真紅眼の黒竜

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真紅眼の黒竜 - (2008/03/01 (土) 20:31:20) の編集履歴(バックアップ)


「真紅眼の黒龍」(レッドアイズ・ブラックドラゴン)は、「遊☆戯☆王」における
カードゲーム「デュエルモンスターズ」を代表するモンスターカードの一枚である。

ニコニコRPGの第2章終了時点では、デュエルモンスターズに登場するモンスターの中で
唯一戦闘アイテム扱いになっている(他のモンスターは敵キャラもしくは技で登場)。

(※以下「レッドアイズ」と記載)

☆(レベル)7の上級モンスターであるが、その能力値は攻撃力2400/守備力2000と控えめで、
レッドアイズ自体は別段特殊な効果を持っている訳でもない。
同レベルのモンスターは勿論、生贄1体で召喚できる☆5~6の上級モンスターの中にも、
能力値や効果でレッドアイズを上回るモンスター自体は数多くいる。
しかし、サポートカードが多いことや、本編のストーリーにおいて度々重要な局面に登場することもあって、
その人気はとても高い。

攻撃時の技名は「黒炎弾」。口から大きな火球を吐いて攻撃する。
なお技名は、文字通り「こくえんだん」と読む場合と、「ダーク・メガ・フレア」と読む場合がある。
その後現実のカードゲーム「遊戯王OCG」でレッドアイズ専用の魔法カード「黒炎弾」が登場したため、
遊戯王GXでは「ダーク・メガ・フレア」で統一されている。
また、「ダーク・メガ・フレア」は「メタル化・魔法反射装甲」によって
レッドアイズがパワーアップした姿である「レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン」の技名でもある。

原作では、「決闘者の王国編」で初登場。
「マニア価格で数十万円はする」という文字通りの超レアカードであり、
最初はデュエルモンスターズの全国大会2位(当時)の実績を持つ「ダイナソー竜崎」
(ニコニコRPG未登場)の切り札として登場した。
このモンスターを召喚したことで優位に立ち勝利を確信した竜崎は
対戦相手の城之内にアンティ(賭け)ルールを持ちかけ、「時の魔術師」のカードを奪おうとする。
しかし城之内がその直後に「時の魔術師」の特殊能力を発動。
一世一代の大博打であったが、効果は無事に発動し、デュエルは城之内の劇的な逆転勝利に終わった。

結果、アンティルールによってレッドアイズは城之内の手に渡り、
以降は彼の切り札として活躍していくこととなる。
後に、遊戯と城之内の友情の絆を象徴するカードにもなった。

東映版「遊☆戯☆王」の劇場版にも登場。
そこでは「勝利ではなく可能性をもたらす竜」とされていた。
それは原作やテレビ東京版でも変わらず、レッドアイズが相手のライフを0にしたことはほとんどないが、
召喚に成功した後には必ず勝負の流れが良い方向に傾く。