School Days

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School Days - (2008/04/06 (日) 23:45:32) の編集履歴(バックアップ)


School Days(すくーるでいず)

2005年4月28日にOverflow(オーバーフロー)より発売されたPCアダルトゲーム。
略称は「スクイズ」「スクデイ」など。2007年にはTVアニメ化もされた。
本作のifストーリーを描いた外伝「Summer Days」も発売されている。

本来は普通(?)の18禁学園恋愛アドベンチャー。
このジャンルとしては珍しい全編フルアニメーションでの製作である。
が、従来のこのジャンルのゲームと比べ鬱展開や修羅場といったものが圧倒的に多い
グッドエンドもまともな倫理観から見れば首をひねってしまう内容が多い。
おまけにバッドエンドに至っては必ず流血沙汰になってメインキャラの内誰かが悲惨に死亡するという、とんでもないゲームである。
しかし、そのギャップが受けたのか、国内外問わずにコアなファンを多く獲得し、
外伝作品の製作に続いてアニメ化され、PS2での全年齢版の発売などといったメディア展開をされる事になる。

だがいろんな意味で常識外れな同作品であるだけに、TVアニメ化決定のニュースが流れた際は当然賛否両論。
「さすがに地上波だからバッドエンドは無いだろう」という前評判も多く見られた。
が、蓋を開けてみれば地上波向けとしては類を見ないほど性的描写が多く、
原作を超える鬱展開・修羅場(ある意味原作ルートの詰め合わせ)が展開されたため、多くの視聴者を阿鼻叫喚の渦に陥れた。
そんな中で迎えたアニメの最終回はいわゆる「Nice boat.」騒動で散々視聴者を振り回した挙句、
ようやく放送された内容は原作以上に壮絶な内容で多くの視聴者を絶望のどん底に叩き落とした。
しかし原作以上に心理描写が濃く描かれたためか、アニメ放送以降は更にコアなファンを増やしている。

しかし一部の鬱展開や『Nice boat.』『誠死ね』『ヤンデレ』などの単語レベルでの話題が先行しているが、
実際はそんなに簡単な作品ではなく、あらゆる所に深い意味が込められた非常に奥の深い作品になっている。
TVアニメ版において「作画も含めて、完成度は近年のものでは最高クラス」と評されている事からも、
一度ハマってしまうと抜け出せなくなるというその中毒的な要素を感じられるだろう。

ネタ的な側面でも人気を博しており、ニコニコ動画上においても数々のMADが製作されている。
とくに↓はニコニコ動画のアニメカテゴリにおいて最大の再生数を誇り、同カテゴリの最高傑作として名高い。

また「Nice boat.」を製作側自身がネタにしたり、エイプリルフールのネタを実際にOVAとして発売してしまうなど、
TVアニメ終了から時間が経過した現在でも話題の絶えない作品である。

ニコニコRPG本編においても、原作やTVアニメ版において見られた凄惨な内容が多く再現されている。
しかしそこはニコニコRPG、ギャグ性の強いストーリー展開がうまくカバーしてくれているので、
お子様でも安心して楽しめる内容になっている……はずである。

よい子のみんなも悪い子のみんなも、ゲームの中のようなことは決して真似をしてはいけません!


関連項目

キャラクター

用語


その他、ニコニコRPGには直接関わりが無いので、興味を持った人向けのリンク(+を押して展開)
+ ...
尚、今年のエイプリルフールネタは世界視点で物語が進む「Sekai Days」」だが、
実は同時に「Cross Days」という外伝が製作されている事が発表されている。
過去に外伝製作についての話が挙がっていた事から考えても、こちらは冗談ではなく真実であるという見方が強い。
(日付が変わると同時にページが消えているので、本当に製作されているとすれば、後日正式に発表されるものと思われる)