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東方春幻想武将解説 - (2012/02/08 (水) 12:29:47) のソース

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*主な登録武将(二大勢力時神主軍所属)
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:神主 |
現代日本のしがない一般人にして、幻想郷の『創造主』。幻想郷の危機ともいえる異変の解決を願うリリーホワイトとリリーブラックにより三国志の世界につれてこられ、異変解決のために軍を立ち上げることになる。
生みの親として、幻想郷とそこに住む者たちのことを深く思いやっており、自分の正体が知られることで彼女達の有り様が変わってしまう事を恐れ、博麗大結界の維持管理を行う外側の世界にある博麗神社の管理者を名乗っている。その正体を知っているのは自力で解に至った八雲紫や、成り行き上正体を明かさざるを得なかったレミリア・スカーレットや四季映姫など一部のみ。
この世界にきたことで不思議な力を身につけており、今回の異変解決のためにはその力が鍵と考えられるが…?
あくまで現代の一般人なので武将としての能力、とりわけ肉体面はパチュリー以下。しかし酒飲みとしては鬼を相手に引き分ける(酒が無くなっても勝負がつかなかった)ほどの大酒豪である。
幻想郷の一部重鎮からは『幻想創主』あるいは『創主』と呼ばれることもある。
:博麗霊夢 |
元博麗霊夢軍君主。本作ではいい加減な態度と裏腹に根っこの部分はかなり真面目なキャラとして描かれている。
神主軍が幻想郷勢力を統べ始めている状況でも、神主の存在を認めず、博麗の巫女という異変解決の専門家としての誇りと意地から徹底抗戦を選んだ。
しかし紫に心得違いを指摘され、神主軍に負けたことでわだかまりを解消。生来のいい意味でのいい加減さと心の余裕も取り戻す。以降は神主軍において幻想郷組のまとめ役のひとりとなる。貧乏という二次設定が付加されており「頑張ればボーナス」の言葉に眼の色を変えたことも。
マイペースなのはいつも通りだが、今回は異変の内容が内容だけに、異変解決に向けての姿勢は真剣そのものである。相変わらず予知レベルの勘を有している。
:レミリア・スカーレット|
元レミリア軍君主。幻想郷のパワーバランスの一角を担う実力者の中で最初に神主軍に加入。霊夢が加わるまでは幻想郷組のまとめ役として、その後もまとめ役の一人兼神主軍中核の一人として成果を出し続ける誇り高き吸血鬼。
また「紅の神槍」の異名をとり、史実武将組の古参にしてまとめ役の一人である「江東の虎」孫堅と並び、神主軍の二枚看板として敵軍にも知られている。
部下に対する思いやりを忘れず、言葉により相手を翻弄し、自ら先頭に立って敵部隊を打ち崩し、敵将を一騎打ちで打ち倒す等そのカリスマは留まるところを知らないが、美鈴いわく、たまに外見に見合った可愛い言動を取ることがあるらしい。
神主軍最古参の大物という事もあってか、本作において最も力を入れて演出されているキャラである。
曰く、神主は西遊記で言う所の三蔵法師ポジとの事なので、レミリアはさしずめ孫悟空ポジか?
:八雲紫|
元西行寺軍軍師。その立場ゆえか神主の正体には最初から気付いており、初対面の折には普段の彼女からは想像も出来ない、最大限の礼を以って彼と向かい合った。
幻想郷の者が一致団結して異変に当たるためには、全員が認める旗印になる人物を明確に定める必要があると考え、神主に断わった上で西行寺軍滅亡後は博麗軍に所属。神主軍と霊夢軍の直接対決のお膳立てをし、その勝敗を持って幻想郷の者全員が納得の行く形でこの問題を解決させた。
その後は藍と橙を神主軍に残し、今回の異変やその黒幕について調査をしていたが、黒幕の手に落ち、「幻想郷の創造主の一人にして、この世界を愛する賢者」という自身の存在を「幻想郷のような隔離された世界を手に入れ、その陰の支配者になりたいというだけという野心家」に書き換えられ、魔界軍の将として神主軍の前に立ちはだかるが、益州制圧戦の最終局面に神主によって歪められた存在を元に戻され、正気に帰った後、正式に神主軍に所属。
たまにネタに走ったり人をからかう悪戯はするものの、妖怪の賢者の名に相応しい威厳と英知と持ちうる力の全てを、幻想郷の危機を救うため、異変解決の鍵である神主を助け、幻想郷の者たちをまとめ上げる為に注ぐ。
:四季映姫・ヤマザナドゥ |
元四季映姫軍君主。その役割や立場ゆえ、神主軍の傘下に加わった直後、神主自身から彼の正体を知らされる。
幻想郷の者達の「らしさ」を失ってほしくないという理由から、神主は自分の正体について知っている者に対しては、出来る限り普段どおりの態度で接してほしいと頼んでいるのだが、生真面目で規律を重んじる性格だからか、同じく事情を知る紫や永琳に比べると意識して恐縮してしまう場面が多い。
一見規則のみを重んじているように見えるが、あまり表には出さないだけで、思いやりの深い人物。また、思いもかけない状況にいきなり放り込まれて混乱したり、甘い茶菓子に夢中になるなど可愛らしいところもある。
益州攻略戦においては前線基地である交趾や江州の守りを担当。強化武将達に率いられた魔軍の大軍勢に攻め立てられながらも、的確な指示で味方の援護を行いつつ城を守り、ついには益州鎮圧の最後まで魔軍を城に入れる事を許さなかった。
神主に対しては親、あるいは異性として慕う気持ちがあるようで、紫や永琳にそのことをからかわれたこともある。
袁旻の優れた才覚を見出し、それを磨き上げたと同時に、その心の傷について理解し気にかけていることから、師として彼から厚い敬愛の念を受けている。
:西行寺幽々子|
元西行寺軍君主。白玉楼の主を務める腹ペコ亡霊姫。
マイペースな性格と言動で他人を翻弄し、弄って楽しむのが趣味。主な標的にして被害者は従者である魂魄妖夢である。
紫とは無言の信頼で結ばれた親友で、人を煙に巻くことに長けた彼女の考えや事情を正確に察することの出来る数少ない人物。
柔軟な思考の持ち主であると同時に、場の空気を読むことに長け、機転も利くなど、のほほんとした能天気な言動とは裏腹にその能力は極めて高い。
幻想郷組ではとりわけ弓戦法による敵将の狙撃に定評があるが、不死の存在である蓬莱人は苦手。
またその旺盛な食欲ゆえに、食事を盾に取られる事にきわめて弱く、夕食抜きの一言が言う事を聞かせる際の強硬手段として通じるほど。
:八坂神奈子|
元四季映姫軍五虎大将筆頭。
軍才は高くとも経験不足の袁旻に実戦の場において経験を積ませたり、秘蔵の神器の一つを貸し出したりと、手をかけている。
軍神の名に恥じず、自ら先陣を切って敵をなぎ倒す猛々しさに加え、一時負けても最後に勝たせるのが軍神だと主張し、己の敗北も辞さない芯の強さを併せ持つ。
しかしいまだ子離れが出来ておらず、早苗の恋愛事に関しては親馬鹿ぶりを出し、その辺はサバサバしている諏訪子に窘められる事もある。
:洩矢諏訪子|
元四季映姫軍正軍師。しかし神である自分には人間の戦略はよく分からないと、軍師としての仕事は副軍師である陸遜に丸投げしていた。
武将としては、攻めに優れた神奈子の対を成すような形で、地の力を借りた治療などによる守りに長ける。
自分の子孫でもある早苗を大切に思っているが、神奈子のように溺愛はしておらず、男女関係なども当人達に任せるべきと見守るタイプ。
:東風谷早苗|
元四季映姫軍所属。たまに訳の分からないはっちゃけかたをするが、基本的には真面目な性格だが、その真面目さが若干方向音痴。
一方で自身の力不足を知ったときにも諦めず何度も困難に挑んだり、自らを鍛える事を厭わないなど、かなりの努力家で負けず嫌いでもある。
信仰を蔑む廖厥とは馬が合わなかったが、神の力という「努力なしに得たものの上に胡坐をかいている」という彼の指摘を受け入れるなど、努力により自分と対等に渡り合う力を得た彼の事を認めてもおり、その後、彼の過去を聞いたことで「己を確立せぬまま信仰に全てを委ねてしまってはただの獣と同じだ」という言葉に、自分の信仰への考え方を見直す必要があると思い至る。
その際、唐突に現れ、彼を一方的に見下し馬鹿にするような発言をした李偵からナンパをされた時には、これをとってもイイ笑顔で一刀両断に切り捨てた。絶対許早苗。
:八雲藍|
元西行寺軍。橙を思いやり気にかけるが、必要以上に甘やかしたりもしない優れた主にして保護者であり、彼女自身も主である八雲紫に絶対の忠義を誓い八雲の名に誇りを持つ最強の式である。
ただ油揚げにだけはやたらと目がなく、紫が呟いた「油揚げ」の一言でいきなりやる気になったり、紫の目の前にも関わらず「全ては油揚げのために」などと言い切るなど、その執着ぶりはいっそすがすがしいほど。
:橙|
元西行寺軍。八雲の式としての自覚を持ち、主たちの名に恥じないよう、足を引っ張らないように頑張る無邪気で健気な猫の式。紫と藍に絶対の信頼を寄せており、その言葉を疑うことはない。細かな理論面は不得意だが、感覚的に物事を掴む点には優れている。
好物の猫まんまをご褒美として提示されるとやたら張り切るあたりは藍譲り。
:罪袋|
神主軍初期メンバー。ギャグキャラのため不死身。呂布軍在住時に処断され過ぎて最終的に四体に分裂した。
八雲紫をゆかりんと呼び慕う変態という名の紳士。思わぬところで登場し、美味しいところを持っていくこともあるのだが、見た目からしてあれなので登場しただけでシリアスな空気をぶち壊し、まともな事をしゃべっていてもどこか締まらず、はっちゃけた言動でもって周囲の人物からは脱力と突っ込みを、視聴者からは笑いを集めるシリアスブレイカー。
本人も二次創作出身だからか、神主が知らない「東方」の二次創作関係の豊富な知識を持つ。
:ゆっくり|
神主軍初期メンバー。まともな人語は話せないのだが、なぜか作中においては幻想郷住人、史実武将問わず、結構な数の人物が普通に意思の疎通を行っている。
見た目からは想像も付かないが、弟子の成長の邪魔にならないよう一人立ちを促したり、VIVITと舌戦(?)を繰り広げるなど、意外と物事はきちんと考えているらしい。身を挺して狙撃された仲間を助けるなど強い仲間意識も持っている様子。
見た目はともかく軍内ではそれなりに信頼されているようである。
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*主な登録武将(二大勢力時魔軍所属)
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:神綺 |
魔軍君主。魔界を生み出した創造神。一見いい加減でマイペース。面倒臭がりで雑務は夢子に丸投げの駄目君主にしか見えず、遊び感覚で戦争をやっているのではないかと史実武将に評されたりもするが、実際は魔界神の名に相応しい切れ者。今回の異変の正体についてもかなり早期に見当が付いていたらしく、独自に異変解決のための計画を進めていた。
準備が整ったそれを実行に移すべく、しばらくの間軍を夢子に任せて姿を消すが、再び現れたときにはその雰囲気が明らかに異質で異常なものになっており、解決策は失敗し、黒幕に何かされた可能性が高い。
:夢子 |
事務作業から家事雑事、戦闘までこなせる魔界神第一の従者にして神綺の腹心であり、神綺が生み出した存在の中では最強と呼ばれている。魔界という一つの世界を創り、自分たちを生み出した神綺に絶対の忠誠を誓っており、彼女を侮辱する者には怒りを露にする。異変解決のための活動を行う一方で軍の運営などについてはほったらかしの神綺に変わり、魔軍を束ねる軍の柱石。微妙な魔軍内のパワーバランスを調整している者と言われている。
:ありす |
旧作時代の幼いアリス。今作では、また娘がほしいと考えた神綺が生み出した二人目のアリスという設定であり、アリス・マーガトロイドの妹的存在に当たる。見た目どおり無邪気でわがままな子供だが、魔界神の娘と呼ぶに相応しい能力を有している。
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*主な史実武将(二大勢力時神主軍所属)
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:孫堅(ソンケン)|
南海櫓攻略戦において登場。野戦兵法に乏しい神主軍の前に、破壊力抜群の奮迅を引っさげ、巨大な壁として立ちはだかった。
縛りの開放により史実武将の全面運用が可能となってからは、神主軍の主力として常に最前線に立ち続け、
指揮官として、また武将として江東の虎とあだ名されたその実力を遺憾なく発揮、ありとあらゆる戦場で獅子奮迅の働きを見せる。
その働きから神主軍における史実武将の筆頭格になり、幻想郷住人のまとめ役レミリアと共に神主軍の精神的支柱の一人となっている。
質実剛健な武人であると同時に子供達を思いやるよき父親でもあるのだが、男勝りな娘・孫肖香のお転婆が悩みどころ。
:袁紹(エンショウ)|
元袁紹軍君主。名門・袁家の名にこだわり愚直に正道を好むが決断力に乏しく、耳に痛い諫言をする田豊や沮授を疎んて、聞いただけでは正論に思える逢紀の讒言に耳を傾けるなど、客将として身を寄せていた孫策や周喩に『先の事を見据えるあまり足元が見えていない小物』と酷評される暗君だったが、偶然出会ったフランとの交流の中で、物事の裏をも見据える広い視野と、恐れてもなお一歩を踏み出す決断力に目覚めていく。
曹操との戦いに敗れた後は、彼の心を見抜いていた曹操により解放され、袁家の人間としての責務は息子達に任せ、自身の生き方を探すために各地を巡るが、益州で彼を引き入れに来た魔軍の者の誘いを断わり、無理矢理連れて行かれそうになったところを、顔良の依頼を受けて彼を捜していた射命丸に助けられ、フランとの約束を果たすため神主軍に参入。またこの時、魔軍の使いが持ちかけてきた話の矛盾点からタイムパラドックスに気づくなど、三国志の時代に生きた人間としては破格といっていい柔軟な思考を見せた。
名家の当主でも一勢力の長でもない、袁紹というただ一人の漢として何かを成し遂げたい、人に誇れる何かを残したいという答えに行き着き、それを成し得る自分になるべく、戦いの中で己を磨き続ける。
魏との合併後は、お互いしがらみも何もなくなったからか、曹操とは昔のような悪友と呼べる関係に戻っており、彼にからかわれると普段の落ち着いた態度はどこかに消えうせ、子供のような口げんかになるのが基本だが、それも仲のいい証拠だろうと問題視する人間は皆無である。
フランが初めて心を開いた「普通」の人間で、その様子は実の親子のようである。フランと親しい部外者であるがゆえに、フランがレミリアらに対して抱いている不満の根源にあるのは数百年に及ぶ監禁のみではなく、常に危険分子として仲間はずれにされてしまうことだと見抜いた。
レミリアが死んだという事実を理解できず混乱するフランを支え、当主の役割と責務について諭すが、全てを理解し決意を固めたフランの言葉に、自分もまた彼女に支えられ助けられていたのだと知り、涙を流す。
また、父として三人の息子達の事についても心を砕いており、同じ軍にいる袁尚には自ら教えを与え、越えるべき壁となる一方で、魔軍にいる袁譚、袁熙の事を心配している。
:曹操(ソウソウ)|
元魏国皇帝。史実においては魏を三国一の強国に育て上げ、魏王にまで登りつめた三国志を代表する英雄。
三大勢力の一つで、神主軍と協力体制を取り、中原進出を狙う魔軍を抑え戦っていたが、荀彧らの離反により洛陽及び中原を魔軍に奪われ、最早魏だけでは魔軍への対処は難しいと判断。一刻も早く異変を解決するべく、神主軍に対して吸収合併の話を持ちかけ、その傘下に入ることになる。
この世界において特にやりたい事や成し遂げたい事はないようで、君主をしていたのも半ば惰性のようなものであったらしく、それならば若い頃のように気楽に好き勝手にやりたいということで、勢力合併後のトップの座は神主にあっさり譲り、改めて責任ある立場につく気もないらしい。
君主の重責から解き放たれた結果、曹丕と「幻想郷の住人と付き合うなら誰がいいか」を熱く語り合うなど、露骨にはっちゃけた言動が目立つようになり、特に旧友でもある袁紹とは、互いに一切のしがらみがなくなったからか、昔のような感覚で彼をからかったり軽口を叩き合うなど、悪友として微笑ましいやり取りをしていることが多い。
しかしその一方で、神主軍の一部を短期間見ただけで軍全体の欠点を看破する目の確かさや、自分たちの常識とかけ離れた話にもついていける柔軟な思考、例え誰が相手であろうとも、自分の進む道を塞ぐのならば容赦なくこれを打ち倒すという覚悟と信念など、乱世の奸雄といわれたその才覚と器の大きさは依然として健在である。
:張儼(チョウゲン)|
神主軍の内政長官。出番はあまり無いが、内政は彼が全てを取り仕切っている。
:全琮(ゼンソウ)|
あまり目立たないが隠れた実力者。中盤の紙芝居では水軍都督になっていた。実は「みすちー八目鰻愛好会」の会長。
:陶濬(トウシュン)|
みんな大好き顔帝陛下。中盤の紙芝居では水軍の副都督になっていた。フェイスガード要員。
:韋昭(イショウ)|
幽々子軍によって建業が陥落寸前に陥った時、外交を成功させて見事兵を引かせた。「みすちー八目鰻愛好会」を全琮と作り副会長の座に就いている。
:吾粲(ゴサン)|
神主軍の内政官。時々戦闘や紙芝居でも顔を見せ、神主軍の古参として地味に活躍していると思われる。「みすちー八目鰻愛好会」の一人。
:呂蒙(リョモウ)|
幽々子軍の建業攻略隊の先鋒として登場。無類の強さを誇り、兵法防御・心攻による兵の奪取など、神主軍を大いに苦しめた。
神主軍参入時には軍師として推挙されるも、自分達とは異なる価値観や常識を持つ異界の者の考えは読めず、自信を持って策を出すことは出来ないという理由でこれを断わり、幻想郷の住人が軍師に就き、自分はそれを補佐するという形を提案。以降、補佐する人員の数を増やしつつ、神主軍はこの体制を維持することになる。
智勇に優れ、軍の内外でも高い評価を得るに至る。「恐ろしい子」とも呼ばれる。神主軍初の軍師補佐で、軍内きっての常識人。
:太史慈(タイシジ)|
弓騎の機動力と威力で桂陽を守ろうとする神主軍の前に機動力を駆使した騎馬隊を引っさげ登場し、神主軍を翻弄した。
縛り解放後、孫堅、呂蒙と共に積極的に戦いに出るようになった神主軍最古参の三国武将の一人。
序盤は孫堅やレミリアと並ぶ神主軍における前線指揮官として、主に騎馬隊を率いて八雲藍や橙らと絡んで活躍。
人材が充実してきた後も自ら陣頭に立ち戦場を駆け巡ることが多い猛将。
幻想郷の者達が呆れるほどの人外級の体力を持ち、守りに重きを置いていたとはいえ、エーリッヒが創ったコピー妖怪を相手に対等に渡り合っている。
:陸抗(リクコウ)|
元博麗軍の軍師補佐。江夏攻防戦では出撃してくるだけで脅威だった。
後に神主軍に参入し、参謀会議メンバーとして呂蒙らとともに軍師の補佐を行うことになる。呂蒙が驚くほどの早さで幻想郷メンバーのノリに順応してみせるなど、極めて柔軟な考えを持った人物。幽香と紫の本気だか冗談だか分からない恐ろしいやり取りも「よくある事」とあっさり流して話を進め、幽香に「慣れって恐ろしいわ」と言わせた男。
:孫尚香(ソンショウコウ)|
博麗軍として江夏攻防戦に参戦。連弩の威力は神主軍や実父を大いに苦しめた。
孫家の人間として戦場を駆ける事を望むが、父親である孫堅には少しはおしとやかにするよう言われており、それが父の愛情から来るものだと理解はしているのだが納得はしていない。
そのため、博麗軍が神主軍により滅んだ後は、自分の望みを潰すのも父ともめるのも嫌だと別の軍に行こうとするが、魔理沙・パチェ・アリスらの語る「友情ぱわあ」に感化され共に孫堅の説得を行って成功。神主軍に参入することになる。
夫である劉備のことは今も憎からず思っているようだが、価値観の相違などを修正するため、ゆっくりと二人きりで話し合う機会がない。
:馬岱(バタイ)|
元四季軍所属。神主軍との戦いではレミリア隊を壊滅させるなどの活躍を見せるが、捕らえたレミリアの口車に翻弄され、素直に勝てたと喜ぶことは出来なかった。
勢力滅亡後は神主軍に参入、チルノとその門弟三名と飛射隊を組む。チルノのみならずその一番弟子・鄭厳との絡みも多くその妙なノリにとまどいながらも息のあった連携を見せていた。
劉備軍にいた従兄弟の馬超らが参入した後は、氷精隊を離れて、馬超らと共に西涼騎馬部隊を率いることになるが、突撃の際にエターナル・フォース・ブリザードと言いかけるなど、氷精隊の影響はしっかり残っていたりする。
:魏延(ギエン)|
四季軍として登場。早苗やにとりと部隊を組んで、廖厥の部隊と幾度もぶつかった。戦場で知り合ったレミリアとの会話の中で彼女が口にした『異世界での自分たちの関係性』に興味を覚えたのをきっかけに、勢力滅亡後は神主軍に参入。自分の意思でレミリアに近づいて悪友とも呼べる関係を築きあげ、気づけば自然と紅魔組の一員として溶け込み、戦場においてはレミリア隊の前衛を努めている。本人曰く「自分の認めた二人目の主」とのこと(一人目はおそらく劉備)
孔明とはあまりそりが合わないらしいが、その能力自体は認めている。益州攻略戦において劉禅と相対し、恩知らずと罵られたときには、自分達が前線で命を賭けて国と主君のために戦っている間、酒色にふけるばかりで国事を蔑ろにし、将兵達の忠義を裏切った恩知らずはお前だという痛烈な一言を返している。
歴戦の武将としての経験と、レミリアと親しいが彼女に仕える者ではないという立ち位置から、悪い意味でレミリアにこだわるあまりミスを犯すパチュリーに対し苦言を呈したり、レミリアが抜けてギクシャクする部隊を底から支えるなど、袁紹とは違う意味で紅魔組に欠かせない人物。
:張繍(チョウシュウ)|
四季軍として登場。あまり紙芝居での出番は多くないが、戦闘時の騎馬突撃には定評がある。田豫、田疇、韓遂、孫休と組んでチームマンダムを結成した。
:山越武将(サンエツブショウ)|
北海において某究極過虐生物に軽口を叩き、その報いによっておそらく様々なトラウマを植えつけられた。
後に神主軍に参入し、その後の風見幽香との関係は「下僕」と「アネさん」となっており、それはそれで両者の関係は良好なようである。
:太史享(タイシキョウ)|
太史慈の息子。存在感の薄さと地味っぷりに定評があり、その存在感の薄さによって敵の隙を突く事がある。
猛将として知られた太史慈の息子らしく、戦士としての気構えと闘志をその心に秘めている。てゐや朱鷺子らと組んで出撃することが多い。地味ーズ。
:眭固(スイコ)|
古明地姉妹をも怯ませる神主軍の顔兵器。いつも叫んでいる。フェイスガードの使い手。
:公孫瓉(コウソンサン)、公孫続(コウソンショク)、公孫越(コウソンエツ)、公孫範(コウソンハン)厳綱(ゲンコウ)|
脅威のイナゴレンジャー。博麗軍として江夏攻防戦に参戦。その弓騎の威力には相変わらず定評があった。
後に神主軍に参入。公孫一族での飛射部隊はもとより、神主との真・必殺技「イナゴZUN」を編み出す。
四季軍壊滅後(袁紹軍壊滅後?)に公孫範が、魔界軍との益州攻防戦の際に公孫越が加わったことでついに真の白馬陣が完成。
チルノとその弟子達が率いる氷精隊、馬超一族らと並ぶ神主軍の三大弓騎部隊としてその力を振るう。
:程普(テイフ)、黄蓋(コウガイ)、韓当(カントウ)、祖茂(ソモ)|
孫堅の腹心たる旗本四天王。人生の先達として、兵法連鎖という愛の鞭を持って若者に大事な事を教育するという、ありがた迷惑な義務感に燃えている。
時に君主孫権をも交えて繰り出されるその一撃は極めて重く、とても頼もしく、むやみやたらと力強い。
:何禎(カテイ)、王韜(オウトン)、尹賞(インショウ)|
たぶん別次元の影響を受け、秋軍三銃士の性質が若干乗り移っていると思われる…などといっているうちに、
どんどんその影響を受けてゆき、秋姉妹命の立派な紳士(変態)となった。
作戦会議のときなどは、顔グラを一つにまとめられて三銃士として扱われるほど。
秋姉妹にも変態だと捉えられ、割と露骨にうざがられているが、まるで気にする様子はない。
: 龐統(ホウトウ)|
元劉備軍。「伏龍」諸葛孔明と並び「鳳雛」とあだ名される稀代の軍師。
よくも悪くも適当というべきか、常に自然体で力を使うべきところを間違えないのだが、
サボって済ませられるのなら出来る限りそうしようとし、上手く手綱を取らないと本気で働かせられない曲者。
規律に厳しい態度を示す孔明とは正反対に、そのあたりも最低限のラインさえ守ればそれでいいというタイプだが、
だからこそというべきか孔明とは軽口を叩きあいながらもその関係は良好。
また大の酒好きであり、飲兵衛仲間として神主とは気が合う様子。
神主軍加入の時には、戦には加わるが軍師として戦略は立てないし口も出さないという条件をつけ、益州都督の位に付く。本名である龐統よりも、字である士元や鳳雛の号で呼ばれることが多い。
: 徐庶(ジョショ)|
元劉備軍。劉備軍滅亡時には劉備を守り共に神主軍の領内に逃げ込むことに成功。
劉備たちが古い忠義を果たすべく魔軍への参入を決めたときには、龐統らと同じく主君の最後の命令に従い、神主軍に残留して軍を支える参謀の一人として腕を振るう。
真面目で実直な人物…なのだが、同時に若い頃には無頼の徒として過ごしていたこともあるからか、同じ水鏡門下の孔明、龐統よりもはるかに頭の柔軟性が高く、異界の考えにのっとった「馬鹿げた作戦」を面白いと評し大笑いするほど。そういった意味では、郭嘉とどこか通じるところがある。また武術のほうにもそれなりに心得があり、ゆっくりとの二人がかりとはいえ、VIVITを足止めしてみせたこともある。
: 袁尚(エンショウ)|
袁紹の息子の三兄弟の末弟。三人の中で最も思慮に欠け、プライドだけが無駄に高い猪突猛進な性質の持ち主だった。
しかし洛陽でのサミットを経て、袁家の滅亡、魔軍への一時在籍という遍歴を経て神主軍に所属。
袁紹の説得によって目を覚まし、益州の戦いの中で共に戦った田瞻との触れ合いを通じて、好青年へと成長していく。
: 趙雲(チョウウン)|
常山の趙子龍。元劉備軍五虎大将の一人。冷静でありながら熱い闘志を胸に秘めた名将。部隊長としてはもちろん、一個人としての武も相当のもの。
: 馬超(バチョウ)|
西涼の錦馬超の名で知られる馬家の嫡男で蜀漢五虎大将の一人。
弟の馬鉄と馬休、妹の馬雲騄、従兄弟の馬岱、父の義兄弟である韓遂と共に、神主軍騎兵戦力の主力の一つ、西涼騎馬部隊を率い、戦場を縦横に駆け巡る。
: 馬雲騄(バウンリョク)|
馬騰の娘で馬超の妹。厳しい西涼の地で武名を轟かせる馬家に生まれ育ったからか、そこらの男よりも気が強く苛烈な性格の持ち主。巧みに馬を駆り獲物を振るう女傑でもあり、戦場では兄達とともに騎馬部隊を任されている。公然にはしていないようだが趙雲と恋仲にあるらしく、彼に対しては女性らしさを感じさせる丁寧な物腰で接する。
: 黄忠(コウチュウ)|
老いてなお盛んな蜀の五虎大将の一人で、特に弓の扱いに秀でる。積み重ねた年と経験から来る言葉には深い含蓄があり、妹紅ですら彼にとっては孫に等しいらしい。いつの間にやら亀の玄爺とライバル関係を築いており、亀の甲と年の功のどちらが上か、たびたび勝負をしているらしい。
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*主な史実武将(二大勢力時魔軍所属)
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:劉備(リュウビ)|
元劉備軍君主。幻想郷の者への理解を深めこの世界の謎に迫るため、各勢力の代表者による合同会議を考案。神主、曹操の協力を得てそれを実行に移す。穏やかで気さくな性格と柔軟な思考の持ち主であり、必要とあらば人に頭を垂れ懇願することもいとわないが、それが媚びやへつらいにはならず、その心中には常に確固たる自らの信念を持つ。曹操や孫堅のような優れた才能を持つわけではないが、その決して折れない信念と人柄で他人をひきつけるタイプ。
勢力滅亡後は神主軍に保護され、そのまま協力者として共に戦うつもりだったのだが、魔軍に後漢三帝が現れたため、苦悩の末に漢への忠誠を全うする道を選択。約定を破った事を神主に詫びると、孫の劉諶に後事を託し、趙雲や龐統ら家臣たちにはこれからは彼を主として神主軍の元で異変解決に当たるよう命じた後、自らは関羽と張飛、孔明を連れ魔軍に所属する。
:関羽(カンウ)|
元劉備軍。歴戦界隈ではむしろ珍しい真面目でまともな軍神。一方で、過去の失敗談を張飛がルーミアに漏らした時には大慌てし、仕返しとして張飛の恥ずかしい過去を劉備らに暴露しようとするなど、気心の知れた者たちの前では人間らしい砕けた側面も見せる。
漢への忠誠を貫く事を決めた義兄に従い、次男の関興を劉諶の補佐として残して、魔軍に加わることになる。
:張飛(チョウヒ)|
元劉備軍。気は優しくて力持ちという言葉を形にしたような好漢。エーリッヒによる強化改造を受け情緒不安定になっていたルーミアの精神を安定させた功労者。
彼女の事を義娘にしたいと考えるほどに可愛がっており、ルーミアもまた彼になついている。学はないが愚鈍ではなく、当初ルーミアが暴れていた理由を明確に察し、その説明をして孔明をうならせるなど、理屈や計算を越える直感の持ち主。狩りが趣味で獲ってきた獲物を豪快に焼く肉料理が得意。息子の張包に劉諶の補佐を任せた後、長兄・劉備に従い魔軍に参入。みすちーの屋台のツケを払っていないらしい。
:孔明(コウメイ)|
元劉備軍正軍師。深慮遠謀に長けた伏龍。誰に対しても敬語を用いるなど物腰は穏やかで、相手をからかったり冗談を飛ばしてみたりと茶目っ気のある性格の持ち主だが、その一方で目的を果たすために必要と見れば、非情に徹する軍師としての顔も持ち、強化されたルーミアを戦力として計算するなど、時に劉備の知らないところで独断で動くこともある。しかしそれはすべて主君への忠誠心から出たものであり、またそれにより問題が起きたときには自らそのすべての責任を負うことも覚悟している。
同門である龐統、徐庶とは親しく、特に龐統とは、怠けるのが好きな彼が本気で働かざるを得ない状況を作ったり、憎まれ口を叩かれたりしながらも、内面では強い信頼関係を結んでいる。魔軍に加わり後漢三帝のため働く事を決めた主君を補佐すべく自らも魔軍へ。
:呂布(リョフ)|
元呂布軍君主、後に元孫策軍。「飛将」「人中」などいくつもの二つ名を持つ天下無双の猛将。
かつては力のみを信奉し、己の心の赴くままにそれを振るう獣のような男だったが、龍という強大な存在を目撃したことで、自分を含めた人の小ささと自分が今まで求めていた力が形だけのものであったことを悟り、心の中の獣を抑えられる真の強さを持つ。
龍から無言のうちに受けた気がする「教え」の正体を知りたいと願い、真なる力の更なる高みを求めて、本当の強さを持つ者との戦いを願う武人にして求道者。
勢力滅亡時、ある人物から「今は死ぬべき時ではない」という言葉を受けて孫策軍に身を寄せる。
曹操により孫策軍も滅ぼされた際には唯一逃亡に成功。魔軍からの誘いを受け、本当の強さを持つ者が多く集まる神主軍と戦うべくその誘いに応じた。
龍の教えを受けて一皮向けたゆえか、その身に大自然の大いなる力の流れ「龍脈」を持ち、紛れもなく人間でありながら、妖精や妖怪と似た性質をその身に宿し、己の力と技と感覚のみで空間を切り裂くなど、その武は人間の領域を越えつつある。
:献帝(ケンテイ)|
本名は劉協。史実においては実権を曹操に握られ、漢に忠誠を尽くそうとする者たちに曹操排除の密命を出すなどして何とか抵抗を図るも全て失敗。最後は曹丕によって皇帝の座を禅譲させられ、辺境に追いやられた後漢最後の皇帝となった人物。
劣勢の魔軍を立て直すべく、黒幕により力を与えられて蘇らされたが、本人はそのあたりの事情をほとんど知らず、強化により得た力や漢への忠義を貫こうとする家臣たち、そして神綺の後ろ盾などを用いて大陸を統一し、漢王室復興を志している。
高位にありながら偉ぶらず、部下の諫言を受け止める姿勢を示す聡明な人物。
:何進(カシン)|
少帝の伯父であり、史実では漢の大将軍の地位にあった男。強化を受けたからか、尊大な物言いが目立つものの、捕らえた阿求の詭弁を真面目に捉えたり、彼女を解放する際に重要な情報を意図的に漏らすなど、他の多くの強化武将達と違い、力に振り回されて他者を見下すような感じはなく、いい意味での人間臭さをもつ人物。
戦いの意味を問う幼い甥に、もと屠殺業者らしい視点から食物連鎖の仕組みを教え、人間同士の戦ですら、敗者の屍を糧に勝者が次の歴史を紡ぐために必要なのだと説くところなどからもそれが伺える。
:荀彧(ジュンイク)|
元魏国丞相。史実において、曹操に「我が子房」とまで表された腹心でありながら、漢王室の存続を巡って意見が分かれ、死を命じられた。
軍師としての才も優れているが、その真価は並外れた実務能力にあり、魔軍と戦う魏国後方支援のほぼ全てを一人でこなし取りまとめていた魏の大黒柱ともいえる存在だった。
しかし後漢三帝が魔軍に現れたことで、漢への忠を果たすべく同じ考えを持つ者を取りまとめ、神主軍との協調路線をとる曹操に不満を持っていた袁譚を筆頭とする旧袁家勢力と共謀して謀反を起こし、魔軍に付くのだが……?
:郭嘉(カクカ)|
元魏国正軍師。魏が誇った軍師団の中でも一際優れた智謀を誇り、その知略は八意永琳と互角に張り合えるほど。どこか人を喰ったような性格の持ち主で、各勢力の代表が集まる場でさらりと爆弾発言を放ち、相手の反応を楽しんだりする不良軍師。策をめぐらせ、ぶつけ合い騙しあうことに一種の娯楽を見出しているが、その感情に溺れることなく冷徹な計算を行える鬼才で、さとりいわく「孔明と同じく人を超えた知略の持ち主。孔明がバランス型なら彼は特化型」とのこと。
:袁煕(エンキ)|
袁紹の息子の三兄弟の次兄。三人の中で最も思慮深そうだが、袁家滅亡を機に姿をくらます。
後に自身の脆弱さに対するコンプレックスを克服する為、自ら進んで強化を受け、魔軍に所属していた事が明らかとなった。
魏軍から離反した荀彧に併せて魔軍に離反した旧袁家の勢力を奪い取る為、袁家を引き継いでいた袁譚を陥れ、旧袁家勢力の実権を握る。
強化で得た力によって皮肉にも曹操ら英雄と呼ばれた者達の力をより深く理解する事となり、それに伴って自身の弱さをより強く感じ、行く先を見失いつつある。
何かしらの考えがあっての末、あえて強化を受け、敵側に回った風でもあり、その辺りの事情を知っていそうな田豊を付き従えている。
:袁譚(エンタン)|
袁紹の息子の三兄弟の長兄。三人の中で最も袁家という家を意識し、その重圧に押し潰されている。
力不足を知りながらも袁家のプライドの為に必死に頑張ったものの何の結果も出せなかったが、家を捨てて出て行った父や兄弟へ責務を投げ出した事への怒りを抱いており、さすがの袁紹もそれを鎮める言葉を持たなかった。
しばらく神主軍の管理下にあったが妹紅や慧音、そして幽々子との話の中で何かを感じ、魔軍に戻る決意を固めて魔軍に戻った。
その際、兵装して脱落兵を装って帰還した為、そのまま兵卒に間違われ、流されるまま一兵卒として呂布隊に所属する事になる。
そこでこってり絞られた後、袁家隊へと紛れる事に成功するが、そのまま兵として身を隠しながら、自分の道を見つけていく事を選ぶ。
しばらくは門番等をしていたが、呂布隊で絞られた事で有能な兵として成長しており、また他の兵達の要望で文字を教えたりするなど、兵の中ではあるが徐々に頭角を現していく。
目立ち始めた頃に上官から伍長に任じられ、死地に送られるものの、虎牢関の戦いで捕虜にされはしたが、部下は一人も死なせずに戦いきったらしい。
袁譚の兵顔グラに違和感が全く無く、視聴者からは青マリオと呼ばれており、兵グラになってからの袁譚物語のある回には、いつも「今日の袁譚」が固定タグのように付いている。
:袁術(エンジュツ)|
強化武将の一人。ある抜擢と浅からぬ因縁があるのだが、本人は些事として特にその相手に対して思うところもない様子。レミリアからハチミツボーイなるあだ名をつけられている。
口ばかり回って兵の扱いは上手くないと、兵士達からは評されている。
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*抜擢武将一覧
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:田瞻(デンセン)|&bold(){抜:神主 師:ゆっくり 統率:57 武力:97 知力:53 政治:51}
本動画最初の抜擢。第三話で加入。第二話において神主が連れて来た後、ゆっくりによって厳格に鍛えられる。
途中、妖術を覚えたり、ゆっくり様を想うあまり何も手につかなかったりするなど、立派な変人に育った。
武力97という能力を持ちながら、縛りの為に長い雌伏の時を過ごし、第60話にてようやくデビュー。
そして第114話において、師ゆっくりにゆっくり流の免許皆伝を受け、続く一騎討ちでは、ゆっくり流の奥義を披露するに至った。
後に田疇の子と言う設定を与えられている。字は子偵(してい)。
ゆっくり様命な事さえ除けば、多少体育会系ながら礼儀正しく、かつ己の武の研鑽に余念が無い常識人であり、気は優しくて力持ちな武人である。
神主軍抜擢勢一の武力の座こそ第139話で生まれた鄒豹に明け渡したものの、抜擢勢の武辺者として対魔界軍の最前線で戦っている。
益州戦後半あたりから袁尚と仲が良くなり、袁尚に武技を教えたり、また袁尚に父の説教から助けられるなど、互いに助け合う良き友となっている。

:胡宝(コホウ)|&bold(){抜:罪袋 師:リリーB 統率:68 武力:71 知力:74 政治:65}
二番目にやってきた抜擢。罪袋が連れてきたせいか能力が低めな上に地味。
対博麗軍戦において軍師の重責に悩む慧音に軍師の在り方を諭して励ました。
しかし序盤~中盤ではたまに顔を見せるものの目だった活躍はしていない。兪玩とは目立たないコンビ。

:廖厥(リョウケツ)|&bold(){抜:チルノ 師:神主 統率:86 武力:74 知力:74 政治:74}
チルノによって見出され、神主が鍛えた神主軍三番目の抜擢。第10話にて参入。
訓練時に歩兵兵法を全て習得し、同時に神主にも習得させた抜擢。能力は部隊長としてはかなり優秀。
第55話で抜擢武将の縛りが解放され、孫堅に次ぐ歩兵兵法の使い手として、対博麗軍や四季軍戦において孫堅・ゆっくりらと共に活躍する。
紙芝居での一人称は「僕」。神主軍の数少ない野戦要員として最前線で叩き上げられた青年将校。抜擢勢きっての実戦派。
愚直なまでに真っ直ぐな性格のせいか思った事をなんでもズケズケ言ってしまいがち。
江夏攻略戦前あたりではフランに意見するという無謀な事をして殺されかけた。
また下邳攻略戦で戦った東風谷早苗とは、戦いの中で四度もぶつかった因縁があり、顔を会わせる度に口論になりがち。
一兵卒から伸し上がり、最前線で叩き上げられてきたという自負がある為、努力無くして形だけの兵法を見せびらかす者に憤りを覚えている。
また早苗とはフラグが立っており、第182話にて元黄巾党であったことを告白して早苗に信仰と己自身との在り方を諭した。

:董圓圓(トウエンエン)|&bold(){抜:みすちー 師:リリーW 統率:70 武力:72 知力:67 政治:63}
某アマハム動画の人間辞めた抜擢と同名だが、こちらは初期に育てたという事もあって兵法も少なく、戦力としてはいまいち。
胡宝に次ぐ地味将ではあるものの紙芝居には時々出てきて、配膳を40秒で終わらせたり、輝夜に茶の湯の才能があると言われたりしている。
胡宝よりは紙芝居の登場率は高いものの、やはり目立った活躍はしていない。霍艶とは仲が良いようである。

:毛承恩(モウショウオン)|&bold(){抜:神主 師:リリーW 統率:72 武力:64 知力:70 政治:59}
地味将ではあるものの、江夏攻防戦において野戦兵法を急速に修練して奮迅を使いこなすまでになった。
動画内では「毛」と呼ばれている。

:陶窈(トウヨウ)|&bold(){抜:チルノ 師:リリカ 統率:73 武力:70 知力:77 政治:56}
地味将ながら騎馬兵法を操り、対四季軍戦において突撃を覚えるに至る。
廖厥を歩兵の叩き上げ将校とするならば、陶窈は騎兵の叩き上げ将校と言える。
抜擢武将の中では一番の騎馬兵法使いであり、あまり目立たないが、騎馬隊の連鎖要員として戦場で姿を見かける。
紙芝居にはほとんど登場していない。抜擢集結祭りでは同グラ代表格の陶媚娘を崇拝している。

:衛如玉(エイジョギョク)|&bold(){抜:咲夜 師:咲夜 統率:88 武力:82 知力:89 政治:80}
第43話にて参入。十六夜咲夜によって抜擢され、十六夜咲夜によって育てられた抜擢。
最後の能力評価において「全てにおいて優れている」と評された完全で瀟洒な弟子。反面、突出しているものがなく器用貧乏なところがある。
紙芝居の出現頻度は、田瞻や廖厥らと共に多く、神主軍の抜擢将達のリーダーとして皆をまとめている。
また抜擢達のリーダーだからか、抜擢衆で唯一神主軍の軍師・参謀達が列席する参謀会議の一員となっている。
夏口では無中生有の計で博麗軍を追い返したり、藍の為に孫堅を丸め込んだりするなど、随所で機転を利かせた活躍が見られる。
だが万能なせいで逆に伸び悩み、悩んでいた所で早苗と意気投合。そして二人で意地を見せようと誓い合い、騎馬兵法を全て習得した。
益州戦では呂布の部隊を相手に序盤から戦い続け、それを終盤まで押さえるという離れ業を成し遂げて、他の派手な戦の陰で勝利に大きく貢献した。
また碁を嗜む趣味があり、十回も対局すれば相手の傾向を悟ることが出来る要領の良さを持つ。
最近では何かと自分勝手に動く鄒豹をカバーするのが定位置になりつつある。これも運命の導きだろうか。
ちなみに同作品の解説動画によって、荊州の地方名士の家柄であることが判明している。

:魯桂英(ロケイエイ)|&bold(){抜:チルノ 師:レミリア 統率:81 武力:90 知力:55 政治:56}
期待を込めてレミリアが育てたが、やる気が無かったのか兵法を全く覚えず、とても残念な抜擢になるのではと懸念された。
しかし参入してみれば統率と武力に秀でた良将に育っており、統率81で武力も90という魏延並の将となったものの、習得兵法が4つしかない。
紙芝居の出番は抜擢レギュラー陣以外の中では比較的多めな方。
姐御な口調だが、幽香のパシリ(風見農園の見回り)をさせられていたりと情けないところもある。
実力はあるのにヘタレ……どこかのブレイクした紅色のおぜうさまに通じるところがある。

:兪玩(ユガン)|&bold(){抜:焦彝 師:慧音 統率:71 武力:87 知力:76 政治:67}
初めて登録武将以外が抜擢してきた武将。能力はもうひと声欲しいが、教唆持ちで武力も高めなので時々顔を見せる。
しかし紙芝居ではまともな出番がない。だが僅かに登場した紙芝居での言動を見る限り、性格は真面目そうである。

:橋子怡(キョウシイ)|&bold(){抜:神主 師:八雲藍 統率:66 武力:75 知力:71 政治:84}
内政向きの抜擢。能力的に中途半端で妖術を覚えた以外に特筆するような兵法は覚えていない。
紙芝居では、神主軍の使者として劉備・ルーミアの登用シーンにて顔を見せている。
術使い同士だからか霍艶とは比較的交友があるようで、李楨を押し付けて言外に意図を伝えるなど、それなりに仲は良いようである。

:鄭厳(テイゲン)|&bold(){抜:風見幽香 師:チルノ 統率:86 武力:88 知力:47 政治:68}
第82話にて参入。風見幽香によって抜擢され、チルノによって育てられた抜擢。チルノの一番弟子。
田瞻・廖厥・衛如玉に並び、神主軍でも高い戦闘能力を持つ抜擢。噂のチルノゼミナール卒業生。
高い能力に加え、チルノはそんなに兵法を持っていないはずなのに兵法習得数が16と、かなり洒落にならない。
その後、同じくゼミナールを卒業する車修と樊堪、そして参入する馬岱、師匠チルノと共に飛射部隊を形成。
相性の高さもあって、イナゴチームに比肩する強力な飛射部隊として暴れまわっている。
皆に自分達チルノの弟子三人を「氷精三烈士」と呼ばせたかったようだが広まった様子は一切無い。後に四人目が現れ「氷精四天王」と名乗った。
神奈子曰く「本能の赴くまま突っ走るタイプ」らしい。尚、西涼の馬族出身と言う設定を与えられている。

:車修(シャシュウ)|&bold(){抜:アリス 師:チルノ 統率:73 武力:79 知力:69 政治:70}
素質がほとんど月並だった残念な抜擢の為、せめて戦力になるようにとチルノゼミナールに。
終わってみれば素質がほとんど月並にしては、飛射を筆頭に習得兵法も多く、能力もそこそこ万能に。
同じくチルノゼミナールを卒業した鄭厳と組み、強力な飛射部隊の一翼を担っている。
一門の中では最も頭脳面に優れているせいか、どうも突っ込み役らしい。文官の家柄で温室育ちと言う背景があるらしく、その影響だろうか。
チルノの弟子三人の中で、おそらくキレたら一番人格の変わるタイプだと思われる。

:樊堪(ハンタン)|&bold(){抜:孫堅 師:チルノ 統率:83 武力:83 知力:53 政治:65}
チルノゼミナール卒業の抜擢。やはり脳筋ながら優秀な能力となった。チルノの3番弟子。
鄭厳、車修と共にチルノ一門として強力な飛射部隊の一翼を担っている。
フリーダムな鄭厳、ツッコミ役の車修とは少し距離を置いている感じで、実は比較的ものを考えているように見える。
宛温の戦いにおいて趙範から「それだけの力を持ちながら小娘の部下などに甘んじるつもりか」と問われるが、チルノゼミ卒業生らしい単純明快な答えを示し、逆に相手を沈黙させている。
チルノの部隊に入り、自分は差し迫った緊張感の中で燃える男だったと初めて知ったらしい。
ちなみに、烏丸との混血と言う裏設定がある。

:裴籍(ハイセキ)|&bold(){抜:レミリア 師:諏訪子 統率:68 武力:72 知力:64 政治:70}
久々に現れた抜擢という事で、期待を込めて諏訪子に任せたが、教唆を覚えたものの能力自体は中途半端なものに。
またこれから益州(山岳地域)に攻めようという時に水軍兵法を覚えたりと、かなり空気読まない兵法を習得した。
後に劉備軍の西城を支援するアリス部隊の教唆要員として組まれていた。空気化している抜擢。お守り。

:袁旻(エンビン)|&bold(){抜:四季映姫 師:四季映姫 統率:97 武力:76 知力:86 政治:90}
第117話中盤で映姫様がつれてきたいわくつきの抜擢。第122話で加入。
素質に抜群が三つもあり、特に統率の現在が非凡で、最初からチートの香りが漂っていた上、指導期間延長イベントも発生。
最初の妖術習得失敗以外の指導兵法を全て習得し(何気に映姫様も教唆習得)、陸遜級の名将と化した。
統率97はアイテム無しの映姫様と同等で神主軍トップタイ。総合値では陸遜に匹敵し、軍内でも幽香や孫堅を抑えて神主軍№7に。
覚えまくった兵法は実に22個で映姫様の19個より多く、当時稼動中だった武将の中ではチート神綺らもいる中で9位となる数。
歩兵コンプの熟練500↑、弩兵水軍知識コンプの熟練600↑、突進、走射、心攻、鼓舞など、何でも水準以上にこなせる完璧超人と化した。
ちなみに最後に映姫様に恋慕するイベントが発生したが、紙芝居の内容を見るに抱いた感情は恋慕を越えた深い敬愛の念だろうと思われる。
紙芝居にもよく登場し、映姫を逆に説教するなど有能なところは見せるものの、自身の出生に関する事になると己を見失ってしまう脆さもある様子。
元は寿春の商家の二代目で、どうやら商才豊かな妹がいるらしい。
最近では抜擢のリーダー格である衛如玉が鄒豹に掛かりきりであるため、新たな抜擢のリーダーとして期待されている。

:鄒豹(スウヒョウ)|&bold(){抜:八坂神奈子 師:八坂神奈子 統率:87 武力:100 知力:76 政治:87}
第139話にて霊峰で修行中(?)のところを神奈子がスカウトしてきた武人。
神奈子により己の因果の果てにあるものが、武の化身たる『熊を沈める者』であるという事を聞き、その者が見た高みを見る為スカウトに応じた。
兵法指導はノーミスでクリア。能力の総合値はチート級と言われた袁旻を1だけだが上回るという恐るべき能力を有している。
歩兵弩兵をコンプし、熟練はそれぞれ500↑。騎兵弓騎はコンプ一歩手前どまりだが、もはや十分過ぎる戦闘力を持っている。
更に修行中に道術を少し齧っているため気などを読む事も出来、気に対して無防備だった衛如玉に対して助言をしたりしている。
以降、何かに付けて衛如玉と共に行動することが多い。やはり運命の導きなのだろうか。
軍神八坂神奈子をして「武を極め、神仙の域に達する」と言わしめる。
元々一人で修行していたためか集団行動が苦手なようで、時折フリーダムに動いては衛如玉に窘められている。
呂布に敗れてからは、人を越えた武を極める為、剣と呼ぶにはあまりにも大き過ぎる、重く分厚く大雑把過ぎる、まさに鉄塊とも呼ぶべき新たな武器、両刃大剣「熊殺し」を自ら生み出した。

:霍艶(カクエン)|&bold(){抜:鍵山雛 師:八雲紫 統率:72 武力:80 知力:93 政治:73}
第164話において鍵山雛が成都で拾ってきた抜擢。(物語では自薦となっている)
雛曰く「変な感じがする」「厄がほとんど無い」という事で、少々警戒した神主が八雲紫に相談し育成を任せる。
初対面から紫を相手に物怖じもせず、紫の戸惑いも構わず鷹揚な口調でマイペースに事を進める。紫曰く「フランクな奴」「マイペース」
肝心の育成の方は、武も出来る知将と言ったところ。うp主曰く「知力がもう一声欲しかった」
特筆すべきは策略と謀略をコンプしている事で、熟練は両方とも750オーバー。他にも突撃や走射まで覚えていて、どこでも十分に力を発揮できる有能な将に。
自由気ままな仙人であるせいか性格はマイペースでフランクであり、妖怪の賢者である紫を「ゆかりん」と呼ぶなど、なかなかにフリーダムな人物。
また長寿(と思われる)のせいか、紫にババア呼ばわりされており、十八歳の姿を保っているからと、自身を「阿艶、是、十八也」と言ってはばからない。
正体は西王母に仕える女仙。神主軍の支援と魔軍へ行った仙人への対処に下界に降りてきた。永琳とは顔見知り。

:于碧芳(ウヘキホウ)|&bold(){抜:曹彰 師:チルノ 統率:83 武力:93 知力:48 政治:52}
174話で加入した、当動画でのチルノゼミナール4人目の卒業生。
チルノから弩弓兵法を「ズババッ」ってやって「ドバババ」って感じで「ズダダッ」ってやってマスターされた抜擢。
チルノ曰く「まあまあにはなった」との事だが、普通、武力93は「まあまあ」とは言わない。
彼女の参入により、流行らなかった「氷精三烈士」は「氷精四天王」として生まれ変わり、色々伸びそうな感じである……斜めに。
鍛冶職人の祖父がおり、手製の銅鎚「衛守狩僕流具」を受け取り、これからは氷精隊の斬り込み隊長から、氷精隊の撲殺隊長を目指すようだ。

:李楨(リテイ)|&bold(){抜:諸葛誕 師:博麗霊夢 統率:91 武力:85 知力:64 政治:79}
第182話にて諸葛誕が連れてきた抜擢。霊夢が指導を担当。同話にて参入。地方豪族の御曹司で有能な馬鹿。
能力自体はかなり有能だが、女を見れば見境なくナンパをかましたり、人を見下してる部分があるなど、性格に問題がある。
初登場からして、于碧芳、早苗、橋子怡、霍艶を茶に誘っている。(霍艶以外はことごとく断られている)
廖厥をぞんざいに扱ったことが早苗の逆鱗に触れ、それが廖厥と早苗の溝を埋めるのに地味に役だった。
また橋子怡の罠によって霍艶を押しつけられ、数十~数百年分の体験談を聞かされる羽目になる。
霊夢曰く「自信過剰で自意識過剰。有能だが自分しか見てない上に、妙なエリート意識を持っていてウザい」

:趙宇(チョウウ)|&bold(){抜:夢子 師:夢子 統率:79 武力:99 知力:77 政治:77}
第182話にて夢子が連れてきた魔軍側の抜擢。夢子が指導を担当。同話にて参入。作中20人目の抜擢。
以前から構想にあったという敵側の抜擢、曰く「悪の抜擢」として使う為に魔軍に抜擢を採用したとのこと。
#region(曰く「面白い抜擢がきた」との事で、顔グラは長らく秘密にされてきたが…)
『【三国志Ⅸ】 抜擢武将集結FINAL・勝手に外伝』にて、デビルマンで有名な魯治フェイスであることが判明した。
#endregion
元袁家の兵で実力で伯長になり、上司達に煙たがられて難解な命令を何度も受けたが全て達成して生き残ってきた。
その後、夢子に見出されて抜擢将となったらしい。抜擢前の戦場での働きは「魔人」と呼ばれる程だったようだ。

:陳超(チンチョウ)|&bold(){抜:魯粛 師:西行寺幽々子 統率:84 武力:70 知力:72 政治:75}
第194話で魯粛が抜擢してきた抜擢。主だったメンバーが交戦中だった為、消去法によって幽々子が育成する事になる。
真面目な性格ゆえか、幽々子の無茶に振り回されている。実はある秘密があり、神主軍に入ったのもそこに関係があるのだが、初見でいきなり幽々子に看破され、暗黙の了解を得るような形で軍に身を置くことになる。

:黄桂英(コウケイエイ)|&bold(){抜:マエリベリー・ハーン 師:稗田阿求 統率:61 武力:59 知力:94 政治:96}
第196話でメリーが抜擢した。師匠は阿求。
元々は神主軍とも取引をしていた商人で、特にミスティアの屋台とそこから派生した夜雀商会との縁が深かった。本来は仕立て屋なのだが、ミスティアの女将服の注文を回され、明らかに三国志時代の服とは様相の異なるそれを完成させ、納品したのが縁で、ミスティアの屋台で扱う食材などの注文も発注されるようになったらしい。
ひょんなことから将としての才を秘めているとメリーや魯粛に見初められ、魯粛の勧めもあって抜擢将として神主軍に加わる。
明るくはきはきした性格で物怖じしないが、頭の回転は速く、智を学ぶことに喜びを見出すタイプ。一方で、商売人として必須の処世術も心得ている要領のよさも併せ持つ。
ちなみに黄桂英というのは偽名で本名は別にあるらしい。神主軍と魔軍の戦いについて、所属する商会が基本中立の立場を崩さないため、露骨に一方に組する行動ははばかられるというのがその理由。

#endregion
#areaedit(end)

**コメント欄
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#include(東方春幻想コメント)