登場兵器一覧 「A」~「E」

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*登場兵器一覧 「A」~「E」

数多くの兵器が登場する議長スレ
ここではその兵器の解説をしていきたいと思う

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■諸注意
・一部の勇者ロボ、一般兵のようなキャラ=ロボの場合は分類をキャラと判別
・記載する場合はキャラ紹介と被らないよう注意
・上書き可、不明の場所も情報確定次第書き換えを
・ロボ以外の記載も問題なし 戦車や小型銃から戦艦、MSもOK
・「設計」「製造」「建造」などの項目で< >で括った箇所は原作・現実でのもの
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◆要覧
+この項目は【アルファベットAtoE】となっております。
+「F」~「J」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「F」~「J」]]
+「K」~「O」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「K」~「O」]]
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+「や」行以降と「数字、記号」は[[こちら>登場兵器一覧 「や」~]]
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#contents
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*A~E

**A-10A "Thunderbolt Ⅱ"
|型式|攻撃機|
|形式番号|A-10A,OA-10A他|
|所属|[[最後の大隊]](首都警含む)|
|設計・製造|<フェアチャイルド・リパブリック(現M7エアロスペース)>|
|全長|16.16m|
|全高|4.42m|
|全幅|17.42m|
|翼面積|47m²|
|最大離陸重量|22,950kg|
|出力|TF34-GE-100 40.32kN(4,112kgf)×2|
|最高速度|Mach 0.45(648Km/h)|
|航続距離|4,100km(フェリー時)|
|固定武装|GAU-8/Aアヴェンジャー 30mmガトリング砲×1|
|主な搭乗者|廻狂四郎|

【解説】
対空機関砲により多くのアメリカ軍航空機が撃墜されたベトナム戦争の反省を踏まえて開発されたジェット攻撃機。尾翼部の前寄りにエンジンを装備した奇抜な機体が特徴。
速度や空対空戦闘能力、全天候飛行能力を捨ててまで、多少の被弾をも想定しての対地攻撃(近接航空支援)に徹底的に特化しており、爆撃機並みの重武装と重装甲を誇る。
廻狂四郎が愛機とする他、一般兵では戦車・装甲車その他1300台以上撃破の地上攻撃のスーパーエース、ハンス・U・ルーデルなども確認されている。
”Thunderbolt”は英語で「稲妻、落雷」の意。M7エアロスペース社の前身の一つであるリパブリック社の名機P-47の愛称で、同機は第二次世界大戦中、戦闘機のみならず戦術爆撃機としても使用され、「ヤーボ」の名で敵兵から恐れられていた。

**Ан-225 "Мрія"(An-225 Mriya)
|型式|輸送機|
|形式番号|-|
|所属|[[最後の大隊]])、[[中華連邦>国際連合]]|
|設計・製造|<アントノフ>|
|全長|84.0m|
|全高|18.1m|
|全幅|88.40m|
|翼面積|905m²|
|最大離陸重量|640,000kg|
|出力|ДТРД Д-18Т"Progress" 229.5kN×6|
|最高速度|850km/h|
|航続距離|4,000km(フルペイロード)|
|ペイロード|250,000kg(公称)|

【解説】
旧ソ連が開発した宇宙往復船「ブラーン」を輸送するために、An-124「ルスラーン」をベースとして作られた超大型輸送機。
人類がこれまで建造した航空機としては最も重く、第二次世界大戦中に建造された超巨大飛行艇H-4"ハーキュリーズ"に次ぐ全幅を有する世界最大級の輸送機である。
ただしH-4は実際には一度飛行したきりで終わった大富豪ハワード・ヒューズの道楽と呼んでもよい代物のため、実用的な性能を持った航空機としては名実共にこのAn-225が世界一であろう。
ソ連崩壊によって宇宙往復船計画が頓挫した後、長く放置状態にあったが、An-124の航空貨物輸送における成功を受けてリストアされ、250トン(実際には300トン以上の搭載が可能といわれ、与圧を施せば1,500~2,000人程度が搭乗可能とされる)という世界最大級のペイロード、超重量機でありながら良好な操縦性、大量の貨物を搭載してなお高速飛行が可能などの利点を生かして活躍している。
議長スレでは最後の大隊航空部隊の一員として、津波に襲われた北海道民の避難活動やマイトガイン捕獲作戦などに投入されている。第355話「ジャブローの残照」では、ベルファスト郊外で緊急展開部隊として再編成された北アイルランド侵攻軍をブラジル-アルゼンチン国境地帯まで輸送する大西洋縦断飛行を敢行した。また第557話「Killing Field at North-East China」では、中華連邦も本機をロシアより購入し、MS及びKMF用の輸送機として保有していることが明らかになった。中連軍保有機はオリジナル(や大隊保有機)に比べるとペイロード部分の全長が大幅に延長されており、MSは仰向けに寝かせた状態で搭載する。MSJ-06Ⅱ-A「ティエレン」陸戦型(本体重量121.3t)ならば最大で三機、長距離射撃型は最大二機を搭載する事が出来る。また、総重量10tに満たないKMF「ガン・ルゥ」ならば20機もの大量輸送を行う事も可能であり、空挺降下との併用により戦場への迅速な展開を可能としている。更に機内に予備の部品を積み込む事によって、戦場での簡易MS整備施設としても機能する。
長距離の自力飛行が可能な機動兵器を持たない大隊や中華連邦にとって、An-225はまさに空中母艦と呼ぶに相応しい機体であると言えよう。
”Мрія”はロシア語で「夢」の意。

**Atlas
|呼称|アトラス|
|型式|バトルメック|
|分類|強襲型|
|所属|[[メック傭兵隊>傭兵]]|
|全高|13m|
|総重量|100t(あらゆるメックの中で最大クラス)|
|最高移動速度|57Km/h(整備時にエンジン性能はアップ・ダウングレード可能)|
|装甲|フェロ・ファイバー・アーマー/18t(整備時に装甲の種類は変更可能、積載量は0.1t単位で増減可能)|
|武装|小型レーザー×3、小型パルスレーザー、中型レーザー、PPC(粒子ビーム砲)×2、AMS(対ミサイルシステム)、ガウス・ライフル(電磁砲)、LRM10(長距離ミサイル)×2、(整備時に武装は変更可能、積載弾数は1t単位で増減可能)|
|搭乗者|メック傭兵隊パイロット|
|原作|ゲーム『Battletech/バトルテック』(テーブルトークRPG)/『MechWarrior/メックウォリアー』(PCゲーム)|

【解説】
あらゆるメックの中でも1、2を争う性能を誇り、歴戦のメックパイロットですら戦慄するほどの強さを持つ。
アトラスを越えるメックはDaishi(ダイシ)以外に存在しない。

**A-TOLL【モーターヘッド】
|型式|MH|
|形式|BS、SKS、DS、焔星、EBS、JG、MMS、HS、フィニトライブ、KK、ESSQ、シルバー、ダンダグラーダ(開発中)|
|所属|[[銀河帝国]]([[騎士団]]旧アグリアス派)|
|建造|<ハスハ連合共和国>|
|設計者(マイト)|<ゼビア・コーター、マギー・コーター(ダンダグラーダ、ESSQ)>|
|全高|不明| 
|本体重量|不明| 
|装甲|不明|
|ジェネレーター出力|不明|  
|武装|スパッド(光剣)、スパイド(実剣)|
|キャラクター・パワーバランス|-| 
|主な搭乗者|騎士団(アセルス派→九朗派→アグリアス派)一般兵|
|原作|漫画『ファイブスター物語』|

【解説】
ジョーカー太陽星団初のファティマ搭載型モーターヘッド「クルマルス・バイロン」やアトール皇帝直々の命で作られた皇帝騎士(ネードル・シバレース)専用騎「ジ・エンプレス」などを設計した名工ゼビア・コーターが、ボォス星の大国ハスハ連合共和国の要請で設計したMH。星団においてフィルモア帝国の「サイレン」やクバルカン法国の「S.S.I.クバルカン(”破烈の人形”)」と共に三大MHに列せられている名騎。
ハスハの国家騎士団「AP(エープ)騎士団」の専用騎であり、構成13騎士団の任務に応じて13のバリエーション(たとえばBSは首都防衛に備えて武装・装甲を強化し、憲兵・防諜業務を主とするスクリティ・ポリティ隊向けのESSQは索敵・隠密行動・電子戦に特化、ダンダグラーダは宇宙戦対応、など)が存在する。この他にもサイレンと同様に、外部装甲を交換した騎体がブーレイ傭兵騎士団の専用MH「ブーレイ」として各地の紛争に投入されるケースもあるようだ。なおESSQとダンダグラーダはゼビアの孫娘に当たるマギー・コーターの設計である。
各バリエーション騎とも単眼のカメラアイが大きな特徴。加えてフラッグシップ騎と言えるBSは両肩(片側だけの場合もある)に装備した傘型のラウンドバインダ、ESSQは河童の皿を思わせる頭頂部の3次元スキャナ、エンブリヨ隊に配備されているEBSは円錐型の頭部と肩当て、皇帝支隊(別名「アトール皇帝騎士団」)に属するシルバーはハスハの首都ペイジにある王宮をイメージした外部装甲と白銀の騎体色と、それぞれ個性的な外観を持つ。
なお、BSのデザインのベースは『重戦機エルガイム』に登場するヘビーメタル「アトール」(英文表記は「A-TAUL」)であるが、鋭角的なエルガイム版に比べ、やや丸みを帯びたデザインとなっている。

議長スレでは[[騎士団]]に属していたが、ミラージュ系MHやアシュラ・テンプルの陰に隠れ、それほど目立った存在ではなかった。とはいえ、騎士団が組織としての独立性を失う直前の第394話「我日ノ本一の兵なり」や第397-398話「The Majestic Stand : U.K. 2007」ではESSQが活躍して気を吐いている。

**B-1B "Lancer"
|型式|戦略爆撃機|
|形式番号|B-1B|
|所属|[[最後の大隊]]|
|設計・製造|<ノースアメリカン→ロックウェル・インターナショナル(現ボーイング)>|
|全長|44.5m|
|全高|10.4m|
|全幅|41.8m(後退角15度) 23.84m(後退角64.5度)|
|翼面積|181.16m²|
|最大離陸重量|217,000kg|
|出力|F101-GE-102 136.92kN(13,960kg)×4|
|最高速度|Mach 1.2|
|航続距離|12,000km|
|固定武装|なし(ただしECM搭載)|
|主な搭乗者|大隊一般兵|

【解説】
B-52”ストラトフォートレス”の後継として作られた戦略爆撃機。
B-52の後継機として、ノースアメリカン社では「高高度をマッハ2以上の超音速で侵入し核攻撃を加える」との手法を想定した戦略爆撃機XB-70”ヴァルキリー”が1960年代に試作されていたが、ICBMや旧ソ連の高高度迎撃戦闘機MiG-25の出現によってその意義が失われ、XB-70の開発は頓挫。代わって、レーダーが捉え切れない超低空での侵攻を前提にした本機が開発された(この間、ノースアメリカン社はロックウェル社に吸収)。
先制攻撃で滑走路が破壊された状況を想定したSTOL(短距離離着陸)性能向上のため、可変後退翼という爆撃機としてはユニークな機体を持つ。
第201話「さよなら勇者」で初登場し香港に飛来。第205話「真実のガンエデン」ではオーブから撤退するモルドール怪獣軍団の援護に投入され、オーブのMS部隊をミンチよりひでぇ状態にした。第298-299話「Hong Kong Pocket」でも香港島南沖に煙幕弾を投下し、木星帝国によって香港に包囲された議長軍・らんど連合軍の脱出を支援している。
”Lancer”は英語で「槍」の意。

**Baneblade
|形式|超重戦車(Super-Heavy-Tank)|
|所属|[[最後の大隊]]<インペリウム・オブ・マン>|
|設計・製造|<インペリウム火星兵器廠および各ForgeWorld>|
|全長|13.5m|
|全高|6.4m|
|全幅|8.3m|
|総重量|319t|
|最高移動速度|25km/h(舗装)、18km/h(非舗装)|
|動力|LC503 v18 p4 multi-fuel|
|装甲厚|砲塔220mm、上部210mm、車体190mm、防盾180mm|
|最低地上高|1.2m|
|最低必要乗員数|10名(戦車長、運転手、通信士、技術兵、砲手と装填主3名ずつ)|
|固定装備|主砲塔(主砲ベインブレイドキャノン、同軸オートキャノン、サーチライト) 車体正面(デモリッシャーキャノン、2連ヘビーボルター、スモーク・ディスチャージャー)、車体両側面部砲塔(ラスキャノン&2連ヘビーボルター1基ずつ)|
|追加装備|ハンターキラー・ミサイル(車体側面)、旋廻銃座装着型ストームボルターまたはスタバー(主砲塔ハッチ上面)|
|備考|車体両側面砲塔は左右2基ずつまで増設可、追加装甲との交換も可|
|主な搭乗者|大隊一般兵|
|原作|ゲーム『Warhammer40000』(ボードストラテジー)/『Warhammer40000 DawnOfWar』(PCゲーム)|

【ベインブレイドのバリエーション一覧】
|名称|用途|備考|
|シャドウソード|対戦車用|原作最強の対装甲兵器ボルケーノ・キャノン装備|
|ストームソード|市街戦専用|大破したシャドウソードを改修|
|ストームブレード|対戦車用|主砲をプラズマ砲に換装し低コスト化|
|ストームハンマー|火力支援用|主砲塔を2基に増加|
|ヘルハンマー|近接火力支援|ヘルハンマーキャノン装備|
|ストームロード|兵員輸送用|歩兵40人を輸送|
|フォートレス・オブ・アロガンス|ヤリック専用|同将校が製造させた改装型|
|オーク・スカルハンマー||オークに鹵獲され改造|
|ナーグル・プレイグリーパー||ケイオス神の1人ナーグルの軍に鹵獲され改造|

【解説】
西暦40000年の人類国家「インペリウム・オブ・マン」の主力軍「インペリアルガード」(IG)が保有する巨大多砲塔戦車。
現役のIG車両の中でも最古のものだが、性能は現在でもトップクラス。
ベインブレイドの大半は火星で製造されており、他には工業惑星「ForgeWorld」の中でも少数の惑星にのみ製造権限が与えられている。
個々のベインブレイドには独自の識別番号と固有名称を与えられ乗員名簿や戦歴など全情報が定期的に報告される。
通常3台で1個中隊となるが、原作では銀河各地に戦場が存在するため1台でも配備されていれば幸運といえる。
大戦果をもたらす圧倒的火力と存在だけで友軍兵士の士気を大いに向上させるため、各部隊からのベインブレイド配備要請が途絶えることはない。
戦場においては移動本営となることも多くその重要性が伺える。
PCゲーム版ではIG最終・最強兵器として登場、悪魔的な火力で戦場を焼き尽くす。
ただしIGは何の強化も施していない兵士ばかりで士気が低いため、人類を裏切った精鋭部隊「ケイオス・スペースマリーン」に寝返ることが多く、またベインブレイドもオークやケイオスに鹵獲され再使用されることもある。

議長スレでは最後の大隊が保有する。
本来は西暦40000年の兵器のはずなのだが、大隊のオーバーテクノロジーに不可能の文字は無い。
12の砲門による一斉射撃は原作と違わぬ火力を発揮し、本スレでも高い戦果を出している。

**Dreadnought"
|型式|ウォーカー(歩行兵器)|
|所属|[[人類帝国]] |
|設計・製造|<人類帝国機械局>|
|全長|不明|
|全高|人間の2~3倍|
|全幅|不明|
|総重量|不明|
|装甲材質|アダマンチウム鋼、セラマイト合金|
|武装|両腕部に装着、下記参照|
|主な搭乗者|Jack、人帝スペースマリーン|

【ドレッドノートの武装一覧】
|名称|装備箇所|備考|
|ヘビーボルター|腕|実体弾機関砲|
|アサルトキャノン|腕|短射程実体弾ガトリング砲|
|オートキャノン|腕|実体弾速射砲|
|ヘビーフレイマー|腕|大型火炎放射器|
|プラズマキャノン|腕|強力だがオーバーヒートしやすい|
|ラスキャノン|腕|対戦車ビーム砲|
|マルチメルタ|腕|短射程大型熱線砲|
|クロースコンバットウェポン|腕|白兵戦用、鉤爪で攻撃|
|パワーフィスト|腕|白兵戦用、エネルギーフィールドで攻撃|
|サイズミック・ハンマー|腕|白兵戦用、衝撃波で攻撃|


**E-3 "Sentry"
|型式|早期警戒管制機(AWACS)|
|形式番号|E-3A~F|
|所属|[[最後の大隊]] 他|
|設計・製造|<ボーイング>|
|全長|44.61m|
|全高|12.6m|
|全幅|44.42m|
|翼面積|283.4m²|
|最大離陸重量|156,000kg|
|出力|TF33-PW-100A 93kN×4(米軍・NATO軍仕様)/CFM-56-2A-2/3t 106.8kN×4(英軍・仏軍仕様)|
|最高速度|Mach 0.48|
|航続距離|-|
|固定武装|なし|
|主な搭乗者|大隊一般兵 他|

【解説】
ジェット旅客機の名機として知られるボーイング707(正確には367-80試作輸送機)をベースに、空載全方位レーダーと指揮統制機能を合わせ持つ、従来の早期警戒機(AEW)を一歩進めた早期警戒管制機(AWACS)。
AEWは半径数百キロ圏内の空域の目標(航空機、ミサイルなど)を探知できる他、地上のレーダーでは死角となる低空から侵攻する目標をも発見できる利点を持つ。これに友軍航空機への指示・管制を行う能力を持たせたものがAWACSである。
707/367-80母体の軍用機としては、他にはKC-135”ストラトタンカー”空中給油機、RC-135”リベットジョイント”電子偵察機、E-6”マーキュリー”対潜通信中継機、E-8対地空中指揮所、VC-137アメリカ政府専用機(しばしばアメリカ大統領搭乗機のコールサインと混同されて”エアフォース・ワン”と呼ばれる)などがある。
議長スレでは古くから存在し、次スレや反省会スレへの移動告知に登場していた。
最近は最後の大隊でのフライトが目立つ。ただし、最後の大隊のE-3は、AWACSのみならず、現実世界ではE-8が有するジョイントスターズ機能(警戒・支援対象が航空機ではなく地上部隊である点以外はAWACSと同じ)も有しているようである
”Sentry”は英語で「歩哨」の意。

**E-4 "Nightwatch"
|型式|国家緊急空中指揮所(NEACP)/国家空中作戦センター(NAOC)|
|形式番号|E-4A~B|
|所属|[[最後の大隊]] |
|設計・製造|<ボーイング>|
|全長|70.51m|
|全高|19.33m|
|全幅|59.64m|
|翼面積|510.95m²|
|最大離陸重量|-|
|出力|F103-GE-101 23,810kg×4(E-4B)|
|最高速度|Mach 0.92|
|航続距離|-(無給油状態で12時間飛行可 エンジンオイル(飛行中の交換不可)消費限界は72時間)|
|固定武装|なし|
|その他|150kVA発電機×8 VLF/LF/SHF/衛星波通信機|
|主な搭乗者|モンティナ・マックス(少佐)、大隊副官・参謀陣|

【解説】
全面核戦争を想定し、大統領、国防長官、統合参謀会議議長らアメリカ軍最高首脳を乗せて空中から指揮を執るために、ボーイング747旅客機を改造して作られた指揮機。
ホワイトハウス(大統領府)の軍事司令部機能をそのまま飛行機に移した機体と言って良く、機内には大統領執務室や会議室、ブリーフィングルーム、ICBM/SLBM/戦略爆撃機部隊/軍事衛星との通信システム、仮眠室などが設置されている。
アメリカ国内外を問わず、大統領のいる場所の近くには必ず1機のE-4が待機し、非常事態に備えることになっている。

議長スレでは第356話「OUTBREAK」において初登場。大十字九郎との会談に臨む少佐が、これに乗ってベルリンから会談地のベルファストまで移動している。会談中に発生したGウイルス騒動に対しては、少佐に随行した情報部長代理が同機からベルリンの司令部を預かる大門団長と連絡を取り合い、危機管理に当たっている。第430話「反逆の連合軍」でも、ミケーネ帝国との対木星帝国同盟交渉のため少佐らが空路ストラスブール入りする際に用いられている。
なお、E-4は機体の関係でマクロス1番艦への離着陸が出来ないため、少佐が空中でマクロスに移乗するためには、専用の飛行船(少佐搭乗機のコールサインと混同されて「デウス・ウキス・マキーネ」と俗称される)が使用される。
”Nightwatch”は英語で「夜警」の意。冷戦時代には「Doomsday Airplane」(地球最後の日に飛ぶ飛行機)と俗称されていた。
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