時空管理局

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時空管理局」を以下のとおり復元します。
異世界間移動の技術が存在する「[[魔法少女リリカルなのはシリーズ]]」に登場する架空の組織。
シリーズ2作目「A's」以降、[[高町なのは]]や[[フェイト・テスタロッサ]]も所属している。 ((当初なのはは「民間協力者」ということになっていたが、最終話ではいつのまにか嘱託魔導師扱いとなっていた))
ミッドチルダと呼ばれる次元世界が中心となり、幾つかの世界が共同で運営を行っている。

(StrikerSから)約150年前に成立し、次元世界から質量兵器の根絶((質量兵器の定義は「火薬や化学など魔力に頼らずに大量破壊を可能とする兵器」。その使い勝手の良さと生物、建造物、環境を無差別に破壊するという点が問題視され管理局が使用を禁止した。ただし技術そのものが失われたわけではない))と[[ロストロギア>ジュエルシード]]の規制を働きかけてきた。
75年前から各次元世界の管理を始め、以降数多に存在する次元世界を管理・維持している。通称「管理局」。
曰く「警察と裁判所が一緒になった様な所」で、他にも文化管理や災害の防止・救助など手広く活動しているが、
次元空間を航行可能な戦艦や総数が知れない魔導師部隊群など、警察と呼ぶにはいささか過剰すぎる戦力を有している。

主に次元航行部隊(通称「うみ」)、地上部隊(通称「おか」)の2つに分けることができ、
1期、A'sは次元航行部隊所属のアースラチーム、StrikerSでは地上部隊に新設された機動六課がメインで活躍する。
地上部隊は階級呼称に自衛隊式のものを使用しているが、今の所次元航行部隊でも採用されているかは不明。
StrikerSにて軍事色が色濃く出た理由として「話の舞台が地上部隊に移ったから」という見方が出来る。

#region(close,作中で登場した主な役職)
・執務官
シリーズを通して登場している役職で、事件などの調査や指揮を行う。
高い権限を持つ反面、優れた知識と判断力、実務能力が求められる。
警察組織でいう警部以上に当たるとは原作者の弁。下位に「捜査官」が存在する。
作中ではA's以前のクロノ・ハラオウン、StrikerSでのフェイト・T・ハラオウンなどが該当する。

・提督
こちらもシリーズを通して登場している役職。主に戦艦や現場での指揮を行う。
未だによく分からない部分が多い役職で、現実における提督よりも権限が弱い可能性が指摘される。
作中ではA's以前のリンディ・ハラオウン、StrikerSでのクロノ・ハラオウンなどが該当する。

・嘱託魔導師
A'sにて登場した役職。具体的に何をするのかは不明だが厳しい試験が存在する。
PT事件の裁判期間中にフェイトがこの認定試験に合格し、裁判に少なからず影響を与えた。
恐らくは事件に対して反省の意思を提示する意味合いがあったのだと思われる。
作中ではA'sでの高町なのは、フェイト・テスタロッサが該当する。
 
・教導官
A'sから存在は明示されていたが実際に登場したのはStrikerSから。
平時は装備や戦闘技術のテストや研究、演習での仮想敵役や技能訓練などが主な仕事。
いわゆる[[アグレッサー部隊>http://ja.wikipedia.org/wiki/アグレッサー部隊]]の役割であり、所属する魔導師は&bold(){エースオブエース}などと呼ばれる。
作中ではStrikerSでの高町なのは、ヴィータ(StrikerSのエピローグにて異動)が該当する。
#endregion

社会正義を執行する機関とされているが、上記のとおり強大すぎる力を有するが故に不透明な影の部分も少なくない。
また、次元航行部隊と地上部隊の対立が存在したり、大きすぎる組織であるために融通が利かず後手に回りやすいなど、
巨大な集団によくある問題点にも悩まされている。
そして『StrikerS』においては、まさにこういった問題点の集大成→組織腐敗+社会問題(後述)の図式で物語が展開され
結局、物語が終わっても何ら改善される(改善しようとする)方向すらなかった。

管理局の局員は必ずしも全員が魔導師であるという訳ではなく、むしろ魔法を用いない局員も数多く存在している。 
求められる技能が高い上にカバーする次元世界の数が膨大なために慢性的な人員不足の傾向があり、
優秀な人物、かつ人間性に問題がないと判断されれば経歴の如何を問わず積極的に採用する傾向がある。 ((例え前科持ちだろうが問題なく、1期のフェイト、A'sのヴォルケンリッター、StrikerSのナンバーズ12人のうち7人とアギトなど、敵方として登場したキャラ達を手当たり次第に引き込んでいる))
ミッドチルダという世界における就業可能年齢がかなり低いということもあり、
年端も行かない子供であろうと重要な役職や任務に就くことも多い。10代で執務官、20代で提督になった例もあるほど。
…が、それは裏を返せば、いわば「魔導師(魔力)至上主義」という社会問題とも言えるものであり、実際、『StrikerS』本編において
実績・キャリアともに申し分ないが、魔力を持たない体質であったばかりに軽んぜられたという背景を持った人物が登場しており、前述における
経歴の如何を問わず積極的に採用する~というシステムに対し、思いっ切り不満を露にしていた。

//↑魔力至上主義はあくまで妄想ネタあって公式ではない。大体そんなものがあればレジアスはあの地位にいない
//はやてが疎まれたのは単純に闇の書事件が絡んでいる経歴の胡散臭さから
//あの地位にいる理由は公式HPにありますが。問題なのは、逆に言えばあの地位にいながら本局から蔑ろにされていた、って事でしょ。
//魔力が無い事云々に関しても、妄想ではなくて後半に描写自体はありました。
//魔力至上主義に関しては、むしろ最終話のお茶会で充分公式でしょw魔王ネタと同じで、たとえ作り手がどんなつもりでもあの発言はそういう結果にしかならないと。

ニコニコRPGにおいては最終話でその存在が明示される。
エンディングにて[[EDF]]との協力体制が成立。
また、なのはがフェイトと共に管理局の所属であるという旨が明かされた。

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