第四回電化製韻杯
ボラギノール
1VERSE
10在ることは欠かさず10やり、無差別には歪めず伝える、脳と心、猛々しい思想と思考の二丁拳銃
頭蓋に座するマイクロシティから出す言霊はハイクォリティ、抜き身の本能に緻密な構成、打算をハネきる不可算の一手
避けるべきは歯槽膿漏化で脆く抜け落ちる思想の老化、十重二十重に意図張り巡らし、言霊を集中させた針で穿つ
ロートル
退屈と這いつくばる手前の満足度 感度不良 安息と眠る3 6 5 裏腹の本音とリバーシブル 糞が糞を糞と呼び異端児ぶる
初志貫徹のオンリーワンセルフ 数に埋まればとうに完結 下世話な別件にもう二、三説 選択の隙間突いてノーリターンベット
言語の自由も様々に 千の構図 エゴの羅列 長々しいエンドロールに戸惑いつつ あと幾つと纏い付く激情型アートフィルム
ボラギノール
2VERSE
自画自賛言い訳も結構、集めるトレンド 格言も劣等 届かぬ水辺に猿猴捉月、1から築けと天のお告げ
害毒化した大黒柱、失わつつある奥脳地の ロストルビー 月光纏わす 捏造不可能な現像作業
不確かな明日 帰納不可な昨日、常住坐臥で両サイド断つ今日、万に一つも逃しはしないノクターンからすら退かない覚悟
【表現】を冠した職権濫用の肥溜めから出る硝煙反応 排他し無価値のブルース刻み込む 忘れはしない挑戦者のソウル…
【hook1】
此処はたった一つの何かを選び取る為に闘うリング システムに組み込まれた遺伝子の解放区だ リスクを背負わないモノを自由だと思うな 業を背負う覚悟が無いなら自由を叫ぶな
ロートル
野暮ったい言い回しが自称エキスパート ぶつ切りのスタイルと死亡でリスタート 無い物ねだりに尽きる最後の願い 知った顔が知らん顔で毎度の出会い
夢見がちで柔軟に交る先の十何人 御手々繋ぐ集団美 アナタワタシYou & me 代替わりよりどりで十人十色 吐いたツバ飲んでそこの住人といろ
肩透かしの倦怠期 型に嵌まる天下一 語り合いで全会一致 叩き出した限界値 右左見極め仕切直しのワンパターン 尻目に自身のみ頼り立ち回るワンダラー
10在る10の鍛練が此処の掟 今日に心賭して言葉乗せた音の四次元 行間に秒単位 刻むマジな美学 何がリアルかより前で明日になる
最終更新:2018年05月28日 10:52