2010公判中報道-抜粋4

裁判員裁判:米原の排水槽殺人 遺族、被告へ思い語る 検察側請求で証言 /滋賀 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101119ddlk25040450000c.html
http://megalodon.jp/2010-1120-0256-24/mainichi.jp/area/shiga/news/20101119ddlk25040450000c.html
2010年11月19日6時0分
小川さんの母親は何度も言葉に詰まりながら、「一生かけて罪を償ってほしい」と被告への思いを語った。
被害者参加制度で初公判から法廷のやりとりを見てきた妹と母親が、検察側の請求で証言した。検察側は、17日の被告人質問で被告が「彼女の命を返してほしい」と話した時の感想を尋ねた。母親は小川さんの遺体が見つかる前の昨年6月12日、自宅で被告の携帯電話の番号を見つけて電話した際、被告が失そう直前に小川さんに会っていた事実を隠したことに触れ、「一生懸命手掛かりを探して電話したのに、自分の保身ばかり話していた被告が今、なぜこんなことを言うのか」と声を震わせた。
処罰感情を聞かれると、「自白もしていない、反省もしていない、謝罪もない被告には一生かけて罪を償ってほしい」と語った。被告は終始、目を閉じて身動きせずに聞いていた。弁護側や裁判員から遺族への質問はなかった。

毎日新聞 2010年11月19日 地方版

米原タンク殺人、交際相手の男に無期求刑 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://backupurl.com/2kw5gq
(2010年11月22日15時23分 読売新聞)

中日新聞無罪主張被告に無期求刑 米原の汚泥タンク殺人社会(CHUNICHI Web)
http://megalodon.jp/2010-1125-0906-52/www.chunichi.co.jp/s/article/2010112290152231.html
2010年11月22日 15時29分

森田被告は「公訴事実は違います。小川さんを殺していません」と無罪を主張。弁護側は「被告に動機がない」「返り血のついた服や靴が見つかっておらず被告が犯人とすれば、つじつまが合わない」「車の血痕は小川さんの鼻血などによるもの。被告を犯人とする決め手がない」と反論している。
15人の証人が立ち、判決を含む公判は全国で最長の11日間に。裁判員らは24日から5日間にわたって評議する予定。
(中日新聞)

asahi_com(朝日新聞社):汚水槽殺人で無期懲役求刑=状況証拠の認定争点―裁判員裁判・大津地裁 - 社会
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201011220067.html
http://megalodon.jp/2010-1125-0909-03/www.asahi.com/national/jiji/JJT201011220067.html
2010年11月22日16時6分
[時事通信社]

asahi_com(朝日新聞社):滋賀・汚水槽殺人、被告に無期求刑 弁護側は無罪主張 - 社会
http://megalodon.jp/2010-1125-0910-12/www.asahi.com/national/update/1122/OSK201011220138.html
2010年11月22日16時15分

森田被告側は10日夜の状況について「小川さんが『トイレ(に行く)』と言って1人で被告の車で走り去り、約1時間後に車だけ見つかった」と説明したが、検察側は、車のタイヤ内側のブレーキドラムや被告宅の庭にあった車内のマットから小川さんのDNA型と一致する血痕が見つかったと指摘。被告側の説明は不自然だと主張した。
これに対して弁護側は、森田被告と小川さんはけんかをしてもすぐに仲直りする間柄だったことを挙げ、殺害の動機はないと主張。「被告の衣服からは血液反応が出ていない」とし、ブレーキドラムやマットの血痕は被告の事件への関与を示す証拠とはならないと述べた。

検察側は「小川さんを殺害したのは被告人以外にありえず、執拗残忍、非道きわまる犯行」と指摘、無期懲役を求刑した。一方、弁護側は「直接的な証拠はなく、えん罪を生んではならない」と無罪を主張ている。森田被告は逮捕以来一貫して容疑を否認、裁判員による判断が注目される。

[ 11/22 18:20 読売テレビ]

滋賀のタンク殺人で無期求刑 被告は無罪主張、大津地裁 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112201000778.html
http://megalodon.jp/2010-1125-0912-32/www.47news.jp/CN/201011/CN2010112201000778.html
検察側は論告で「反省の情は皆無で、遺族の処罰感情は峻烈」と指摘。弁護側は無罪主張に基づき「決して冤罪を生んではならない」と裁判員に訴えた。
森田被告は最終陳述で「真犯人がほかにいると思うと恐ろしい。(自分を)家族のもとに帰してください」と述べた。

2010/11/22 18:47
【共同通信】

東京新聞滋賀のタンク殺人で無期求刑 被告は無罪主張、大津地裁社会(TOKYO Web)
http://megalodon.jp/2010-1125-0911-20/www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010112201000778.html
2010年11月22日 18時47分
(共同)

弁護側は最終弁論で「被告はこれまでに被害者とけんかをすることもあったが、すぐに仲直りしていて強い殺意を抱く理由はなく、車の血痕は鼻血などで事件と関係ないものだ」などと述べ無罪を主張しました。
森田被告本人も「小川さんを殺した真犯人については強い憎しみをおぼえる。私は犯人ではなく、家族のもとに返してください」と訴えました。

今回の裁判では直接証拠がないなか、無罪を主張する被告が犯人かどうかが争われていて裁判員は難しい判断を迫られることになります。
11月22日 18時59分

<滋賀>タンクに女性遺体 被告に無期懲役を求刑
(11/22 19:19)

検察は、「被害者を生きたままタンクに投げ込む残忍極まりない犯行だ」として無期懲役を求刑。一方、弁護側は、「検察側の証拠は抽象的だ」などとして無罪を主張しました。

KTV 関西テレビ放送株式会社 [ 関西のニュース ]
http://megalodon.jp/2010-1125-1309-30/www.ktv.co.jp/news/date/20101122.html
タンク殺人事件の被告が無罪を主張 検察側は無期求刑し結審
( 2010/11/22 19:30 更新)

【森田被告の陳述】「私は犯人ではありません。真犯人への深い憎しみが収まりません。なぜ典子さんを殺したのか、なぜマンホールに入れたのか、問い詰めたい」
およそ15分間法廷で無罪を訴えた、米原市の会社員・森田繁成被告(41)。去年6月、当時交際していた小川典子さん(当時28歳)の頭を鈍器のようなもので殴り、し尿処理タンクに生きたまま投げ入れて殺害したとされます。検察側は「被告の車に小川さんの血液が付着し、携帯電話のデータも削除していた。法廷でも作り話を並べていて、矯正は困難だ」として、無期懲役を求刑しました。一方、弁護側は「客観的証拠も動機もない。冤罪を生んではならない」として、無罪を主張しました。
【森田被告の陳述】「今も何食わぬ顔をして真犯人が生活しているかと思うと、憎しみがこみ上げてきます」

時事ドットコム:汚水槽殺人で無期懲役求刑=状況証拠の認定争点-裁判員裁判・大津地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010112200020
http://backupurl.com/bv7bzq
(2010/11/22-21:01)

2010.11.22 23:42

検察側は「残忍、非道な犯行で、うそを重ねて罪を免れることに腐心している」として、無期懲役を求刑。弁護側は最終弁論で「殺害の動機がない」と無罪を主張し、結審した。
判決は来月2日。凶器などの物証がなく、裁判員は難しい判断を迫られる。4日に始まった審理は計10日間で、17日に結審した鹿児島地裁の高齢夫婦殺害事件と並び裁判員裁判で最長。
検察側は論告で、森田被告が被害者と深刻なトラブルを抱えていたとし、被告の車の内部とタイヤ内側から被害者の血痕が見つかったことや、現場付近で殺害時間帯に被告の車に似た車両が目撃されていることなどから、「犯人であることは明らか」と主張した。
一方、弁護側は最終弁論で、森田被告は妻子がいるものの、被害者との関係は良好と主張。車内の血痕は「被害者の鼻血など」とする森田被告の主張に「矛盾はない」とした。森田被告は最終陳述で「真犯人には強い憎しみを覚える。私は犯人ではない」と述べた。

2010年11月22日(月)の記事
米原タンク殺人 被告に無期懲役求刑

検察官から無期懲役が求刑された瞬間も特に表情を変えることなく、静かに聞いていた森田被告。「最後に述べたい事は」と裁判長から聞かれると、被告は、「私は小川さんを殺していません」と改めて犯行を否認しました。そして「私を傷ついた家族のもとへ返してください」と無罪を主張しました。

タンクに落とし女性殺害、無期求刑 大津地裁 被告は無罪主張  :日本経済新聞
http://megalodon.jp/2010-1125-0914-08/www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE3EAE5E2E5EBE3E2E0E1E3E3E0E2E3E29191E3E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000
2010/11/23 2:31
〔共同〕

米原タンク殺人 主張、最後まで対立 滋賀 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://backupurl.com/bufqzp
検察側「うそ重ねた」弁護側「推定無罪を」 来月2日判決

森田繁成被告(41)はこの日も、これまでの公判と同じく黒いスーツに青いネクタイ姿で出廷。弁護人の隣に腰掛けると、「ふぅ」と大きく息を吐いた。
論告で、検察側は〈1〉2人は深刻な交際トラブルを抱えていた〈2〉被告が会ったのを最後に、小川さんの生存が確認されていない〈3〉被告の車に小川さんの血痕が付着し、タンク近くで似た車が目撃された――などの点を根拠に、「森田被告が犯人であることは明らかだ」と強調した。
さらに「被告が犯人だからこそ、といえるうそや言動」として〈1〉懇意にしていた人に、小川さんとの関係を否定した〈2〉携帯電話の通信履歴やメールをすべて消した〈3〉小川さんの「罪滅ぼしか、笑わす」という最後のメールを、「ママと帰ります」だったと説明した――などを挙げ、「次々とうそを重ね、罪を免れようとする姿からは反省が期待できない」と糾弾した。
弁護側は最終弁論の冒頭で、刑事裁判の原則である〈推定無罪〉に言及、「疑わしきは森田氏の利益に」と強調。森田被告が逮捕の約1週間後から黙秘を続けたことについて、「憲法上の正当な権利行使で、予断を持たないでほしい。殺人罪で逮捕された人間が、積極的に話すのは難しい」と裁判員らに訴えた。
さらに〈1〉検察側の言う供述の変遷は、逮捕時から警察に脅され、あいまいな記憶のまま話したため〈2〉携帯電話のメールはSDカードに記録し、血のついたマットも捨てておらず、証拠を隠滅していない〈3〉車やマットに血痕が付いたことについての被告の説明は、鑑定人も「矛盾しない」としている――と反論した。
検察側と弁護側の双方が意見を主張する間、森田被告は表情を変えず、資料に視線を落としたまま、説明に聞き入った。最後に、一礼して証言台に立った森田被告は「私には動機もありません。傷つけられた典子さんのご冥福を祈ります」と、淡々と述べた。
(2010年11月23日 読売新聞)

’10裁判員:滋賀・米原の殺人 無期懲役を求刑 自白調書なく、弁護側は無罪主張 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101123ddm041040103000c.html
http://megalodon.jp/2010-1125-0916-52/mainichi.jp/select/jiken/news/20101123ddm041040103000c.html
2010年11月23日6時0分
毎日新聞 2010年11月23日 東京朝刊

裁判員裁判:米原の排水槽殺人 無期懲役求刑 主張、終始一貫対立--結審 /滋賀 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101123ddlk25040559000c.html
http://megalodon.jp/2010-1125-0920-40/mainichi.jp/area/shiga/news/20101123ddlk25040559000c.html
2010年11月23日6時0分
4日の初公判以降、予備日を含めた審理は全国最長の10日間、証人は延べ16人に上った。

検察側はこの日の論告で、事件当夜の被告の帰宅時間について、被告の妻が捜査段階で「午前3時ごろ」と供述しながら、公判では「午前2時~2時半ごろ」と証言したと指摘。「被害者の携帯電話から発信された留守番電話サービスセンターへの電話(同2時38分)が、被告によるものではないことを示すために変遷させた」と主張した。
犯行時間帯に事件現場付近で被告の車に似た車を目撃したというトラック運転手の証言については「事件に無関係の第三者の証言で信用できる」と述べた。
これに対し弁護側は最終弁論で、「運転手の目撃時間は0・6秒程度。街灯のない暗い場所で色も判別できなかった」などと反論した。スーツ姿の森田被告は最終陳述で裁判員を見据え、「私は犯人ではありません。真犯人を深く憎んでいます」と改めて無罪を主張。「アリバイがなく、(殺害を認める)うその供述をしようかと思ったこともあったが、家族のためにつぶれるわけにいかなかった」と述べた。
毎日新聞 2010年11月23日 地方版

滋賀・米原の排水槽殺人:無期求刑 弁護側は無罪主張--大津地裁・裁判員裁判 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/kansai/news/20101123ddn041040010000c.html
http://megalodon.jp/2010-1202-1223-27/mainichi.jp/kansai/news/20101123ddn041040010000c.html
2010年11月23日6時0分
弁護人は最終弁論で、大阪地検特捜部による証拠改ざん・隠ぺい事件などを挙げ、「無罪推定の原則を考えて評議してほしい」と裁判員に語りかけた。
その上で、交際は順調で殺害の動機がない▽失踪(しっそう)当夜に会ったが、小川さんは被告の車を運転して1人で走り去った▽車内の血痕は小川さんの鼻血--などと反論。森田被告は「真犯人に怒りと憎しみが込み上げてくる。私を家族のもとに帰してください」と訴えた。

毎日新聞 2010年11月23日 大阪朝刊

米原・汚水タンク殺人 無期懲役を求刑:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/23/20101123-046402.php
http://megalodon.jp/2010-1125-0917-52/www.sankei-kansai.com/2010/11/23/20101123-046402.php
(2010年11月23日 07:39)

2010年11月23日 朝刊

検察側は論告で「不倫関係にあった女性の頭をめった打ちにし、犯行を隠すためにまだ生きていた小川さんを汚泥槽に落として窒息死させた。2年交際した女性へのあわれみの情はうかがえない」と残忍性を指摘。「証拠隠ぺい工作や作り話を用意し、遺族の前で小川さんを冒涜(ぼうとく)するような弁解をした。反省は期待できず矯正は困難」と求刑理由を述べた。
弁護側は最終弁論で「冤罪(えんざい)を生んではいけない。足利事件や厚生労働省局長の事件でも直接証拠がなかった」と訴えた。被告の車内で見つかった血痕には「鑑定人は小川さんの鼻血や生理の血でも矛盾しないと言っている。弁護人が捜査段階で生理の血の可能性を伝えたのに、検察側はその検証をしなかった」と捜査を批判した。
論告求刑までの公判は、裁判員裁判では全国最長の10日間。当初、男性4人、女性2人の裁判員と女性4人の補充裁判員だったが、男性裁判員1人が解任され、第2回公判から補充裁判員の女性が裁判員に選ばれた。裁判員らは24日から計5日間にわたって評議し、有罪か無罪かを判断する。
◆「真犯人に憎しみ」森田被告
 「犯人であるのは明らか」「真犯人ではあり得ない」。大津地裁で結審した森田繁成被告の裁判員裁判で、犯行を裏づける直接証拠はない。検察側は状況証拠の積み重ねで求刑し、弁護側は「疑わしきは被告の利益に」と念押し。「真犯人への憎しみと怒りがこみ上げる」と陳述した被告に、6人の市民はどんな判断を下すのか。
「私を理解してくれる典子さんはオアシスでした。殺したと決め付けられるのは、あまりにひどい」。便せんにつづった、無実の訴えや亡くなった小川さんへの思いを淡々と読む被告。裁判員は被告を凝視したり目を閉じたりしながら、17分に及ぶ最終陳述に聞き入った。
検察側は裁判員らに16枚の「論告メモ」を配り、うち14枚を「犯人が被告であることが明らかなこと」との主張に割いた。事件直前に小川さんと会っていた経緯や被告の車から見つかった血痕などの状況証拠を説明し、弁護側の反論には「不自然、不合理」を連発。「犯人は被告以外あり得ない」と結んだ。
弁護側は「評議の前に考えてほしい」と切り出し、無罪推定の原則や被告が黙秘権を行使してきた正当性を説明。
「森田氏は小川さんに振り回されることはあったが、愛情は失っていなかった。真犯人ではあり得ない」と強調した。
◆裁判員6人、5日で判断
24日から始まる5日間の評議は、決定的な証拠がない中、裁判官3人と裁判員6人が、有罪か無罪かを話し合い、有罪の場合は量刑も決める。
評議日数はこれまでの裁判員裁判では1~2日が多い。高齢夫婦殺害事件で強盗殺人罪を全面否認している被告が対象の鹿児島地裁では、15日間の予定。
内縁の夫を殺害したとして懲役12年を被告に言い渡した今年1月の名古屋地裁の判決で、裁判員だった名古屋市千種区、コンサルタント業男性(78)は「有罪か無罪の判断に意見が分かれて悩むのではないか。私が参加した事件は量刑のみの判断だったが、今回はさらに負担だろう。心証や憶測では有罪と決められない」と気遣った。
元裁判官の木谷明・法政大教授(刑事法)は「『被告が犯人と考えればつじつまが合う』と判断するのではなく、立証されたさまざまな状況証拠が『被告が犯人でないと説明できない』ものかどうかとの観点で判断して決めるべきだ。評議では裁判員に自由に意見を言ってもらい、徹底的に議論してもらいたい」と話している。

汚水タンク殺人・無期懲役を求刑~滋賀・米原市MBSニュース-MBS毎日放送の動画ニュースサイト-
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:VHFkpwdhqkwJ:www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE101123050500408695.shtml
http://backupurl.com/mco4j1
検察は論告で「前途のある若い命を奪ったことは重大で、反省の情も示しておらず、更正の見込みもない」として無期懲役を求刑しました。
これに対し初公判から一貫して無罪を主張している森田被告は、「私は小川典子さんを殺していません。殺した犯人ではありません」と改めて述べました。

(11/23 08:25)

asahi_com米原殺人 無期懲役を求刑-マイタウン滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001011240001
http://backupurl.com/t53zm8
2010年11月24日

【「罪免れること腐心している」/検察側】
「犯行は執拗(しつ・よう)、残忍で、被告はうそを平然と重ねて罪を免れることに腐心している」。検察側は無罪を訴える被告を厳しく非難し、無期懲役を求刑した。
論告によると、殺人罪に問われた森田繁成被告(41)は事件当時、交際相手で被害者の小川典子さん(当時28)と深刻なトラブルを抱え、不倫関係を暴露されかねない状況にあったと指摘。「トラブルはなかった」とする被告に対し、被告、小川さんの双方が互いに強い怒りを示すメールを送っていたことから「トラブルがエスカレートしていたことは明らか」と主張した。
さらに昨年6月10日夜、小川さんが被告と会ったのを最後に消息を絶ったことについて、「小川さんが被告の車で走り去り、約1時間後に車だけが見つかった」という被告の訴えに反論。(1)翌11日から小川さんへの連絡が激減した(2)12日朝に安否を気遣う小川さんの母親の電話に「最後に会ったのは10日午前」とうそをついた(3)事件後、小川さんからの携帯メールを削除した――などから「犯人でなければ説明がつかない行動を繰り返している」と主張した。
また、被告は積極的に車の清掃を依頼することはなかったのに、小川さんの遺体発見翌日、小川さんの血痕が確認された車の清掃や消臭を業者に依頼したことを挙げ、「犯行の痕跡を隠滅しようとした」と指摘した。
「犯人は被告以外にあり得ない」。検察側は論告にあたって主張や争点をまとめた16ページに及ぶA3サイズの資料を裁判員に配り、約1時間50分にわたり被告の犯人性を訴えた。
【「予断抱くこと避けてほしい」弁護側】
弁護側は最終弁論の冒頭、「捜査段階で黙秘したのは正当な権利。直接裁判員に語りかけたいから弁護士が指示した。(有罪という)予断を抱くことだけは避けていただきたい」と切り出した。
検察側が描く被告の殺害動機について、「不倫相手だった被害者と痴話げんかを繰り返していただけ」「すぐに仲直りして2人の関係が深刻に悪化したわけではない」と、真っ向から否定。被告と犯行を結びつける直接証拠がないことも強調し、「被告の着衣から血液反応は一切検出されていない」「殺害現場から採取された足跡や指紋からも被告につながるものは出ていない」などと、改めて無罪を訴えた。
検察側が指摘した車のブレーキドラムの血痕については「(犯行により)飛び散って付いたのなら、車のボディーについていないのは不自然」と指摘。「被告が殺害に関与したと言えず、小川さんが車で走り去った後に第三者に連れ去られた可能性もある」とした。
A4サイズ30枚の資料を約1時間半にわたって読み上げ、被告の無罪を主張した。
【「殺してません」被告】
「私は殺していません」。森田被告は最終陳述で証言台に立ち、手書きのメモ数枚を手にとって読み上げた。
「(小川さんが)私を理解してくれ、愛情が揺らぐことはなかった。殺したと決めつけられるのは、あまりにひどい」「痛かったやろう、苦しかったやろう、真っ暗闇やったやろう。真犯人に対する怒りが収まりません」。淡々と話す被告の表情を、裁判員は一様にじっと見つめていた。
「典子さんの冥福をお祈りします。私を家族のもとに帰してください」と締めくくり、裁判員に一礼した。

滋賀・米原の排水槽殺人:裁判員裁判 状況証拠、どう評価 無罪主張、物証乏しく - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/kansai/news/20101130ddf041040014000c.html
http://megalodon.jp/2010-1202-1227-13/mainichi.jp/kansai/news/20101130ddf041040014000c.html
2010年11月30日15時0分
捜査段階で供述調書に一切署名しなかった被告が法廷では雄弁に無罪を訴えた。検察は「被害者を侮辱するうそを重ね、反省もない」と求刑理由を説明。弁護人は「言いたいことがあれば公判で直接述べるように指示した」と説明した。
裁判員らは30日まで評議を重ねる。

毎日新聞 2010年11月30日 大阪夕刊

asahi_com米原殺人 あす判決-マイタウン滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001012010004
http://backupurl.com/8w83bu
2010年12月01日

検察側は、森田被告は殺害された小川典子さん(当時28)と交際しており、互いの浮気を疑って深刻なトラブルを抱えていたと指摘。小川さんに対し殺意を抱きかねない状況だったと主張した。
「あほぬかせ 明けても暮れても女女女」「人間やぞ お前のメール読み返してみろ」(昨年5月の被告から小川さんへのメール)など複数のメールのやりとりを示し、「被告は我慢の限界を超えていた」と説明。一方の小川さんも「(被告の)暴力を止められない。このままやと殺されるかもしれない」と友人に相談していたことなどを挙げ、「被告の暴力に身の危険を感じていた」とした。
小川さんが消息を絶った昨年6月10日、トラブルは最も激しくなり、小川さんは同日朝、約40分間のうちに被告を罵(ののし)るメールを13回送信したと指摘した。
これに対し、被告は小川さんに対する暴力を否定。弁護側は「被告は小川さんに振り回されたが愛情は失っていない。事件直前のメールも痴話げんかで、日常的ないさかいの範囲だ」と、トラブルを否定し、「被告には殺害する動機がない」と主張している。

■車の血痕
【検察側 めった打ちして付いた/弁護側 タイヤ交換の時にケガ】
検察側は被告の犯人性を立証する有力な物証として、被告の車に付着した小川さんのDNA型と一致する複数の血痕を挙げる。
車内では助手席のシートなど4カ所から検出。車外でも左後輪のブレーキドラムの2カ所に付着していた。ブレーキドラムの血液は、鑑定人の「横から飛んできて付いたもの」との証言から、車近くで小川さんがめった打ちされた際のものと指摘した。
さらに、小川さんの血がついたものを含む車のフロアマット5枚が、被告の自宅庭にあったタイヤラックのカバー下から見つかったことも明かし、「血痕の付着を意識したためマットを隠したとしか考えられない」と主張している。
これに対し、弁護側は「ブレーキドラムの血は、小川さんがタイヤ交換してくれたときにけがをしてついた可能性がある」「マットは小川さんとおそろいを買う約束をしたため事件前に取り外した」などと反論している。
【「試金石」検察側】
状況証拠をいくつも積み重ねて「被告以外に犯人はいない」と主張する検察側に対し、「疑わしきは被告人の有利に。決して冤罪(えん・ざい)を生んではいけない」とする弁護人。
被告の犯人性を争う重大事件のこの裁判を、検察側は「裁判員裁判の試金石」と位置づけてきた。ある法曹関係者は「プロの裁判官が裁けば、有罪となる可能性が高いと思うが、市民がどう判断するかは、わからない」と言う。

タンク殺人事件 2日判決 - NHK滋賀県のニュース
http://megalodon.jp/2010-1202-1230-41/www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065568752.html
12月02日 09時29分

汚水槽女性殺人で判決=状況証拠の判断焦点−無罪主張、裁判員裁判・大津地裁 – とれまがニュース
http://news.toremaga.com/nation/nnews/298580.html
http://megalodon.jp/2010-1202-1213-23/news.toremaga.com/nation/nnews/298580.html
2010年12月02日

森田被告の弁解内容はその時点の証拠に合わせ大きく変わっており、被告の犯行以外にあり得ないとし、「うそを平然と重ねて罪を免れることに腐心し、反省の情は皆無」と非難していた。
弁護側は「けんかは日常茶飯事で、すぐ仲直りしていた。殺意を抱く動機はない」と反論。車の血痕は小川さんが森田被告と当日会う前に付いたもので無関係とし、供述の変遷は取り調べで脅され、あいまいな記憶で話したと説明していた。

[時事通信社]
最終更新:2010年12月11日 20:38
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。