簡単な解説
斎藤龍興で商人プレイという、ありそうでなかったところをついてみたらしき動画。
聞くところによれば、
竹中半兵衛の憂鬱を視聴して感動したのが作成のきっかけだったとか。
ものがたり
ある日突然、「織田を経済的に苦しめるために商人になれ」といわれた斎藤龍興。
なんだかんだあって堺の町の天王寺屋に奉公することになる。
果たして、龍興は天下一の商人になれるのか?
そして日本の運命は?
主な登場人物紹介
(あまり歴史に詳しくない知り合いから、「史実での立場と動画内での立場を両方書いてくれるとありがたい」といわれたので
史実での立場についても言及しております、ご了承ください)
主人公と、その部下たち
    
    
        | + | この動画の主人公。 | 
史実では美濃(今の岐阜県)を追われた後、打倒信長に執念を燃やし、越前(今の福井県)で散ったのだが
この動画では願証寺証恵からの密命で堺の町で天下一の豪商を目指すことに。
 他の動画では暗愚だったり自由奔放だったり様々に描写されているからか、この動画でも割とフリーダムな行動を取っている。
 己の力量を過大評価することなく、人の言うことに耳を傾け、よいと思ったことをすぐに実践する。
 第13話で長浜支店の支配人に就任。第14話でくノ一と結婚。
 第15話で、のれん分けによって独立し「星龍屋」を立ち上げる。
 第18話で念願の海外渡航に成功。
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        | + | 龍興の最初の部下。 | 
史実では大阪発展に大きく寄与した豪商。
この動画では下間頼廉の紹介で龍興の部下となる。
 態度がツンデレっぽい。おつきのメイドは「真明寺凛」である。
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        | + | 龍興の二人目の部下。 | 
史実では近江八幡で店を構え、今の「ふとんの西川」の祖となった人物。
この動画では道頓先生の教え子で、既に布団と蚊帳の行商で名をなしていたが更なる躍進を求めて業務提携という形で龍興の部下となる。
 行商のエキスパート。おつきのメイドは「風冬しずね」である。
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        | + | 龍興の三人目の部下。 | 
史実では天下の総代官と呼ばれるも、死後に財産没収され一族郎党抹殺という悲惨な目にあった人物。
この動画では、ふとしたことから龍興と知り合い、友情を深めたことが縁で部下になる。
 猿楽を得意とするのだが、本物のサルを使うためにどう見ても猿回しにしか見えない演芸を持ちネタとする。
 おつきのメイドは「獅子王院姫」である。
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        | + | 龍興の四人目の部下。 | 
史実では五奉行のひとりとして豊臣家の財政を担っていたが、積極的な行動をしなかったことなどから改易、のちに自害を命じられる。
この動画では「聖徳太子に仕えていた忍者の末裔」という設定で登場。
 屋敷にいながら全国各地の情報を手に入れられる情報網を作り上げるも、自らを「月の運勢」と称し、太陽の運勢を持つ者を待っていた。
 その後、屋敷にやってきた龍興を「天に昇る龍」と考え、部下になる。
 ゲーム内でも、宝物販売は苦手だが特産品調査は得意である。
 なお、配下に忍者のユーニスがいる。
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        | + | 龍興の五人目の部下。 | 
史実では京都の水運発展に大きく寄与した豪商。
この動画では、名家の若き跡取りとして登場。優秀っぽいが若いために軽い言動もある。
 メイドとしてハガル(白銀のソレイユの登場キャラ)が仕えている。
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        | + | 龍興の六人目の部下。 | 
史実では戦国大名としての今川家最後の当主。
この動画では、京で隠居しようとしていたところを龍興にスカウトされて部下になる。
 非常にポジティブシンキングでチャレンジブルな性格。
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        | + | 龍興の七人目の部下。 | 
史実では衰退する今川家を支えた究極忠臣。
この動画では、北条からの残留希望を蹴って氏真についていくことを誓い
 氏真が龍興によって商人の道を歩むことに決めたので、共に商人になることに。
 ここでも生真面目な性格っぽい。
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        | + | 龍興の八人目の部下。 | 
史実では土佐一条家を支えようと奮戦したものの、長宗我部の前に敗れ去った人物。
残された長宗我部の資料に悪いことしか書かれてなかったため、暗愚の代名詞にされてしまっている人。
 この動画では、キリシタンの洗礼を受けて信仰の道に生きようとしていたところを龍興にスカウトされる。
 わりとポジティブシンキングでチャレンジブルな性格。おつきのメイドは琴乃宮雪。
 15話では加賀絹と西陣織の交渉を任されていた。
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        | + | 龍興の九人目の部下。 | 
史実では衰退する土佐一条家を支えた至高の忠臣。
この動画では、兼定が龍興によって商人の道を歩むことに決めたので、共に商人になることに。
 第14話において、兼定の紹介でメイド「空・スピットファイア」を雇うことになる。
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        | + | 龍興の十人目の部下。 | 
史実では合戦で敗北して城を追われるも、不屈の闘志で死ぬ直前まで戦い抜いた人物。
この動画では、風のうわさで龍興のことを聞いて、このムーブメントに乗らない手はないと考えて半ば無理やり部下になる。
 ものすごくポジティブシンキングでチャレンジブルな性格。
 従者の名前はイリアス。
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        | + | 龍興の十一人目の部下。 | 
史実では囲碁の天才棋士。
この動画でも囲碁の天才として名が知れており、スポンサー契約というような形で龍興の部下となる。
 囲碁に熱中すると他のことがおろそかになるため、メイドの「なぎさ」を雇っている。
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        | + | 龍興の部下。 | 
史実では土佐の豪商。よさこい節の「はりまや橋」は、彼がかけたもの。
この動画では、なぜか食品関係に情熱を燃やす男として登場。
 星龍屋を日本一の料理店にすべく部下になった。
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        | + | 龍興の部下。 | 
史実では秀吉などに重宝された名医。
この動画では、生薬の生産のために業務提携する形で部下となる。
 助手は櫻井詩乃。
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主人公を取り巻く人たち
    
    
        | + | 納屋の若手のホープ。 | 
史実ではルソン壺などを持ち帰るなどした豪商。太閤立志伝商人プレイのおすすめ主人公でもある。
この動画では堺に(文字通り)吹っ飛ばされてきた龍興の第一発見者。
 なんか親近感がわいたらしく、意気投合し共に立身出世を誓い合う。
 最近は龍興に負けじと仕事に励んでいるからか、家に行っても外出していることが多い。
 14話でメイド「叢雲さくら」を雇っていることが判明。
 そして15話で龍興の部下に。
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        | + | 天王寺屋の大旦那。 | 
史実では堺の町の豪商にして北野大茶会にも参加した茶人。
この動画では龍興の受け入れ先の上司として登場。番頭の仁右衛門(モブ商人)と共に、龍興へとアドバイスを行っている。
 15話で、龍興にのれん分けを行った。
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        | + | 納屋の大旦那。 | 
史実では堺の豪商にして、信長にも重宝された茶人。
この動画では伊勢長島から吹っ飛ばされてきた龍興を介抱したり、龍興の天王寺屋への就職を斡旋したりしている。
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        | + | 納屋の若旦那。 | 
史実では秀吉の御伽衆にもなった人物。
この動画では納屋の若旦那で、いわゆる気のいいボンボンとして登場。のんびりした性格らしい。
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        | + | 茶人。 | 
史実では茶の湯の大家。
この動画では、龍興が天王寺屋に奉公することになったきっかけの人物。
 そして、龍興が結婚するきっかけとなった集団見合いの場を設けた人物でもある。
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        | + | 宗易の弟子の武士。 | 
史実では宗易亡き後の天下一茶人。マンガ「へうげもの」ではゲヒ殿の愛称で親しまれている。
この動画では、龍興のアルバイト(座の仕事)で借金を取り立てに行って以来の付き合い。宗易の代わりに龍興に茶を教えたことも。
 副業で祝宴のマニュアルを書いているらしい。
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        | + | ドートン先生。 | 
史実では大阪商人で、道頓堀を作りかけていたときに大坂の陣で戦死。その後、道頓堀は子孫の手によって完成した。
この動画では私塾を開いており、龍興の弁舌の師匠でもある。
 「アホになれ」「人を笑顔にしろ」「高度に発達した弁舌は歌曲と区別がつかない」「歌曲に乗せて宣伝すれば無敵」など、独自の理論で龍興の弁舌技能をアップさせた。
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        | + | 十河城の城主。 | 
史実では実質的な三好家の最後の当主。仙石の被害者の一人。
この動画では十河城でイギリス人メイドのシャーリー・メディスンを雇っており、一見したところではテンションの軽い人物に見える。
 しかし、実はサトウキビの栽培研究を行っているという真面目な一面も持ち合わせている人物。
 龍興の協力などにより、第12話でようやく商業生産に成功するも…長宗我部に攻められ三好家は滅亡してしまったが、とりあえず生きてはいる。
 ちなみに、彼が登場する時のBGMはサザンオールスターズの『エロティカ・セブン』である。
 いろいろ熟慮の上のチョイスらしい。
 15話では淡路水軍に所属。兄である三好長治や部下の七条兼仲などと一緒に海賊ライフを送っている。
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        | + | 小田家臣。ゲーム中には登場せず、紙芝居のみの登場。 | 
史実では小田氏治に忠義を尽くした超絶忠臣。
この動画では龍興のうわさを聞き、関東から堺までやってくる根性の持ち主。
 顔グラフィックが、なぜか『大悪司』の郷田真。
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        | + | 滅亡後、天王寺屋に。 | 
史実では庄内地方の覇権をめぐり、最上家と激しい戦いを繰り広げた人物。
この動画では大宝寺家があっという間に滅亡してしまったあと、なぜかAIによって天王寺屋にスカウトされていた。
 商人司争いのときに留守番を志願したり、龍興の手伝いで長浜に来るも新商品開発会議で存在を忘れられるなどコメディリリーフポジションだが
 実際には主命をキチンとこなしている一面もある。悪屋形は伊達じゃない!
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その他の登場人物
ここでは、動画内に登場するアニメやゲームなど、別作品からの登場人物を紹介する。
いずれも武将としては登録されておらず、紙芝居での登場オンリーである。
 堺・石山用心棒組合の幹部。
 堺・石山用心棒組合の組合長。
 腕利きの用心棒。
 明国からの商人が集う中華料理店の店主。
 明国商人。
 劉禅の秘書。
 十河存保おつきのメイド。
 小田原の町の子供。
 増田長盛の部下の忍者。
 角倉了以に仕えるメイド。
 西洋料理店の店主。
 南蛮商人。
 今川氏真の奥方、早川殿に仕える忍者。
 一条兼定に仕えるメイド。史実に基づいた配役と推定。
 小田氏治の従者。肖像画に描かれている猫がモチーフの配役と推定。
 出雲の阿国一座のダンサーの一人。
 21話では悠姫が元ネタゲーム出典のギリギリなCGを披露。ちなみに紗那の方のCGはアウトなものばかりなので使えないようである。
 料理研究家と、そのマネージャー。リミが料理を開発し、ロミが採算をとれるか考えるらしい。
- 真明寺凛&風冬しずね&獅子王院姫&空・スピットファイア&叢雲さくら&なぎさ
 第14話で雇われていることが判明したメイドたちである。どうなってるんだ、この日本。
 若くて腕のいい鍛冶屋と、それを支える妻。
 長盛の命令を受け、各地の忍びの里で龍興を鍛えた。
 淡路水軍の参謀。
 施薬院全宗の助手。龍興に怪しげなお茶を飲ませようとしていた。
 播磨屋宗徳が雇ったウェイトレス。
 伊集院忠棟の親戚。学問に通じ、砲術にも手を出すというじゃじゃ馬。
 呂宋の町のガラス職人。なぜフィリピンにいるのかを考えてはいけない。
 出雲の阿国一座の新人。龍興の商人司争いに巻き込まれ、日本各地を巡った。
 藤堂高虎の正室。仲はよいのだが…。
コメント欄
-  とりあえず必要最低限のことだけ記載しました。加筆修正などありましたら是非お願いします  -- 動画製作者  (2011-05-20 21:24:17)
-  サブタイトルは私が雰囲気で付けました。お見知りおきを  -- 特産物の野望撮影協力コメ主  (2011-05-23 23:00:15)
-  おお、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします  -- 動画製作者  (2011-05-24 09:42:20)
-  あのタグ付けたの太閤小池の人だと思ってたけど違ったのか…  -- 名無しさん  (2011-05-24 20:17:08)
-  そろそろ龍興が本来の目的を忘れてそうな気がしてならない。  -- 名無しさん  (2011-08-19 12:53:17)
最終更新:2011年10月01日 06:31