学園風
俺「よお、シオン。久しぶりに遅刻寸前だな」
シオン「生理で血がでたので処理している間に・・・」
俺「単刀直入に言うなよ!」
金星人「生理なんて人間は大変ですねぇ」
俺「こいつは一応火星人なんですけどね」
シオン「それより一時間目の復習テストは理科だな」
俺「え、復習テスト?」
金星人「そうですよ。今日は復習テストの日じゃないですか」
俺「なんと!まったく勉強していない!」
カレン「はい、そんなあなたにカンニングペーパーです!」
俺「うわっ、カレンは3年だろ、なんで1年の教室に来るんだよ」
カレン「いいからいいから。それより、このカンニングペーパー買わない?一枚100円!」
俺「買いだ!」
俺「ちくしょう・・・これ、中学校の内容のカンニングペーパーじゃないか・・・」
俺(シオンは俺の隣の席でスラスラと問題を解いている・・・もはや人間業じゃない)
火星人A「おら、そこ!キョロキョロしてるんじゃあない!」
俺(うぜえ先生だな・・・。ん、シオンがやけに解答用紙を横に垂らしていやがる・・・
は、まさか俺に答えを教えようと!?なんていいやつだ)
俺(はてさて、この問いの答えとは・・・!?・・・“バカ”・・・。
ちくしょう、人をバカにしやがって・・・)
キーンコーンカー(ry
金星人「どうだった?」
シオン「始めの15分で終わった」
俺「カレンに偽のカンニングペーパー掴まされた」
シオン「姉さんを当てにするからだぞ」
俺「人間とは他人にすがりたいものなのです」
シオン「お前は冥王星人だろう」
俺「言うなやい」
俺「あー、全部終わりー・・・」
金星人「あの、わたしと一緒に帰って不倫を・・・」
シオン「さて、帰るか」
俺「そうだな」
金星人「・・・」
俺「あー、明日も復習テストの続きか」
シオン「わたしにとっては楽勝だな」
俺「いいないいな。天才っていいな」
シオン「何なら勉強を教えてやってもいいぞ」
俺「本当か!?」
シオン「そのかわり、わたしの触手一本一本を水で清めろ」
俺「は?どういう意味?」
シオン「わからないか・・・どっちにせよ、帰ったらすぐお前のアパートに行くからな」
俺「ん、ああ・・・」
ピンポーン
俺「はいはーい」
シオン「家庭教師に来てやったぞ。姉さん付きで」
カレン「カンニングペーパー買う?」
俺「カレンだけ帰れ」
チュンチュンチチチ・・・
俺「朝・・・か。今日もたるい学校が・・・、って、なんでシオンが俺の布団の中に!全裸で」
シオン「ん~朝か・・・」
俺「お・・・お・・・」
シオン「ん?なんでお前がわたしの布団の中にいる・・・?」
俺「これは俺の布団だぞ。結局お前が俺の部屋に泊まることになったんだろうが」
シオン「ああ、そうだったな。でも、なんだか懐かしいな。お前とこの部屋で過ごすのは初めてだと
言うのに・・・。もう少し、こうさせてくれないか?」
俺「あ、ばっ・・・成長していない胸がっ・・・」
金星人「はぁはぁはぁ・・・お持ち帰りしたい・・・」
カレン「シオン・・・姉に秘密でそこまで・・・」
俺「ん、二度寝しちまったのか、仕方が無いな。俺のエクスカリバーでたたき起こしてやるさね」
カレン「ちょーっと待て!それ以上シオンの貞操に近づくでないぞ!」
俺「げえっカレン!!」
ジャーン!ジャーン!ジャーン!
カレン「ほら!さっさと若人は学校へ行く!シオンはわたしが起こして行かせるから安心しろ!」
俺「はいはいわかりましたよーっと」
カレン「行ったか・・・。ふふ、我が妹ながらに成長しちゃって・・・そうだ、シオンを
食 べ ち ゃ お う 」
金星人「これが姉妹愛ですか・・・綺麗なようで恐ろしいです・・・」
俺「お、やっと来たな」
シオン「すまない、二度寝したみたいで・・・」
俺「それより、もうテストが始まるぜ」
シオン「ああ、そうだな・・・」
俺(くそっ!やはり国語もさっぱりだぜ!古文なんて昔の言葉を学ぶ気なんてさらさらないぜ!
まさに故事成語の株守ってやつだ!)
俺(数学なんてもっとさっぱりだぜ!!三平方の定理を証明しろだと!?知るか!)
キーンコーン(ry
金星人「いやあ、全部テスト終わりましたね」
俺「アッラーは偉大なりアッラーは偉大なりアッラーは偉大なりアッラーは偉大なり」
金星人「どうしたんですか、この人?」
シオン「さあ。大方問題が解けなくて気に病んでいるんじゃないか?」
金星人「なら、わたしがつれて帰って看病してあげ」
シオン「おい、帰るぞ」
俺「おう、帰ろうぜ」
金星人「わたしの存在って・・・」
俺「学校生活オワタ」
シオン「まだあと2年あるぞ」
俺「運動会はべつにいいさ。100m走で華だからな、俺は」
シオン「姉さんには勝てないだろう」
俺「だって、あの人100走2秒もかからないだろ?」
シオン「思念武装を発動させれば1秒もかからないぞ」
俺「あ、俺こっちだから」
シオン「なあ、今日も泊まっていいか?」
俺「そこまで泊まる頻度が高いなら一緒に住むか?なんてな」
シオン「別にわたしはかまわないが」
俺「冗談はよくないぜ。よし、一緒に住むつもりなら夜俺の部屋に来いよ」
シオン「絶対に行くぞ」
俺「はいはい」
シオン「邪魔するぞ」
俺「本当にきやがった・・・」
シオン「姉さんがうるさかったが、振り払ってきた」
俺「俺たちは駆け落ちでもする恋人かよ」
シオン「それもいいんじゃないか?わたしは一向にかまわない」
俺「が、学生なんだから慎めよ!」
俺「つーか玄関先で制服から私服に着替えるな!少しは恥を見せろ!」
シオン「なあ、火星人と冥王星人がセッ○スしてできた子どもはどんな感じなんだろうな」
俺「そりゃおめえ、姿人間だけど運動能力すごくて変身できるんだろうぜ」
シオン「なら、確かめるか?お前の想像は正しいのか」
俺「えっちなのは・・・いいと思います!!」
シオン「よし、では討論でもするか」
俺「はい?」
シオン「どんな子どもが出来るのか、学生らしくお互いの意見をぶつけ合おう、と言うのだ」
俺「あ、そうですかそうですよね」
シオン「何をボサっとしている。早く始めるぞ」
俺「はいはい」
住人の作品3
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 00:04:41.87 ID:P+cAt1uaO
俺が消えた数日後…
シオン「なぁユウコ、」
ユウコ「何ですか?」
シオン「金星の医療技術でクローンは作れるか?」
ユウコ「作れますけど…まさか…」
シオン「あぁ、俺のクローン作ってくれ」
ユウコ「でも、俺のDNAがないと…」
シオン「それなら大丈夫、この部屋に奴の陰毛がまだ散らばってる。」
ユウコ「…分かりました。でも、出来たクローンは24時間しか活動がもちません。」
シオン「…………」
ユウコ「そして、1度作るともう二度と作れなくなります。」
シオン「…………」
ユウコ「それでも…いいですか?」
シオン「………頼む、俺に会いたいんだ。」
ユウコ「じゃあ待ってて下さいね」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 00:12:52.86 ID:P+cAt1uaO
数時間後…
ユウコ「出来ました。もうすぐ家に戻ってきますよ」
シオン「本当にありがとう…」
ユウコ「24時間、有意義に使って下さいね。あ、そろそろ来るみたい。あたしはこれで」
シオン「また後でな」
ガチャ
俺「ただいま~。今日はフンパツして伊勢えb…おい、どうした、いきなり抱きついてきて」
シオン「暫くこのままでいさせて…」
俺「おいおい、酔ってるのk…(泣いてる?)」
シオン「俺…(ギュッ)」
俺「シオン…」
…
俺「メシにしようぜ」
シオン「(コクリ)」
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 00:22:38.53 ID:P+cAt1uaO
俺「シオン、今日は伊勢えびのエビフライだぞ」
シオン「それはまた豪勢だな」
俺「シオンの笑顔が見たくてな」
シオン「…バカ///」
俺「あ、照れてr…グフゥ」
シオン「さ、さっさと食うぞ!」
俺「へいへい」
二人「いっただきまーす」
シオン「うん、久しぶりの俺のメシは美味い」
俺「久しぶりって、今朝も食べたばっかりじゃん」
シオン「(死んだ記憶は無いんだな…)…いつも本当にありがとう」
俺「な、何だよ急にかしこまっちゃって…何か今日のシオンおかしいぞ?」
シオン「そんな事はない」
俺「そうか?さ、冷める前に食べちゃいな」
シオン「うん…」
俺「………」
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 00:39:01.92 ID:P+cAt1uaO
二人「ごちそーさまでした」
俺「さぁ食器片付けて風呂でも入るか」
シオン「そうだな」
俺「うん、そうだなって…一緒に入るのか?」
シオン「(コクリ)」
俺「…?熱でもあるのか?」
シオン「た、たまにはいいじゃないか」
俺「いや、俺は毎日でもokですぜ?」
シオン「…そうしてればよかったな(超小声)」
俺「何か言った??変なシオン…」
…
……
シオン「背中流すぞ」
俺「あ、ありがとう」
ゴシゴシ
シオン「なぁ俺、私が最初に言ったこと覚えてるか?」
俺「地球観光か?それなら何と、カレンさんに火星の船を借りて(パスポートなしで)地球1周する計画がほぼ完成してるんだぜ?」
シオン「マジか…(カレンめ…聞いてないぞ)どこに行くんだ?」
俺「机の引き出しの中に日程表があるんだぜ?」
シオン「さすがにあと19時間じゃ無理だろうな…(小声)」
俺「ん?何か言った?」
シオン「別に…ありがとう、俺」
俺「どういたしまして」
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 00:52:15.42 ID:P+cAt1uaO
俺「あぁさっぱりした」
シオン「風呂上がりはやはり豆乳だな」
俺「毎日飲んでる割にはぺったんk…グハァ」
シオン「一時期Fまであったんだがな…」
俺「………」
…
俺「今日は不思議と全然眠くないな」
シオン「そうか、折角だからどこか行くか?またドライブとか」
俺「いいけど…どこに行く?」
シオン「海。」
俺「そうと決まったらすぐに行こう」
…
……
シオン「夜の海も綺麗なもんだな」
俺「星空も綺麗だな。あ、あれ火星じゃね?」
シオン「あぁ、あの明るい、赤い星が私の故郷だ」
俺「いつか連れてってくれないか?」
シオン「…あぁ、必ず連れてくよ…」
俺「どうした、泣きそうな顔して…」
シオン「俺…(ギュッ)」
俺「…(ギュッ)」
シオン「俺、目をつむれ」
俺「ん。」
―二人の口唇がそっと重なる。
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 01:01:01.77 ID:P+cAt1uaO
俺「なぁシオン」
シオン「ん?」
俺「俺のとこに来てくれてありがとう」
シオン「俺と会ったのは、地球で言う『運命』だったのかもしれないな」
俺「運命か…」
シオン「私が俺を好きになったのも運命だな」
俺「え、ちょ、今なんて言っt」
シオン「あ、伊勢エビの養殖場だ」
俺「え、あ、ちょ、待て~」
シオン「火星人の運動神経ナメるなー」
俺「待て~、シオン、俺も好きだ~」
―駆け足で過ぎてゆく、二人きりの短い時間。
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 01:11:57.27 ID:P+cAt1uaO
シオン「やはり盗れたての伊勢エビは美味いな」
俺「あぁ、本当だ」
シオン「私が人間で、もっと早くに俺と出会えてたらな…」
俺「本当だな」
シオン「blue fairy,please make me a real human」
俺「…ピノキオか?」
シオン「まぁ最近どんどん人間化している訳だが」
俺「確かに」
…
……
シオン「あ、朝日」
俺「今日も一日無事に過ごせますように」
シオン「今日も一日俺とずっと一緒にいれますように」
俺「…///」
シオン「照れるな」
俺「よ、よし、帰ろう」
シオン「は~い」
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 01:25:18.61 ID:P+cAt1uaO
シオン「見事に通勤ラッシュにはまったな」
俺「あぁ、全然進まない」
シオン「腹減ったな~」
俺「さっきあんだけ伊勢エビ食べといて?」
シオン「伊勢エビは別腹だからな」
俺「火星人にも別腹あるのかよ」
シオン「もちろん」
俺「あ、マックだ、寄ってくか」
シオン「もちろんエビバーガーで」
俺「…エビと俺とどっちが好き?」
シオン「お、俺に決まってるだろ!///」
俺「おぉ、照れてる照れてる」
シオン「もうっ///」
俺「よし着いた。まったり中で食うか」
シオン「(コクリ)」
店員「いらっしゃいませ~♪」
俺「エビバーガー単品で2つと…エビバーガーセットで」
店員「かしこまりました~♪」
二人「いただきま~す」
俺「ハムッ、ハフハフ、ハムッ」
シオン「きめぇ」
俺「うるへー」
シオン「やはりエビバーガーに限るな」
俺「あぁ、このプリプリしたエビがたまらない」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 01:48:02.84 ID:P+cAt1uaO
俺「昨日と今日で今月の食費分は出した気がするぞ?」
シオン「伊勢エビ伊勢エビ♪」
俺「…(カワイイ///)」
シオン「私の顔に何か付いてるか?」
俺「い、いや何も」
シオン「このまま家まで一直線」
俺「お、おー」
…
俺「ただいま~」
シオン「おかえり~」
俺「一緒に入ったくせに」
シオン「いいじゃないの」
俺「潮でベタベタしてるからシャワー浴びるか?」
シオン「うん」
…
シオン「さっぱりした」
俺「こんな時間にシャワーもなかなかいいな」
シオン「なぁ、俺」
俺「何だ?」
シオン「大好き。」
俺「…俺も大好き。」
シオン「もっと早くに言ってればよかった…」
俺「ごめんな、シオンに言わせて」
シオン「いや、言えなくて悲しい思いをしたから…」
俺「ん?何だそりゃ?」
シオン「何でもない…(ギュッ)」
俺「…(ギュッ)」
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 02:01:02.74 ID:P+cAt1uaO
俺「…昼飯でも作るか」
シオン「もうこんな時間か…名コック、頑張りたまえ」
俺「はいはい」
…
……
シオン「やはり俺の料理は美味いな。ずっと食べたいものだ」
俺「シオンが俺の側にいる限り、いつでも作るぜ?」
シオン「…是非そうしてもらいたいな」
俺「…喜んで」
シオン「やはり伊勢エビは食べごたえがあるな」
俺「本当シオンはよく食うな…」
シオン「後ろの触手達に言ってやってくれ」
俺「そっかw」
シオン「…俺と最後の食事か(超小声)」
俺「また何か言った?」
シオン「何でもない」
俺「…?」
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 02:16:31.92 ID:P+cAt1uaO
俺「今日の夕飯何にする?」
シオン「え、あ、そうだな、天丼なんてどうだ?」
俺「任せんしゃい。エビは普通のブラックタイガーだけど」
シオン「任せた、頼むぞ」
俺「後でまた買い出し行かなきゃだな。」
シオン「無理するなよ?20時間近く寝てないから」
俺「それが不思議と眠くないんだよな…なんでだろ?」
シオン「私とずっと一緒にいるためだろ」
俺「そっか、納得」
俺「あ、シュリンプアイス作ってくれない?」
シオン「あれか?」
俺「あぁ、あのアイス好きなんだ…それにシオンの料理食べたいし」
シオン「嬉しいこと言ってくれるな」
俺「////」
シオン「待ってろ、すぐに出来るから…」
俺「wktk」
シオン「はい出来た」
俺「早っ!!!」
シオン「なに、私(触手)の手にかかれば…」
俺「ではいただきます…うん、美味い」
シオン「当然だ。」
俺「だなw」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 02:29:03.47 ID:P+cAt1uaO
俺「シュリンプアイス食って幸せになったから、シオン幸せにする天丼の材料買ってきますか」
シオン「そうだな、善は急げ、早く行こう」
俺「おー」
…
シオン「絵も見て改めて思ったが、」
俺「ん?」
シオン「何か新婚の夫婦みたいだよな」
俺「お互い大好きだから、そう見えてもしょうがない」
シオン「そうだな…//」
俺「…//」
シオン「じ、自分で言って照れてどうする」
俺「しょうがないだろ//」
シオン「(俺との最後のデートだろうな…)」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 02:38:57.85 ID:P+cAt1uaO
シオン「ただいま~」
俺「おかえり~」
シオン「あ、さっきと逆かよ」
俺「HAHAHA」
俺「帰ってきたら急激に眠くなってきた件について」
シオン「え…(もう時間…)」
俺「ちょっと横になってk」
シオン「ダメ!!!!」
俺「え、ちょ、何でダメなの?」
シオン「俺ぇぇぇぇぇぇ(ガシッ)」
俺「ちょ、いきなり泣いてどうしたの」
シオン「俺ぇぇ、ずっとずっと大好きだよぉぉぉぉ」
俺「俺もシオン大好きだから、な、泣かないで」
シオン「短い時間だったけど、二人でいれて本当に幸せだったよぉぉぉぉぉぉぉぉ」
俺「何言ってんの、俺たちはまだまだ…(フラッ)」
シオン「俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 02:50:02.88 ID:P+cAt1uaO
俺「…眠気が…一気にきたみたい」
シオン「寝ちゃやだ!寝ちゃやだ!」
俺「ごめんな…本当に眠いんだ」
シオン「俺ぇぇぇぇぇぇ!」
俺「起きたらすぐに天丼作るから、少しだけ寝かせて、ね」
シオン「…U;д;)U」
俺「シオン…愛してる」
シオン「私も愛してるよ、ずっとずっと大好きだよ」
俺「ありがと…キス、してくれない?」
シオン「うん、」
―最後に重なる二人の口唇
俺「今日はありがとう…。来世で…また…会お………。」
シオン「俺?ねぇ起きてよ、俺、また私と笑おうよ、ね?俺、俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
―俺とシオンの1日終了
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 03:10:09.73 ID:P+cAt1uaO
シオン「うっ…ううっ…」
ユウコ「…遺体を回収に来ました」
シオン「…ユウコ…本当にありがとうな…」
ユウコ「……うん」
シオン「俺ぇぇ…」
ユウコ「…持ってくよ?」
シオン「…(コクリ)」
ユウコ「俺も、シオンと一緒にいれて幸せだったはずだよ」
シオン「…(コクリ)」
ユウコ「じゃあ…ね」
シオン「…俺ぇ、ずっと大好きだから」
ユウコ「…じゃあ」
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 03:25:16.68 ID:P+cAt1uaO
シオン「…机の引き出し……あった」
俺の字で記された地球一周観光プラン
シオン「…………行こう」
…
……
カレン「本当はシオンの誕生日に行く予定だったんだけどね。『誕生日プレゼント』ってやつでしょう」
シオン「そうだったの…」
カレン「そうそう、俺からの預かりもの。一緒に暮らしてるシオンに見つかりたくないから預かってって」
シオン「?」
カレン「開けてみて」
シオン「…指輪?」
カレン「もう1個あるからペアリングみたいね。ここで告白するつもりだったのかしら?」
シオン「…うっ…俺ぇぇ…」
カレン「何か俺が死んで涙脆くなった?さぁ、地球観光行きましょう!」
シオン「…うん」
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 07:31:50.81 ID:LLMyATAG0
俺「ああ、忙しいなぁ」
シオン「何をしている?」
俺「学校行く準備だよ」
シオン「帰ってくるのはいつごろだ?」
俺「午後6時ごろ」
シオン「・・・遅いな」
俺「うん」
シオン「同行していいか?」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/31(木) 22:55:57.54 ID:U/kmlqko0
俺は奴の思念武装にやられ奈落に引きずりこまれた
暗い 寒い 苦しい ・・・苦しい?息をしていないのに?
違う、これは何か締め付けられるような苦しさ
そして言いようのない恐怖
奈落ということは俺は死んでいるのだろう
それなのにまだ続いているとは
これから死よりも恐ろしいことがあるのだろうか
そして気が狂うほど長い時間闇を泳ぎ
限界を何度も超えて俺は────
──投げ出された
そしてそこには
「俺・・・なのか?」
「シオン?!」
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 14:21:21.75 ID:bvQ0Dhvu0
≫121
俺が奈落をさまよった末に投げ出されたのは、
真っ白な壁がまぶしい西洋風の家が立ち並ぶ街だった。
俺「ここは・・・?」
シオン「分からない。だが、君と生きていたのとは違う世界らしいな」
俺「シオンはどうやってここに?」
シオン「作者が面倒だから簡単に説明するぞ。
あの後地球人として生きて、寿命を終え、気付いたらここに居た」
俺「把握した」
シオン「それにしてもどういうことなのだろうな。
2人とも死んでいるということは、ここは死後の世界のはずだ。
しかし死後の世界ならもっと賑わっていそうなものだが・・・」
?「教えて差し上げようかね」
俺「誰だ?」
振り向くと、真っ白な服を着た優しそうな老人が立っていた。
?「わしはロード。この世界の唯一の住人じゃ。
大抵のことなら知っておる。そう、君たちの事もな」
270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 14:29:16.04 ID:bvQ0Dhvu0
≫268
シオン「では、ロードさん、ここは何処ですか?」
ロード「ふむ、簡単に言えばここは1つの小さな世界の中じゃ。
君達が住んでいたのはこことは別のもっともっと大きな世界。
ついでに言うと、奈落とは世界と世界を繋ぐものじゃ」
俺「じゃあ、奈落に引きずりこまれた場合は死ぬのではなく、
別世界に飛ばされるということですか?」
ロード「そう、運が良ければ別世界に出られる。
もっと運が良ければ元の世界に戻れる。
しかし大半は永遠に奈落の中を彷徨い続ける。
もっとも君が出てこれたのは運ではなく君達の想いのおかげじゃがの」
シオン「君達、というのは俺と私ということですか?」
ロード「そう、君はこの見慣れぬ世界の中で
無意識のうちに彼を求めていたのじゃ。
そして彼もまた、奈落の中で君を求めていた。
君達が互いに想い合ったからこそ、彼は今ここにいる。
2人とも、本当にいい相手を見つけたのう」
彼は、若き2人に優しく微笑んだ
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 14:35:39.71 ID:bvQ0Dhvu0
≫270
ロード「ところで、君達はこれからどうする?
2人ともまだ一応生きているのじゃが」
俺「え? でもさっきシオンは死んだって・・」
シオン「確かに私は死んだはずですが」
ロード「ふむ、確かに君は一度死んだのだがのう、
奴が面白がって生き返らせおって ・・あ」
シオン「奴とは誰のことですか?」
ロード「ここまで言うつもりは無かったのじゃがな。
つい口が滑ってしもうた。忘れてもらうわけには・・・・
行かんようじゃのう。仕方ない」
俺「wktk」
ロード「奴とは、わしの友達であり、主人であり、
全ての世界や奈落を作った主でもある。わしは創造神と呼んでおる」
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/01(金) 15:03:23.74 ID:bvQ0Dhvu0
≫273
ロードの話をまとめると、その『創造神』は無数の世界と奈落を作り出した。
さらに生物を生み出したりしてみたが、全てが自分の思い通りだとどうも面白くない。
そこで自分の意思とは関係なく動ける、自我をもった存在、ロードを作り出した。
そして、ロードに全ての始まりとなる生物を作らせ、それをあらゆる場所へ撒き散らした。
ロード「それが上手く繁栄して行ってくれたわけじゃ。
まあ、途中で少しぐらいは手を加えてやったがの」
シオン「本当に上手く繁栄しましたね。
同じ生物から進化したにしては火星人と冥王星人などで比べても違いすぎる。
例え二つの中間のような生物だったにしてもここまで進化するには相当長いねんg
ロード「進化ではじゃないのじゃよ」
シオン「・・・は?」
ロード「厳密に言えば進化もしているがの。
わしが作ったのはどんな環境の中でも生きていける生物。
君達はそこからどんどん退化していって出来た生物なのじゃ」
───その頃俺は
「・・・プス ・・プスプス ・・・・・ボン!!!」
馬鹿すぎて付いていけてなかった
560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/02(土) 18:34:49.43 ID:ayEM0BZw0
≫279の続きを突然投下
ロード「さて、何処まで話したかのう」
その時、初めて聞く、しかし懐かしいような不思議な声が空から降ってきた。
??「逆に聞くけど、何処まで話す気?」
ロード「・・・聞いておったのか」
??「2人が君のところに行くことは知ってたからね」
俺「だ、誰だ?」←只今復活ww
シオン「ま、まさか」
??「うん、君の想像で合ってると思うよ。
僕が創造神だ」
シオン「やはり・・・」
俺「そ、創造神・・・」
創造神「ま、ロードの話しすぎは許してあげようか。
ここで僕が自己紹介する手間が省けたからね。
でもそろそろおしゃべりは終わりだ。
君達はどうしたい?選択肢をあげよう。
①奈落に飛び込む
②この食料も何も無い世界で生きる
③元の世界に戻る」
俺「そりゃもちろん③で・・」
創造神「まだ言い終わってないよ。
最後に一つだけ付け加える条件がある。
③を選べるのは1人だけだ」
俺「それは・・・どういう意味です?」
創造神「ん?そのままの意味だよ?
君か彼女、どちらか片方しか元の世界には戻してあげられない。
理由は説明しづらいけどね」
~~~~~作戦タイム~~~~~
俺「シオンが行ってくれ」
シオン「いや、君が行くべきだ。
私は既に一度、一生をキチンと過ごした。
殺されて途中で終えてしまった君のほうがふさわしい」
俺「でも俺はシオンが居ない世界で生きていても辛いだけだ」
シオン「それを言うなら私も同じだ」
俺「だが(ry」
シオン「しかし(ry」
───2時間後
俺「・・・ん?」
シオン「どうした。やはり君が(ry」
俺「俺がこの世界に出られたのは俺たちの想いのおかげだったはずだ。
だったら、1人が元の世界に戻ってもう1人が奈落に飛び込めば」
シオン「元の世界の1人の方へ奈落の1人が引き寄せられる・・・?」
俺「という事でシオンを元の世界に送ってください。俺は奈落に入ります」
創造神「うん、よくそれに気付いたね。じゃ、送ってあげようか。準備は良い?」
シオン「大丈夫です」
創造神「送る前にいくつか注意事項ね。
まず、奈落を通って世界間を移動するには、時間がどれだけかかるか分からない。
実際に移動したのは彼だけかもしれないしね。数十年でも待てる?」
シオン「はい、俺の為ならそのぐらい大丈夫です」
創造神「次に、無いとは思うけど、他の男に心を奪われないよーに。
2人の間に絶対的な想いが無ければ彼は辿り着けないからね。
最後に、君が送られるのは元の世界だけど、時間には誤差が出るかもしれない。
だけど、もしもタイムパラドックスが起きそうになったら修正するから安心して。
以上だ。じゃ、目を瞑って。3数えたら行くよ。
3・2・1・GO!───────────
飛ばされたのは、私が死ぬ50年前の世界だった。
そしてその日は、丁度俺が『死んで』から1年後だった。
本来ならもう1人私が生きているはずだが、彼らの修正のおかげで何事も無かった。
だから、カレンやユウコに何も話さずに済んだ。
例え話しても、俺が死んだショックで頭がおかしくなったと思われるだけかも知れないが。
あれから1週間。創造神には大丈夫と言ったが、
俺が帰ってくるのが待ち遠しすぎて気が狂うかもしれない。
しかし気が狂って俺への想いが消えたら大変だ。
だから私は大好物のエビを食べながら気長に待っている。
さて、今日も伊勢海老の養殖場に行くとするか。
───ドタン
ん?んん??
「!!!!!!!!!!」
「・・・只今、シオン」
─────完─────
俺「行ったか」
創造神「行ったね。
さて、次は君の番だ」
俺「別に俺は急がなくてもいいんじゃないですか?
奈落に飛び込むだけならあなた達の助けもいらないわけで」
ロード「ふむ、確かに急ぐ必要はない。
・・・地面が崩れても無事で居られるのならのう」
俺「へ?」
創造神「ほら、建物にひびが入ってきてるでしょ?
もともとこの世界の存在意義は彼女のため。
彼女が居なければこの世界は存在する意味は無くなる」
俺「うわわわわわわ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
創造神「早く飛び込まないと奈落の入り口に届かなくなるよ?」
俺「ふーっ。ふーっ。・・・・行くぞ!!」
創造神「行ってらっしゃい」ドンッ
俺「アッーーーーーーー!!」
79 名前:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2006/09/11 22:09:23.00
>>45
──────とある世界
創造神「あの2人、上手く会えたと思う?」
ロード「何を言っておる。自分で設定したのではないのか?」
創造神「え、何のことかな~♪」
ロード「ふん。結局わしらは同じ事を考えていたようじゃの」
創造神「あ、やっぱロードも手伝おうとしたんだ?」
ロード「お主は何をしたのじゃ?」
創造神「ん?ふふふ。どうだかね?」
最終更新:2006年09月20日 16:00