- 494 : 容疑者(コネチカット州):2007/03/25(日) 16:40:20.31
ID:KQAbvJ7jO
- 俺「やっほーい♪妹ちゃーん!遊びにきたぜー!」
妹「ゴホゴホ‥誰‥ですか?」
俺「いやだなー俺ですYO☆早くdoorをrock onだze」
妹「わかりました。ガチャ」
俺「う゛お゛お゛い!」
妹「(怖い怖い‥ストーカーかな‥)」
俺「窓から登場ジャジャジャジャイアーン!ひどいやかぁちゃん!」
妹「ひゃぁっ!ドクン!」
妹「!!ゴホゴホグブォォ!オエ!」
俺「だいじょぶか!」
妹「あったりめぇだろ!何年病抱えてっと思ってんだ!」
俺「Oh・・・イッツシュール」
- 495 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日) 16:45:24.86
ID:30e3dQ/20
- 後「妹ちゃん」
妹「何ですか?」
後「明日から第二回戦だよ…よろしくね」
妹「はぁ?」
看「じゃ私も参加しようかなぁ~」
妹後「!?」
女「ぁ、お兄さん……私も…参加していい?」
兄「何でこっちに振るの!?」
- 520 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
18:11:14.63 ID:30e3dQ/20
- ー妹病室内ー
後「妹ちゃん」
妹「何ですか?」
後「明日から第二回戦だよ…よろしくね」
妹「はぁ?」
看「じゃ私も参加しようかなぁ~」
妹後「!?」
(どうして・・・こんなことになってしまったんだろう・・・)
ードアの周辺ー
兄「どうして・・・こんなことになってしまったんだろう・・・」
女「妹ちゃんの生きる気力になるからですよ」
兄「え?」
女「言っても良いのかな…?まぁいいか…えっとですね人生ライバルが居たほうが強く生きれるんですよ。」
兄「はぁ…」
女「そう言う訳なので…すぅ~」
(にこ)
女「ぁ、お兄さん……私も…参加していい?」
- 521 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
18:11:37.48 ID:30e3dQ/20
- 妹「お、女さん!?」
後「えっ‥誰?」
看「兄君もてもてだね~」
兄「なっ」
妹「看さんは医先生がいるじゃないですか」
看「あぅ…それを言われると…」
後(まさか…増えるなんて予想外だよ…)
女「妹ちゃん‥私にも幸せわけても良いじゃない…」
妹「駄目です」
女「でも、お兄さんしだいなんだよね」
妹「それでも駄目ですっ」
後「えっえっと…それじゃあ…争奪戦は4人で…やるんだね…?」
妹「うるさい、うるさい、うるさい、うるさい!」
兄(どうして・・・こんなことになってしまったんだろう・・・)
キャスト(今回だけネタ)
妹:シャナ(アニメ)
後:吉田(アニメ)
看:未定
女:平井(アニメ)
次回
「愛のバレンタイン!ー兄貴争奪戦ー」
お楽しみに
- 547 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
20:52:03.49 ID:30e3dQ/20
- 2月13日
妹「……なんか今まで邪魔が入りましたけどやっと背中拭いてもらえた気がします」
兄「…ああ」
妹「……兄さん、まだ緊張してますか?」
兄「そりゃ…な」
妹「早めに…慣れてくださいね…でないと」
(ガチャ)
女「妹ちゃん~遊びに来た…よ…」
兄「!?」
妹「こう邪魔が入ります」
女「お兄さん駄目だよ‥体拭くときはカーテン閉めないと」
兄「は…い……ごめんなさい」
女「妹ちゃんまた後で来るね♪」
妹「はい…また…」
兄「……ふぅ、ごめん」
妹「兄さん、お仕置きとして明日はお見舞いに来ないでください。」
兄「えっちょ…明日って…!?!?!?」
妹「あっそろそろ面会の時間終わりますよ」
兄「あ…ぅ…また…あし…明後日」
(パタン)
- 548 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
20:52:48.58 ID:30e3dQ/20
- 女「あれ?兄君落ち込んで帰ったけど良いの?」
妹「えぇ作戦ですから」
看「妹ちゃん、頼まれた事はやったけど…」
妹「ありがとうございます、いつかお礼しますね」
女「?」
看「えっとね…」
妹「わっ駄目です!秘密です!」
看「はいはい…」
「愛のバレンタイン!ー兄貴争奪戦ー」当日ー放課後
後「え?…妹ちゃんがですか?…でも今日って…」
兄「それが…女ちゃんに裸見られる原因作っちゃって…」
後「先輩、行きましょう…お見舞いと謝罪と嫌がらせに」
兄「い‥嫌がらせって…まぁ、謝らないとな…」
後「じゃ行きましょう」
妹病室
(こんこん)
妹「はい‥どうぞ…」
兄「…その‥昨日はごめん」
- 549 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
20:53:19.37 ID:30e3dQ/20
- 妹「な‥何で…来たん‥ですか…」
後「謝らせるのと嫌がらせに」
妹「!?」
妹(想定外でした…後輩さんをすっかり忘れていました…)
妹「すみません…席をはずします…」
兄「どこに…」
妹「トイレです!」
(バタン!)
兄「やっぱり…駄目だったか…」
後「ご‥ごめんなさい」
兄「いや…俺が悪かったんだから…」
女「あれ妹ちゃん?泣いてどうしたの…やっぱりお兄さん来ないと寂しい?」
妹「いえ…来ちゃったんです…」
女「へ?」
看「嘘来ちゃったの!?」
女「え??」
看「実はね…妹ちゃんの家にねチョコ送ったのよ…今日届くように」
女「あっ…」
妹「……不戦敗ですね…争奪戦」
- 550 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
20:53:43.20 ID:30e3dQ/20
-
後(うぅ~~~失敗したぁ…こんな雰囲気じゃチョコ渡せないよぉ…)
後「せ、先輩、ちょっと見てきますね…ついでに謝りに」
兄「え?…あぁ…帰ってきたら俺も謝るから」
後「はい」
(パタン)
女「妹ちゃん…不戦敗にはさせないよ……」
妹「でも…」
女「はい、これ」
妹「こ‥これは?」
女「お兄さん今日お見舞いに来ないんでしょ、じゃ‥勿体無いから妹ちゃんにあげる」
看「(くす)そういえば女ちゃんには秘密だったわね…」
女「ん、ライバルさんが待ってますよ、私は…看さん部屋まで送ってください♪」
後「ぁ…い、妹ちゃん…先輩を無理やり連れてきて…ごめんなさい」
妹「後さん…いいぇ…もう過ぎたことですから気にしませんよ…来てしまったものは仕方ありませんし…」
女「…不戦敗…か」
看「ん?よかったの?あのチョコ…本命でしょ?」
女「秘密…でもお兄さんが家に帰ると妹ちゃんの本命があるんですよね…」
看「兄君争奪戦は今日だけじゃないよ、生きてるうちはね♪」
- 551 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日)
20:55:09.93 ID:30e3dQ/20
- 勝敗は、皆さんの脳内でどうぞ
- 552 : 空軍(山口県):2007/03/25(日)
20:56:31.16 ID:ufWGT5t40
- >>551
アッーー!!
- 554 : 塗装工(アラバマ州):2007/03/25(日) 20:58:44.06
ID:DnngJ4F20
- GJ!
思わずにんまりしてしまったぜw
- 556 : ダンサー(千葉県):2007/03/25(日) 21:23:06.20
ID:30e3dQ/20
- >>552
アァーー!?
って何事!?
- 580 : 造園業(新潟・東北):2007/03/25(日) 23:17:14.03
ID:esKpxmXqO
- 早朝
妹「(何故かこんなに早く目覚めてしまいました…。
兄さんが来るのは学校が終ってからだし…)」
妹「昨日書けなかった日記を書きましょうか…」
日記を取り出した途端
ガラッ
兄「おはよう、妹!」
妹「に、兄さん!?何でこんなに早くから?
学校はどうしたんです!?面会時間もまだなのに…」
兄「開校記念日!顔パス!」
妹「そ、そうなんですか…(じゃ、じゃあ今日は兄さんと一日中一緒…♪)」
扉の陰から
ニュッ
後「わたしも一緒よ妹ちゃん!」
ニュッ
看「朝御飯の時間よ妹ちゃん!」
ニュッ
女「遊びに来たよ~妹ちゃん!」
妹「…結局いつもと変わらないじゃないですか…(ハァ」
- 591 : 高校生(京都府):2007/03/25(日)
23:52:40.23 ID:Xt/AYkrK0
- 後「あ…どうだった?」
兄「少しずつだけど、良くなってるよ。悪いな、せっかく来てくれたのに、会わせることができなくて…」
後「ううん。いいよ。集中治療室ってことは…たぶん見かけほどには回復してないんだろうし」
兄「治ったら、世界でも稀有な例だからな。今からもう見に来てる先生方もいるよ。…まったく…妹は見世物じゃないってのに」
後「フフ…そうだね」
兄「……」
後「…ねえ、妹ちゃんとのこと、どうするの…?」
兄「え…えー…それは…」
後「そろそろ考えていかなきゃいけないことだと思うけど?」
兄「俺は…妹も体が良くなって、色々な世界を知れば、また別の恋をしてくれるんじゃないかなと…思ってるんだけど」
後「ハァ…甘いよ。そんな生易しい気持ちじゃないよ、妹ちゃんは」
兄「ウ…うん…そんな気もしてる」
後「不安だなあ…。個人的事情は抜きにして、近親相姦は良くないよ?」
兄「そ、そう聞くと、なんか生々しいな」
後「…心配だな…兄クン妹ちゃんに甘いから、そのうち一線を…」
兄「ブッ! おま…妹だってその辺の節度はわきまえてるだろ…世間体ってものがあるし…」
後「甘い! 難病と十年間戦って、何度も手術をして、もうダメだって言われながらずっと生き抜いて、最後には病気を克服しちゃうような子なんだよ?」
兄「うん…我が妹ながら大したものだと思うけど」
後「世間の常識なんて…兄クンのためなら、簡単に乗り越えちゃうに決まってるじゃないの! あの妹ちゃんは!」
兄「ウ…あの、心配は嬉しいけど…」
後「なに?」
兄「ここ喫茶室だから…普通に看護婦さんとか見てるから…恥ずかしい」
後「アウ…ご、ごめん」
兄「…今はまだ…何も考えずに妹の傍に居たいんだよ…」
後「…妙なことしないように、私も妹ちゃんの傍にいるからいいけど」
兄「ああ…」
後「私も、妹ちゃん好きだしね」
兄「ああ、わかってる」
兄(後…お前が居てくれて、良かったよ…)
- 594 : 三銃士(東海):2007/03/26(月)
00:00:13.29 ID:GVfkuGxiO
- なんという不意討ち
これは間違いなくGJ
- 595 : F-15K(東日本):2007/03/26(月)
00:02:34.47 ID:08//28280
- GJだぜ
- 596 : 産科医(関東):2007/03/26(月)
00:04:46.11 ID:mDaL0OPPO
- 後さんってなにげにすごく重要な役じゃね?
- 602 : ほうとう屋(岐阜県):2007/03/26(月) 00:47:30.54
ID:R8Z7+U4y0
-
兄「ガラリ 今日も来たぞ~・・・・・(ポスッ)いてっ」
妹「やったっ」
兄「・・・? みかん?・・・ドアにミカン挟んでたのか?何で?」
妹「いや、なんとなく・・・」
- 604 : 美人秘書(山口県):2007/03/26(月) 01:09:01.40
ID:KAusIKzQ0
- >>602
和みます
- 642 : レースクイーン(山梨県):2007/03/26(月) 07:31:42.26
ID:GfMquHel0
- 『キャッチ ザ ハネウマ』
個室とは名ばかりの、カーテンで仕切られただけの空間に私はいる。落ち着かなくてしょうがない。
音楽が流れてはいるものの、色んな計器類の音が耳障りでよく眠れない。
時々隣から聞こえる小さなうめき声に、ひどく怖くなる。
手術はうまくいったけれど、私はここから出られるのだろうか。
「兄さん」
誰にも聞こえないように、小さく呟く。
集中治療室の面会制限は厳しい。近親者以外は入ることすらできないし、面会時間もきっちり決められている。
お父さんやお母さんは相変わらず忙しいらしく、一日一回、十分だけ兄さんが来るのが唯一の楽しみだ。
細菌感染を防ぐとかで管理も厳しく、流石の兄さんも顔パスで居座ることはできないらしい。
集中治療室には、窓がない。時計はあるらしいのだが、私のいる場所からは見えない。
食事は点滴で代用しているから、朝、昼、晩の大まかな時間帯を知ることもできない。
今が何時で、日は出ているのか、沈んでいるのかさえも分からない。だから兄さんがいつ来るか、分からない。
そう考えると、つい泣き出しそうになる。
まだ満足には動かせない手を使って、通常病棟にあった物よりもさらに小さい荷物入れを開ける。
手術が成功した後、私はしばらく意識がなかったらしい。
その時に私に当てられた手紙が、引き出しには大量に入っている。後さんや看さん、そして兄さんの手紙。
手紙の一番下に埋もれている日記帳を取り出して、私は再び仰向けになった。
兄さんに買ってもらった、新しい日記帳。遊びのページに写真を入れてある。あの時の、キスの写真だ。
ちょっと顔がにやける。心の中にある、小さな独占欲が満たされる。兄さんは、私の物だという気持ちが。
「兄さん……」
ちょっとだけ。そう自分に言い聞かせ、左手を胸に置いた。
自分でもぺったんこだなぁと思ってしまう程控えめな膨らみを、服の上から小さく撫でる。
下から上に揉み、中心から外側へゆっくりと動かしていく。声は出さないように我慢するから、自然と息は荒くなる。
「……ふっ……う……んっ」
立ってきた乳首を無視して、その周りの乳輪をなぞる。むずむずしてきた頃に、少しだけ乳頭を指で弾く。
想像の中での兄さんは、焦らすのがとても上手だ。
指の腹で乳首を押しつぶす。思わず声が出そうになった、その時だった。
- 643 : レースクイーン(山梨県):2007/03/26(月) 07:32:02.11
ID:GfMquHel0
-
「……では、今日は三十分です。申し訳ありませんが、これも規則ですので」
遠くで、お医者様の声がした。面会の許可を告げる言葉だ。すぐさま足音が近づいてくる。慌てて日記帳を戻し、息を整える。
「おはよう妹、何だか血色が良いな。今日は日曜日、今は九時ちょっと過ぎだよ」
カーテンを少し開け、大好きな人が顔を覗かせる。
「おはようございます、兄さん」
なるべく落ち着いて挨拶を交わしながら、私はいつものように両手を突き出した。抱っこの催促だ。
兄さんは苦笑しながらも、割れ物を扱うようにそっと私を抱きしめてくれる。兄さんの匂いがして、ちょっと興奮する。
「今日は良いニュースが聞けたよ」
私を抱きしめたまま、兄さんが口を開いた。
「あと一週間様子を見て、大丈夫そうだったら一般病棟に戻れるそうだ。よく頑張ったな」
私の体に回された兄さんの手に、少しだけ力が入った。
「本当ですか?」
声がうわずる。やっとこの生活にさよならできる。
「ああ。戻ってしばらくしたら、車椅子でのリハビリが始まるらしい。頑張れば、一時帰宅だって夢じゃないぞ」
心が弾む。一時帰宅とはなんと魅力的な言葉であろうか。
「兄さん」
あまり力が入らない両腕に精一杯の力を込めて、兄さんに体を押しつける。
「一般病棟に戻ったら、またご飯を食べさせてくれますか」
「甘えんぼさんだなぁ。集中治療室じゃこうやって抱きしめてるだけで満足してくれてるのに」
「人間は際限なく欲が出る生き物なんです」
「そうか……ところで妹よ」
体を強ばらせたまま、兄さんが少し間をおいた。
「何ですか」
「いやな、その……尖った先端というか、ぶっちゃけた話乳首が当たってるんだが」
はっとして、体を離した。恥ずかしさに顔が赤くなるのが分かる。
「あ、いえ、これは……」
真剣な表情で、見つめられる。興奮が止まらない。
「寒いのか?」
「……は?」
- 644 : レースクイーン(山梨県):2007/03/26(月) 07:32:36.03
ID:GfMquHel0
- その声に、一気に力が抜けた。
「温度管理は徹底されてるはずなんだが……どうする妹、今日は清拭やめとくか?」
「いっ、いえ、大丈夫です。お願いします」
兄さんが鈍感で良かった。今は、本当にそう思えた。
上着を脱ぎ、裸を晒す。腹部に残る傷跡は、もうそれほど気にはならなくなっていた。
「それじゃ、始めるぞ」
湯気が立ち上るタオルを持って、兄さんが背中に手をかける。
「そう言えば、看さんや後さんはお元気ですか」
背中を拭いてもらいながら、会話を続ける。
「ん? ああ、もちろん。一般病棟に戻ったら会えるさ」
背中を拭き終わり、私と向かい合わせで兄さんが座る。
「それとな、車椅子で動けるようになったら、お風呂にも入れるらしいぞ」
「そうですか。それは嬉しいです」
楽しみが、また一つ増えた。その時は、兄さんに入れて欲しいと言って困らせてやろう。
清拭が終わり、私が上着を羽織ったちょうどその時、兄さんの時計が小さく鳴った。
「もう三十分ですか……」
「うん……ごめんな」
残念そうな声を出す私の頭を撫でながら、兄さんが胸ポケットを探った。
「今日はプレゼントを持ってきたんだ」
そう言って、私の首に手を回した。ひんやりとした感触。どうやら、首飾りのようだ。
「……羽馬ですか?」
「ペガサスと言いなさい」
ちょうど鳩尾の辺りで輝く、羽の生えた白い馬。空に駆ける瞬間を描いた物らしい。
「運命の桎梏から逃れる、自由を象徴する物だって本に書いてあった。それじゃ、また明日な」
「ありがとうございます」
気恥ずかしいのか、足早に去っていく兄さんの背中に声をかける。
扉が閉まる音を聞いてから、小さくため息をついた。
- 645 : レースクイーン(山梨県):2007/03/26(月) 07:32:55.95
ID:GfMquHel0
-
「……ふふ。兄さんから、プレゼントもらっちゃった」
日記帳を取り出して、日付を書く。
今日書く事は、もはや決まったようなものだった。
――今日は、兄さんから羽馬をもらった。
後さんに大きな差を付けられたであろう事は確実だ。一般病棟に戻ったら、早速自慢してやるとしよう。
兄さん、大好き。
(了)
- 646 : 三銃士(東海):2007/03/26(月)
07:48:12.78 ID:GVfkuGxiO
- 激しく悶えた
- 647 : 魔法少女(関西・北陸):2007/03/26(月) 07:49:02.70
ID:cH4xQNC5O
- >>645
うおぉぉぉ!GJ!!!
- 648 : イラストレーター(コネチカット州):2007/03/26(月)
08:15:12.40 ID:Ys6VAKeEO
- >>645
GJ!そして保守
- 649 : 無党派さん(千葉県):2007/03/26(月) 08:29:58.56
ID:132c5BbC0
- >>645
間違いレスだったのに・・・GJすぎなんだぜ?
心からマリガトン!!!!
- 650 : ブロガー(東日本):2007/03/26(月) 08:38:55.74
ID:NRtY9/wH0
- >>645
GJとしか言いようが無い
- 670 : 神主(コネチカット州):2007/03/26(月) 11:51:08.24
ID:JO5CNr8wO
- 神いすぎだろこのスレ……
最高に泣ける
- 702 : 酒類販売業(千葉県):2007/03/26(月) 16:42:48.42
ID:7DOEzXH20
- 退院から一週間後
妹が寂しそうにしている…
体調は相変わらずだが、元気が無い…
兄「…どうした?」
妹「いえ…なんか…寂しくて…」
兄「?」
妹「あの病室に…もう戻れないのかと思うと…」
兄「……10年近く……いろいろあったな…」
妹「はい…ホームシックなんでしょうか…」
兄「……」
(こんこん)
女「妹ちゃん…遊びに来た…ょ……はぁ」
看「女ちゃん…」
女「ぁ‥看さん、おはようございます♪」
看「やっぱり寂しい?」
女「……うん…グス…」
看(……兄君から電話で聞いたけど…お互いこれから大変だね…)
- 703 : DJ(関西・北陸):2007/03/26(月)
16:46:00.56 ID:zZWTiDIXO
- GJ
- 704 : 味噌らーめん屋(アラバマ州):2007/03/26(月)
16:51:16.32 ID:MH7t7oyw0
- GJ!
しんみりしてしまったぜ
- 716 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:13:41.85 ID:GHbxtnjrO
- 【女戦士たちの戦争】
今日は2月14日。
そう、バレンタイン。
万年女日照りの俺にはまっっっったく関係の無いイベントだが、毎年妹がチョコ…以外のものをくれる。
…それだけが楽しみで生きてきた。って、それは言い過ぎだが。
だが、今年は。
血を血で洗い流す戦争の始まりの日であったのである…。
- 719 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:20:22.93 ID:GHbxtnjrO
- 【戦争前日・後輩】
明日はバレンタイン。so!決戦日!(最近こんなこと言う芸人が流行っているらしい)
…こほん。
というわけで、私は今…明日、先輩にあげるチョコな最終調整をしているわけなのだが。
後「む、むむぅ…」
正直な話、手作りチョコを語るだけなら湯煎→型に流す→冷やすだけで良い。こんなことも出来ない女はまず居ない。居るとしたら、それは天然記念物だ。しかし、それではダメだ。男の子のハートを射止めるなら、+アルファが必要なのだ。
そう、形にこだわったり味にこだわったり。
で、私が何に困っているかと言うと。
後「……先輩の好みが解らない…」
はい、そこ計画倒れとか言わない。私が作ってるのは、ガトーショコラ。本来はやや苦めに作って、風味も楽しむ方が美味しい。
しかし、苦くて食べられないとか先輩が言えば、味以前に本末転倒である。
後「今から先輩の好みを知る方法ねぇ…」
幸い、まだ時間がある。方法もある。
気は、すすまない。
- 720 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:23:13.55 ID:GHbxtnjrO
- 【戦争前日・後輩2】
時間はある。
が、作り直すのだから猶予がたっぷりあるわけでもない。最短で、好みを知る方法は限られていた。
最高に最短な手。
やっぱり、気はすすまない。
妹「…で?私に聞きにきた、と」
…私は今、全世界において、最も惨めな女の子じゃないだろうか……。
妹「教えてさしあげてもよいですが…」
来ました、交換条件。妹「………いや、やめましょう。兄はね、チョコは苦い方が好きだったはずですよ」
…不気味だ…。妹ちゃんが攻めてこない…。しかし、教えてくれたのだ。有り難く、受け取ろう。
後「本当にありがとう、妹ちゃん」
妹「いえいえ」
後「それで、明日妹ちゃんは…」
妹「何か?」
後「いや、だから」
妹「な・に・か?(ゴゴゴゴゴゴ)」
後「…いや、何でもありません。
(見える…なんか後ろにいかつい男の人が見えるよ!)」
妹「解れば良いです。…それじゃ…私は点滴の時間なので」
後「うん、本当にありがとうね」
妹「ええ、せいぜい頑張って下さい」
棘のある言葉を背に、私は病院を後にした。
- 722 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:39:40.62 ID:GHbxtnjrO
- 【出陣の夜・後輩】
後「で…」
後「出来たー!」
完成。我ながら、惚れ惚れする出来だ。
あとはこれを明日渡すだけだ。
妹ちゃんのアドバイスのおかげだ。感謝。
後「う、眠い…」
渡すのは学校で良いとして…。
もう、寝よう。遅刻したら、元も子も無い。
明日は良い日になれば良いな。
っていうか、妹ちゃんに勝てたら良いな。
お休み自分
- 724 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:42:27.46 ID:GHbxtnjrO
- 【戦争の種・妹、看】
2月7日。
看「それで…どうするのバレンタイン」
妹「そうですね…」
一週間後はバレンタイン。毎年、兄さんにプレゼントを渡す日。
言わない想いを物に込めて。
妹「それじゃ…今年もお願い出来ますか?」
看「ふふん、そういうと思って…すでに外出許可申請を提出してあるのよ」
なんとまた…仕事が早い。注射は有り得ないぐらい下手だけど。
看「…なにか言ったかな?」
妹「いいえ、何も?」
営業スマーイル。
看「…まぁ良いわ。で、日にちは2月10日。私も同伴します」
毎年のことだ。
妹「今年も、共同戦線ですね」
看「えぇ、お互い頑張りましょう」
…戦争の種がすでに芽ぶいていた。
- 726 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:45:09.48 ID:GHbxtnjrO
- 【戦争の種・妹、看2】
同日、2月10日。
近所にあるデパートに到着。プレゼント選びがスタート。
妹「これなんてどうです?」
看「いやいや、ちょっとお値段が…」
妹「これとか…」
看「相手の趣味によりけりな物は選ぶの避けたいわね」
看「逆に妹ちゃんはこれなんてどうかしら」
妹「む…」
看「これも」
妹「むぅ…」
看「これなんてカッコいいと思うけど」
妹「むむむぅ…」
なんて感じで、四時間。乙女の買い物は、長い。
看「よ、ようやく決まったわね…」
妹「え、えぇ…」
度重なる協議の結果、お互いにプレゼントを決めた。レジに行き、会計を済ませる。
看「じゃ…帰る?」
妹「そうですね、さすがに疲れましたし」
夕焼けに染められて、帰路につくことにする。…行き先は病院だが。
- 727 : 高専(四国):2007/03/26(月)
19:47:49.67 ID:GHbxtnjrO
- 【種は葉を付け・妹、看】
2月10日、同日。
妹「4日後ですか…」
看「兄くん、喜んでくれると良いわね」
妹「…あの人は単純なので、間違いなく喜んでくれますよ」
看「……確かに単純だけど、酷い言われようね」
妹「そんなところも、良いところですよ」
看「兄くんの事、そうとう好きなのねぇ…」
妹「う…」
看「ふふ、冗談よ」
妹「…んもぅ」
看さんは時々、鋭いから困る。
妹「それじゃ…そろそろ寝ますね」
看「えぇ…良い夢を」
ええ、明日も良い日を。
そして今日の想いが実ることを。
お休みなさい、私。
- 743 : イラストレーター(コネチカット州):2007/03/26(月)
20:38:11.35 ID:Ys6VAKeEO
-
――集中治療室を出て三日。私は元の病室に戻って来ました。
やはりこの部屋のほうが明るく、気持ちも不思議と晴れやかになっていく気がします。
でも、体はまだ思うようには動きません。兄さんと散歩できるのは、いつのことになるのでしょう……
妹「今日は兄さん…学校遅いですね」
コンコン
妹「あ、…どうぞ」
看「妹ちゃん、調子はどう?」
妹「なんだ…看さんですか……」
看「兄くんじゃなくて残念?」
妹「ぁ、いえ、そういうわけでは……」
看「いいのよ。あ、窓開けてもいい?今日はいいお天気よ」
妹「はい、どうぞ」
ガラッ
看「んーっ…気持ちいい風ね~」
妹「看さん。私も外、見てもいいですか?」
看「えぇ、いいわよ。…あ、立てる?肩貸すわね」
妹「はい…、ありがとう、ございます……」
看「よいしょっ…と。……ほら、気持ちいいでしょう?もうすっかり春ね~」
妹「そう…ですね」
外の世界――。それは、これまで私がいくら望んでも見ることが叶わなかった世界。
私は、この窓から見える景色しか知らないけれど、いつか兄さんといろんな景色を見てまわりたいな。
- 744 : イラストレーター(コネチカット州):2007/03/26(月)
20:39:42.47 ID:Ys6VAKeEO
-
看「あら、妹ちゃん、見て!ツバメの巣があるわよ!」
妹「えっ、どこ…ですか?」
看「ほら、ちょうどこの窓の上」
妹「ん……あ、本当だ。雛もいますね」
看「うん、かわいいわねぇ」
妹「本当…雛ってあんなに小さいんですね…」
本当に、小さくて頼りない存在。親にエサを求めて鳴く雛の姿に、私はどうしても自分を重ねてしまう。
――生きたい。もっと生きたい。雛はそう叫んでいるよう。
看「あの雛たちも、いずれは大きく育って巣立って行くのよ。妹ちゃんも頑張って治さなきゃね!」
妹「そう…ですね…」
看「ん?どうしたの?退院したら兄くんとずっと一緒にいられるのよ?嬉しくないの?」
妹「半分…でしょうか」
看「えっ?」
- 745 : イラストレーター(コネチカット州):2007/03/26(月)
20:40:46.11 ID:Ys6VAKeEO
-
妹「私が退院したら、看さんとは会えなくなりますよね?」
看「ん~、まぁ毎日は会えないでしょうけど……。
でも、担当の患者が元気に退院してくれる。看護婦としてこれ以上嬉しいことはないのよ?」
妹「…確かに私は兄さんが好きです。でも、看さんには十数年お世話になりました。意地悪して泣かせてしまったこともありました」看「…妹ちゃん…?」
妹「…それでも看さんは私を見捨てなかった。親身になって接してくれた。……私にとって看さんは家族同然なんです。だから、別れるのは、寂しいです」
看「……っ!」
妹「…また、泣きますか?」
看「…馬鹿っ……!」
妹「ちょ、看さん…?」
看さんは私を抱きしめました。看さんの体は震えていました。
女の人の香りと、微かに薬品の混ざった香り――兄さんの香りとは違うけれど、不思議と優しい香り―。
- 746 : イラストレーター(コネチカット州):2007/03/26(月)
20:42:24.20 ID:Ys6VAKeEO
- 妹「看さん…?もう…いいですか?」
看「……あ、ごめんね。患者さんに抱き着くなんて、私ったら…」
妹「本当です。…非常識にも程がありますね」
看「ご、ごめん…」
妹「フフッ、冗談ですよ」
コンコン、ガチャ
兄「妹、ごめん!遅くなった!」
妹「…兄さん、騒々しいです。ここは病室ですよ」
兄「わ、悪かった…」
看「こんにちは、兄くん。さて、じゃあ後は兄くんに任せようかな。じゃあ妹ちゃん、またね」
妹「はい、…ありがとうございました」
看「……妹ちゃん、立派に巣立ちそうね」
兄「…えっ?どういう意味ですか?」
妹「兄さん、いつまでもそんなとこにいないで、早くこっちに来てください」
兄「お、おう」
3月29日
――今日は看さんを泣かせてしまいました。思えば看さんを泣かせたのは久しぶりな気がします。
何で看さんにあのようなことを言ったのか自分でもよくわかりませんが、――不思議と穏やかな気持ちになれた一日でした
長くなってスマン
- 747 : タイムトラベラー(神奈川県):2007/03/26(月)
20:49:52.39 ID:7VT61gti0
- 良いじゃないか!!
- 748 : 野球選手(山口県):2007/03/26(月) 20:50:33.84
ID:6Je/a4j80
- GJです!!
- 749 : スカイダイバー(千葉県):2007/03/26(月) 20:53:19.09
ID:a/0CyArU0
- ここは聖域ですか?www
ここ見てるとガチで寄付とかしたくなるんだよな・・・
- 750 : 保母(新潟・東北):2007/03/26(月) 20:56:18.67
ID:IMn6RFX+O
- GJ!!
- 751 : 酒類販売業(千葉県):2007/03/26(月) 21:02:10.81
ID:7DOEzXH20
- (看「……妹ちゃん、立派に巣立ちそうね」)
…なんだろう、すごく不安になる…まさか、兄離れの相談?
いや、それは無い…無いと思いたい…
もしも…妹が離れていったら、あれ?
兄「何で…涙が出るんだろ…」
- 752 : 味噌らーめん屋(アラバマ州):2007/03/26(月)
21:23:44.42 ID:MH7t7oyw0
- もうなんか本気で泣きたくなってきた
妹も兄も幸せにな
- 800 : 酒類販売業(千葉県):2007/03/26(月) 23:50:07.85
ID:7DOEzXH20
- 女(ふぅ……いつもより…辛いな…)
女「……ぅ」
病院の廊下で壁に寄りかかり近くのベンチに座り呼吸を整える
女「…ふぅ…はぁ…ぅ…」
女(ちょっと…駄目かも…)
そのまま意識を失う
兄「あれ…女ちゃん?こんな所で寝ちゃ っと、危ない」
倒れそうになった女を咄嗟に支え女の隣に座る
兄「ふぅ…起きるまで…待つか…ふぁ~あ」
こっちはそのまま夢の世界に‥‥
肩の暖かい重さを感じながら意識を取り戻す…
女(あれ…ここ…そういえば倒れそうになって…ベンチに…)
ふと肩の重みが気になったのでそちらに顔を向ける…
女「この娘…誰?」
見慣れたパジャマを着ている、可愛い女の子…
女(どこかで見たような……)
女「あっ看さ~ん」
看「あら、兄君、こんにちわって女ちゃんは熟睡中?」
女「へ?…兄君?」
- 801 : 酒類販売業(千葉県):2007/03/26(月) 23:50:44.31
ID:7DOEzXH20
- 看「?、妹ちゃんヤキモチ焼いちゃうわよ」
女(え?え?)
看「あら…調子悪そうね女ちゃんは私が病室連れて行くから兄君は妹ちゃんのとこに行ってあげて」
隣の女の子を看さんが起こして私の部屋のほうへ連れて行く……
女「ぇ?あ…あの?」
数分後、近くのお兄さんの姿しか映してない鏡の前で「これは絶対夢」と割り切って
妹ちゃんの病室に遊び…お見舞いに向かった。
女(普通の人の体って…私の体とぜんぜん違う…男の人のだからかな…?)
兄(中身「女」)「妹ちゃん遊びに来たよ~♪」
妹「……兄さん、新しいネタですか?」
兄(中「女」)「あっ…癖が…じゃなかった……ぇっと…ごめん」
妹「いえ、後さんの真似で無いだけましです…」
兄(「女」)「あははは…」
女(お兄さんの前だと、こんななんだぁ~やっぱりかわいいなぁ~)
妹「兄さん?……やっぱり変ですね…」
妹(兄さんいつもと違うような……)
兄(女)「そ、そんなこと無いよ、それより妹ちゃ…」
妹「!?…まさか…女さん?」
女(っ!…私…ドジすぎ…)
- 802 : 酒類販売業(千葉県):2007/03/26(月) 23:51:07.42
ID:7DOEzXH20
-
妹「…で、何で女さんが”私の”兄さんの姿をしてるのですか?」
女「う‥うん、その…これは…夢……だから?」
妹「………却下です」
女「あぅ…そんな事言ったって…目が覚めて近くの鏡見たらこうなってたんだもん」
妹「……兄の体でその口調はちょっと」
女「…無理、我慢して」
妹「はぁ…」
女「でも‥健康な人の体ってすごいよ…痛くも‥苦しくも無いんだよ…」
妹「それは…どこも悪くないんですから…」
(こんこん)
看「あ、兄君、女ちゃんはちゃんと部屋に連れて行ったから安心してね」
妹女(!?)
妹「……看さん、女さんもしかして調子悪かったんですか?」
看「う、うん…ここまで来たかったんだろうけど……疲れちゃってベンチで兄君と休んでたの」
女(…あれ?…お兄さんあそこに居たの??……あの子私だったんだ、それで見覚えのあるパジャマ)
女「えっと…」
妹「看さんお見舞いに行って良いですか?」
看「でも‥寝てるわよ…」
妹「たまにはこちらがお見舞いしたいんです…さぁ、兄さんも一緒に」
女「う‥うん」
- 803 : 酒類販売業(千葉県):2007/03/26(月) 23:51:34.67
ID:7DOEzXH20
- 病院内廊下
私の病室に続く廊下で妹ちゃんは小声で声をかけてきた
妹「女さん…今日の体調は……どうだったんですか?」
女「確かいつもより辛くて……」
妹「……中身が兄さんだと…初めての苦しみで発狂しなければいいのですが…」
女「うっ…ごめん…」
妹「……気にしないでくださいさっきも言った様に兄さんのお見舞いにいけるんですから」
女「…妹ちゃん」
妹「女さんには悪いですが…兄さんの体は返して貰わないといけませんし、痛い思いは我慢してください」
女「……は‥はい?」
病室に入ると私のベッドを占領している私がいる…
中身お兄さんでいいんだよね……
妹「見たまま女さんですね…」
女「私なんだ…やっぱり」
妹「意識が無いから中身は、わかりませんが…」
女「…で、元に戻る方法あるの?」
妹「はい、お約束では、二人を階段から突き落とすのが一番かと」
女「……冗談?」
妹「お仕置き含めて本気です」
最終更新:2007年03月26日 23:57