これから起こりうる最悪の事態の想定

まずは3行で説明

ニコニコ動画はニコニ・コモンズに画像や音楽等の素材を登録したり
創作をするユーザーに奨励金を支払うプログラムをスタートさせた。
だがそこにはとんでもない権利侵害の危険性が潜んでいたのである。



共通する問題

著作物を無断で登録した赤の他人が奨励金を受け取る

クリエイター奨励プログラムの母体となるニコニ・コモンズでは
著作者とは無関係のアカウントによって登録された無料素材が大量にあり
しかも営利利用可と設定されているケースが存在します。
既にクリエイター奨励プログラムのポイントは登録者に割り振られており
他人の著作物を無断使用して奨励金を受け取るユーザーが2012年4月に発生する可能性が高いです。

↓↓もっと知りたい人は↓↓
現行のニコニ・コモンズサービス

赤の他人によって複数アカウントで分割してアップロードされる

同一人物によるものかどうかの判定も困難で問題が泥沼化する危険性が高いです。
実例はリンク先をどうぞ。

↓↓もっと知りたい人は↓↓
非常に悪質な権利侵害チェック逃れが見つかる

企業の場合

自己負担による権利侵害への対応を強いられる

株式会社アリカがニコニ・コモンズに動画を登録することで
将来発生する著作権侵害を回避しようとしています。
これが企業対応のスタンダードになってしまうのでしょうか?
すべてのコンテンツをニコニ・コモンズに登録するしかないのでしょうか?

↓↓もっと知りたい人は↓↓
アリカに見る企業の著作権侵害対応

公式と間違われやすいキャラクターが作られて商利用される

ニコニ・コモンズでは企業の商標や著作物に改変を施したものが
営利利用可として登録されています。
事前審査で登録を拒む機能はシステム上ありません。


個人創作者の場合

成りすましによる危険

著作者本人に成りすまして奨励金を受け取るだけでなく
「権利侵害をして奨励金を懐に納めた」という名誉毀損目的の捏造も可能です。

↓↓もっと知りたい人は↓↓
肖像権侵害を悪用した個人攻撃の懸念

裁判は通常より困難になる

権利新会社に対して損害賠償の裁判を起こす前に
ニコニコ動画の運営に対してアクセスログ開示請求裁判が必要になり
膨大な費用と時間を取られると予測されています。

↓↓もっと知りたい人は↓↓
裁判になったらどうなるの?

著作権主張のための手続きを強いられる

株式会社ニワンゴの木野瀬友人取締役による見解
匿名投稿によって発表された作品の著作権保護の手段として
ニコニコ動画運営は文化庁への登録を推奨しています。
著作権に関する登録制度のよくある質問(文化庁)
文化庁のQ&Aのページで概要を理解できますが、日々ブログや掲示板で作品を発表している個人が利用するのは困難です。
それ以前に「我が社のサービスで無関係な人に被害が及ぶ可能性があるので皆さん自衛してください」という姿勢は
営利企業として正しいのでしょうか?
最終更新:2012年01月25日 12:16
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