勇者新党組織図

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勇者新党組織図 - (2007/09/01 (土) 08:32:28) のソース

*勇者新党組織図 / Order of Battle of The Party of the Braves
#contents
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*【指揮系統】


*【各チーム概要】
**【始めに】
[[勇者新党]]に在籍しているのは決して主役勇者のみではない。
各作品にはそれぞれ主役と脇役勇者とで構成されるチームが存在している。
ここでは原作での各チームの概要に触れつつ、議長スレ世界での解説をしていきたい。

なお、ペガサスセイバー(セイバーズ)、ゴッドシルバリオン(シルバーナイツ)、レオンカイザーは議長スレ世界では勇者新党に属していないが、便宜上一括して本記事で扱う。

**【GGG機動部隊】
TVアニメ『勇者王ガオガイガー』に登場する地球防衛組織GGG(Gutsy Geoid/Galaxy Guard)が擁する戦闘部隊。
数多くのセクションを持つGGGにあって、機動部隊は特に機界文明との直接戦闘を担う。
部隊はスーパーメカノイド「GBR-01 ガオガイガー」「GBR-11 ファイティングガオガイガー(ガオファイガー)」と超AI搭載の巨大ロボット「ビークルロボ」、簡易AIを搭載した「ガンマシン」のみで構成されている。
ガオガイガー以外の構成員としては超AI搭載ビーグルロボの超竜神・撃龍神・天竜神、マイク・サウンダースシリーズ、ゴルディーマーグなどが代表的である。
ボルフォッグとガンマシンは機動部隊と行動を共にする事が多いが、所属はGGG諜報部となっている。

議長スレでは最も登場頻度の高い部隊であり、それぞれのキャラの色づけも濃い。
斬られ役として名を馳せた超竜神、外道と物真似で有名となった撃龍神などは顕著な例。
天竜神やゴルディーマーグもスレに登場し、脇役勇者の輩出では他の追随を許さない。
しかし、一方でマイク・サウンダース13世のように、原作でのキャラが濃すぎるが故に、議長スレではむしろ空気と化してしまっている者もいる事は否定できない。
そのマイク・サウンダース13世もとうとう本スレに登場し、脇役勇者全員の登場が現実のものとなった。

>|隊長機|
>|ガオガイガー|有人操縦|ギャレオン+ガオーマシン三機|GSライド4基搭載|
>|ガオファイガー|〃|ファントムガオー+ガオーマシンⅡ(Ⅲ)三機|同上|
>|ジェネシックガオガイガー|〃|ギャレオン+ジェネシックマシン五機|不明|
>注:ジェネシックガオガイガーはガオガイガー本来の姿にしてガオガイガー、ガオファイガーの原型
>
>|機動部隊|
>|超竜神|超AIロボ|氷竜+炎竜|GSライド2基搭載|
>|撃龍神|〃|風龍+雷龍|〃|
>|天竜神|〃|光竜+闇竜|〃|
>|マイク・サウンダース13世|〃|マイク・サウンダース単独変形|GSライド1基搭載|
>|ゴルディーマーグ|〃|ゴルディーマーグ単独変形|〃|
>
>|諜報部|
>|ビッグボルフォッグ|超AIロボ|ボルフォッグ+ガンドーベル+ガングルー|GSライド3基搭載|

**【宇宙警察カイザーズ】
TVアニメ『勇者エクスカイザー』に登場する勇者ロボのチーム名。
カイザースターに本拠地を置く宇宙警察の末端実働部隊であると推測される。
エクスカイザーをリーダーとして、マックスチーム、レイカー兄弟によって構成されている。
構成員の全員がエネルギー生命体で、地球の乗り物と融合する事で実体を持っている。

勇者シリーズ第一作目にも関わらず、議長スレでは影が薄い。
エクスカイザーの背景として登場する事もあるが、やはり空気ぶりは否めない。
一部ではスカイマックスが「空気」ことペガサスセイバーと見分けがつかないという噂があるとかないとか。

>|隊長|
>|巨大合体キングエクスカイザー|エネルギー生命体|エクスカイザー+キングローダー|
>|巨大合体ドラゴンカイザー|〃|エクスカイザー+ドラゴンジェット|
>|ドラゴン|人工知能|ドラゴンジェット単独変形|
>|超巨大合体グレートエクスカイザー|エネルギー生命体|エクスカイザー+キングローダー+ドラゴンジェット|
>
>|構成員|
>|マックスチーム|
>|三体合体ゴッドマックス|エネルギー生命体|スカイマックス+ダッシュマックス+ドリルマックス|
>|レイカー兄弟|
>|左右合体ウルトラレイカー|エネルギー生命体|グリーンレイカー+ブルーレイカー|

**【宇宙警備隊】
TVアニメ『太陽の勇者ファイバード』に登場する勇者ロボチーム名。
ファイバード(火鳥勇太郎)以下、バロンチーム、ガードチームで構成される。
カイザーズと同様に全員がエネルギー生命体で、地球製メカと融合して実体化する。
中盤ガードチームにガードウィングが参加するが、これが後々まで続く脇役勇者パワーアップの嚆矢となる。

議長スレでは火鳥の取巻きとしての位置づけが強く、火鳥が腹黒キャラを確立して以降は頻繁に暗躍していた。
それだけに火鳥死亡後は登場頻度が激減し、もはや他の脇役と同様空気になりつつある。
最終回での印象的な破壊描写からか、脇役が血祭りに挙げられた場面での登場が多い。

>|隊長|
>|武装合体ファイバード|エネルギー生命体|ファイヤージェット+フレイムブレスター|
>|ジェット合体グランバード|〃|ファイヤーシャトル+ブレスタージェット|
>|最強合体グレートファイバード|〃|武装合体ファイバード+ジェット合体グランバード|
>
>|構成員|
>|ガードチーム|
>|三体合体ガーディオン|エネルギー生命体|ガードスター+ガードレスキュー+ガードファイヤー|
>|四体合体スーパーガーディオン|〃|〃+ガードウイング|
>|バロンチーム|
>|五体合体サンダーバロン|〃(エースバロン以外は人工知能)|エースバロン+ドリルバロン+ロードバロン+スカイバロン|

**【伝説の勇者】
TVアニメ『伝説の勇者ダ・ガーン』に登場する勇者ロボのカテゴリー名。
45億年前、地球の意思「オーリン」が外敵から地球を守る為に生み出した存在。
平時は勇者の石として眠りについており、彼らのリーダーとして選ばれた人間の指令に従って戦う。
ダ・ガーンを筆頭として、陸戦を得意とするランダーズ、空中戦を得意とするセイバーズで構成されている。
本スレでは「空気」としてお馴染みのペガサスセイバーは勇者シリーズ唯一の四足型ロボットである。

議長スレでは主役であるダ・ガーンの他、ランダーズ及びセイバーズが参戦している。
ダ・ガーンは極初期から名有りとして参戦しており、ファイバードに与してエクスカイザー暗殺の実行犯となった事もある。
現在ではすっかり更正しているようだが、時たま過激な地球至上主義者としての側面を覗かせる事もあるとか。
セイバーズは何故か新党ではなくらんどに所属しており、ある意味では最も有名な脇役勇者として活躍している。
かつて同じらんどに在籍し、現在は騎士団に属する「G銀」ことゴッドシルバリオンに比べてもその立場は弱く、まさしく「空気」である。
原作で一度セブンチェンジャーに殺されたという事もあり、しょっちゅう死ぬ不遇なキャラでもある。

>|リーダー格|
>|地球合体ダ・ガーンX|生命体|ダ・ガーン+アースライナー+アースファイター|
>|獣王合体ガ・オーン|生命体(ダ・ガーンとは別人格)|ガ・オーン単独変形(+Gバード)|
>|伝説合体グレートダ・ガーンGX|〃|地球合体ダ・ガーンX+獣王合体ガ・オーン|
>
>|構成員|
>|セイバーズ|
>|空の三体合体スカイセイバー|生命体|ジェットセイバー+ジャンボセイバー+シャトルセイバー|
>|空の四体合体ペガサスセイバー|〃|〃+ホークセイバー|
>|ランダーズ|
>|陸の四体合体ランドバイソン|生命体|ビッグランダー+ターボランダー+マッハランダー+ドリルランダー|
>
>|協力者|
>|七段変形セブンチェンジャー|生命体|セブンチェンジャー単独変形|

**【勇者特急隊】
TVアニメ『勇者特急マイトガイン』に登場する勇者ロボチーム名。
大財閥「旋風寺コンツェルン」の御曹司である旋風寺舞人がリーダーを務める。
マイトガインを始め、バトルボンバー、ガードダイバー、マイトカイザーなどで構成される。
終盤からマイトガンナーが加入し、主役勇者の三段階パワーアップの嚆矢となった。

議長スレでは他作品と同じく非常に影は薄い。
特筆すべきはマイトカイザーで、原作では有人操縦であったが無人操縦となっている。
特に超AIらしき物が搭載されている訳ではないらしく、人格等は存在しない模様。
相当数が量産されており、以前はマイトガインの身代わりとして頻繁に消費されていた。
余談だがガードダイバーの声は非常にイケメンっぽいとか。

>|隊長|
>|特急合体マイトガイン|超AI+有人操縦|ガイン+マイトウイング+ロコモライザー|
>|ドリル特急合体マイトカイザー|有人操縦|カイザードリル+カイザー1~5|
>|超特急合体グレートマイトガイン|超AI+有人操縦|特急合体マイトガイン+ドリル特急合体マイトカイザー|
>|〃パーフェクトモード|〃|〃+マイトガンナー(パーフェクトキャノン形態)|
>
>|構成員|
>|特急武装マイトガンナー|超AIロボ|マイトガンナー単独変形|
>|ボンバーズ|
>|猛獣三体合体トライボンバー|超AIロボ|ライオボンバー+バードボンバー+ダイノボンバー|
>|猛獣四体合体バトルボンバー|〃|〃+ホーンボンバー|
>|ダイバーズ|
>|緊急四体合体ガードダイバー|超AIロボ|ファイヤーダイバー+ドリルダイバー+ポリスダイバー+ジェットダイバー|

**【ブレイブポリス】
TVアニメ『勇者警察ジェイデッカー』に登場する勇者ロボチーム名。
友永勇太をボスとして、デッカードを始めとする超AIロボによって構成される。
主な構成員はジェイデッカーの他に、ビルドチーム、シャドウ丸、ガンマックスなど。
中盤から殉職したデッカードに代わりイギリス製のデュークが加入するが、デュークはデッカードや他の勇者ロボと同じように超AIを搭載する人格を持った勇者であり、この事によってデッカード復活後のファイヤージェイデッカー合体時には、5万分の1という厳しい合体成功率と、失敗した場合デッカードかデュークいずれかの人格が破壊されてしまうという危険な事態を招く事となった。
これは作品全体のテーマである「心」が劇中に反映されたエピソードとして印象深い。

原作では脇役に至るまで個性的なキャラとして描写されていたものの、やはり議長スレでは他の勇者チームと同じく脇役の面々の登場頻度は低い。
大昔にシャドウ丸がファイバードと共謀していたが、今では皆忘れていると思われる。
余談だがビルドタイガーの声は非常にイケメンっぽいとか。

>|隊長|
>|警察合体ジェイデッカー|超AIロボ|デッカード+ジェイローダー|
>|救急合体デュークファイヤー|〃|デューク+ファイヤーローダー|
>|大警察合体ファイヤージェイデッカー|〃|警察合体ジェイデッカー+救急合体デュークファイヤー|
>|〃マックスキャノンモード|〃|〃+ガンマックス(マックスキャノンモード)|
>
>|構成員|
>|忍者刑事シャドウ丸|超AIロボ|シャドウ丸単独変形|
>|白バイ刑事ガンマックス|〃|ガンマックス+ガンバイク|
>|ビルドチーム|
>|建設合体ビルドタイガー|超AIロボ|マクレーン+パワージョー+ダンプソン|
>|超建設合体スーパービルドタイガー|〃|〃+ドリルボーイ|

**【レジェンドラの勇者】
TVアニメ『黄金勇者ゴルドラン』に登場する勇者ロボのカテゴリー名。
復活の呪文を唱える事でパワーストーンから復活し、呪文を唱えた人間を主と仰ぐ。
勇者が封印されたパワーストーンは全部で9個存在しており、死ぬと元の石に戻る。

議長スレではもしかすると脇役勇者ではGGG勢に次いで有名かも知れない。
『ダ・ガーン』のペガサスセイバーと共にらんどに在籍し、現在は騎士団に所属する「G銀」ことゴッドシルバリオンや、マイトガインの影武者として知名度を上げているアドベンジャーなどが代表的な例である。
党内ではキャプテンシャークの去就については触れてはいけない事になっているらしい。
ついでにレオンカイザーの声は非常にイケメn(ry

>|リーダー格|
>|黄金合体ゴルドラン|パワーストーン|ドラン+黄金竜ゴルゴン|
>|獣王合体レオンカイザー|〃|レオン+カイザー|
>|黄金忍者空影|〃|空影単独変形|
>|黄金獣合体グレートゴルドラン|〃|黄金合体ゴルドラン+獣王合体レオンカイザー+黄金忍者空影|
>
>|構成員|
>|アドベンジャー|パワーストーン|アドベンジャー単独変形|
>|シルバーナイツ|
>|白銀合体シルバリオン|パワーストーン|ジェットシルバー+スターシルバー+ドリルシルバー|
>|超白銀合体ゴッドシルバリオン|〃|〃+ファイヤーシルバー|

**【ダグオンチーム】
TV『勇者指令ダグオン』に登場する勇者ロボチーム名。
ブレイブ星人にダグオンとして選ばれた山海高校の学生によって構成される。
ファイヤーダグオン以下、ライナーダグオン、シャドーダグオン、サンダーダグオンなど。
従来のシリーズとの決定的な相違点はチームのほぼ全員が人間であるという点にある。
他にもFダグオンと合体して武器になる剣星人ライアンや無限砲ガンキッドの存在など、翌年度作品のガオガイガーと同じくこれまでのシリーズの集大成的な要素が結集されている。

議長スレでも他作品に比べればそれなりに登場頻度は高い。
Fダグオンこと大道寺炎の学友という設定を活かして彼の身辺事情を説明する事も多く、また最近ではシャドーリュウが勇者新党を去り行くアリカを見送る重要な役で登場している。
ただしそれぞれが非常に個性の強いキャラのせいか、単独での登場は少ないようである。

>|リーダー格|
>|火炎合体ファイヤーダグオン|有人操縦|ファイヤーストラトス+ファイヤーラダー+ファイヤーレスキュー+ファイヤージャンボ|
>|剛力合体パワーダグオン|〃|ファイヤーストラトス+ファイヤーショベル|
>|超火炎合体スーパーファイヤーダグオン|〃|火炎合体ファイヤーダグオン+剛力合体パワーダグオン|
>
>|構成員|
>|機獣合体シャドーダグオン|有人操縦|シャドージェット+ガードホーク+ガードタイガー+ガードウルフ|
>|雷鳴合体サンダーダグオン|〃|サンダーバイク+サンダーシャトル|
>|ロボット基地ダグベース|〃|ダグベース単独変形|
>|ライナーズ|
>|重連合体ライナーダグオン|有人操縦|ターボライナー+ウイングライナー+アーマーライナー|
>|超重連合体スーパーライナーダグオン|〃|〃+ドリルライナー|
>
>|協力者|
>|宇宙剣士ライアン|生命体|ライアン単独変形|
>|無限砲ガンキッド|超AIロボ|ガンキッド単独変形|

**【その他】
上記の他に、勇者新党には特定チームに属さない戦力も存在している。
旗艦であるJアーク、エルドラⅤ(ソウル)、ロム・ストールやカタギ勢(アリカ・ユメミヤ、コウ・ウラキ、風間大介、兜甲児、ジャック・O)などがそれに該当する。
また原作設定に従えばボルフォッグやセブンチェンジャーなどもチーム外の戦力である。
ただし、指揮系統は特に区別されている訳ではなく、両者は分け隔てなく扱われている。
むしろチームとは言え大半の脇役が空気と化している事を考えれば当然の結果であろう。

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*【主な拠点・大規模戦力】
勇者新党は地球と宇宙に幾つかの拠点を所有している。
その殆どはGGG直轄の基地施設だが、ジェイアークなどの移動拠点も存在する。
その主な特徴としては

・何かにつけて破壊される
・壊されても次の回には何事もなかったかのように再建される

という二点にあり、それは勇者新党の個性となっているとも言える。
ともすれば深刻な問題になる基地破壊は、新党ではネタの一環として機能しているのだ。
以下に現時点で判明している勇者新党の拠点を記すが、この他にもダグベースやブレイブポリスの基地などが存在している可能性は否定出来ない。

**【Gアイランドシティ】
東京湾上に建設されたGGGの本部にして、勇者新党の保有する最大の地上拠点。
一般人からは秘匿された地下には地上有数の軍事設備を有した秘密基地が存在する。
外部との連絡が遮断されても篭城して戦闘継続出来るように独立した自給自足が可能である。
第121話「Gアイランドは血に燃えて」において、上海の戦いでグリーヴァス将軍によって殺された党首・獅子王凱の弔い合戦の舞台となり、臨時党首COS-MOSの指揮下、敵を内部へ誘導・撃滅するという文字通りの背水の陣が敷かれた。
その際に銀河帝国の砲撃によって一度消滅しているが、現在では何事も無かったかのように再建されている事はもはや言うまでもない。

**【オービットベース】
衛星軌道上に浮かぶ勇者新党の宇宙基地。
勇者ロボ軍団は平時はオービットベース内で待機している事も多い。
全勢力を招いた宴会の会場となったかと思えば、直後にはインベーダーの巣となって、デビルゲッターガンダムの苗床となったりする色んな意味での人類最後の砦。
最も高い頻度で破壊される基地であり、最近でも、第二次日本戦争終盤の第220話「君の笑顔だけは譲れない」では南極に落とされ、第275話「三角同盟成立」では謎のUFOの襲撃を受け、最後の大隊の軍事衛星とともに破壊されている。
ウワサによると某一級建築士の設計らしい。オービットベースが壊されやすいのも…まさか。
フォーメーションG発動への制裁で新党が外宇宙追放となった(第201話「さよなら勇者」)際に一時放棄され、ミケーネ帝国と動物帝国に占領されていた事もある。

**【フランスGGG支部】
世界中に点在するGGG支部の一つ。
欧州に存在する支部としては最大規模の戦力を保有しており、光竜と闇竜を開発した。また幻のディビジョンⅤ「物質瞬間創世艦フツヌシ」も同支部の所管である。
第一次日本戦争が終息した後、当時英国へと本拠地を移していた騎士団に襲撃された。この時は退けたものの、木星遺跡(魔大陸)事件後、ミケーネ帝国・グランショッカー連合軍の侵攻を受け、新党内の組織的混乱(党首・凱の負傷離脱の隙を突いてマイトガインが造反し、本来は対立しているはずの連邦と結託して権力を掌握。これに甲児らが反抗)も災いし壊滅している(第339話「パリの道標」)。
騎士団、ミケーネ・GS同盟共にフツヌシに搭載された創世炉の奪取がフランス支部攻撃の理由であった。創世炉の行方は騎士団の一件後杳として知れないままであったが、GSによって発見され、シャドームーンが起動を試みている。
ミケーネがフランス全土を(先述したマイトガインの造反で新党に不信を抱いたフランス政府の条件(国連の尊重)付の黙認の下)占領した事にに伴い、GGG職員による処分を免れたフランス支部の施設・設備などはミケーネに接収されたものと思われる。

**【アメリカGGG支部】
かつて存在した海外GGG支部の一つ。
支部とは言っても、ヒューストン郊外に本部に劣らぬ巨大な基地施設を持っている。
GGG機動部隊の一員でもあるマイク・サウンダース13世はここで開発された。
勇者新党が地球追放命令を受けて外宇宙に旅立った後は殆ど空家同然となって放置され、現在では北米に拠点を置く銀河帝国の合コン会場にされてしまっているらしい。

**【新生Jアークと方舟計画】
新生Jアークとは、第189話「GODZILLA」の佐世保ドックでの戦いで最後の大隊・モルドール連合軍に撃沈された三重連太陽系・赤の星の超弩級戦艦Jアーク級1番艦(オリジナルJアーク)に代わって登場した戦艦である。
その起源は対機界文明戦の終盤、地球連邦軍で計画された試作案まで遡る事が出来る。
当時、地球圏に出現したオリジナルJアークが見せ付けた空間制御技術などの数々の超技術は、ガオガイガーのコア的存在である「北極ライオン」ことギャレオンがもたらした断片的なデータを質・量共に凌駕していた。
地球連邦政府はこれらの技術を再現し、地球全体の技術水準にフィードバックする目的でJアーク・レプリカの開発を開始し、設計までは完了したものの、技術的な問題等から着工には至らなかった。
単純な性能面での比較ではガオファイガーを問題としなかったJアーク・レプリカであったが、関係者を待ち受けていたのは、三重連太陽系と地球との埋めがたい技術格差と、それに伴って止め処なく高騰する建造コストという理想には程遠い現実、そして、その果ての予算打ち切りという残酷な幕引きであった。
計画の失敗と共に技術者達は機密保持の為ことごとく閑職に追いやられ、厳重な緘口令が敷かれる事となった。

一度は闇に葬り去られたかと思われたJアーク・レプリカ建造計画――方舟計画。
時代の徒花とも言うべき、幻の白き箱舟が再び脚光を浴びる切っ掛けとなったのは、皮肉にも佐世保でのオリジナルJアークの喪失であった事はまさに運命の悪戯と言うべきであろう。
僅かな情報を手がかりに、GGG諜報部は組織の総力を挙げて、同部史上空前規模のスパイ活動にとりかかった。彼らは方舟計画に携わった技術者と極秘裏に接触し、彼らが個人的に所蔵していた設計データの入手に成功した(当然ながら技術者にも相応の代価が支払われたと推測される)。
データを検証した結果、その莫大な質量から地球上での建造は困難と判断された為、船体や主要区画の建造は、当時新党を保護していたラクシズが管轄するラグランジュポイント4宙域において行われる事となった(第193話「赤き星の箱舟」)。
近年の急激な技術革新(特にマクロス1番艦の落下や銀河帝国の来寇がもたらしたオーバーテクノロジーの流入)は、かつて地球人類の前に立ち塞がった技術的障壁の多くを取り払い、更に一度は設計まで漕ぎ付けた事、艦のメインコンピューターである生態AI・トモロ0117が佐世保での激戦にもかかわらずほぼ無傷で回収された事も幸いして、新生Jアークは異例の早さで竣工を迎えた。
その後、勇者新党は木星帝国の妨害を受けながらも受領に成功し、Jアークは再び勇者新党の戦列に復帰を遂げたのである。