しも氏の製作による「ニコニコメドレーシリーズ」の最初の曲。（以下「中毒～」と記載する）
なお、本項では「組曲『ニコニコ動画』」を含むしも氏製作の他作品、及びその派生メドレーについても解説する。
（なお、この項目は2008年4月現在のデータを基に書いています）
「
レッツゴー！陰陽師」「
魔理沙は大変なものを盗んでいきました」
「
思い出は億千万」「
あいつこそがテニスの王子様」といった、
ニコニコ動画において人気の楽曲をしも氏がインストアレンジ、メドレー形式に編曲した楽曲である。
作者の後作である「組曲『ニコニコ動画』」（後述）に対して「初代組曲」という別名で呼ばれる事もある。
音楽系のコンテンツであるが、動画部分にはWindows Media Playerの視覚エフェクトが使われているため、
この曲のタグには「空気の読めるWMP」というタグがつけられるのがお約束となっている。
（しも氏のメドレーは全てこの形式による投稿であり、以降の彼の楽曲にも同様のタグがつけられる）
再生数50万を超える動画であるが、後の「組曲『ニコニコ動画』」があまりにも有名なせいか
再生数の割に知名度はイマイチ低く、ニコニコRPGで初めてこの曲の存在を知った人も少なくないようだ。
ニコニコRPGでは最終章・ニコニコ編において戦闘BGMとして使われている。
最後の戦いへと赴かんとする
ピコ麻呂達にピッタリの楽曲といえよう。
この曲の続編として製作されたのが「組曲『ニコニコ動画』」である。（以下「組曲」と記載）
ニコニコメドレーシリーズとしては最も有名な曲であり、ニコニコ動画の音楽カテゴリにおいても第3位の再生数を誇る。
（ちなみに2位は「レッツゴー！陰陽師」、1位は「
ミクミクにしてあげる」である）
「中毒～」と所々で似たような楽曲構成になっており、「中毒～」のロングバージョンともいえる楽曲である。
これほど有名な曲でありながら、ニコニコRPGには未だ採用されていない…
と思いきや、RPGの起動時及びGAME OVERの際に流れる「さくら さくら」は、実は組曲の最終部分に流れるものと
同一のアレンジ…というかそのものである。つまり、（部分的とはいえ）ニコニコRPGを起動して
最初に聴く事ができる曲、それこそがこの「組曲『ニコニコ動画』」であると言わざるを得ない！
「中毒～」及び「組曲」から3ヵ月後の2007年9月、ニコニコメドレー第3弾として「ニコニコ動画物語.wav」が公開された。
前2曲とはほぼ異なる構成になっており、何と25分以上にも及ぶ大作となっている。
その長さゆえ気軽に聴く事は難しいかもしれないが、暇があったらぜひ聴いてみて欲しい力作である。
この3つのメドレーの公開後、これらのメドレーを原曲の歌詞で「歌ってみた」り、原曲で再現する動きが活発化する。
また、これらのメドレーに倣って多くの派生メドレーも製作されるようになった。
ニコニコRPGの第一弾PVもその音源部分に「物語」や派生メドレーの一つである「
裏組曲」と同一の楽曲構成が見られ、
これらのメドレーの影響を多分に受けた派生メドレーの一つと見る事ができる。
なお2008年4月、前作から7ヶ月ぶりとなるしも氏の新作「ニコニコ動画流星群」が公開された。
製作時期の都合で前3作に収録できなかった「ミクミクにしてあげる」や
最近まで削除動画に使用されていた「
G線上のアリア」など、
最新のニコニコ動画ヒット曲をふんだんに盛り込んだメドレーになっている。
関連項目
派生メドレー
関連動画（しも氏によるニコニコメドレーシリーズ）
なお、我らが
作者もニコニコRPG製作以前に「組曲『ニコニコ動画』」のアレンジ版を製作していたらしい。
