アットウィキロゴ

神獣

世界各地で目撃、または伝承や口伝で伝わる超常の存在
一部の例外を除きほとんどの神獣はテリトリーを持ち、その中で何かしらの目的や意思をもって行動していると考えられている
神獣はそれぞれのテリトリーの中でもとくにその神獣と相性のよう土地では無類の力を発揮できるとされている
それゆえに神獣同士は基本的に個々の存在とは干渉しないとも考えられている



【夜】の神獣 ヴァナルガンド
テリトリーらしいテリトリーを持たない珍しい生態の神獣
姿は白銀の巨大な狼
魔女王サラと共に行動している

“銀狼”“フェンリル”とも呼称される夜の神獣
 他の神獣と異なり、人間の言語を理解し、更には操る事も確認されている
 また、その身を魔女王サラと共にしている事からも神獣としては極めて異質な生態
 加えて『銀狼の往く所に魔性の月在り』の伝承から、
 多大な魔力を秘めた神獣である事が窺え、今後の動向に戒心の必要性を認める
『神獣監視委員書記』より抜粋



【雪】の神獣 ヒエムグスフ
サミサール地方レビラルール山脈高地に棲むという白い長毛に覆われた巨大なヘラ鹿の神獣
その鳴き声で全てを凍らせる吹雪を生み出し操ると言われる

 ヒエムグスフが大角を一振り♪レビラルールの氷が割れる♪
 ヒエムグスフの白毛を撫でる♪風が運ぶは怒涛の雪崩♪
 ヒエムグスフの真っ赤な瞳が♪見つめる先は誰も知らない♪
 雪の世界ではまず何よりも♪
 箆鹿の姿を恐れなさい♪
サミサール地方童歌『雪山』より



【森】の神獣 レギオス
象牙のような白亜の甲殻に覆われたた巨大なカマキリのような姿をした蟲の神獣
目撃例が少ないため詳細は容姿以外の情報は少ない
未確認情報としては昆虫人の信仰の対象となってるという話も

俺達ハンターは、毎日森の命を毟ってるのさ
 木の実や薬草はもちろん、そこに息衝いた動物さえ手前が喰う為に頂いていく
 何とも暴虐なモンだろう?
 だから、俺達はいつも森に対して畏まらなきゃならんのさ
 さもないと、甲殻蟲の姿の神様が、怒り狂って俺達を狩りに来るかもな
ハンターギルド所属“密林の覇者”こと『イワン・クークの語り』より




【力】の神獣 ヒュポノス
巨大なカバの姿をした神獣
その咆哮には強烈な催眠効果があり、至近距離で耳にすればそのまま数日間昏睡状態に陥ることも

姿見は巨大なカバと形容する他に無いだろう
 その他の特徴として、神獣の中でも非常に気性が荒い事が挙げられる
 その咆哮は周囲の生命体を即、昏睡状態に追い込む程の威力であり、 
 力の神獣の名に恥じない強力である
『神獣監視委員書記』より抜粋




【鋼】の神獣 マルジアーマール
巨大なアルマジロのような姿をした神獣
鉱物を主食とし体内に取り込んだ様々な金属を合成する力をもつとされる
背中には金属の棘が生えており数十年周期で生え換わる
生え換わりの時期には住処の周辺を転がり回り至る所に体をぶつけて棘をこすり落とそうとする
この行為が激しい地震となって周辺を揺らす
生え換わりの最後はその巨大な体をボールのように丸めて高速回転し抜けかけた体の棘を一気に弾き飛ばす
マルジアーマールの対内でしか合成入手できない貴重な金属も存在する
この神獣の棲む地方の人々はこの人騒がせな神獣の災害と恩恵に程よい距離を置きながら生活している

地震が起きる原因はズレた地層が元に戻ろうとするからって偉い人は言うけれど、
 なんてことは無い、もっともっと単純な事なんだよ
 背中が痒くなっちまったアルマジロが、身体を丸めて暴れているだけ
 大地の奥深くで、そこかしこにぶつかって掻痒してるのさ
 だから地震が来たらすぐに「マルジ様の痒いの飛んでけ!」ってお祈りすれば、
 すぐに揺れは静まっちまうもんよ
『神獣に関する伝承』より抜粋 発祥地不明



【空】の神獣 フェニキアス
まばゆい光を放つ本体を植物の幹が覆い、その間から鳥の翼が生えているという
一言では形容し難いおおよそ飛行する生物としては理解不能な姿をした神獣
雷渦巻く雲の巣を周囲に生み出し任意の場所に大気の渦を作り出すことができる
脅威の面だけが語られることが多いがフェニキアスが海上を通過するとその海域では豊漁に恵まれるなど恩恵も少なくない

 一・機体及び計器に異常発生時、先ずフェニキアスの領域を侵したか否かを確認
 一・侵犯があった場合、速やかに進路を修正し、管制員に報告の事
 一・離脱時、フェニキアスを視認しない事
   虹の鬣、炎の翼、華やかな尾は操舵手の心を奪う美しさであると言われている
『飛空挺乗りの訓戒』より抜粋



【命】の神獣 ハギュリア
巨大な水銀のような体をもつ不定形の神獣
触れた生物を瞬時に同化させ取り込み捕食することが確認されている
また極めて信憑性に乏しい情報としてはこの神獣は食物摂取のために生物を取りこんでいるわけではなく
自分が触れたことのない情報を手に入れるために様々な動植物に接触して取りこんでいるという記述を記した文献がある
しかしこの文献の著者は後にとある秘密教団の教祖になったという情報のある人物のためこの情報の信憑性は極めて低いと考えられる

 彼の者は当て所なく彷徨う永遠の流浪者なり
 彼の者は未知なる物と触れ合うことを求める探求者なり
 彼の者は全てを受け入れ共に生くる命の箱舟
 彼の者はこの世に在りし楽園
 我等の最後に帰るべき約束の場所
 約束の時、彼の者と一つとなるために我等は存在する
『とある秘密教団の教義』より 詳細は不明




【華】の神獣 ジオル・アンテ
生ける大樹と呼ばれる神獣。
何本もの木が交じり合うように幹を伸ばし生長していったと思われる巨大な樹木。
主に触手(茎か根か)の先の巨大な口を使い行動する。その口は巨大なドラゴンさえも食すといわれている。
樹木の為活発な行動こそしないとされている。
しかし目撃情報が他地方に分点しているところから、移動はするようである。
植物が何故"神獣"と呼ばれているのかは誰も知らない。

それはたやすく動かずされど世界を誰よりも知るモノ
年老いたエントは言う「私が幼い苗木の頃からあれはそこにあり、そして今も変わらずそこに居る」
それはその場所に根をおろしながらも遥か世界の果ての風のざわめきを聞くモノ
『植物学者の走り書きメモ』より 
(初出:09/04/05 魔法学園108-5~6)



【海】のカイオウ
その姿はエビ・カニ・タコが合わさったような姿をしており、その背には頑強な造りをした砦や古代の戦艦などがヤドカリの貝のように背負われている
ジパング・ジン沿岸部をテリトリーとしているらしく、その周辺での目撃例が多い
しかし、シュバ周辺での目撃例もあることから実際のテリトリーがどうなっているかは不明
数十年周期で背中に背負っているものを交換する習性があり、背負っている構造体を手に入れた場所へ上陸するとまず背負っている構造体を返却
その後にその周辺でもっとも頑丈そうな構造体を見つけてはそれをもぎ取って海へと帰っていく
迷惑な神獣であるが、返却された構造体には様々な攻撃に対して強力な防御力を発揮するカイオウの祝福のようなものが掛けられているらしい





関連項目
十二神獣譚


初出:魔法学園76-5
関連:76-6 77-6 77-7 79-5 79-6

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年02月23日 21:54