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人の好悪


・トーマス・シェリング:住み分けの動学的モデル

 人間はマイノリティ(少数派)に属するのを嫌がり、同じ傾向(人種、性別、思想、貧富など)
 にある者同士とくっつく。「スティグマ」=有徴性を攻撃対象とする

・ユーリー・ブロンフェンブレナー:ミラー・イメージ

 相手が自分を嫌いだと感じれば、自分も相手が嫌いになる

・アロンソンの実験

 最初に好意を示すと、あとで相手の意見に同意しなくても相手は好意的な立場を変えなかった。

・ロバート・ザイアンス:単純接触効果

 単語や概念、物体から人間まで。接触回数に応じて抵抗感が薄れ、好感度は上がる。これは
 公的な場よりも私的な場での接触の方が影響は大きい。

・ウイリアム・アップル

 低い声の方が堂々として思慮深い印象を与え、高い声は共感性がなく、短慮で神経質な印象を与える

・ウォルスター:自尊の理論

 人は自尊心が弱っている時に、自分を味方してくれる相手を受け入れやすい

ケヴィン・ダッドン

・説得の研究

 相手の趣味や行動、そのグループの使う隠語など覚える事で、相手の親近感に強く訴える事ができる

・服従戦略

 下手に出て油断させ、情報を集める。霊長類はグループ内における下位の者を守ろうとする

悪いことをする理由


・エルンスト・フェール:信頼ゲーム

 悪人を罰する事に他者は快感を覚える

・デヴィッド・キプニス:権力の堕落実験

 弱い権力を持った管理職は、課題遂行に対する部下の能力評価が正確で部下に信頼される状態が長く続く。強い権力を持つと部下の功績を過小評価するようになり、敬意を失う。

・カリギュラ効果

 人は禁じられた行為ほどしたくなるし、秘密ほど知りたがる。秘密の情報を得ると人は普通に聞くよりも信用する。

・ソロモン・アッシュ:同調実験

 人は周りに同調せずに解答した場合、恐怖や不安を感じる

・社会的証明

 自分と同じ意見・立場を表明する存在が0か1かで、意思表示に伴うストレスは大きく異なる。

・パティ・ハースト誘拐事件

 3日間目隠し状態で狭い密室に立ったまま閉じ込められ、その後テロリストから革命精神を聞かされ続け、犯行の気配を見せれば暴行・罵倒を受けた。その後徐々に罵倒や暴行を止めていき、穏健で理知的な会話で自分たちの主張を訴えた。拉致監禁された被害者(新聞王の孫娘)は自由を告げられても出て行かず、テロリストのメンバーに加わった。

損失への恐怖


・ダニエル・カーネマン:損失回避の法則

 人間は利益を受けるよりも損失を蒙ることを恐れる。苦痛に耐え続けるより、一度解放された苦痛を再び受け入れる方が難しい。

・コンコルド効果

 ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資をやめられない状態

・双曲割引理論

 遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない。

評価・判断のバイアス

・選択的記憶

 直接または間接的に経験した様々な出来事を取捨選択して、自分に都合のいい部分だけを記憶として脳にインプットする

・ヒューリスティクス

 複雑な問題解決等のために何らかの意思決定を行う際、暗黙のうちに用いている簡便な解法や法則。
 短時間で結論に達するがバイアスを含みやすい。
  ・利用可能性ヒューリスティクス-想起しやすい事項を優先して評価する。
  ・代表制ヒューリスティクス-特定カテゴリーに典型的と思われる事項の確率を過大に
    評価しやすい(民族差別など)
  ・係留と調整-最初に提示された情報が基準となり、後続の評価は先行者への評価に
    調整を加えたものとなる。

・ジュリアン・フェルドマン

 人間が判断を下す際、その多くはそれまでの経験と単純な規則から来ており、論理や思考は二の次

・エドワード・ソーンダイク:ハロー効果

 ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる
 現象のこと。一般にポジティブな方向への歪みを指すことが多いが、ネガティブな方向へのハロー効果も存在する。

・ロバート・レヴィーン

 人間は一つの分野に対して自信や優越感を持つと知らない分野にも自信があると錯覚する

○対人スキル

・ポール・ミール:バーナム効果(フォアラー効果)

 誰もが言ってほしい言葉をかけて、相手に無意識にそうだと思い込ませるスキル。話が前向きで、
 「自分にだけ適合する分析」と被験者に匂わせ、被験者が評価者の権威を信じている時に より高い効果を
 得る。不安状態にある人、被暗示性の高い人ほど効果があり、世慣れた人や鬱病者には効果が薄い。

・ディーン・アーチャー:社会的知能

 相手の態度や表情、仕草などから相手の感情や考えを察知すること

・コールド・リーディング話術

 観察や簡単な会話から相手のことを言い当て、信頼を得る話術。バーナム効果を活用しながら
 反応を探り、対象にイエスと言わせ続ける。

・カール・ロジャーズ:カウンセラーの手法

 患者が持つ経験と自己概念への期待を否定しない。カウンセラーによる分析・診断・指導を
 先行させず、まずはクライアントに話させ補助に徹する。

・ピグマリオン効果/ゴーレム効果

 指導者の期待度によって学習効率やパフォーマンスが上下するとするものだが、心理学的には批判もある

・キャメロン・アンダーソン

 組織のリーダーはその組織内で求められる能力とは全く関係ない。最も必要な素質は、
 どれだけ自信があるように振る舞えるか。

情報の変容

・ジェニファー・タラリコ/デビット・ルービン:フラッシュバルブ記憶

 何か重大な出来事を目の当たりにすると、人間は鮮明に覚える。多くは月日とともに変容していく。
 誘導尋問は暗示性により記憶変容を促進するリスクがある。

・G・W・オールポート:流言の拡散パターン

 ①平均化/話の細部は省略され、単純になる ②強調化/一部分だけが強調される 
 ③同化/流布者の思考枠組みに沿って論理が調整される

・エリザベス・ロフタス:ソース・モニタリングのエラー

 人から聞いた他人の体験を自分の体験と思い込んでしまう

・フレデリック・ブロシェ、ローレンス・ローゼンブラム

 人間は舌だけでなく、雰囲気や事前の情報、視覚や聴覚などの五感を使って味わっている

・メアリー・ロスバート

 人は例外なく、先行情報を重視する。同一人物でも事前説明によって、残酷そうにも
 正義感が強そうにも見える。

男女関係

・ウィラード・ハリー・ジュニア

 一万五千組のカップルを調査し、不満・悩みの最多は男の稼ぎについて、次点はセックスについて

・デイビッド・M・バス

 三十七か国の男女の好みを調べ、一国除いてすべての国では、男は肉体的魅力と美貌を
 女に求め、女は社会的地位と野心、勤勉さを男に求めた

・ワーキル

 アンケートでは男の場合は身体的な魅力、女の場合はユーモアや思いやりがあることをパートナーの
 条件に挙げた。現実の選択では男はアンケートの通り、女はハンサム、金持ち、オシャレ、平たく言えば
 社会的に地位のある相手を求めたが、アンケートの時点では(自覚的な)嘘はついていなかった。

・チャールズ・マクマホン

 80点満点中、男性が39.2点、女性は33.2点の割合で、暖かい言葉を欲しがった。男性は女性より励ましや慰めを
 求める傾向にある。お世辞と理解していても嬉しい。

環境→気分→判断

・スコルニック

 人への依頼を成功させるのに理想的な時間帯は午後2時から4時の間

・J・M・カールスミス

 罪悪感を相手に抱いた人間は、罪悪感を抱いていない人間に比べて、三倍ほどの影響がある。
 頼みごとの承諾率については2倍

・M・R・カニンガム

 人間は夏は涼しく(25-27度)、冬は暖かい(18-20度)ほうが説得されやすくなる。
 晴れ(湿度は60%以下)、気温変化の少ない環境の方が同上。

・クリストファー・チャブリス

 強い感覚刺激を持続的に加え網様体賦活系に負荷をかけると、注意・判断力は低下する。

・ダンカン・シメスター

 現金と比べてクレジットカードのグループは二倍以上金銭を浪費した。売り手もカードで支払われるより
 現金のほうが嬉しい。データマネーは現金より実在性が薄い。

・アントニオ・ランゲル

 音楽とワイン売り上げの実験。BGMによって気分や判断は大きく左右される。

感情的反応


・カニンガム:ノンバーバル(非言語)反応

 ①アクビをする。眉をひそめる。爪の手入れをする。鏡を見る。天井を見上げる。携帯を弄る
  という動作も拒絶シグナルに含まれる。
 ②相槌を打つ。相手の目を見る。これらの行動は二つのパターンがある。話に興味があるか、  あるいは
  興味が無いが愛想として興味があるフリをしているか。首の筋肉はうなずくような前後の動作に関しては
  コントロールし易い。小首を傾げるという動作はそれよりも少し難しく、また疑問や興味を持っている証拠

・ポール・エクマン:

 本当の感情に基づく表情変化は0.25秒以内に起こる。演技反応は事前想定・練習されたパターンでない限り、
 1秒以上のタイムラグがある。(←事前~の部分は個人的追加)

愛情について


・ポール・J・ザック:オキシトシン

 愛情や信頼に関する感情が高まる。言語肯定や愛護的肉体接触で分泌される。

・レナード・レヴィ

 性格(被暗示性など)を変えるにはノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンの分泌を調整すればいい。

・DVのサイクル

 ①緊張期-恐怖にさらされ、変化がいつ起こるかわからない
 ②爆発期-激しい暴力や罵倒。無力感に陥り、意思が弱まる
 ③ハネムーン期-真摯に優しく接し、強い安心感を与える。ドーパミンとオキシトシンが分泌されやすい

・パティ・ハースト誘拐事件

 3日間目隠し状態で狭い密室に立ったまま閉じ込められ、その後テロリストから革命精神を聞かされ続け、犯行の気配を
 見せれば暴行・罵倒を受けた。その後徐々に罵倒や暴行を止めていき、穏健で理知的な会話で自分たちの主張を訴えた。
 拉致監禁された被害者(新聞王の孫娘)は自由を告げられても出て行かず、テロリストのメンバーに加わった。

・サイコパス(反社会性人格)

 良心や共感、責任感・罪悪感が欠落している。感情的・不合理な他者を強く嫌悪・軽蔑する。
 自尊心が過大であることが多く、表面的な魅力を持つ。

・デミサイコパス

 良心自体が小さい、あるいは欲求が過大なために良心の制約がほとんどない人間。他者への共感や
 愛情は持ちうるが、偏向や波がある。知能が高ければ巨大組織の経営者に天才的な能力を発揮する。

○ミルグラム+社会的影響

・ミルグラム・ジンバルドーの実験

 残酷な行為を強いる服従に対して、服従する側の考えや人格よりもその強いられる状況のほうが
 強く影響する。人格は役割に適合していき、思考パターンは非個人化する。

・ミルグラム:スモールワールド現象

 距離や人種に関係なく、人々は平均して六つのステップ、六次の隔たりによって繋がっている。
 その人間に与える影響力の範囲は三次まで、一時の相手とは相互に行動パターンの模倣を行い
 関係を強化する。この人脈を駆使した代表例はボルジア家。

・マーク・グラノヴェター:閾値モデル理論/正のフィードバック効果

 犯罪や暴動への参加タイミングについて、各個人は閾値を内包している。ハードルの高さは個人間で
 異なるが、人数が増えるほど集団は膨れ上がり易くなる。

・社会的ネットワーク理論

 ある出来事Aが繋がりのあるノード(≒各主体者)に影響を及ぼし、異なる出来事Bを起こす。AはBによって変質し、
 Cへと変化・変質する。(例:○○の出会い系サイト化、市民運動)

学習


・ダニング・クルーガー効果

 自信は学習の意欲・能力を阻害する。学力・技能センス調査において、下位にあるほど
 自分の実力を過信する傾向にあり、結果を知っても改めない。その対照群を教育しスキル水準を
 引き上げると、自分を客観視できるようになり自発的学習を始めた。
 知的能力で90%の人間が、自分は上位10%に入ると見込んでいる

・イアン・エアーズの実験

 未来の自分は今よりも良くなっていると76%の人間は思ってるが、五年前の自分を振り返るとあまり変わっていない

・ジョン・ボイド:OODAループ

 監視(Observe)- 情勢判断(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)のサイクルを繰り返すことによって
 より良い意思決定を導く、あるいは意思決定の展開加速を補助する。

・セリグマン:犬の学習性無力感に関する実験

・エドワード・デシ:内発的動機づけ

 人の心は選択・判断を経験することでしか成長しない。自律・責任感・当事者意識を持つには、
 選択肢を十分に判断できる知識や情報が与えられないといけな

追加

ジム・ジョーンズ

ジョーンズタウンのカルト教祖。信者を集団自殺させた。

ホーンズ効果

人間は最初に嫌いだと感じると時間が経過するにつれて更に相手が嫌いになっていく。

ギロビッチ:透明性の錯覚

相手に自分の心が読まれている、理解されていると錯覚してしまうこと。
人間は誰もが自己を中心とするバイアスにかかっている。

心理的リアクタンス

人間は高圧的に説得されたり、押し付けられると自己を守る為に反発する。自己防衛論。
最終更新:2014年09月10日 00:11