホからWEBで辞書に繋いで使えそうな言葉をストックしたり
偉人の名言集のような本を買って、参考にしたり
カタカナ語辞典、ビジネス語辞典などを所持したり
ある意味ドーピングのような手法であるが、センスを磨くという意味では使ってみても損ではないが、あまり頼りすぎると、自分の脳みそを鍛えられなくなるので、ほどほどに
また、単発のワードセンス以外にも語彙力を伸ばすのはメリットがあり
それはバース全体が厚みを増し、印象としての完成度が高くなることである
嫌でも→否応なく
などの変換一つで、なんとなくカッコよく見えたりするものである
でもこれに関しては評価に大きく繋がるものではないが、言い回しを練る時、比喩を練る時に役立つ力である
初心者は言いたいことを単刀直入に言い過ぎてしまう人が多い
言葉を重ね、補完することで、厚みが増す
例
①どうでもいいこと並べて後半は蛇足
②地に足つけず、つい伸びてしまう蛇の足
③お前に張り付いた挙句、離脱を拒んだそれは価値が負に傾いた蛇の足
①は単刀直入過ぎて薄い、初心者にありがちな工夫のない文
②は個人的には大正解、分かりやすいうえに、工夫と皮肉を対比を用いて、上手くに補填している。
③これは逆に一部の中級者にありがちな不正解。言葉を重ねすぎてて内容が頭に入ってきにくい
大学入試の論説文みたいな感じで、結局何が言いたいかを読み手が読解しなければいけない
まさに蛇足と化す
初心者から上級者への道や
少し難しい韻の話 by 韻踏まんでも語ってるように
韻のうまさは、韻への繋ぎ方のほうにこそある。という話をしているが、
やはり単純な押韻力も鍛えていったほうがベターなのは事実である
少なくとも最強レベルのライマーは皆、韻から生まれるパンチラインでのし上がった人が多い以上は
押韻力を鍛え上げていくこともある程度は必要である
それに加えて、3文字~5文字の初歩的な韻しか踏めなければ、相手がガチガチの押韻力を持っていた場合、それだけで判定に不利になりかねないのも事実である
しかし、押韻力を鍛えるのは一朝一夕で出来る事ではなく、日々どれだけ韻を踏む練習をしているか
たくさんの韻を見る、聴く(インプット)
たくさんの韻を作る、口に出す(アウトプット)
この繰り返しが、脳を発達させ、押韻力を上げていく
従って、ネットライムとして言えることは
初心者のうちは時間をかけて、韻を作る
日々韻を踏む癖をつける
あとは、サイファー上がりの押韻主義ラッパーがよくやるように、常日頃韻を考えて、ノートやメモアプリにストックしておく
こんなところかな
最終更新:2018年05月06日 12:10